琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。
琵琶湖の湖底から
(2017/01)
17/01/31
■琵琶湖“深呼吸”、全層循環を確認 過去10年で2番目の早さ(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170131000161
滋賀県は31日、琵琶湖の表層と湖底の水が混ざり合う「全層循環」を1月26日に確認したと発表した。酸素が深い湖底まで供給される重要な現象で、「琵琶湖の深呼吸」とも呼ばれる。過去10年で2番目に早い確認となった。
琵琶湖北湖では、例年春から秋にかけて湖底の溶存酸素濃度は低下していく。全層循環は、酸素を多く含んだ表層の水が冬の寒さで冷やされて底へ沈み込み、湖底付近の酸素濃度が表層とほぼ同じになることをいう。湖底付近に暮らす生き物にとって欠かせない現象とされる。
県は1979年から高島市今津浜沖の水深90メートルの地点で溶存酸素の調査を行っている。26日にはそれまでの1リットル当たり3〜4ミリグラムだった酸素濃度が10・1ミリグラムまで上昇したという。
全層循環は例年1月から3月に発生し、2007年以降で1月に発生したのは11年(24日)と13年(29日)の2回だけだった。県は、昨年から水温が高く湖水が混ざりやすい状況だったことに加え、今冬の雪や低気温の影響で全循環が早まったとみている。
県は「早い時期の全循環は、それだけ長く湖底に酸素が供給されるので望ましいことだ」としている。
■東京と関東3県、九州2県で花粉シーズン入り(YomiuriOnLine)http://www.yomiuri.co.jp/national/20170131-OYT1T50073.html
気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)は31日、東京都と神奈川、千葉、茨城、大分、宮崎の各県で花粉シーズンに入ったと発表した。
東京都は昨年より11日早いという。
シーズン入りは、スギ花粉に敏感な人に症状が出る花粉飛散量を観測した日で判断する。今年は1月30日に観測された。
同社によると、今年予想されるスギとヒノキの花粉飛散量は平年の1・2倍で、昨年の4・4倍。関東での花粉のピークは、スギが3月上〜中旬、ヒノキが3月終わり〜4月上旬の見通し。
■冬と春 くっきり(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170130-OYTNT50208.html?from=ycont_top_txt
守山市の第1なぎさ公園で、早咲きの菜の花「カンザキハナナ」が咲き誇り、琵琶湖の対岸で雪化粧した比良山系との鮮やかなコントラストを見せている。
湖岸にある約4000平方メートルで、約1万2000本が咲く光景は、黄色のカーペットを広げたよう。
同市観光物産協会によると、見頃は2月末頃までといい、兵庫県丹波市から訪れた田中悦子さん(65)は「風はまだ冷たいけれど、たくさんの花を見ていると温かい気持ちになる。春の訪れを感じられました」と笑顔を見せた。
17/01/30
■観光船・直政 湖上で「井伊の赤備え」 3月就航 彦根(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170130/ddl/k25/040/307000c
NHK大河ドラマで、後に彦根藩主となる井伊家に焦点を当てた「おんな城主直虎」が今月始まったのに合わせ、近江トラベル(本社・彦根市)が3月1日から、初代彦根藩主の名を冠した「びわ湖観光赤備え船『直政』」を就航させる。
従来の観光船「第5わかあゆ」(62トン、定員160人、全長22メートル)を改装した。外装、内装とも「井伊の赤備え」と恐れられた彦根藩士の朱色の甲冑(かっちゅう)にちなんで朱色に統一。操舵室の外側や船尾近くには、金色で井伊家の家紋や「直政」の文字を入れている。
船名は彦根市で3月18日から開催される「彦根城築城410年祭」にも合わせて社内で募集し決定したという。運航は毎日、彦根港−竹生島で2便、彦根港−多景島で1便を予定している。【西村浩一】
■実を結び始めた厳寒の中のヨシ刈り(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022947
=西の湖畔=
◇近江八幡
びわ湖の水環境保全に大きな役割を担っているヨシ原を守る「ヨシ刈り」の作業が、西の湖畔で始まった。
冬の風物詩として知られるヨシ刈りは、成長後、乾燥したヨシを刈り取って、人々の生活文化に役立てるとともに成育地のヨシ原を焼き払うことで、春の芽吹きを促すことにつなげる大切な作業。近年は、環境保全団体の呼びかけで一般の人々が参加して取り組まれている。
21日には近江八幡市の市民自然観察会が西の湖園地で行った。今年で9年目を迎え、雑草地のようだったヨシ原は、昔の原風景が蘇り、時代劇のロケ地に利用されるようになった。こうした地道な活動は、自然保全以外の分野でも実を結び始めている。
17/01/29
■琵琶湖保全計画に漁師不満 滋賀県漁連「魚の目線を」(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170129000012
滋賀県が策定を進める琵琶湖保全再生法に基づく施策計画に、琵琶湖の漁業者が不満を募らせている。漁獲量が激減するなか、漁業者がその一因と指摘する下水処理水や農業集落排水の検証が記されていないからだ。県漁業協同組合連合会は「計画に文言が入らないと何の対策もなされない。琵琶湖漁業は危機的状況になる」として意見書をこのほど県に提出した。
県は2015年の同法施行を受け、今後4年間の具体的な施策計画を定めることにしている。昨年12月に原案を取りまとめており、本年度中に決定する。
琵琶湖の漁獲量は1950年代後半には1万トン近くあったが、近年は2千トンを割り込み、14年は998トンまで落ち込んでいる。県漁連は漁獲が減った原因として、塩素が残った下水処理水や農業濁水が琵琶湖に直接流され、生物の成育環境を悪化させている可能性を指摘。処理水を直接流さず、いったんためてから農業用や工業用に使う方法を申し入れてきた。
だが、施策計画の原案では、汚水処理システムの見直しや漁業への影響調査は盛り込まれなかった。漁業関係者は「従来の琵琶湖総合保全整備計画(マザーレイク21計画)とほぼ同じで、これが続くと琵琶湖の魚はさらに減る」と不安の声をあげる。
県漁連はこれらの意見を、パブリックコメントとして県に提出した。県漁連の鳥塚五十三代表理事会長は「産卵に影響がある琵琶湖の水位操作についても触れられていない。計画では魚を取り戻すことも大事なはず。国や県には、もっと魚の目線で対策を考えてほしい」と訴えている。
17/01/28
■ハクチョウ捕獲に氷の壁 鳥インフル感染予防へ彦根城、再チャレンジ(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170128/rgn1701280023-n1.html
草津市内で発見された野鳥オオバンの死骸(しがい)から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、城内の堀でハクチョウとコクチョウを飼育している彦根城(彦根市)で27日、捕獲作戦が行われた。
同市は、ハクチョウ4羽とコクチョウ3羽を捕獲し、隔離場所へ移動することを計画。周辺の堀端と氷が張らなかった外堀でハクチョウ2羽、コクチョウ1羽の捕獲に成功したものの、水面に氷が張った内堀では、氷上を歩いて逃げるハクチョウに大苦戦。
氷は厚さが数センチあり、ボートに乗った作業員がオールなどで氷を割って近づき、ネットの中に追い込もうとしたが、ハクチョウの“逃げ足”にはついていけず、失敗に終わった。
彦根城管理事務所の山田静男所長は「氷上の捕獲は初めて。30日には氷が解けるはずで、再び行いたい」と話している。また同市は、雪の重みで倒壊した小屋の下敷きになり、コクチョウ1羽が死んでいるのを発見したと発表した。
■鳥インフル防止 白鳥など保護 彦根城(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170127-OYTNT50208.html
草津市で見つかった野鳥の死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたことを受け、彦根市は27日、彦根城の堀で飼育している白鳥と黒鳥計6羽を感染防止のため保護した。
県は20日付で、公園などで飼育している鳥類に関し、放し飼い展示の原則中止、野鳥と接触の可能性が低い施設へ収容するよう市町に要請している。
この日は職員約10人が、白鳥と黒鳥を餌でおびき寄せたり網で追い込んだりして捕獲し、作業所の仮設テントに収容。テントは4区画に仕切られており、ストレスを軽減するため鳥の相性を考慮してグループに分け、当面保護する。
■鳥インフル対策で彦根城の6羽を隔離(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK1W2RGBK1WPTJB004.html
大野宏
草津市内で野鳥の死骸から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、彦根市は27日、彦根城の堀で飼っているコブハクチョウ4羽とコクチョウ2羽の計6羽を、感染を防ぐために捕まえ、隔離した。
6羽は中堀と内堀で、野鳥と一緒に過ごしていた。現時点で感染は確認されていない。県から放し飼い展示を原則中止し、野鳥と接触を避けて収容するよう通知があったため、この日朝から彦根城管理事務所の職員が捕獲して回った。事務所の作業所に張ったテントに隔離し、安全が確認できれば再び放し飼いにする。
彦根城のコクチョウは、幕末の彦根藩主で大老の井伊直弼が、元水戸藩士に桜田門外の変で討たれた遺恨を乗り越えようと、親善都市になった水戸市から記念に贈られたもの。水戸市によると、彦根から水戸に贈られたコブハクチョウは昨年末、鳥インフルエンザで30羽が死んだが、現在はほぼ収まり、全滅は免れたという。(大野宏)
17/01/27
■彦根城のコハクチョウを隔離 滋賀で鳥インフル対策(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170127000155
滋賀県彦根市は27日、高病原性鳥インフルエンザ対策として、彦根城内の堀で飼育しているコハクチョウ2羽とコクチョウ2羽を捕獲して隔離した。また、コクチョウ3羽のうち1羽が雪のために小屋がつぶれ、死んでいたことが同日分かった。
草津市内で死んでいるのが発見された野鳥から鳥インフルエンザウイルスが検知されたことを受け、放し飼い展示を原則中止するとした県からの通知に従った。隔離期間は2月下旬まで。
職員が餌で鳥を呼び寄せたところを首をつかんだり、網で追い込み大きなたもで捕らえたりした。堀が結氷して舟が使えないため、残りのコハクチョウ2羽は28日以降に捕獲する予定。捕まえた4羽は、城内の作業所の敷地にテントを張り、横幕などで野鳥が入れないように完全に隔離して飼育する。
市によると、彦根城のハクチョウは日本白鳥の会から1961年につがいが贈られ、コクチョウは親善都市の水戸市から80年に贈られたのが始まり。世代交代などで現在に至っている。
■鳥インフルで県南部 環境省が緊急調査チーム(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022917
=25日から3日間=
◇県
草津市で回収された野鳥死がいから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたのを受け、環境省は二十五日から三日間にわたって、緊急調査チームを県南部に派遣した。
県は、野鳥死がいから遺伝子検査で鳥インフルエンザの陽性反応(二十日に高病原性確定)を確認した十日から、回収地点から十キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、監視の徹底を続けている。
環境省の緊急調査では、野鳥などの調査を専門とする一般財団法人自然環境研究センターの専門家二人に、同省と県、地元市の職員が同行し、十キロ圏内の十数か所で、目視により野鳥の生息状況や異常個体の有無を確認するほか、現地指導も行う。死がいを発見した場合、迅速に回収し、悪影響の低減を図る。
なお、一月二十四日までの県の監視では、野鳥の大量死は確認されていない。
17/01/26
■世界の古代湖と比較研究を深化 琵琶博、マケドニア研と協定(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170126000128
滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)は26日、マケドニアにある世界有数の古代湖・オフリド湖を研究するオフリド水生生物研究所と協力協定を結んだと発表した。海外の研究施設との協定締結は5カ所目で、同博物館は「他の古代湖との比較研究を通じ、約400万年の歴史を持つ琵琶湖の価値の再評価につなげたい」としている。
オフリド湖は400〜500万年の歴史があるともいわれ、マスなど多くの固有種が生息する。面積は琵琶湖の約半分の358平方キロメートル、最大水深は約3倍の288メートル。透明度が高く、湖畔のオフリド市街とともに国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されている。
17日に篠原徹館長が同研究所を訪れ、エリザベータ・サラフィロスカ所長と協定書に調印した。今後は研究者の相互派遣や共同研究、シンポジウムの開催などで連携していく。同博物館は2020年度まで3期に分けてリニューアルを進めており、「常設展示にも生かしていければ」と話す。
■鳥インフル 国が緊急調査(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170125-OYTNT50133.html
◇大津など監視重点区域で
草津市の民家の庭で野鳥のオオバン(クイナ科)1羽の死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5N6亜型」が検出された問題で、環境省の緊急調査チームが25日、周辺10キロ圏で指定された野鳥監視重点区域で調査を開始した。
同省の委託で野生生物を調査する「自然環境研究センター」(東京都)の研究員2人。この日は同省や県の職員が大津市での調査に同行した。
27日まで湖岸など十数地点で、野鳥の大量死や異常行動がないか確認する。
関係者は「鳥の死骸を見つけたら県や市町に通報してほしい」と呼びかけている。
■鳥インフルエンザ 琵琶湖岸などで調査 環境省チーム(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170126/ddl/k25/040/547000c
草津市の民家の庭で見つかったオオバンの死骸から遺伝子検査により高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたことを受け、環境省の野鳥緊急調査チームが25日、県内での調査を始めた。27日まで水鳥を中心に野鳥が多い地域で行う。
25日は発見場所から琵琶湖を挟んで約10キロの大津市内の琵琶湖岸などを調査。環境省の職員らが望遠鏡などを使い、異常な行動をしている鳥がいないかなどを調べていた。【衛藤達生】
■「琵琶湖周航」100年、数々の企画で盛り上げ 協議会が初会合(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170126000072
滋賀県民に歌い継がれる琵琶湖周航の歌誕生100年の節目を盛り上げようと、県や県内市町、住民グループなどが「100周年記念促進協議会」をつくり、25日、大津市の県庁で初会合を開いた。6月24日に高島市で予定している記念式典を核に、各団体が年間を通して歌や琵琶湖の魅力を紹介するイベントを展開していくことを確認した。
記念式典は県と高島市の共催で、同市今津町を主会場に開催を予定している。周航の歌に込められた琵琶湖の風景や暮らしを解説する講演のほか、琵琶湖で楽しむスポーツの魅力の紹介などを計画している。翌25日には、今年で21回目を迎える「『琵琶湖周航の歌』音楽祭合唱コンクール」が高島市民会館で開かれる。
この日の協議会には、県や10市町、県内の観光関係団体、住民グループなどから約40人が参加。記念式典の説明のほか、6月30日に大津市のびわ湖ホールで「びわ湖音楽祭」の開催を計画している同祭実行委員会がその企画内容を紹介した。京都大ボート部のOB会は周航の歌と同じ航路をたどる企画を披露するなど、所属団体がそれぞれのプランや歌の魅力を県内外に発信するアイデアを出し合った。最後に全員で周航の歌を歌い、各事業の成功を願った。
琵琶湖周航の歌は、1917(大正6)年6月28日に旧制第三高水上部(現・京都大ボート部)が琵琶湖周航中に高島市今津町の宿で歌ったのが始まりとされている。
■東近江地域に大雪警報 2週連続の大寒波(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022913
=一斉臨時休校・休園も=
◇東近江
日本列島に二週連続で寒波が襲い、二十三日夜には東近江地域の東近江市、近江八幡市、日野町、竜王町にも大雪警報が発令された。
大雪を予想した東近江市と近江八幡市の教育委員会では二十三日夕方、大雪への対応や、子どもたちの安全確保のため、二十四日の市内一斉臨時休校・休園を決めた。
二十三日朝から降り始めた雪は東近江市内市街地でも三〇センチメートルほど積もり、翌二十四日朝までに積雪は五〇センチメートルほどになり、駐車場に停めた車がすっぽりと雪の布団を被ったようになり、住民や従業員らが朝早くから雪かきに汗を流した。
二十四日の通勤時間帯の道路は圧雪状態で、所々アイスバーンや凸凹の轍ができ、注意してスピードを落として走行していても、ハンドルを取られてスリップする状態が続き、大型車両などが道路脇に脱輪して立ち往生したり、乗用車同士の接触事故が多数発生して、道をふさぐなどした。
また、道路際に伸びた竹が雪の重さで道路上に倒れ込んで『柳に雪折れなし』状態でトンネルを作り、コンテナトラックなどが反対側車線にハンドルを切りながら走行して、危険を回避していた。
■歌い継ぐ…次代へ情報発信 記念促進協議会を設立 滋賀(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170126/rgn1701260023-n1.html
「われは湖(うみ)の子…」の歌い出しで知られる「琵琶湖周航の歌」が誕生し今年で百年を迎えるのに合わせ、県や市町、民間団体などの関係者らが25日、「琵琶湖周航の歌100周年記念促進協議会」を設立した。各団体が行う事業の情報を共有し、県内外に一元的に発信していくことで、歌の盛り上がりの機運を高め、県内外からの誘客にも結びつける狙い。この日は県庁で初会合が行われ、歌のPRに向けた活発な意見交換が行われた。
周航の歌は、旧制第三高等学校(現・京大)ボート部の小口太郎氏が、琵琶湖周航中の大正6年6月に詩を発表し、クルー仲間が当時学生の間で流行していた「ひつじぐさ」(吉田千秋氏作曲)のメロディーにのせて歌ったのが始まり。
今年は歌の誕生から百年を迎えることから、県が高島市などと連携し、6月に記念式典を開催する予定。さらに、京大ボート部OB「濃青会」メンバーが小口氏らが周航したとされるコースをたどる「なぞり周航」や、周航の歌がヒットソングとなった歌手の加藤登紀子さんらによる「びわ湖音楽祭」など、民間レベルでもさまざまな関連イベントが計画されている。
この日の協議会には県や市町、歌にゆかりのある民間団体計25団体が出席。県文化振興課の野瀬千晴課長補佐は、予定されている関連イベントの情報を掲載した総合パンフレットの配布を検討していることを明かし、「力を合わせればよりよいものができる。みなさんの知恵やネットワークをお借りできればと思う」と呼びかけた。
また、滋賀県を拠点に活動する音楽ユニット「〜Lefa〜」のボーカルの北川陽大さんは県外でも大型商業施設などで歌のPRイベントを開催することを提案。「周航の歌の発信力を起爆剤に、滋賀県のイメージアップにつなげるべきだ」と述べた。
このほか、歌の記念切手や歌を盛り上げるための条例を作るなどの意見が寄せられ、最後は出席者全員で肩を組んで周航の歌を合唱した。
同協議会は今後数回開かれ、各団体が連携して歌の一体的な情報発信を目指す方針。
■40団体で促進協議会 琵琶湖周航の歌100年(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170126/CK2017012602000024.html
「琵琶湖周航の歌」の誕生後100年を記念した促進協議会が25日、県内約40団体で設立した。歌詞中で「うみ」と呼ばれる琵琶湖の愛唱歌が歌い継がれるよう盛り上げるとともに、県内外に発信して誘客につなげる。
会の名は「琵琶湖周航の歌100周年記念促進協議会」で、県や市町、各地域の観光協会、びわ湖音楽祭実行委員会、京都大ボート部OBでつくる濃青会などで構成する。今後、情報共有を進め、連携して発信していく。
県庁であった初会合では、会長を置かず、県観光交流局が事務局を担当することを確認。県側は、各種団体が今後実施するイベントを網羅したパンフレットを今夏ごろをめどに作る考えを示した。
最後は、出席者約30人が肩を組み、音楽グループ「〜Lefa〜(リーファ)」の北川陽大さん(38)=長浜市出身=とともに「琵琶湖周航の歌」を合唱。恥ずかしがる人もいたが、楽しそうにのびのびと歌っていた。
周航の歌は1917年、旧制第三高校(現京都大)のボート部が、当時流行していた「ひつじぐさ」の旋律に乗せて歌ったのが始まり。周航途上、旧今津町(現高島市今津町)で生まれたという。(成田嵩憲)
■琵琶湖周航の歌100周年 統一パンフを作成へ(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK1T439YK1TPTJB007.html
佐藤常敬
6月に琵琶湖周航の歌が誕生から100周年を迎えるのを前に、県や高島市、民間の関係者が集まり25日、「琵琶湖周航の歌100周年記念促進協議会」を設立した。県が中心となり各団体の記念事業などの情報を共有し、統一パンフレットやホームページを作るなどして情報発信していくという。
協議会には、歌詞にうたわれる風景がある高島や大津、長浜などの関係市、京都大ボート部濃青会(OB会)、琵琶湖汽船などの民間会社など計25団体が参加。県によると、コンサートや歌碑などを巡るバスツアーなど、100周年を記念した事業が少なくとも20ある。各機関が個々に準備を進めて情報が共有できず、類似の行事が重なるなどの課題があった。6月24日に高島市内で開催予定の県の記念式典についても協議会の団体と連携して企画を練るという。(佐藤常敬)
17/01/25
■冬色トンネル、幻想的 滋賀・高島(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170125000152
滋賀県北部での雪が続き、高島市マキノ町のメタセコイア並木も雪化粧をまとった。幻想的な風景を目にしようと、雪が小降りになった25日も、多くの観光客が並木道を訪れた。
約500本が植えられたメタセコイア並木は、四季折々の姿が楽しめる観光スポットになっている。今週に入って木の根元には1メートルほど積雪し、枝の上にも雪をいただいた。
この日は午前中から時折晴れ間がのぞき、風が吹くと枝から落ちる雪が降り注いだ。真っ白な雪と茶色の木が調和する光景に、訪れた人たちがカメラを向けていた。
マキノ駅観光案内所によると、乾いた雪が降って風がない日には、枝や幹が雪で覆われる「雪の花」が見られるという。
■レギュラーガソリンが7週連続で値上がり 131円台に、1年2カ月ぶり高値(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/170125/ecn1701250020-n1.html
経済産業省資源エネルギー庁が25日公表した23日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、16日の前回調査より20銭高い131円10銭だった。値上がりは7週連続で、約1年2カ月ぶりの高値水準となった。
原油調達コストの小売価格への転嫁が進んだ。直近の原油価格は小幅な値動きが続いており、大手石油元売り4社は来週分の卸価格について据え置きや値下げを決めている。調査した石油情報センターは「来週の小売価格は小幅な値下げになる」としている。
地域別では、24道府県で価格が上昇した。上げ幅は滋賀が2円40銭と最も大きく、1円90銭の大阪、1円40銭の大分が続いた。値下がりは11県で、下げ幅は徳島の80銭が最大。東京など12都県は横ばいだった。
ハイオクは前回調査より20銭高い141円90銭、軽油も30銭値上がりし110円50銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり6円高い1405円となった。
■レギュラーガソリン、前週比0.2円高の131.1円…1年2か月ぶりの高値(Responce)http://response.jp/article/2017/01/25/289160.html
資源エネルギー庁が1月25日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、1月23日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から0.2円値上がりし131.1円となった。
レギュラーガソリンは原油価格の上昇もあり、昨年12月より値上がりが続いている。レギュラーガソリンお価格が131円を超えたのは、2015年11月16日以来、1年2か月ぶり。
地域別では、北海道で1.1円、近畿で0.9円、中国と九州・沖縄で0.3円、関東で0.1円値上がり。中部と四国では0.1円値下がり。東北は前週と同価格だった。
ハイオクガソリンは0.2高の141.9円、軽油は0.3高の110.5円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、1月25日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は122.4円/リットル(前々週比+0.3円)、ハイオクは133.1円/リットル(−0.2円)、軽油は98.7円/リットル(−1.2円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■支局長からの手紙 プチ琵琶湖周航(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170125/ddl/k25/070/538000c
今月初め、長浜盆梅展の開催時期に合わせて琵琶湖汽船などが大津−長浜間で運航している「雪見船クルーズ」に試乗しました。びわ湖大津プリンスホテル近くのにおの浜観光港から大津港(浜大津)、おごと温泉港に立ち寄り長浜港へ向かう「琵琶湖縦走コース」です。
今年は「琵琶湖周航の歌」ができて100年の節目。旧制三高水上部(京都大ボート部の前身)の小口太郎が1917年6月28日、周航中の今津の宿舎で「こんな歌をつくった」とクルーに見せ、その頃歌われていた「ひつじぐさ」のメロディーに乗せて仲間で歌ったものが三高寮歌として広まったとされています。新年早々、試乗会に参加したのは、そんな琵琶湖周航の雰囲気に少しでも触れることができれば、と考えたからです。有名なのに一度も観覧できていない盆梅展も魅力的でした。
14、15両日の大雪の前でしたので、比良山系がうっすら雪化粧した程度でしたが、湖上の空気は澄んでい...
■産卵ホンモロコ、遊漁者も規制へ 滋賀県など検討(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170125000022
滋賀県や漁業者、遊漁者などでつくる県内水面漁場管理委員会は、資源の回復が見られる琵琶湖の固有魚、ホンモロコの産卵を保護しようと、今春から伊庭内湖(東近江市)と西の湖(近江八幡市)周辺の河川で、初めて一般の遊漁者を含めた捕獲規制を検討している。
ホンモロコはコイ科の淡水魚で、冬は琵琶湖の沖合の深い場所で過ごし、春になると沿岸や西の湖(近江八幡市)、伊庭内湖(東近江市)などで産卵する。古くから食材として親しまれ、特に産卵期の子持ちのメスは美味として珍重されている。
最盛期の漁獲量は年間350トンほどだったが、最近10年ほどは10トン前後で推移。稚魚の放流や漁業者の自主的な禁漁などの取り組みが進み、近年はわずかだが増加に転じている。
県の調査では、伊庭内湖に流入する瓜生川や躰光寺川、西の湖に流入する山本川は産卵期の春に比較的水温が高いことなどから重要な産卵場所となっていて、遊漁者による投網やたも網での捕獲量が増加しているという。この場所で捕獲の影響がなく産卵した場合、琵琶湖全体のホンモロコが10〜20%増加すると試算している。
規制はこの3河川の一部区域を検討していて、期間は産卵期の4〜5月。川に入ることで卵が踏みつぶされるなどの影響を抑えるため、全ての水産動物の捕獲を禁止する。県水産課は「規制は将来もホンモロコを楽しむためにプラスになると考えている。まずは規制案を知ってもらい、意見を寄せてほしい」としている。
規制案は県のホームページhttp://www.pref.shiga.lg.jp/hodo/e‐shinbun/gf0002/20161228.htmlで閲覧できる。意見は電子メールやファクスなどで30日まで受け付ける。問い合わせは水産課TEL077(528)3874。
■北部を中心に大雪、交通大混乱(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170125/CK2017012502000006.html
二十二日夜からの大雪の影響で、二十四日も県内では北部を中心に一メートル前後の積雪を記録。交通や公立学校などにも影響が出た。
県道路課によると、東近江市瓜生津町−日野町大谷の国道307号が、二十三日午後六時半ごろから二十四日午後四時まで通行止めになった。高島市マキノ町在原では、午後七時現在、一五四センチの積雪を記録しているという。
県教委によると、幼稚園四十六園、小学校八十二校、中学校三十三校が休校になった。県立中学・高校は、十四校で始業開始を十五〜七十五分遅らせ、八校で授業時間を短縮するなどした。特別支援学校では、北大津養護学校が休校になったほか、盲学校など七校が一部生徒を家庭学習にした。
高島市は、児童生徒の安全確保のため、二十五日は小学校全十三校と中学校全六校を休校にすると発表した。(浅井弘美、井本拓志)
■大雪 暮らし直撃(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170124-OYTNT50081.html?from=ycont_top_txt
◇余呉96センチ 立ち往生■除雪追いつかず
県内は24日、前日に続いて北部を中心に雪が降り、市民生活や交通機関に影響が広がった。関係機関は引き続き冬用装備の徹底や路面凍結などに注意を呼びかけている。
彦根地方気象台によると午後7時までに、積雪量は長浜市余呉町柳ヶ瀬で96センチ、高島市今津町で82センチ、彦根市で60センチ、米原市で32センチを観測。最低気温も全9地点で0度以下となり、甲賀市信楽町で今季最低の氷点下8・2度を記録したほか、東近江市で同3度、長浜市で同2・8度、大津市中心部で同0・9度となった。
高島、彦根、近江八幡など10市町で公立の小中学校全校が休校し、大津市でも1校が休校した。
交通機関ではJR東海道線で最大80分の遅れが発生。近江鉄道でも八日市―米原駅間を中心に断続的に運転を見合わせた。
名神高速道路では一時40キロ近く、新名神高速道路では一時20キロを超える渋滞が起きた。琵琶湖西岸を走る国道161号でも、高島市と大津市北部の各地で車両が雪に足を取られるなどして立ち往生が発生。朝の通勤ラッシュ時には10キロ近い渋滞となった。
甲賀市信楽町西でスリップして停車していた軽乗用車に乗用車が追突し、付近にいた2人が重軽傷を負うなど、事故も相次いだ。
県北部では除雪してもすぐに雪が積もる状態が続き、住民や観光施設の職員らは終日、除雪作業に追われた。
高島市の道の駅「藤樹の里あどがわ」では関係者が屋根に上って雪下ろし。
彦根市の彦根城でも、管理事務所の職員が、石段になっている山道や天守前広場の除雪に汗を流した。作業中には、「2日連続の大雪でこたえる」とのため息が漏れた。
17/01/24
■辺り一面銀世界 田辺市街地で積雪10センチ(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=328007&p=more
近畿地方の上空約5500メートルに氷点下33度以下の強い寒気が流れ込んだ影響で23、24日、和歌山県の紀南地方各地で雪が降り、田辺市街地でも約10センチの積雪が見られた。屋根や田畑、草むらなどは真っ白になり、交通網が乱れた。
和歌山地方気象台によると、県南部の24日の最低気温は、西川(古座川町)が今季最低の氷点下4・2度となったのをはじめ、龍神(田辺市)氷点下3・4度、栗栖川(田辺市)氷点下2・2度と各地で氷点下が相次いだ。新宮も氷点下1・6度で今季最低を記録した。
気象台は、25日正午までの24時間降雪は、多い所で山間地10センチ、平野部3センチと予想している。今後も冬型の気圧配置が続き、24日午後9時ごろまで雪が降る可能性があるという。25日は冬型の気圧配置は緩み、次第に高気圧に覆われ、おおむね晴れるとみているが、路面凍結による交通障害などに警戒を呼び掛けている。
■”おいしくない”病院食が地元食材で「おいしい」64%に 滋賀県の病院で取り組み広がる(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/170124/wst1701240037-n1.html
滋賀県内の病院で、入院患者らに提供する食事に地元食材を積極的に使う取り組みが進んでいる。患者らが慣れ親しんだ食材を使うことで食欲を増進させる狙いがある一方、生産者側にとっては安心安全を強く打ち出した県産食材の消費拡大につながるというメリットもある。目指すは、病院よし、生産者よし、地域よしの「三方よし」。県は病院など医療福祉関係者と生産者の交流会を開いたりして、取り組みを加速させる方針。
冷凍食品から新鮮な地元食材に
彦根市立病院(同市八坂町)では長らく食事に冷凍食品が多く使われ、患者からは「おいしくない」という声も上がっていたことから、平成24年度に新鮮な地元の食材を使ったメニューに切り替え。徐々に評価が上がり、27年度に患者を対象に行ったアンケートで、64%が「おいしい」と回答した。
同年度に開かれた農林水産省の地産地消給食等メニューコンテストでは、最優秀賞にあたる農林水産大臣賞を受賞。現在3〜5割程度が県産食材を使用しているといい、地元産のコメや野菜のほか、ビワマスのパン粉焼きや近江牛の冷しゃぶなど病院食とは思えないほど豪華なラインアップだ。
同病院の小野由美栄養科長は「『安心安全』であるということはもちろん、おいしい食事でしっかり栄養をとってもらうことが患者の治療にプラスになる」と話す。
守山産のメロン、比叡ゆば、赤こんにゃく
滋賀医科大付属病院(大津市瀬田月輪町)でも、20年から1〜2月に一度、「地産地消」の日を設け、守山産のメロンや比叡ゆば、赤こんにゃくなど県産の食材を使ったメニューを提供している。
同病院栄養治療部の中西直子副部長は「食べ慣れた郷土の食材を使った料理は懐かしく、心が安らぐ。入院生活は何かと制約が多く、その中でも少しでも楽しみ、ひいては食欲の増進につながってほしい」と力を込める。
一方で、生産者側も「安心安全」を武器に、県産食材を病院など医療福祉施設に積極的に売り込む。
甲賀市の農業生産法人「オカムラ農産」は、農薬や化学肥料の使用量を通常の半分以下に減らした「環境こだわり米」をいちはやく申請し、病院や福祉施設などに提供。愛荘町の農業グループ「あいしょうアグリ」は、食品アレルギーに対応した菓子などの製品作りにも取り組む。
「病院よし」「生産者よし」「地域よし」の三方よし
県は昨年12月、こうした病院など医療福祉関係者と生産者らの交流会を開催。さらに来年度は、県内の福祉施設の栄養士らの集会などで県産食材の魅力をPRすることも検討している。
県食のブランド推進課の担当者は「少子高齢化に伴い、今後医療福祉関係の需要はますます増えてくる。地元産食材を使ってもらうことで、農業の生産振興につなげていきたい」と話している。
■大雪 県内、雪ですっぽり 9市町で警報 余呉92センチ、高島78センチ、彦根34センチ(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170124/ddl/k25/040/520000c
県内は23日、広い範囲で大雪になった。湖西の国道161号が約10キロにわたり終日渋滞になるなど、主要道路で事故や通行止め、渋滞が多発し交通が乱れた。彦根地方気象台は9市町に大雪警報を発令。強い冬型の気圧配置が24日夕方まで続くと見込み、引き続き警戒を呼び掛けている。【大原一城、森野俊、北出昭】
警報が出たのは高島▽長浜▽米原▽彦根▽愛荘▽豊郷▽甲良▽多賀の各市町と大津市北部。23日午後5時までの24時間降雪量は▽長浜市余呉町柳ケ瀬46センチ▽高島市今津68センチ▽米原市23センチ▽彦根市34センチ。午後5時時点の積雪は▽長浜市余呉町柳ケ瀬92センチ▽高島市今津78センチ▽米原市25センチ▽彦根市34センチなどだった。今後も24日午後6時までの24時間で、最大で県北部で平地50センチ・山地60センチ、県南部では平地10センチ・山地40センチの降雪が予想されている。
国土交通省滋賀国道事務所によると、国道161号志賀バイパスの大津市荒川−大津市北小松間を中心に約1...
■大学食堂に「琵琶湖産ヒウオ」登場 滋賀県外出身学生にPR(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170124000031
滋賀県大津市瀬田大江町の龍谷大瀬田キャンパスのレストランで23日、琵琶湖産のヒウオを使った期間限定メニューの提供が始まった。他府県出身の学生に湖魚をアピールする目的だ。27日まで。
ヒウオは12〜3月に水揚げされるアユの稚魚。大きさは3〜6センチほどで、釜揚げなどにして食べられる。
メニューは「琵琶湖八珍 氷魚(ひうお)のかき揚げうどん(そば)」。ヒウオにタマネギやニンジンなどを加え、ボリューム感あるかき揚げに仕上げた。同大学のRECレストランで、1日限定20食提供される。
和歌山県出身の2年上田康司さん(20)は「湖魚を食べるのは初めて。稚魚の歯ごたえがいいアクセントでおいしい」とほおばっていた。
龍谷大に企画を提案した県琵琶湖保全再生課は「琵琶湖に漁師がいることに驚く学生も多い。別の湖魚を使ったメニューを出してもらえるよう、今後も連携していきたい」としている。
615円。営業時間は午前11時〜午後2時。学生以外も食べられる。
■純白のトンネルくぐって 高島、メタセコイア並木(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170124/CK2017012402000005.html
県内各地で大雪となった二十三日、高島市マキノ町のメタセコイア並木も雪化粧し、県道二・四キロにわたって幻想的な白いトンネルが広がった。
大雪のため、近くの農業公園マキノピックランドは午後から臨時休業。膝上まで積もった雪の中、カメラを手に写真を撮る人や、車を走らせながら景色を眺める人の姿が見られた。
彦根市から夜勤明けで訪れた看護師の中川範子さん(24)は「こんなに降るとは思わなかったので驚いた。雪で靴がぬれて寒いけど、良い写真が撮れて良かった」と満足そうだった。(中村千春)
■県北部中心に大雪 彦根34センチ、米原25センチ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170124/CK2017012402000004.html
強い寒気の影響で県内は二十三日、県北部を中心に大雪となった。
彦根地方気象台によると、午後五時現在の積雪は、長浜市余呉町柳ケ瀬九二センチ、高島市今津七八センチ、彦根市三四センチ、米原市朝日二五センチ。
この日は、気象台の観測地点のある県内九カ所のうち、八カ所で氷点下を観測した。彦根市の最低気温は氷点下一・一度だった。二十四日夕方まで大雪が見込まれ、気象台は警戒を呼び掛けている。
◆9市町の小中、24日休校
県教委によると、大雪の影響で、県内の小中学校や高校などの一部が、授業の開始時間を遅らせたり、終了時間を早めたりした。
二十三日午後六時現在、彦根、近江八幡、高島、東近江、日野、竜王、愛荘、豊郷、甲良の九市町の全小中学校が、二十四日の休校を決めた。
■氷魚かき揚げ 学食に(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170123-OYTNT50097.html
◇龍谷大、1日20食
龍谷大瀬田キャンパス(大津市)で23日、琵琶湖の冬の味覚として知られるアユの稚魚「氷魚」を使った「かき揚げうどん」が登場した。1日20食限定で27日まで、市民らも利用できる「RECレストラン」で味わえる。
県内外から通う学生らに、湖魚を食べる文化に親しんでもらうのが目的。大学生協の職員が、なじみが薄い若者も食べやすいようにと、琵琶湖で12〜3月頃に水揚げされる体長3〜6センチの氷魚を、かき揚げに調理した。
初めて食べたという静岡県出身の2年・村井皓紀さん(20)は「魚は小さいが、ほんのり甘い。また食べてみたい」と笑顔で話していた。
かき揚げと稲荷ずし、うどん(そば)で、税込み615円。レストランの営業は午前11時〜午後2時。
■県内でも北部中心に大雪(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK1R5DCSK1RPTJB00X.html
佐藤常敬、杉浦奈実、山下寛久
県内では23日未明から北部を中心に大雪となり、南部の平地でも雪が降った。交通機関が乱れたほか、学校が始業や終業時間を変更し、29日投開票の高島市長選の候補者が選挙活動を自粛して対応するなど、各地で影響が見られた。
高島市のJR湖西線近江高島駅では23日午前7時20分ごろ、近江今津発京都行きの普通電車(8両編成)が停止位置を約50メートル過ぎて止まった。電車は停止位置まで戻り、4分遅れで発車した。JR西日本は雪の影響が考えられるとしている。午後には近江今津駅のホームの屋根に雪が積もり、一時運転を見合わせたほか、琵琶湖線などにも遅れが出た。
県教育委員会によると、公共交通機関の乱れで1幼稚園、3小学校、1中学校と12高校が10分〜1時間15分始業時間を繰り下げたほか、帰宅時の安全確保のため、11幼稚園、63小学校、23中学校と7高校が20分〜2時間35分、終業時間を繰り上げた。特別支援学校では、通学困難などを理由に5校が一部を家庭学習にしたほか、1校が始業時間を繰り下げ、2校が終業時間を繰り上げた。
29日に市長選と市議選の投開...
17/01/23
■高島や長浜で積雪1m超 大雪の滋賀県、交通網乱れ大渋滞(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170123000173
滋賀県は23日、強い冬型の気圧配置に覆われ、県北中部を中心に大雪となった。高島市や米原市の山間部では積雪量が1メートルに達し、幹線道路では渋滞が続いた。彦根地方気象台は県北部に大雪警報を発令、24日夕まで警戒を呼び掛けている。
同気象台や県によると、23日午後8時現在の積雪量は、高島市朽木中牧で134センチ、米原市甲津原104センチ、長浜市余呉町柳ケ瀬93センチを記録。市街地でも高島市今津町で74センチ、東近江市栗見新田町39センチ、彦根市35センチとなった。
大津市と高島市を結ぶ国道161号や湖西道路ではトラックが脱輪するなどして渋滞が発生。滋賀国道事務所は立ち往生した車を移動させた。高島市の国道303号や東近江市の国道421号なども通行止めとなった。彦根地方気象台によると、24日午後6時までに北部は山地で60センチ、平地で50センチ、南部も山地で40センチ、平地で10センチの降雪が予想されるという。
京都は舞鶴で40センチ、列車運休や遅れ相次ぐ
京都府内でも23日朝から北部を中心に降雪が強まった。京都地方気象台によると、午後4時現在の積雪は、舞鶴市で40センチ、南丹市美山町で28センチ、京丹後市峰山町で23センチを記録。24日午後6時までの24時間降雪量は多い所で、京都市以北の山地60センチ、平地5〜40センチ、山城中部・南部5センチを予想し、引き続き路面の凍結などに注意を呼び掛けている。
府北部などでは列車の運休や遅れが相次ぎ、JR西日本福知山支社によると、京都−福知山間や東舞鶴−京都間などで特急は上下18本、普通も上下29本が運転を取りやめた。上下55本が最大1時間40分遅れ、約8千人に影響した。
京都丹後鉄道も午後9時半現在、特急12本など上下計46本が運休(部分運休含む)し、普通が最大約6時間40分遅れ、約2500人に影響した。
府内の小中学校や高校などでは計94校が雪の影響で休校し、18校が早期下校の措置を取った。
■琵琶湖八珍、味わい方伝授 滋賀、提唱者の大沼さんが本出版(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170123000091
琵琶湖の魚を使った料理を紹介した単行本「琵琶湖八珍−湖魚の宴 絶品メニュー」を、県文化財保護協会の大沼芳幸さん(62)=大津市=が出版した。ビワマスやホンモロコなど魚20種、約270メニューの写真と作り方を掲載。魚の特徴や漁法も解説しており、「湖魚料理を楽しむ百科事典的な本になった」と話す。
大沼さんは安土城考古博物館副館長を経て、2015年から保護協会の普及専門員を務める。漁労文化史が専門で、副館長時代の13年に、琵琶湖への意識を高めてもらおうと、代表する魚介8種を「琵琶湖八珍」とし、新たな食ブランドとするよう提案した。
著書では、近江弁ですき焼きや鍋物を指す「ビワマスのジュンジュン」や「ふなずしのなめろう」「ヒウオの釜揚げ」などの作り方や、合わせて飲むおすすめの酒を紹介。ウナギやコイなどを「裏八珍」として取り上げたほか、ブラックバスやブルーギルといった外来魚の料理も載せている。
大沼さんは「琵琶湖の水質や環境を良くするには、その魚を食べることでみんなが当事者になることが必要。本をきっかけに琵琶湖の魚を食べる楽しさを発信したい」と話している。
A5判、196ページ、海青社刊。1980円。県内の主な書店で販売している。
17/01/22
■釣り人気復活への兆し フィッシングショーに3万人(nikkansports.com)http://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1768850.html
22日、国内最大級の釣りイベント「ジャパンフィッシングショー2017」(神奈川・パシフィコ横浜)が閉幕した。3日間の来場者の総数は、3万8635人で、昨年比では101・35%で、2年連続の右肩上がりとなった。
イベント事務局でも「今年は3日間通して、残り1時間になっても入場があった。増加した理由についても分析はしたい」と説明した。この日、静岡・焼津市から車で来場した親子は「やはり昨年と最終日に同じ午前6時に家を出て、開場30分前に到着。違ったのは、昨年はガラガラで楽に入れたのに、今日はすごい長い列になっていた」と話した。
今回、昨年より増加した理由について、会場を訪れた東京湾の船宿の船長は「3日間、晴れたのがよかったし、風も吹いた。船が出られないから船宿もこの会場に何人も来ていた。お客も船に乗れないから来たという人が多いんじゃないかな」と解説した。フィッシングショーにとっては“カミカゼ”となったのか。
バブル崩壊以降、釣り業界はサオを持つ年齢層が下降せず、釣り人口も上昇傾向になかった。それが、昨年12月に発表された「レジャー白書」では、釣り人口は前年の670万人から700万人に伸びて復活への兆しが見え始めていた。
来場者数が、昨年を超えたことには、もう1つの意味があった。昨年は最終日にタレントのローラが来た。釣り好きの有名・著名人に贈られる「クールアングラーズ・アワード」表彰式でローラが来場したのだ。事前に情報公開されたこともあり、正午前から異常なほど来場者数が伸びた。2015年の来場者総数は3万4641人。昨年は3万8121人で、前年比は約1割増。「ローラ効果」と言われ、関係者は反論できなかった。
今年は、目立った有名人が来場したわけではない。2日目に釣り好き俳優哀川翔が来場したが、事前に情報が漏れていないので動員には影響していない。「釣りガール」が増えたのは事実だ。ファミリー層もレジャーで食べられる魚が捕獲できることから釣りに興ずる機会も増えたようにみえる。来年のフィッシングショーは1月19日〜21日に同所で実施される。2018年は4万人に王手をかけられるかもしれない。
■8代目アングラーズアイドルに波木井桃子さん選出(nikkansports.com)http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1768757.html
今年のフィッシング界のアイドルを決定するアングラーズアイドル2017が22日、パシフィコ横浜で20日から開催中のジャパンフィッシングショー2017内で行われ、8代目アングラーズアイドルに、東京都在住の現役OL、波木井(はきい)桃子さん(26)が選ばれた。
波木井さんは福井県福井市出身で、就職を機に5年前に上京、平日はアパレルメーカー「KEEN」で営業事務と経理の仕事をこなしている。「父と母に一番に報告したい。釣りは誰よりも大好きな自信があるので、釣りの楽しさを多くの方にお伝えしていきます。いろんな釣りをしてきて、それをどうしたいかという自分の思いを素直に伝えたことが勝因になったと思います」と喜びを語った。
コンテスト出場は会社も承諾済みで、今後はOLとの二刀流で、釣り番組やイベントなどにも出演していく。「今後は有給休暇とか代休を使って海釣りに行きたいです」と意気込んだ。
書類選考や一般投票などを経て10人が進んだ最終審査では、半年前から準備していた波木井さんが釣りをする様子を収めた動画を流してアピールした。地元福井県では小学校低学年から父親と釣りに出かけていたといい、上京後も神奈川・葉山でアマダイ、茨城・鹿島でワラサ釣りなどを行ってきた。腕前は確かで、相模湾では約30キロのキハダマグロを釣り上げるなど、大物から小物釣りまでオールラウンドにこなせることがアピールポイントにもなった。
ジャパンフィッシングショー実行委員長で、審査員も務めた大村一仁氏は「爽やかで、釣り姿のかっこよさが印象に残りました。また、自己紹介など話し方がわかりやすく釣りへの情熱も伝わってきました」と述べた。
21回目となる同イベントでは、釣りメーカーらがブース出展し、来場した釣り愛好家らに今年の新商品をPRする。釣り初心者にも楽しんでもらえるよう、マス釣りの体験コーナーなども設けられている。昨年は3日間で3万8000人が訪れており、今年も2日目時点では前年超えの来場者数になっているという。
■ワカサギ釣り 桟橋にずらり 余呉湖で最盛期 長浜(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170122/ddl/k25/040/282000c
余呉湖(長浜市余呉町)のワカサギ釣りが最盛期を迎え、桟橋ではずらりと並んだ防寒着姿の人たちが雪の舞う中、釣り糸を垂れている。
湖畔の釣り場「江土桟橋」「川並桟橋」を運営する余呉湖漁業協同組合によると、釣果は例年並みだが、多い人は500〜600匹も釣り上げているという。今シーズンは体長12センチ前後...
■メガソーラー設置は許可制に 大津市素案、近隣トラブル回避へ(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170122000018
大津市は、メガソーラーなど太陽光発電施設の設置を巡る近隣トラブルを避けるため、設置を市内全域で許可制とする規制素案をまとめた。設置を禁止する区域と抑制する区域を指定するほか、着工前に近隣住民への説明を義務付ける。設置を届け出制としている自治体は滋賀県内にもあるが、より強制力のある許可制が導入されれば西日本初となる。
3月末までに成案化し市民意見公募などを経て、新年度の条例化を目指す。
太陽光発電施設は設置に対する法規制がなく、発電用パネルからの反射光や反射熱、景観の悪化など住環境への影響や森林伐採の懸念から、設置業者と住民とがトラブルになるケースが全国的に増えている。県内では草津市が設置を届け出制とする規制を導入している。
素案によると、規制対象は、事業用地面積が500平方メートル以上か、高さ5メートルを超える規模で、地面に設置する施設。屋根や屋上への設置は対象外とする。景観や安全性を考慮し、市内の歴史的風土特別保存地区を「禁止区域」とし、国定公園や風致地区、土砂災害特別警戒区域などを「抑制区域」に指定する。
抑制区域内に設置する場合は、「地域住民との合意形成」を許可要件とする。具体的には、設置業者は近隣住民や自治会に対し事業計画の説明会を開催。意見が出た場合は住民と協議し、その結果を市長に報告する義務を課すことなどを想定している。
その他の区域に設置する場合でも、住民との合意までは求めないが、設置前の説明は義務付ける。
施設の安全性を担保するため、雨水や排水対応、地盤など、都市計画法や建築基準法、宅地造成規制法に準じる措置を求める。景観面ではパネルの色は黒や濃紺などとし、公共空間から見えないよう、樹木などで目隠しするよう義務付ける。違反があれば勧告後に許可取り消しや業者名公表などの措置をとる。市都市計画課は「市内でも事前説明がないなど住民からの苦情がある。法律を補完する範囲で規制していきたい」としている。
■湖魚を楽しんで 琵琶湖八珍などメニュー本刊行(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK1G6SQVK1GPTJB00M.html
杉浦奈実
湖魚食のブランド「琵琶湖八珍」を中心に、琵琶湖の魚料理を紹介する本が刊行された。著者大沼芳幸さん(62)は「湖魚を楽しむための百科事典的な本に仕上がった。食から、たくさんの魚がすめるきれいな湖に、と関心を広げてほしい」と話している。
琵琶湖八珍は、大沼さんが県立安土城考古博物館の副館長だった2013年、館の特別展で湖魚料理の人気投票を経て決まった。ビワマス、コアユ、ニゴロブナ、ホンモロコ、ハス、イサザ、ゴリ(ウロリ)、スジエビの8種。県も15年度からブランド化に取り組んでいる。
本の題名は「琵琶湖八珍―湖魚の宴(うたげ) 絶品メニュー」。八珍のほかにも、琵琶湖に生息するコイやウグイなどを「裏八珍」、ブラックバスなどを「他所(よそ)者の魚」としてそれぞれ紹介。計20種の270メニュー全てに作り方や写真、料理に合うお酒の情報を添えた。
エビ豆などの伝統料理のほか...
17/01/21
■鳥インフルエンザ 県内初の高病原性 びわ湖水鳥観察会を中止(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170121/ddl/k25/040/463000c
環境省と県は20日、草津市の民家の庭で見つかったオオバンの死骸から、遺伝子検査により高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと発表した。県内の鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは初めて。環境省は来週半ばに草津市に野鳥緊急調査チームを派遣し、監視を強化する。【北出昭】
今月3日、草津市の住民が自宅の庭でオオバン1羽が死んでいると市を通じて届けた。県の簡易検査では陰性...
県内では琵琶湖がラムサール条約登録湿地に登録された1993年度から毎年、「世界湿地の日」(2月2日)前後に「びわ湖一斉水鳥観察会」が実施されてきた。今年も草津や大津など5市で予定されていたが、今回の検出で中止になった。県は野鳥の死骸を...
■びわ湖トライアスロン 宮ヶ浜で6月18日(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022877
=2種目5部門で出場者募集 ふるさと納税で申込み可=
◇近江八幡
日本トライアスロン連合(JTU)公認レース「第三回びわ湖トライアスロンin近江八幡」が六月十八日、近江八幡市宮ヶ浜を主会場に開かれる。
2017JTUトライアスロン エイジグループランキング対象および「第二十三回日本トライアスロン選手権」の近畿ブロック選手選考会を兼ねた大会で、出場選手の申込みを受け付けている。
二〇二四年の滋賀国体で同競技の会場誘致を目指す実行委員会(はちまん青年経営者会、県トライアスロン協会、株式会社まっせなどで構成)が主催する。
競技内容は、スタンダードタイプ五一・五キロ(スイム一・五キロ、バイク四〇キロ、ラン一○キロ)とスーパースプリント一二・八七五キロ(スイム三七五メートル、バイク一〇キロ、ラン二・五キロ)の二種目で、一般対象のスタンダードタイプにはエイジ(一八歳以上四〇〇人)、リレー(二〇チーム)と障害者のパラ(二〇人)の三部門を設ける。競技は午前八時から午後一時まで。
距離が短いスーパースプリントは、中・高校生対象で障害者も含むジュニア・パラジュニア(四〇人)とリレー(十チーム)の二部門を設ける。
スタンダードタイプのスイムは、宮ヶ浜前のびわ湖上三角コースを、バイクは大中干拓地内を、ランは琵琶湖岸道路をそれぞれ周回するコースで行う。
今回もパラトライアスロン世界ランキング六位で、JTU強化指定の宇田秀生選手(29)=甲賀市在住=が招待選手として出場する。
今年から先着百人まで実質二千円の参加費で出場できるふるさと納税システムを取り入れた申込み方法を取り入れている。申込みの締切りは、二月二十八日(先着順)。参加資格、参加費等、詳しくは実行委員会事務局(TEL080―1494―4601)またはホームページ。
■外来種のオオバナミズキンバイ、繁殖防げ 遮光シート、ネットで阻止 滋賀(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170121/rgn1701210020-n1.html
県、効果あれば本格導入
強い繁殖力で琵琶湖の生態系に影響を及ぼす外来水生植物「オオバナミズキンバイ」の生育拡大を防ぐため、県は流出防止ネットと光合成を抑制する遮光シートを湖岸など3カ所に設置した。県はこれまでも駆除に取り組んできたが、近年はそれを上回る勢いで広がり、深刻な漁業被害も生じている。効果が確認されれば、来年度以降本格導入を目指す。
設置されたのは、大津市雄琴の山ノ下湾南部▽草津市新浜町の中間水路▽草津市下寺町の津田江内湖−の3カ所で、総延長計約260メートル。オオバナミズキンバイはちぎれた葉からでも芽を出す強い繁殖力を持つ。高さ4メートルほどの流出防止ネットでちぎれた葉などが流れ出るのを防ぐ一方、水面に遮光シートをかぶせることで生育面積の拡大を抑える狙いだ。
県内の企業3社に委託し、昨年12月中旬に設置。今年度の9月補正予算に600万円の事業費が計上されている。風が強く波が高い冬場にシートやネットの耐久性をテストした上で、オオバナミズキンバイの成長が活発になる春から秋にかけて生育抑制の効果を確認する。有効だと分かれば、来年度以降は設置個所を拡大する方針。
琵琶湖のオオバナミズキンバイは、平成21年に赤野井湾(守山市)で初めて確認された。南湖で急速に繁殖し、21年度の生育面積は142平方メートル(12月時点)だったが、27年度末では20万2千平方メートルに拡大。最近では、米原市や高島市の湖岸など北湖での繁殖も確認され、抜本的な駆除が課題となっていた。
県自然環境保全課の担当者は「一度に全部駆除できるのが一番よいが、まずは繁殖が広がるのを防ぐ必要がある。駆除とあわせてやっていくことで効果的な対策を目指したい」と話している。
■死骸触らず連絡を 滋賀初の鳥インフル確定(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170121/CK2017012102000011.html
草津市内で死骸で見つかった野鳥のオオバンが二十日、毒性の強いH5N6亜型の高病原性鳥インフルエンザと確定した。県内で鳥インフルエンザが確定したのは初めて。県の発表や国の情報を基に、注意点などをQ&Aで紹介する。
−鳥インフルエンザはどんな病気?
鳥に感染するA型インフルエンザウイルスをまとめて「鳥インフルエンザウイルス」と呼ぶ。このうち「高病原性鳥インフルエンザ」はニワトリなどの家禽(かきん)が感染したら、その多くが死んでしまうよ。
−人にはうつらないのかな?
人間への感染は国内で確認されていない。海外でも、たくさんの鳥が感染した農場で作業していた人が感染したぐらいだそうだ。感染した鳥と濃密な接触をしなければまず感染の心配はない。鶏肉や鶏卵を食べて感染することもない。
−今回はどこで見つかったの?
草津市内の民家の庭だ。県は「湖岸から五キロの住宅街」とまで公表しているが、詳細は発表していない。「気になった人が近くを出入りして、ウイルスを媒介しないように」と説明しているんだ。
−県の対応は?
遺伝子検査で陽性反応が出た十日から、発見現場から十キロ圏内で鳥が大量に死んでいるなどの感染が疑われる事例がないか調べている。十キロ圏は「野鳥監視重点区域」と言って、草津市の全域と野洲、守山、大津、栗東、湖南市の一部が含まれている。今のところ異常は見つかってないそうだ。県は農家に消毒剤を配っている。
−県内ではどれぐらいの鳥が飼育されているの?
県のまとめでは、百羽以上の農家が五十二カ所の計四十七万六千羽、百羽以下の小規模施設が二百四十二カ所の計三千百羽、学校などが二十一校・園の計五十四羽だよ。発見現場の三キロ圏内には大規模農場はないけれど、農場で感染すると殺処分しなければいけないから、農家は感染対策に慎重を期している。
−県民が気を付けることは?
死んだ野鳥を見つけたら触らず、市町や近くの県森林整備事務所に連絡を。回収や消毒をしてくれる。鳥のふんなどに触れた時の手洗い、うがいの徹底も大事だ。それでも、県内で今シーズン見つかった野鳥の死骸は八十九羽で、感染が確定したのは一羽だけ。過度に心配する必要はないんだ。
◆水鳥観察会を中止
県内で初めて高病原性鳥インフルエンザの感染が確定したことを受け、県や琵琶湖沿岸市でつくる「琵琶湖ラムサール条約連絡協議会」は二十日、県内で予定していた水鳥観察会の中止を決めた。
大津、東近江、近江八幡、草津、守山の五市で一月下旬〜二月上旬に開かれる予定だった。野鳥のふんなどを人が踏んでウイルスを媒介し、感染の広がりが懸念されるため。
草津市は同日、危機管理対策本部会議(本部長・善利健次副市長)を開催。飼育数が百羽未満の小規模農家二十六戸に、二十三日から順次、消毒薬を配布することを決めた。(角雄記、鈴木啓紀)
17/01/20
■高病原性鳥インフルと確定 滋賀・草津の水鳥(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170120000142
滋賀県草津市の民家の庭で見つかった水鳥の死骸から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た問題で、滋賀県と環境省は20日、確定検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。県内で高病原性ウイルスの感染が判明したのは初めて。
鳥取大が行った確定検査で、全国の野鳥や家禽(かきん)から検出されている「H5N6亜型」と判定された。死骸は4日に県が回収したクイナ科のオオバン1羽。環境省は回収地から半径10キロ圏内を野鳥の重点監視区域に指定している。
県によると、20日現在で野鳥115羽の死骸を回収したが、現時点ではほかに陽性反応はないという。県は高病原性ウイルスの確定を受けて警戒レベルを1段階引き上げ、県内の養鶏業者に対して消毒など感染対策の徹底を呼び掛けている。環境省は近く「野鳥緊急調査チーム」の職員らを県に派遣し、集団で死んでいる鳥がないかなどの監視を強化する。
県と大津市など県内8市でつくる「琵琶湖ラムサール条約連絡協議会」は同日、1月末から2月上旬にかけて県内5会場で予定していた「びわ湖一斉水鳥観察会」の中止を決めた。鳥のふん便を介してウイルスが広がる恐れがあるためとしている。
■ジャパンフィッシングショーが横浜で開幕(スポーツ報知ネット版)http://www.hochi.co.jp/dosports/fishing/20170120-OHT1T50123.html
釣り関連の最新用具の展示・販売やイベントが盛りだくさんのジャパンフィッシングショー2017(日本釣用品工業会主催)が20日、神奈川・みなとみらいのパシフィコ横浜で開幕した。開会式では、同会の島野容三会長が「コアな釣りファンからビギナーの人まで新製品を見て触って楽しめるイベントになっている。これから日本の釣りを世界に発信するイベントにしていきたい」とあいさつした。
今回は釣り具メーカーなど172社・団体が参加。最新の釣り具が展示されるほか、釣種エリアにヘラブナコーナーが新設された。ブラックバスやソルト、船釣りコーナーとともに注目だ。また、人気のオリジナルグッズ販売コーナーに加え、メーカーブース内でプロモーショングッズを販売する。今回だけの限定販売となるだけに人気を集めそうだ。
メインステージで行われる「TheMeijinトーク&ライブ」では、従来のトークショーにキャスティングライブも加わった。小・中学生と女性を対象にしたマス釣り体験コーナーもある。おサカナ体験コーナー(小学生以下)では、金魚すくい、メダカすくい、エビすくいが楽しめる。
会期は22日まで。開場は20日は18時まで。21、22日は9〜17時まで。入場券は1300円。中学生以下は無料。
■琵琶湖を守って 西川貴教さん「イナズマ」収益を寄付(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170120000064
滋賀県出身の歌手、西川貴教さんが19日、昨年9月に開いた野外音楽イベント「イナズマロックフェス」の収益の一部など約367万円を、琵琶湖保全のため県と開催地の草津市に寄付した。
彦根市出身、野洲市育ちの西川さんは開催初年の2009年から毎年、寄付を続けている。今回は県に約317万円、草津市に50万円を贈った。
西川さんは、大津市の県公館と草津市役所を訪問。県公館では、三日月大造知事と懇談した。昨年はフェス2日目が雷雨で中止となったことから、今年は開催前日に振替ライブを予定していることを説明。「イベントが成り立つのは県民の支えのおかげ」と話し、今年の意気込みを語った。三日月知事は「今年は『琵琶湖周航の歌』誕生100年。オープニングで歌わせてほしい」と笑顔だった。
西川さんは、会場で販売したカレーの米を作った湖南農業高と長浜農業高の生徒とも会い、感謝を伝えた。今年のイナズマロックフェスは9月16、17日に草津市の烏丸半島で開かれる。
■「ボタンウキクサ」栽培の疑いで逮捕の男性を不起訴処分に(FNN)http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00347513.html
生態系に影響を及ぼすおそれのある水草を栽培した疑いで逮捕された男性について、東京地検立川支部が、不起訴処分とした。
平田倫啓さん(39)は、栽培が禁止されている特定外来生物の「ボタンウキクサ」11株を販売譲渡するため、自宅で栽培した疑いで逮捕されたが、東京地検立川支部が、平田さんを不起訴処分とした。
平田さんは、「法に触れるとは思ってもいなかった」と話している。
■「イナズマロックフェス」収益の一部寄付 西川貴教さん、滋賀知事を表敬(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170120/rgn1701200045-n1.html
県内最大級の音楽イベント「イナズマロックフェス」を昨年9月に開いたミュージシャンの西川貴教さんが19日、三日月大造知事を表敬訪問し、イベントの収益の一部など約320万円を琵琶湖保全のために県へ寄付した。
イベントは、彦根市生まれ野洲市育ちで滋賀ふるさと観光大使を務める西川さんが「全国に滋賀と琵琶湖をアピールしたい」と、平成21年から毎年開催している。
昨年は西川さんのほか、「HKT48」や「ももいろクローバーZ」などの人気アーティストらが出演。2日目は雷雨で途中で中止となったものの、2日間で約10万人が訪れ、熱狂的な盛り上がりを見せた。
この日は県公館で、西川さんが三日月知事に寄付目録を贈呈。西川さんは「このイベントが成り立っているのは、支えてくださる地域のみなさんのおかげ。もっと活性化させ、滋賀県にいい影響を与えられるイベントにしていきたい」と述べた。
9回目となる今年は、9月16、17日に草津市の烏丸半島芝生広場で開催する。同15日には昨年中止となったプログラムに替わるイベントを開く予定。
■「イナズマ」収益など50万円寄付 西川さん、湖保全に草津市へ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170120/CK2017012002000007.html
彦根市で生まれ、野洲市で育った滋賀ふるさと観光大使のミュージシャン西川貴教さん(46)が十九日、草津市役所を訪れ、昨年九月に同市烏丸半島で行われた野外音楽イベント「イナズマロックフェス2016」の収益金など五十万円を寄付した。
フェスは二〇〇九年にスタート。二日間で十万人を動員した昨年は、二日目の公演が雷雨のため途中で取りやめになった。西川さんは「残念だったが、何かあってからでは遅かった」と話し「観客も、フェスを見るというより一緒に作ってくれている感覚。クレームはほとんどなかった」と振り返った。
九回目となる今年は九月十六、十七日に開催する。西川さんは「年中行事になってきた」と開催を心待ちにしていた。橋川渉市長は寄付に感謝し「フェスでは全国の人たちと交流でき、市民も楽しみにしている」と話した。寄付金は琵琶湖保全のために使われるという。
西川さんは、この日県公館にも三日月大造知事を訪ね、三百十七万円を贈った。(鈴木啓紀)
■西川貴教さん 今年も寄付(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170119-OYTNT50214.html
◇県にフェス収益320万円
県出身のミュージシャンで、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが19日、草津市の烏丸半島で行われた「イナズマロックフェス」(昨年9月17、18日)の収益の一部約320万円を県に寄付した。
西川さんが企画の中心となり、有名アーティストらが出演するフェスは昨年で8回目。琵琶湖の環境保全のために初回から寄付を続けており、今回で累計約2230万円となった。
大津市の県公館を訪れた西川さんは、今年も9月16、17日にフェスを開催する予定を三日月知事に報告。昨年9月18日の公演が荒天で一部中止になったことを踏まえ、同日のチケット購入者を対象に今年9月15日にステージを開き、無料で招待する考えを明らかにした。
西川さんは「大切な琵琶湖について考えるきっかけにしてほしい」と語った。
その後、西川さんはフェスの会場で提供するカレーライスの米を栽培している県立長浜農高(長浜市)と県立湖南農高(草津市)の生徒計8人と懇談した。
西川さんはこの日、草津市にも琵琶湖保全のために50万円を寄付した。
■西川貴教さんがロックフェスの利益寄付(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK1M36M9K1MPTJB009.html
杉浦奈実
滋賀ふるさと観光大使の歌手、西川貴教さんが19日、昨年9月に草津市であった「イナズマロックフェス2016」の収益の一部とチャリティーオークションの売り上げ計317万4925円を県に寄付した。琵琶湖の保全に使うという。
西川さんが三日月大造知事に目録を手渡した。フェスのキャラクター「タボくん」と米作りをし、フェスでポン菓子などにして販売した湖南農業高校と長浜農業高校の生徒も西川さんに活動を報告。「来年は西川さんも田植えにきて」とお願いしていた。
フェスは西川さんの企画で2009年から始まった。昨年は荒天で2日目が途中で中止になり、西川さんも頭を下げたが、苦情はほぼなかったという。「単に音楽イベントでなく、地域のみなさんなどもイベントを作っている一人と感じていてくれる証拠かと思っている」
今年も9月16、17日に開催予定で、昨年中止になった公演のチケット購入者を対象に、前日の15日に無料で代替公演を開く。(杉浦奈実)
17/01/19
■「イナズマロック」今年も開催、西川貴教「滋賀県のいい影響を広げていきたい」(音楽ナタリー)http://natalie.mu/music/news/217533
西川貴教(T.M.Revolution)が発起人を務める野外フェス「イナズマロック フェス」が今年も開催決定。9月16、17日に滋賀・烏丸半島芝生広場で実施される。
滋賀ふるさと観光大使を務める西川は、昨日1月18日に三日月大造滋賀県知事のもとを訪問し、「イナズマロック フェス 2017」の開催を伝えると共に、地元の協力を要請した。三日月知事が「これまでいただいた寄附は2200万円を超えました。県民を代表してお礼を申し上げたい。いただいたご寄附は琵琶湖をきれいにするため、また、関連文化財などに大切に使わせていただきたい」と述べると、西川は「イベントの規模も年々拡大しているのはひとえに県民の皆さんのご協力のおかげ。僕らの熱意だけではなく、地元の皆さんの熱意も使わせていただき、このイベントをもっと活性化させて、東海、北陸など滋賀県を囲むエリアにも滋賀県のいい影響を広げていきたいと思っている」と力強くコメントした。
また西川は、昨年のフェスの収益の一部である250万円を滋賀県に、50万円を草津市に寄附。さらにフェス出演者によるチャリティオークションの売上金を滋賀県に寄付した。
なお「イナズマロック フェス 2017」の開催発表にあわせて、昨年途中中止となった公演の代替公演「イナズマロック フェス 2016 リターンズ」が9月15日に行われることもアナウンスされた。この公演は、は2016年9月18日公演のチケット購入者のみを対象に無料で開催される
イナズマロック フェス 2017
2017年9月16日(土)滋賀県 烏丸半島芝生広場
2017年9月17日(日)滋賀県 烏丸半島芝生広場
イナズマロック フェス 2016 リターンズ
2017年9月15日(金)滋賀県 烏丸半島芝生広場
※「イナズマロック フェス 2016」9月18日チケット購入者対象公演
■暖冬影響? 水鳥の姿激減 滋賀・草津の琵琶湖岸(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170119000030
今冬、滋賀県草津市の琵琶湖岸に飛来する水鳥が激減している。「冬の使者」と呼ばれる渡り鳥コハクチョウは2015年度に累計で251羽が確認されたのに対し、今シーズンはわずか3羽のみ。湖面を埋めるはずのカモやオオバンも少なく、地元の愛鳥家たちは「さみしい限り。ここの冬が冬らしくない」と気をもんでいる。
コハクチョウ3羽、琵琶湖全体では例年並み
「一目見ただけで水鳥が少ない。訪れた人からも『今年はどうなっているの?』と心配される」。環境ボランティア団体「草津湖岸コハクチョウを愛する会」の吉岡美佐子理事長(69)はそう打ち明ける。
同会の調べによると、コハクチョウは3羽が1月8日に初めて飛来したきり、姿を見せていない。05年度にはのべ5415羽が飛来したが、その後は減少傾向。今季は低調ぶりに拍車が掛かり、過去10年で最少だった12年度(のべ79羽)を下回るペースだ。カモ科の水鳥も昨年度は1日に計2千〜4千羽が確認されたが、今季の最多は12月20日の1729羽。千羽前後いたクイナ科のオオバンは100羽にも満たない。
減少の大きな原因として挙げられているのは、1月上旬まで続いた暖かい気候だ。湖北野鳥センター(長浜市)は「暖冬で、北陸などで雪が少なかったことが影響しているのかもしれない」と指摘し「この大雪を受けて移動してくるものもいるのでは」とみる。コハクチョウは琵琶湖全体では例年並みの400羽以上が確認されている。草津に寄りつかない一因には、琵琶湖の水位が高く餌となる水草が食べられないことも考えられ、同センターは「高島などの餌の状況が良ければ、草津まで行かない可能性もある」と話す。
草津市志那町にある観察所には、カメラを手にした人たちが連日訪れている。同会は鳥インフルエンザへの正しい理解を呼びかけつつ、「ここは数メートルの距離から水鳥を見られ、景色もきれいな場所。コハクチョウを楽しみにしている人も多い。雪も降ったので、飛んできてくれたら」と願っている。
■21日から運航「汽船deおでん」(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022859
=創作フレンチ=
◇大津
琵琶湖汽船(大津市)は二十一日から、ナイトクルーズとおでんが楽しめる「汽船deおでん」の運航を開始する。期間は三月十二日まで。
この期間限定のイベントは、大津港を出発する高速船で昭和初期の近代建築「びわ湖大津館」に向かい、館内のフレンチレストランで創作フレンチのおでんを楽しみ、再び大津港に帰港するもの。
就航は木、金、土、日曜日(二月二十三日は運休)。午後六時半に大津港から柳が崎湖畔公園港に向けて出港。びわ湖大津館でフレンチおでんを楽しんだ後、同八時十五分に大津港に帰港する。
料金は三千八百円(創作フレンチおでん、ワイン三杯、乗船料込)。ワインは、チューハイ、ハイボール、ソフトドリンクに変更できる。千円追加でフリードリンクに変更できる。
予約申し込みは琵琶湖汽船予約センター(TEL077―524―5000)へ。受け付けは午前九時から午後五時まで。
■太陽光発電に新基準、県が提案 琵琶湖の眺望守れ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170119/CK2017011902000014.html
太陽光発電施設が琵琶湖の眺望などに悪影響を与えることを防ぐため、県は十七日の県景観審議会の専門部会で、景観基準を新たに設ける案を示し、おおむね了承された。高さ十三メートルを超す太陽光発電施設は景観影響調査(景観アセス)の対象に加え、対岸からの見え方のシミュレーションなどの事前調査が必要になる。
県の案では、地表から高さ十三メートルを超す太陽光発電施設は、琵琶湖越しの山並みなど広域的な眺望に影響を与えかねないと判断。丘陵地や高台などでの設置は避け、周囲の景観と調和した色彩にするよう配慮を求める。パネルも黒や濃紺など、低反射で模様が目立たないものとする。
その上で景観アセスの対象とし、県が定める眺望景観地点からの施設の見え方の調査を求めるとしている。
県と十三市でつくる「景観行政団体協議会」は二〇一五年一月、琵琶湖岸の景観保全のため、県域で統一的な基準を設けることで合意。湖岸の一定エリアで高さ十三メートルを超える建築物などを建てる際の基準や環境アセスの仕組みなどを整え、各市が景観条例や景観計画に反映した。
この際、風力発電施設には基準が適用されたが、太陽光発電施設には適用されなかった経緯があった。
県はさらに、地上からパネルの上端までの高さが五メートルを超えるかパネル面積が合計百平方メートルを超える太陽光発電施設は高さ十三メートル以下でも景観基準を設ける案も同時に示した。広域的な景観には影響を与えないまでも、個別の地域の景観保全に必要としている。
新たな景観基準案は、年度内に開かれる県景観審議会で了承されると、各市が条例や計画に反映させる手続きに入る。(角雄記)
17/01/18
■ワカサギ釣り、手応えに熱気 滋賀・余呉湖で最盛期(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170118000160
湖北の冬の風物詩、余呉湖(滋賀県長浜市余呉町)のワカサギ釣りが本格的なシーズンを迎えた。真っ白な雪景色の中、大勢の釣り人たちが湖に釣り糸を垂らしている。
ワカサギ釣りは、余呉湖漁業協同組合が約30年前から卵の放流に取り組み、本格化した。今季はワカサギの成長状況がよく、例年より大きい体長10〜12センチのものが釣れているという。
18日も100人超が訪れ、桟橋で釣り糸を垂らしながら会話を楽しんでいた。京都市西京区の団体職員本原富美男さん(56)は100匹近くを釣り上げ、「よく釣れるので面白い。天ぷらや南蛮漬けにして食べたい」と話していた。
3月31日までの午前6時〜午後5時。遊漁料は大人1400円、小中学生800円。同漁協TEL0749(86)3033。
■レギュラーガソリン6週連続で値上がり 全国平均130円90銭に(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/170118/ecn1701180026-n1.html
経済産業省資源エネルギー庁が18日公表した16日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、10日の前回調査より40銭高い130円90銭となった。6週連続の値上がりで、約1年2カ月ぶりの高水準となった。
米国のトランプ次期政権の掲げる景気刺激策により、需要が増えるとの見方から原油価格が上昇し、小売価格を押し上げた。調査した石油情報センターは「来週は、横ばい圏で推移するのではないか」と指摘している。
地域別では34都道府県で価格が上昇した。上げ幅は和歌山が1円60銭と最も大きく、1円40銭の新潟、鳥取が続いた。値下がりは9県で、下げ幅は徳島の1円20銭が最大。岩手など4県は横ばいだった。
ハイオクは前回調査より40銭高い141円70銭、軽油も40銭値上がりし110円20銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり12円高い1399円となった。
■レギュラーガソリン、前週比0.4円高の130.9円…価格上昇続く(Responce)http://response.jp/article/2017/01/18/288654.html
資源エネルギー庁が1月18日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、1月16日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前回調査から0.4円値上がりし130.9円となった。
レギュラーガソリンは原油価格の上昇もあり、昨年12月より値上がりが続いている。
地域別では、関東で0.6円、北海道と近畿で0.4円、中部と中国で0.3円、東北と四国、九州・沖縄で0.2円、全エリアで値を上げた。
ハイオクガソリンは141.7円、軽油は110.2円。ともに前週より0.4円値を上げた。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、1月18日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は122.1円/リットル(前々週比−0.1円)、ハイオクは133.3円/リットル(+0.4円)、軽油は99.9円/リットル(+1.8円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■参加者募集 ヨシ刈り体験(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022847
=21日午前9時集合=
◇近江八幡
水と緑の環境ネットワーク・市民自然観察会は二十一日、近江八幡市の西の湖園地で実施する「ヨシ刈り体験」の参加者を募っている。
午前九時に近江兄弟社グラウンド前に集合したあと、徒歩で西の湖園地に向かい約二時間の刈り取り作業を行う。
長靴と作業しやすい服装を着用し、飲み物、軍手、雨具と、あれば鎌を持参する。問い合わせは、市民自然観察会事務局(TEL0748―33―1667)へ。
■琵琶湖岸の太陽光発電、届け出制に 滋賀県、景観影響に配慮(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170118000056
太陽光発電パネルで琵琶湖岸の風景が悪化するのを防ぐため、滋賀県景観審議会の専門部会は17日、湖岸でのパネル設置を届け出制にすることを沿岸各市に求める方針を決めた。琵琶湖では対岸も景観上重要になる半面、パネル設置者に対岸の景観まで配慮を求める統一ルールがなかった。来年度以降、各市が届け出制導入に向けた制度改正の検討を始める見通し。
届け出対象には、湖岸近くでパネルを設置する民家や、複数のパネルを並べる発電施設などを想定。届け出が必要なパネルの大きさなどは各市の判断に委ねる。高さ13メートル以上の設備は、対岸からの見え方の調査や、光の反射を抑えた色の採用をするよう指導ができる制度改正を求める。
県内では湖岸にマンションなどを建てる場合、届け出や、対岸からの見え方を調査する必要がある。だが太陽光発電設備はほとんどの市で届け出対象となっていなかった。
近年、太陽光発電設備が増える中、湖岸への設置で景観が損なわれることが懸念されていた。県が景観規制の権限を持つ沿岸の市に呼び掛け、統一ルールづくりに向けた調整を進めていた。
県都市計画課は「地域に歓迎される施設となることが、自然エネルギーの普及促進にもつながる」としている。
■「びわ湖の日」県民認知度調査へ 休日構想で県(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170118/CK2017011802000012.html
県が定める七月一日の「びわ湖の日」を県民の休日にする構想を巡り、三日月大造知事は十七日の定例会見で、県民の認知度や行事の参加具合などを調査する意向を示した。
年始から各方面で提案した三日月知事は「おおむね賛同の意をいただいた」と評価。県民の意向を尋ねるのかどうかを問われ「どれくらいの人がびわ湖の日関連の行事に参加しているか調べる必要がある」と述べた。
県が二〇一一年に県政モニター三百五十人を対象にしたアンケートでは、びわ湖の日を知っていたのは67・3%。その日を一斉休暇にして環境保全活動をする考えに「賛成」「どちらかといえば賛成」は61・9%だった。
地方自治法では、自治体が条例で独自に休日を設けられるが「歴史的、社会的意義」「国民の理解」といった要件がある。県議会で審査した後、総務相との協議も必要だ。(成田嵩憲)
17/01/17
■オオバナミズキンバイ駆除しても際限なく 琵琶湖に繁茂(京都新聞電子版)
琵琶湖で異常繁茂が問題になっている特定外来水生植物オオバナミズキンバイの駆除に県が手を焼いている。漁船の運航や生態系に影響が出るため本格的な対策に乗り出しているが、駆除してもまた新たに生えるいたちごっこが続く。非常に繁殖力が強く、県は早期駆除に向け住民に協力を呼び掛けている。
繁殖力強く漁業に影響
琵琶湖に通じる米原市朝妻筑摩の蓮池。12月初旬、オオバナミズキンバイ500平方メートルと、同じく特定外来種のナガエツルノゲイトウ2700平方メートルが水面を覆っていた。
現場では委託業者が改良した林業用重機を岸辺に設置。次に熊手をつけたワイヤを群落に引っかけ、岸辺に一気にかき集めてから重機で水揚げする。最後に作業員が池に入り、切れた茎や根を網ですくう。種子が残って拡散する恐れがあるため、堆肥にすることができず再利用が難しい。乾燥後に、すべて焼却処分するという。
琵琶湖博物館の中井克樹専門学芸員は「群落は水に浮いているので、風に吹かれてヨシが茂る岸辺に寄ったりする。在来植物と交雑したり、魚が卵を産む時の障害になって漁業に影響をもたらすといった恐れがある」と語る。
オオバナミズキンバイの特徴は、成長スピードの速さと、切断した茎から再生できる繁殖力だ。刈り取っても、少しでも茎が残ればそこから繁茂する。琵琶湖では2009年に守山市で発見され、13年の台風18号で増水した際に拡散したと見られる。最初はキャベツのような形の葉を付けて水面に広がっていく。次に上に伸びるようになると長細い葉の形になり、陸にもせり出してくる。
黄色くかれん、住民の危機感薄く
県自然環境保全課は「悪臭を放つといった具体的に迷惑になることがない。むしろ黄色いかれんな花を咲かせるので、一般の人に危機感を持ってもらえない」として、駆除見学会を開くなどして県民に危険性を訴えている。
琵琶湖での生育エリアは14年度末で4万6300平方メートルだったが、15年度末は20万平方メートルにまで拡大。県は本年度計3億3300万円の予算を掛けて対策を図っている。蓮池では一昨年繁殖が確認され、何度も人力や機械で駆除をしているが、根絶に至らない。
千葉県などでは水田にまで繁殖し、農業にも影響が出ているという。中井さんは「冬はカモなどの渡り鳥が群落の中を泳いだりしている。ちぎれた茎が脚に引っかかることで、内陸のため池にも拡散するかもしれない」と危ぶむ。拡散防止に向け、「地域の細かな目で水辺を見守っていくことで管理していくしかない」とし、駆除に向けた早期発見と情報提供を呼び掛けている。
■この冬一番の寒波(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022836
=湖国は雪景色=
◇全県
この冬一番の寒波が先週末の十四―十六日、日本列島を覆い、滋賀県湖北、湖西、湖東にも大雪警報が発令されるなど、湖国は一面雪に包まれた。東近江地域の平地でも各地で二十センチメートル前後の積雪を記録した。時折、強風を伴う吹雪が舞うなど悪天候に見舞われたが、元気な子どもたちが雪遊びに興じる姿も見られた。
■17日も凍結注意 雪で事故400件、県警が呼び掛け(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170117/CK2017011702000006.html
厳しい寒波に見舞われた県内各地で雪が降り続き、交通事故が多発したり、学校の授業時間が短縮されるなどの影響が出た。
県警交通企画課によると十四日午前零時から十六日午前八時までに、雪の影響とみられる交通事故が三百九十四件発生した。この間の事故総数は五百五十七件と前年同期の倍近くに増え、雪による事故が約七割を占めた。
雪が原因の交通事故の内訳は人身事故が二十件、物損事故が三百七十四件。ノーマルタイヤの車が多かったという。
十五日昼には、近江八幡市白王町の県道で、軽自動車が中央線をはみ出して対向車と正面衝突。軽自動車を運転していた三十代の男性が車外に投げ出され、意識不明の重体となっている。軽自動車はノーマルタイヤで、路面は凍結していたらしい。
同課は「十七日も日陰や橋の上で凍結の可能性がある。速度は控えめに」と呼び掛けている。
日本自動車連盟(JAF)によると、県内では通常、一日に百件前後の出動要請があるが、十四日は百六十四件(うち雪によるトラブル八十一件)、十五日は二百二件(同百五十一件)と急増。担当者は「特に山間部を走る場合は、冬用タイヤだけでなくチェーンなどの備えをして、時間に余裕を持って出発を」と話している。
県教委によると、公共交通機関が乱れたり、スクールバスが運休したりしたため、終業時刻を繰り上げたりした園や学校が相次いだ。
十六日は午後三時現在のまとめで、幼稚園二園、小中学校延べ三十二校、高校延べ二十三校で授業時間を短縮。特別支援学校は七校で一部を家庭学習としたり、始業時間を繰り下げたりした。(井本拓志、角雄記)
■雪・凍結による事故394件(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170116-OYTNT50126.html
県警は、14日午前0時〜16日午前8時に県内で発生した交通事故の件数をまとめた。全体の557件のうち約7割に当たる394件は、雪や路面の凍結が原因で、負傷者は22人(重体1人、軽傷21人)に上った。
警察署管内別では、彦根65件、東近江43件、草津38件と続いた。県警交通企画課は「冬用装備や速度を落とした運転を徹底してほしい」と呼びかけている。
17/01/16
■新宮でも氷点下 朝はうっすら雪化粧(紀南新聞ONLINE)http://www.kinan-newspaper.jp/?p=7289
熊野川町日足の雪 14日から16日朝にかけて、この冬一番の強い寒気が日本列島の大部分を覆い、各地で雪が降った。紀南地方でも最低気温が氷点下(マイナス)まで下がり、15日朝には各地でうっすら雪化粧した景色が見られた。
新宮市街地でも14日夜から弱い雪が降り始め、15日朝には屋根や車の上に1センチ程度の雪が積もった。熊野川町地域では田や畑などが一面白く覆われた。
熊野速玉大社では社殿の屋根が白く染まったほか、同日行われた新宮市駅伝大会の開会式会場となった境内の扇立祭舞台前の芝生にも雪が積もった。
アメダスの記録によると、新宮市の最低気温は15日が午前4時41分にマイナス1・5度、16日が午前1時59分にマイナス0・4度と冷え込んだ。最低気温がマイナスになるのは昨年1月24日、25日以来ほぼ1年ぶり。
那智勝浦町那智山の熊野那智大社では、本社前の手水場のひしゃくの柄についた水しぶきが凍り、つらら状になっていた。那智の滝は、周囲が白くなったものの、滝つぼ付近が凍るまでには至らなかった。
田辺市本宮町は15日、断続的に雪が降り、午前は熊野古道や果無山脈も雪景色となった。同日標高548メートルの三越峠を訪れた町内在住の山本勝治さん(63)は、タイヤにチェーンを装着。「三越峠近くでかまくらを作った。新雪の上を歩くのは気持ちいい」と話した。16日午前7時、同町の気温は1度。冬用タイヤが必要な状態で、建物の屋根など、所により約10センチの積雪があったが、道路の雪は徐々にとけていった。
■和歌山県設置の浮き魚礁が流出 船舶に注意呼び掛け(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=327606&p=more
和歌山県がすさみ町沖に設置した表層型浮き魚礁が15日未明、流出していることが分かった。係留ロープが切れた可能性が高いという。16日正午現在、浜松市の約235キロ沖を漂流している。県は航行する船舶に注意を呼び掛けている。
この浮き魚礁は直径6メートル、高さ4・29メートル、重さ15・3トン。色は黄色。すさみ町江須崎の南南西約32キロに設置していた。「和歌山県2号 江須埼浮魚礁」と印字されている。レーダー反射板を搭載している。夜間灯火は稼働していると考えられている。
県では1時間ごとに衛星通信で位置情報を把握しており、15日午前4時ごろ、担当職員に異常を知らせるメールが届き、流出を確認した。16日正午現在、設置場所から東南東約190キロの海上にあり、回収に向かっている。1時間ごとに最新の位置情報を県のホームページで公開している。
■京は水もの えにし訪ね、ぶらり探訪/32 ヨシ原サミット 原風景、連係プレーで保全(毎日jp京都)http://mainichi.jp/articles/20170116/ddl/k26/040/317000c
水辺に広がるヨシ原はかつてどこにでも見られる日本の原風景だった。かやぶき屋根やヨシズの材料として私たちの暮らしにも身近な存在で、野鳥にとっては天敵から身を隠す天然のバリアーになり、多くの生物を育んできた。だが埋め立てや河川改修などで急速に姿を消しつつある。
琵琶湖・西の湖(滋賀県近江八幡市)、宇治川の向島地区(京都市伏見区)、淀川の鵜殿(うどの)地区(大阪府高槻市)。琵琶湖から宇治川、淀川へとつながる水系に広がる西日本でも有数のヨシ群生地を守ろうと、昨年12月、3地区で活動を続ける市民団体や研究者、行政関係者ら約40人が京都市に集まって「ヨシ原サミット」を開催、保全のノウハウや情報を共有していくことで意見が一致した。サミットで交わされた各地の活動と課題をリポートする。
河川事務所による鵜殿のヨシ原再生の試み
淀川には鵜殿、豊里、西中島、十三、中津のヨシ原があり、鵜殿が約73ヘクタールと最も広い。オオヨシキリなど野鳥の繁殖地になっているほか、良質なヨシは雅楽で用いる篳篥(ひちりき)のリードにも利用。ヨシ焼きは春の風物詩として地元住民に愛されてきた。
だが河床掘削などで水位が低下し、河川内で一段高くなった高水敷の乾燥化が進み、2000年にはヨシ群落が10ヘクタール余りと、戦後間もないころの約6分の1にまで減少した。
国土交通省淀川河川事務所の岡崎慎一・河川環境課長は「普段の流れから高さ1メートル程度まで高水敷を切り下げたところ、ときどき冠水するようになり、陸域の外来種が抑制され、ヨシが優勢になった」と報告。「治水工事で失われた環境を回復させる下地は土木工事である程度できる。しかし、どのような植生を回復し、どう利用していくかは行政と地域住民、大学などが横断的に考えなければならない。琵琶湖から水はつながっているが、人間同士もつなげていく必要がある」と話した。
ツバメのねぐらは湿地性植物の宝庫
伏見のヨシ原は干拓で姿を消した旧巨椋池の北縁にあたり、約35ヘクタールのヨシ原が広がる。毎年夏には約3万羽が夜を過ごす「西日本一のツバメのねぐら」といわれ、市民グループによる観察会も続く。刈り取ったヨシは三栖(みす)神社(伏見区)の「炬火祭(たいまつまつり)」(京都市登録無形民俗文化財)のたいまつ造りに使われるなど、伝統文化も支えている。
ヨシ原で1970年代から植物研究を続けている土屋和三・龍谷大教授(生物学)は「湿地性の植物群落が非常に豊富で、こういう場所が京都にあることは素晴らしい。だが運動公園の造成などにより自然植生が減少し、さらにあちこちにあった小さな池が姿を消している。ヨシは水がつかったり、干上がったり、変動するところに育つ。多様な湿地環境を復活させることが大切」と指摘。また「ツバメの観察も素晴らしいが、冬鳥の調査も興味深いのではないか」などと話した。
ヨシ灯り展でヨシの魅力をアピール
06年、重要文化的景観の第1号に選定された近江八幡市の水郷。その重要な要素となっているのが約50ヘクタールのヨシ群落だ。かつては江州ヨシと呼ばれすだれや建材、茶畑の覆いなどにも利用された。
ヨシを使ったアート展「ヨシ灯(あか)り展」実行委員会の竹田勝博さんは「ボランティア活動としてヨシ刈りを15年間続けた。しかし刈り取るだけで、活用しなければ意味がない。そう思って07年にヨシ灯り展を始め、第10回の16年は約420点が出品された。最近はヨシを材料にした壁をホテルに置いてもらうなと新しい使い方も模索している」と活動を紹介。「ヨシを刈り、利用するという循環ができて初めて保全への意欲が高まる。琵琶湖だけでなく、淀川水系でも作品展を開き、関心を持ってもらいたい」と話した。
◇
万葉集にも「蘆刈(あしかり)」がうたわれるなどヨシ原は日本人の原風景。水を介した連係プレーがその原風景を復活させるか?【榊原雅晴】
■寒気 湖国真っ白 本格的降雪、各地に影響 北部は今後も注意必要(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170116/ddl/k25/040/338000c
この冬一番の寒気により、県内は15日、ほぼ全域が本格的な雪に見舞われ、各地でイベントが中止となるなど影響も出た。彦根地方気象台は「県北部では今後も降雪が続くので注意してほしい」と呼び掛けている。
気象台によると、県内の15日午後2時現在の積雪量は長浜市余呉町柳ケ瀬53センチ▽今津38センチ▽米原28センチ▽彦根33センチなど。大津市でも数センチの積雪がみられた。県北部では16日午前まで激しく降り、その後も降ったりやんだりが続くという。
15日に大津市のなぎさ公園で開催予定だった「第32回晴嵐コミュニティふれあいマラソン」(毎日新聞大...
■ワカサギ釣りが旬、佐賀の新名物に ブラックバス減り、個体数増(西日本新聞ネット版)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/article/301707
佐賀市の北山湖(北山ダム)で楽しめるワカサギ釣りが、新たな冬のレジャーとして注目されている。初心者でも手軽に釣ることができるとあって、休日は家族連れや若いカップルでにぎわっているという。釣り好きとしては見過ごせない。早速、車を走らせた。
同市三瀬村杠(ゆずりは)の貸しボート店「ボートハウスシノハラ」でさおと仕掛けを借り、湖へ出発したのは昨年12月下旬のこと。三瀬地区の46店舗でつくる「みつせ高原キャンペーン実行委員会」事務局の市職員、佐保昌俊さん(36)に、特別に案内をお願いした。
高ぶる気持ちを抑えて深呼吸。緑に囲まれ澄んだ空気がおいしい。ワカサギは複数の針を連ねた仕掛けで釣る。餌はハエの幼虫。仕掛けを湖底まで落とし、さおを上下させて誘う。先がピクピクと震えたら魚が餌に食いついた合図だ。
佐保さんによると、水が澄み、風が穏やかな日が釣りに適しているという。魚が餌を見つけやすいからだ。この日はあいにく、小雨で強風の悪条件。ボートが揺れて魚の当たりを取りづらく、苦戦した。
寒さに耐えつつ、さお先に精神を集中。わずかに震えている。慌ててリールを巻き上げると約10センチのワカサギが姿を見せた。佐保さんに「センスがいいですね」と持ち上げられ、小さくガッツポーズ。約2時間で最大15センチを筆頭とする52匹の釣果。1日で約400匹釣るつわものもいるという。
自宅で天ぷらにして、おいしくいただいた。1〜2月中旬の産卵前が旬で、さらに脂が乗るらしい。釣りは2月末まで楽しめる。
□ □
貸しボート店や佐賀市などでつくる「北山湖環境保全及び安全対策会」は20年以上前から毎年、ワカサギの卵約1200万粒を放流している。外来種のブラックバスから在来種のハヤなどが捕食されるリスクを分散させるためだ。ワカサギはふ化後1年で5〜6センチ、2年後には10センチほどになるという。
北山湖は九州有数のブラックバス釣りの名所だった。生態系への悪影響が指摘される外来種で、佐賀県内でもブラックバスの移動や再放流は規制されているが、北山湖はキャッチ・アンド・リリースが認められた人気スポットだった。
近年は生息数が減少して愛好家も離れる一方、逆にワカサギは増加。ここに目を付けた「みつせ高原キャンペーン実行委」と貸しボート店は、釣り客の減少を補うため、2014年から本格的にワカサギ釣りのPRを始めた。
佐賀市内の釣具店に協力を依頼。釣り教室の開催やポスター、ブログで認知度アップを目指した。ワカサギ釣りは山口県下関市の豊田湖、熊本県菊池市の竜門ダムで盛んだが、北山湖の知名度も徐々に高まり、福岡、長崎、熊本から客が訪れるようになった。
□ □
ボートハウスシノハラの店主、篠原清彦さん(65)によると、14年の1日当たりの利用客は最大20〜30人。今では多い日で100人ほど来るようになった。
「マスコミやインターネットで頻繁に取り上げられるようになり、ブームが来た」と話す佐保さんは、冬の三瀬観光の“起爆剤”になればと願っている。春は山菜や新緑、夏はブルーベリー園やバーベキュー、秋はリンゴ狩りやクリ拾い。しかし、冬は核となる観光資源がなかった。佐保さんは「釣りの帰りに市内の温泉や直売所にも寄ってもらえれば、楽しみも2倍、3倍。若い世代に定着すれば安定した集客につながる」と期待を込めた。
問い合わせはボートハウスシノハラ=0952(56)2062、フィッシングセンターうおまん=0952(56)2345。
■大雪、県内交通も乱れ いなべで45センチ、四日市17センチ(ChunichiWeb三重)http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20170116/CK2017011602000014.html
数年に一度の寒波の影響で県内は十五日、いなべ市で四五センチの積雪を記録するなど北中部を中心に大雪となり、電車やバスの運休や遅延、高速道路の通行止めなど、市民生活を直撃した。津地方気象台によると、十六日朝は北中部で氷点下の寒さとなる見込みで、路面凍結による車のスリップ事故などに注意を呼び掛けている。
気象台によると、十五日の積雪はいなべ市で四五センチ、四日市市で一七センチ、津市で二センチ。JR東海によると、積雪の影響で午前九時すぎ、紀勢本線の下庄駅(亀山市)のポイントが切り替わらなくなり、約二十分後に復旧。関西線の四日市駅などでも雪でポイント転換ができなくなり、「快速みえ」の上下線八本が部分運休した。
近鉄は、湯の山線で約四十分の遅れが出たほか、名古屋線や鳥羽線などでも三十分程度遅れた。三重交通系列のバスは、四日市などと中部国際空港を結ぶ路線などが降雪のため運休した。
中日本高速によると、伊勢湾岸自動車道のみえ川越インターチェンジ(IC)−四日市ジャンクション(JCT)が十五日未明から通行止めに(午後四時現在)。同社によると十六日にかけ、東名阪道の四日市東IC−伊勢関IC、伊勢自動車道の伊勢関IC−久居ICなど北中部の高速道路で通行止めの恐れがあるという。
中部地方整備局北勢国道事務所によると、十五日午前、名阪国道の伊賀IC−関ICの上下線で除雪作業のため一時通行止めとなった。(池内琢)
◆七里御浜も雪化粧
世界遺産に登録されている熊野市の七里御浜海岸も雪で覆われ、青い海とのコントラストを見せた。
同市の積雪は年数回ほど。雪化粧した観光地を撮影しようと、獅子岩や丸山千枚田には早朝から写真愛好家らが訪れた。同市井戸町の田岡穂積さん(82)は「棚田の雪とあぜがきれいに撮れた」と満足げだった。(福永保典)
■西武第2球場でミステリー現象 外野にブラックバス(nikkansports.com)http://www.nikkansports.com/baseball/news/1765949.html
ミステリー現象に、早朝の西武第2球場がざわついた。
午前9時。自主トレのために訪れた投手陣が球場内でランニングを始めると、左翼付近の芝の上に「物体」が。けげんに思って近づくと、魚の模型のようにみえた。
不思議に思い、さらに近づくと、明らかに生臭い。確認すると「うわ、バスやん!」。何と体長40センチほどの、カチカチに凍ったブラックバスだった。釣りを趣味とする選手たちは「なかなかいいカタだな…」と妙に感心していたが、問題はそこではない。なぜこんなところにブラックバスが落ちているのか。
まるで鑑識のように魚の口元を調べていた藤原は、メガネの位置を直しながら「うん。キズがついていない。これは釣られたものではないですね」と推理した。しかし、鳥が運んできて落としたものにしては大きく、口元以外にもキズがついていない。
誰が、何の目的で残していったのか。はたまた超常現象か。結局事件は迷宮入り。魚はスタッフがグラウンド外に運び、丁寧に葬った。
■スキー本番、関係者安ど 余呉では今季初営業(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170116/CK2017011602000012.html
この冬一番の強い寒気の影響で、十五日も県内各地で雪が降った。雪不足が続いていたスキー場には大勢の客が訪れ関係者はほっとした表情を見せた。
長浜市余呉町の余呉高原リゾート・ヤップは、十四日に今季初の営業にこぎつけた。当初は昨年十二月十六日の営業開始を予定していたが、積雪がなく断念。一カ月遅れのオープンとなった。
十五日は県内や大阪、京都などから約七百人が訪れ、スキーやスノーボードを満喫した。毎年のように来るという大阪府枚方市の会社員小野翔也さん(26)は「いつ営業が始まるか心配していたので、よかった。新雪のパウダースノーで滑り心地もいい」と笑顔を見せた。
小学生と幼児の息子二人と雪遊びに来た同府和泉市の主婦松崎まどかさん(31)は「雪がきれいで、めっちゃいい感じ。子どもも楽しんでくれているみたい」と話した。
同スキー場の営業が一月にずれこんだのは二年連続。副支配人の佐々木幸洋さん(34)は「クリスマスや正月三が日に営業できなかったのは痛いが、お客さんの笑顔を見るとうれしくなる。三月中旬ごろまでこの状態が続くように、山の神様にお願いしたい」と期待した。
米原市甲津原の奥伊吹スキー場では、一五〇センチの積雪を記録。十四日は二千五百人、十五日は今季最多の三千人が訪れた。全十二コースのうち十コースがオープンし、運営する奥伊吹観光の草野丈太社長は「雪はあるので、残り二コースもすぐにオープンできる」と話した。
高島市マキノ町の国境高原スノーパークでは、七五センチの積雪を観測した。
◇
彦根地方気象台によると、十五日午後六時現在の積雪は長浜市余呉町柳ケ瀬五五センチ、高島市今津三九センチ、彦根市三二センチ、米原市朝日二八センチ。(渡辺大地、大橋貴史)
17/01/15
■滋賀・彦根で積雪41センチ お城も銀世界(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170115000120
この冬一番の寒気に覆われた15日、滋賀県内各地でも雪景色が広がり、市民らが除雪作業などに追われた。彦根地方気象台によると、大津市を除く滋賀県北部全域に一時大雪警報が発令され、大津市で氷点下2・7度、彦根市で同2・1度と、いずれも今季最低気温を記録した。
午後1時に積雪量41センチを観測した彦根市の彦根城も一面銀世界となり、訪れた観光客は雪化粧した国宝の天守をバックに記念撮影を楽しんだ。雪合戦や雪だるま作りで遊ぶ子どもたちの姿もあった。
家族でスキーに行く予定を変更して訪れた奈良県大和郡山市の医師杉森聖司さん(45)は「なかなか見られない景色で、きれい。奈良はこんなに積もることがないので子どもたちも喜んでいます」と話していた。
■スキー場 恵みの雪 国境高原・マキノ、本格営業 高島(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170115/ddl/k25/040/275000c
14日、大雪警報が出た高島市では市内4スキー場にとって待ち望んだ積雪となり、福井県境にある国境(くにざかい)高原スノーパークとマキノスキー場が今季の本格営業を始めた。
国境高原スノーパークは積雪70〜80センチ。ゲレンデは圧雪して50センチを確保でき、ほぼ全面オープンした。スキーヤーやスノーボーダーが京阪神や福井県、中国地方などから訪れ、午前中で約...
■雪 北部中心に終日 余呉50センチ、高島38センチ、彦根31センチ(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170115/ddl/k25/040/278000c
この冬一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、県内では14日、最高気温が米原市で0・7度と平年より5・2度低くなるなど、各地で最も寒い時期を下回った。また、北部を中心に終日雪となった。
気象庁によると、午後6時時点の積雪は、長浜市余呉町50センチ▽高島市38センチ▽彦根市31センチ▽米原市29センチ−−だった。15日も北部を中心に雪が降り、雷を伴うところがあるという。最高気温は東近江市4・7度▽大津市4・3度▽彦根市2・9度▽高島市1・4度▽長浜市...
■「びわ博カルタ」作成(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022818
=琵琶湖博物館=
◇草津
県立琵琶湖博物館(草津市)はこのほど、CD付箱入り「びわ博カルタ」を作成し、販売を開始した。これは昨年九月から同博物館で企画展示「開館二十周年記念びわ博カルタ 見る知る楽しむ新発見」を開催しているが、そこで展示のカルタパネルを小さくした実物カルタセットを作ったもの。
びわ博カルタは「いろは」四十七文字に、「びわこはく」の五文字を加えた五十二枚の札からなる。大津あきのた会A級読手の上原美翔さん読み上げによる付属のCDを使えば、一人でも何人でも楽しく遊べる。CDは「いろは順」に収録されているが、ランダム再生(シャッフル再生)機能を使えば、何度でも楽しめる。また、CDは同じカルタを二回続けて読み上げる。同館のミュージアムショツプ「おいでや」において、二千円(消費税含む)で販売されている。
■余呉で積雪49センチ 高速道などで事故11件(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170115/CK2017011502000028.html
今季一番の強い寒気が猛威を振るい、県内は十四日、北部を中心に大荒れの天気となった。湖北、湖東全域には大雪警報が発令され強い雪に。十五日夕方にかけても大雪が見込まれ、彦根地方気象台は雪崩や建物の倒壊、路面凍結に注意を呼び掛けている。
十四日午後五時現在の積雪は、長浜市余呉町柳ケ瀬四九センチ、高島市今津三六センチ、彦根市三一センチ、米原市朝日二九センチとなった。
スリップ事故も相次いだ。県警によると、同日午後六時現在、高速道路では北陸自動車道を中心に、雪による事故が十一件発生。鉄道もJR湖西線で遅れが出るなど影響が出た。
気象台によると、十五日午後六時までに予想される二十四時間降雪量は、北部四〇センチ、南部一〇センチ。山間部ではさらに増える見込みで、雪を伴った強風にも注意を求めている。
中日本高速道路によると、十五日は県内の名神、新名神、北陸の各高速道の一部で通行止めが予想され、担当者は「不要不急の外出は控え、やむを得ず運転する場合は、冬用タイヤやチェーンを早めに装着してほしい」としている。
17/01/14
■京奈和道が県内全通へ 3月18日阪和道直結(わかやま新報ネット版)http://www.wakayamashimpo.co.jp/2017/01/20170114_66764.html
国交省和歌山河川国道事務所とNEXCO西日本関西支社は13日、整備を進めてきた京奈和自動車道紀北西道路の和歌山ジャンクション(JCT)―岩出根来インターチェンジ(IC)間6・5`を3月18日に供用開始すると発表した。
同区間は暫定2車線で供用し、開通時間などの詳細は後日発表の予定。
今回の開通により、京奈和自動車道の県内全区間(40・4`)がつながり、和歌山JCTで阪和自動車道に接続される。移動時間が大幅に短縮され、産業や観光への好影響が期待される。
京奈和自動車道は奈良県内の五條北IC―御所南IC間が今夏の供用開始を予定しており、これが開通すれば、同県橿原市の橿原高田ICから和歌山JCTまでの61・7`が結ばれる。
紀北西道路の開通決定を受けて、仁坂吉伸知事は「阪和自動車道と直結することで高規格幹線道路網のネットワーク効果を高め、地域の発展に大きく寄与する」と期待を寄せた。和歌山市の尾花正啓市長は「紀北西道路が全線つながることにより、物流の活性化や企業誘致、さらに観光の振興にも非常に大きな効果が期待される」、岩出市の中芝正幸市長は「市内交通渋滞の緩和や生活の利便性が向上するだけでなく、産業・観光面から京都、奈良、和歌山間の地域活性化が期待され、防災面でのネットワーク化が図られる」とそれぞれ喜びのコメントを発表した。
■滋賀・長浜で積雪50センチ 鉄道に影響(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170114000139
彦根地方気象台によると、滋賀県内の積雪量は14日午後8時時点で、長浜市余呉町柳ケ瀬で50センチ、高島市今津38センチ、彦根市で32センチ、米原市で28センチなど。最低気温は甲賀市信楽町でマイナス2・8度、高島市今津で同2・6度を記録した。15日午後6時までに予想される24時間降雪量は、県北部の山間部で60センチ、平地で40センチ、県南部の山間部で30センチ、平地で10センチと見込んでいる。
近江鉄道の鳥居本−彦根間では午後4時ごろ、雪の重みによる倒木で電線が切れて信号関係の機器が故障した。この影響で同8時現在、彦根−米原間の運転を見合わせている。同社によると、運転再開の見込みは立っていないという。
■宴の供に絶品湖魚料理 琵琶湖八珍提案者、レシピ本出版(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170114/rgn1701140044-n1.html
琵琶湖の代表的な魚介類を集めた「琵琶湖八珍」の提案者で県文化財保護協会普及専門員の大沼芳幸さん(62)が、八珍をはじめとした湖魚の料理を紹介する「琵琶湖八珍−湖魚の宴 絶品メニュー」(海青社)を出版した。本を通じて多くの人に湖魚を食べてもらい、琵琶湖を取り巻く環境への関心を高める考えだ。
琵琶湖八珍は、ビワマス▽ニゴロブナ▽ホンモロコ▽イサザ▽ビワヨシノボリ(ゴリ)−の琵琶湖固有種5種と、在来種のスジエビ、琵琶湖淀川水系などに分布するハス、琵琶湖にすむ小柄なアユの「コアユ」の計8種で構成。
大沼さんが県立安土城考古博物館(近江八幡市)の副館長だった平成25年、湖魚を知ってもらうため、料理の人気投票を実施。その結果をもとに、同館や県立琵琶湖博物館(草津市)などが八珍を選んだ。
八珍をめぐっては、県が27年度からブランド化事業を立ち上げ、ホームページで紹介したり八珍を扱う飲食店のマイスター登録制度を行ったりしている。今回はより八珍の料理に親しんでもらおうと、同書を出版することになった。
もともと釣り好きだという大沼さん。同書では、八珍の魚の特徴や漁法のほか、大沼さんが実際に作ったり県内の飲食店で食べたりした湖魚の料理法を写真入りで掲載。それぞれの料理に合う酒まで詳しく説明している。
また、八珍の選定に漏れた湖魚で人気の高かったウナギやシジミなども「裏八珍」の魚として紹介。ブラックバスやブルーギルなどの外来魚についても、「食べる対象にすべきだ」として、フライやどんぶりなどの料理法を記載している。
大沼さんのおすすめは、ふなずしの頭や尾などを包丁でたたき、大葉やチーズなどを混ぜた「ナメロウ」。絶品で「酒がなんぼあってもいける」(大沼さん)という。
大沼さんは「最近の琵琶湖は必ずしもいい状態ではない。湖魚を食べることで琵琶湖とのつながりを強め、『琵琶湖の当事者』になることが必要だ」と話している。
A5判196ページオールカラー印刷で、定価は1980円。全国の書店で15日から販売されるほか、出版元の海青社でも購入申し込みを受け付けている。
問い合わせは、同社(電)077・577・2677。
■湖魚料理の本「琵琶湖八珍」出版 大津の大沼さん(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170114/CK2017011402000011.html
琵琶湖の味として県がブランド化を進めている八種類の魚介類「琵琶湖八珍」のきっかけを作った県文化財保護協会普及専門員の大沼芳幸さん(62)=大津市=が、湖魚料理の本「琵琶湖八珍−湖魚の宴絶品メニュー」を出版した。「琵琶湖の幸を広く発信したい」と話している。
文化財の専門職員として県に採用された大沼さんは、もともと漁労文化史が専門。県立安土城考古博物館(近江八幡市)の副館長だった二〇一三年、琵琶湖の漁業や食文化の特別展を開いた際、湖魚食の普及を目指して琵琶湖八珍の考案・選定に携わった。
琵琶湖八珍は、二〇一五年度から県水産課がブランド化推進事業を始めたほか、取り組みが日本博物館協会の奨励賞を受けるなど評価を受けた。
本の執筆は、湖魚食のおいしさ、食べる楽しさをより広く知ってもらおうと、昨年五月から半年かけて取り組んだ。ビワマス、ニゴロブナ、ホンモロコなど本来の琵琶湖八珍の八種に加え、大沼さんおすすめのウナギ、コイ、イワナなど八種を選んだ「裏八珍」、ブラックバスやブルーギルなど外来種四種を合わせた二十種で、計二百七十種類にも上る料理法をまとめた。
料理の紹介に使った写真は、店を取材したり、自分で調理したりして全て自前で撮影。琵琶湖での漁具や漁法、湖魚料理で飲みたい日本酒なども合わせて紹介した。「琵琶湖の魚の料理を楽しむ百科事典になったと思う。湖魚料理を食べる楽しさを知ってもらえたらうれしい」と話す。
大津市の「海青社」から出版し、全国の書店で販売される。A5判百九十六ページ、千九百八十円。電子書籍版もある。(角雄記)
■黄と白の対比、守山で美しく 菜の花咲く(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170114/CK2017011402000010.html
守山市の琵琶湖岸にある第一なぎさ公園で、早咲きの菜の花一万二千本が咲き誇り、雪化粧した比良山系と美しいコントラストを描いている。二月いっぱいまで見頃だという。
荒れ地に花を植え、楽しんでもらおうと、一九九五年から同市シルバー人材センターのメンバーが栽培を続けている。
日中に晴れ間の見えた十三日は、朝から多くの人が訪れ、写真を撮ったり、土手の上から眺めたりと、思い思いに時間を過ごした。近所の主婦石田育子さん(76)は「若葉の香りや空の色、風が気持ちいい。畑仕事に行く前のいいリフレッシュになりました」とほほ笑んでいた。(中村千春)
■琵琶湖の漁師研修生、親方と初顔合わせ(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK1B5DWLK1BPTJB00T.html
杉浦奈実
琵琶湖で新たに漁師になる人材の確保に向け、県が進める受け入れ事業が始まり、研修生と、漁を教える「親方」の初顔合わせがあった。今後漁業体験などを通して、就業を目指す。
研修に参加したのは県立大学修士2年の駒井健也さん(24)と京都市在住の会社員、北村徹さん(52)の2人。10日にあった研修では、県職員から琵琶湖の漁法や禁漁期などについて話を聞いたあと、親方となる堅田漁業協同組合の漁師と対面した。1月中に最初の体験研修があり、のべ10日程度漁に出た後、半年の実地研修に進むかを決める予定。
駒井さんは「毎日、好きな琵琶湖に触れられる仕事。やりたかったが、個人では生活もある相手に何度も教えてくれとはいいづらかった。独自の漁法を引き継いでいきたい」。貝びき網漁を教える村河寛さん(52)は「自分は小学生から漁に連れて行かれたが、この事業は初めてのこと。やってみないと、どうなるかわからない」と話した。
17/01/13
■漁体験で琵琶湖漁師育成へ 滋賀県、後継不足解消へ魅力PR(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170113000049
減少の一途にある琵琶湖の漁師を増やそうと、滋賀県は今月から希望者に向けた漁業体験研修を始める。実際に船に乗り、漁師の仕事の一部を体験してもらう取り組み。琵琶湖の漁業者数はこの40年間で4分の1以下に減っている。このままでは特産品の湖魚の確保や漁業文化の継承が危ぶまれることから、県は就業相談会も開いて琵琶湖漁業の魅力を発信する。
県水産課によると、琵琶湖の漁業者は1973年時点で2874人いたが、最新の2013年の統計では687人まで減少。13年時点で70歳以上が約40%を占める一方、10〜20代が0・7%、30代は2・5%しかおらず、後継者不足が深刻になっている。
体験研修は最大延べ10日間、就業希望者が現役の漁師に付いて漁を学ぶ。第1弾として20代と50代の男性計2人が近く大津市の堅田漁協で研修に取り組む予定で、早朝から船に乗り、シジミ漁や外来魚駆除、漁具の手入れを経験する。
研修に参加する滋賀県立大院生の駒井健也さん(24)=大津市=は「ずっと滋賀に住み、毎日琵琶湖に触れられる仕事に憧れていたので、人手不足を知ってやってみたいと思った。ずっと続く貝引きの技術を身につけたい」と意気込んでいた。
指導にあたる漁師の村河寛さん(52)は「魚の単価が上がらないと仕事としては厳しいが、やりたいという人が出てくるのはうれしい」と話していた。
県は、県漁協連合会(大津市におの浜4丁目)に就業に関する相談センターを設置。ウェブサイトも立ち上げ、琵琶湖漁業の概要と研修に関する情報を全国に紹介する。
20年までに計10人の新規漁業就業者の確保を目標としており、県水産課は「琵琶湖の自然や魚に興味があり、体力がある人に、体験を通して漁師への就業を考えてほしい」と呼び掛けている。
体験研修などの問い合わせは県漁連TEL077(524)2418。
17/01/12
■今週のガソリン価格は小幅高 5週連続で値上がり(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/170112/ecn1701120028-n1.html
経済産業省資源エネルギー庁が12日公表した10日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、2016年12月26日の前回調査より20銭高い130円50銭となった。5週連続の値上がりで、約1年2カ月ぶりの高水準となった。
原油価格の上昇が続いており、小売価格を押し上げた。調査した石油情報センターは「原油価格の値上げ幅は縮小しており、来週は小幅な値上がりにとどまるだろう」と指摘している。
地域別では35都県で価格が上昇した。上げ幅は沖縄が2円40銭と最も大きく、1円40銭の鹿児島、1円30銭の山梨が続いた。値下がりは9道府県で、下げ幅は徳島の1円80銭が最大。京都など3府県は横ばいだった。
ハイオクは前回調査より20銭高い141円30銭、軽油も30銭値上がりし109円80銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり16円高い1387円となった。
■レギュラーガソリン、130.5円…価格上昇続く(Responce)http://response.jp/article/2017/01/12/288226.html
資源エネルギー庁が1月12日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、1月10日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、2週間前の前回調査から0.2円値上がりし130.5円となった。
レギュラーガソリンは原油価格の上昇もあり、昨年12月より値上がりが続いている。
地域別では、九州・沖縄で0.8円、中部で0.4円、東北で0.3円、関東と近畿で0.2円、中国で0.1円値上がり。北海道は1.1円、四国は0.4円値を下げた。
ハイオクガソリンは前週比0.2円高の141.3円、軽油は0.3円高の109.8円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、1月12日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は122.2円/リットル(前々週比−0.1円)、ハイオクは132.9円/リットル(+0.3円)、軽油は98.1円/リットル(+0.8円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■滋賀大空手道部21人が寒稽古 真冬の琵琶湖で心身鍛える(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170112/rgn1701120062-n1.html
真冬の琵琶湖で心身を鍛えようと、滋賀大空手道部の寒稽古が11日、彦根市松原町の松原水泳場で行われた。男女21人が冷たい水につかりながら、威勢のいい掛け声とともに稽古に取り組んだ。
50年以上続く同部の恒例行事。部員らはウオーミングアップしたあと水に入り、腰までつかる辺りで円陣。拳を繰り返し突き出すなどして気合を入れた。
その後、新成人になる部員が「20歳の誓い」として、抱負を叫びながら湖に飛び込む恒例行事も行われ、7人が挑戦。このうち男子部員1人は「見た目も心も格好いい男になる」などと叫んでいた。
彦根地方気象台によると、この日の彦根の最高気温は6・8度。稽古を終えた部員らは岸に上がり、冷えた体をたき火で温めていた。
初めて体験した同部1年の内山祥一さん(19)は「水がすごく冷たかったが、忍耐力がついたと思う。練習も頑張りたい」と話していた。
■湖に漬かり気合注入 彦根で滋賀大空手道部が寒稽古(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170112/CK2017011202000008.html
滋賀大空手道部の寒稽古が十一日、彦根市松原町の松原水泳場であった。彦根地方気象台によると、稽古時の気温は五・六度。部員たちは波や強風にもめげず、湖上で気合のこもった掛け声をとどろかせた。
稽古は六十年以上続く部の伝統行事。部員二十人と合気道部員一人は、まず道場のある大学から水泳場まで一キロをランニングし、砂浜で準備運動をした。午後一時ごろ、男女とも上の胴着を脱ぎ、男子は上半身裸、女子は黒いTシャツ姿になった。
水際で形を演舞し、心を静めた後、琵琶湖に向かって正拳突きをしながら一歩一歩水の中へ。湖岸から二十メートル先の腰まで漬かる位置まで進み、円陣を組んで一人ずつ号令を掛けながら再び正拳突きをした。
小雨もぱらつく中、三年の反橋亮太主将(22)は「昨年の穏やかな琵琶湖と違い、水も冷たく、非常に厳しい環境だった。ただ、心身を鍛錬するにはとてもよかった」と満足げに話した。
昨年は風邪で不参加だったという二年の友山大二朗さん(19)は「初めての経験。あまりの冷たさに感覚がまひしたおかげか、最後までやり抜くことができた」と晴れやかな表情を見せた。稽古後は新成人の部員による「二十歳の誓い」があり、「死ぬまで武道をする」などと意気込みを叫び、琵琶湖へ飛び込んだ。(山村俊輔)
■エイ 鍛錬日和(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170111-OYTNT50169.html
滋賀大空手道部の寒稽古が11日、彦根市の松原水泳場で行われ、寒中らしい冷え込みの中、女子8人を含む21人が腰まで水につかって心身を鍛錬した=写真=。
50年以上続いている伝統行事。寒稽古が始まったこの日午後1時の市内の気温は5.6度、風速6.8メートルで、部員たちは「エイ、エイ」と気合を入れて琵琶湖に入り、突きを繰り返した。
稽古後、「冷たくて痛いくらい」と言いながら湖畔に上がって、たき火に当たったが、主将の3年・反橋亮太さん(22)は「今年は風も強くて寒い。いい鍛錬になった」と満足そうだった。
新成人7人は寒稽古恒例の「20歳の誓い」も行い、2年・谷村美紀さん(20)は「女子団体戦で戦力の要になる」と宣言し、湖面に飛び込んでいた。
■琵琶湖で発見の群体ヒドラを展示 琵琶湖博物館(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASJDX5HKVJDXPTJB014.html
杉浦奈実
県立琵琶湖博物館は、琵琶湖で初めて見つかった群体ヒドラ「パキコダイリ」の飼育に成功し、マイクロアクアリウムでの生体展示を始めた。
博物館によると、パキコダイリはイソギンチャクやサンゴの仲間。琵琶湖岸で見つかり、2000年に新種として論文掲載された。これまでに琵琶湖以外からの発見報告がなく、固有種の可能性があるという。
こん棒のような体から放射状に触手が伸びた2〜3ミリほどの個体同士が、「ヒドロ根」と呼ばれる根っこのような器官でつながっている。生育にはある程度の水流が必要で、容器の大きさなどを工夫して展示用のガラスに直接定着させることに成功した。ライブカメラを通して、ミジンコなどの餌を食べる姿も見ることができる。
17/01/11
■菜の花、雪化粧の山と競演 滋賀・守山(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20170111000157
早咲きの菜の花「カンザキハナナ」が、滋賀県守山市今浜町の第1なぎさ公園で見ごろを迎えている。黄色い花と琵琶湖対岸のうっすらと雪化粧した比良山系のコントラストが、訪れた観光客らの目を楽しませている。
公園を管理する市シルバー人材センターが1995年に栽培を始め、約4千平方メートルに約1万2千本が植えられている。同センターによると、昨年10月上旬に種をまき、今月上旬から花が咲き始めた。現在は六分咲きで、例年と同じくらいの開花ペースという。
名古屋市から友人3人と訪れた会社員坂恵里香さん(24)は「インスタグラム(会員制交流サイト)に投稿された写真を見て初めて来た。湖を背景に菜の花を見るのは新鮮で、きれい」と話した。見ごろは2月下旬まで。
■スイーツ・郷土食 安曇川高生がレシピ考案 14日に販売 ブラックバスも活用(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170111/ddl/k25/100/535000c
県立安曇川高校(高島市)の総合学科商業系列の3年生24人が授業の課題研究で、地元や琵琶湖の特産品を生かしたオリジナルのスイーツや郷土食を商品開発した。6種類の製造を業者に発注し、14日午後1時から同市の国道161号道の駅「藤樹の里あどがわ」で販売実習も兼ねて販売する。
6商品とも生徒が命名。アドベリームース(300円)=地元特産フルーツのアドベリーを使用▽ベリーカステラ(450円)=アドベリーを練り込んだチョコをカステラでサンド▽タテボシ貝とビワマスの炊き込みご飯(300円)=ビワマスに琵琶湖特産の貝を加え、うまみを増した▽とんちゃんバーガー(300円)=米粉のパンに高島地域で親しまれるとんちゃん(味付け鶏肉)をはさんだ▽うまいやんけ!スモークん(550円)=ブラックバスのくん製▽うまいやんけ!フレークん(価格未定)=ブラックバスのフレークでカレー味とごま油味の2種類を用意。
指導した上坂喜美子教諭によると、生徒は約10種類を考案。実際に作って試食し、6商品に絞った。今年度はビワマスなど魚介類を初めて使い、琵琶湖の厄介者のブラックバスも活用した。レシピが仕上がるまでには漁師や水産加工業者、料理店などから意見を聞いたという。
6商品の販売数は各50〜100個で、なくなり次第終了する。【塚原和俊】
■琵琶湖のカルタはロシアも題材に(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/170111/wst1701110020-n1.html
滋賀県立琵琶湖博物館(同県草津市)は、同館の研究や活動を知ってもらい、琵琶湖や自然について理解を深めてもらおうと、琵琶湖にちなんだ「びわ博カルタ」を作成した。
読み札は、「いろは」47文字に「びわこはく」の5文字を加えた52枚で構成。渡り鳥が飛来する琵琶湖にちなんだ「ロシアから 毎年来ます コハクチョウ」や、湧き水を生活用水に利用する同県高島市新旭町針江(はりえ)地区を題材にした「針江には 水利用の 知恵がある」など、琵琶湖や琵琶湖を取り巻く人々の暮らしに関連した五・七・五の文章が書かれている。
絵札のもとにしたのは、開館20周年を記念した企画展で展示されているパネル。競技かるたの同好会「大津あきのた会」所属のA級読手、上原美翔さんが読み上げたCDも付いている。
価格は1セット2千円。館内のミュージアムショップ「おいでや」で販売している。担当者は「楽しみながら生き物や自然のことを勉強できるので、家族でぜひ遊んでいただきたい」と話している。
■「ふなずし」テーマに農業遺産シンポ 2月19日、大津で(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170111000021
琵琶湖とのつながりを生かした農林水産業の「世界農業遺産」認定を目指す滋賀県は2月19日、ふなずしをテーマにしたシンポジウムを大津市におの浜1丁目のピアザ淡海で開く。湖魚と近江米の魅力を専門家が語り、ふなずしの試食会や地酒の試飲もある。
世界農業遺産は国連食糧農業機関(FAO)による認定制度。伝統的な農業、文化、生物多様性の保全が目的で、世界36地域、うち国内では8地域が認定を受けている。県は2017年度の申請、19年度の認定を目標にしている。
シンポでは、認定に向けた県の取り組みを紹介するほか、漁師や農業者、食文化が専門の堀越昌子・滋賀大名誉教授らが登壇。琵琶湖の自然と風土に育まれたふなずしが世界に誇れる点を語る。
午後2時〜4時45分。先着100人、参加無料。申し込みは県農政課TEL077(528)3825。
■新人漁師2人が第一歩 県の育成支援(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170111/CK2017011102000028.html
県は本年度から、琵琶湖の漁師の育成支援を進めている。漁師志望者を対象にした相談・受け入れ窓口を昨春に設置し、現役漁師を「親方」として紹介する。漁師の担い手を増やし、後継者不足解消の一助にしたい考えだ。大津市で十日、第一期の現場体験研修が始まり、二十代と五十代の男性二人が漁師への一歩を踏み出した。
県によると、琵琶湖で漁師になるには、志望者が個人的に、弟子を受け入れる漁師を探さなければならなかった。受け入れ側も不慣れな未経験者に教えるのは負担が大きく、ちゅうちょする面があったという。
そこで県は、昨年四月、窓口として「しがの漁業技術研修センター」を設置。漁師になりたい人に、親方となる受け入れ先の漁師と体験研修をあっせんし、漁師には委託料を支払う仕組みをつくった。
写真
県立大大学院二年の駒井健也(たつや)さん(24)と京都市伏見区の会社員北村徹さん(52)が十日、大津市本堅田二の堅田漁協で座学研修を受けた後、それぞれの親方と第一期の現場体験研修の日程を決めた。
駒井さんは「貝引き網漁を体験したい。大学院卒業後は琵琶湖に関連した仕事に就きたい」と意欲を語った。北村さんは、漁師の内池清孝さん(65)=同市真野五=の指導で刺し網漁を体験する。「早く釣りとは異なる漁師の現場を体験したい」と話し、座学研修後に真野漁港で刺し網の扱い方を学んだ。
県内の漁業就業者数は、一九六八年は三千人ほどいたが、その後減少し、二〇一三年は七百人弱となった。現役漁師の七割以上が六十歳を超えており、県は事業を継続し、二〇年度までに十人の新規就業者輩出を目指している。(成田嵩憲)
■養鶏農家に防疫の徹底呼び掛け 滋賀・草津で鳥インフル(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170110000178
滋賀県草津市内で見つかった野鳥1羽の死骸から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が遺伝子検査で出たことを受け、滋賀県は10日、県内でニワトリなどを100羽以上飼育する養鶏農家全52戸に情報提供するとともに、防疫の再徹底を呼び掛けた。
県は同日、記者会見し、陽性反応が出たクイナ科の水鳥オオバンの死骸は、民家の庭で見つかったことを明らかにした。高病原性かどうかなどを調べる鳥取大での確定検査には1週間ほどかかる見込み。環境省は同日、死骸の回収地点から半径10キロ圏内を野鳥の監視重点区域に指定した。
野鳥から鳥インフルエンザウイルスが確認された場合、国は家畜伝染病予防法に基づいて半径3キロ圏内にある100羽以上の養鶏農家への立入調査を求めている。県によると、圏内に対象農家はないが、100羽未満の小規模飼育者が5戸あり、確定検査後には養鶏の健康状態のチェックを要請する。
県が2016年に実施した調査によると、県内には約19万8300羽の水鳥が生息する。うちオオバンは約8万4800羽で、多くが琵琶湖などの水辺で越冬しているという。
17/01/10
■野鳥の死骸から鳥インフル陽性反応 草津で発見(ChunichiWeb)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017011090210338.html
滋賀県は10日、草津市内の民家の庭で3日に野鳥のオオバンの死骸が見つかり、遺伝子検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。今後、国の検査機関に指定されている鳥取大で確定検査を行う。確定まで1週間ほどかかる見通し。
県によると、死骸が見つかったのは琵琶湖岸から5キロ離れた市街地。県家畜保健衛生所が4日に行った簡易検査では陰性だったが、国立環境研究所(茨城県つくば市)の遺伝子検査でA型の鳥インフルエンザが検出され、10日午前、県に連絡があった。
今季はA型の一種で、致死性の高い高病原性の鳥インフルエンザH5N6型が全国的に流行している。オオバンは、北方からの渡り鳥。全国各地に飛来し、滋賀県内では冬季に推計で8万5千羽が生息。県と環境省は半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、鳥の異常死がないかなどの監視を強化する。
■国立環境研究所 一部移転で県・環境省と連携協定 湖沼研究発展へ期待(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170110/ddl/k25/040/231000c
国立環境研究所(茨城県つくば市)の一部が来年度に県琵琶湖環境科学研究センター(大津市柳が崎)へ移転することについて、県と環境省、同研究所との3者で連携協力に関する協定を締結する。三日月大造知事が発表した。締結式は来月の予定。
移転して設置されるのは同研究所琵琶湖分室(仮称)。職員数は10人程度で県の研究センター内に今年4月に開設される。
協定は共同研究などの連携強化の他、地元の大学や企業などを巻き込んだ湖沼環境研究の発展と研究成果の活用・実用化、地方創生につながるプロジェクト推進などが盛り込まれる予定。三日月知事は「我が国の湖沼研究をリードする研究所の分室が移転されることは大変意義がある」と話した。【衛藤達生】
■野鳥1羽から鳥インフルウイルス 滋賀・草津、検査で陽性反応(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170110000077
滋賀県草津市内で見つかった野鳥1羽の死骸から、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が遺伝子検査で出ていたことが10日分かった。滋賀県内で陽性反応が出るのは初めて。今後さらに正確な検査を行う一方、県は発見場所周辺で野鳥の監視を強化する方針。
県によると、陽性反応が出たのは湖沼などに生息するオオバン。4日に見つかり、簡易検査では陰性だったが、国立環境研究所(茨城県)の検査で、陽性反応が出たという。今後、鳥取大でより正確な確定検査を行い、高病原性かどうかや、ウイルスの種類などを調べるという。
遺伝子検査での陽性反応を受け、環境省は10日中にも発見場所周辺を野鳥監視重点区域に指定する見通し。県は養鶏場などに注意喚起を行う方針。
■観光船「直政」3月就航 井伊家の甲冑モデルに(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170110/CK2017011002000025.html
彦根城主を代々務めた井伊家の甲冑(かっちゅう)をモデルにした琵琶湖観光船「直政」の就航披露と試乗会が九日、彦根市松原町のオーミマリン彦根港であった。
観光船は「井伊の赤備え」にちなみ、赤と黒を基調にデザイン。船体前方部に井伊家の家紋、後方部には初代彦根藩主「直政」の名が記されている。全長二十二メートルで、一階は百十二席、二階は四十八席あり、最大百六十人まで乗船できる。三月一日から一日三便の運航が始まる。
これまで使用していた観光船「第5わかあゆ」の外装、内装を二年がかりでリニューアルした。名前は船を運営する近江トラベルの社員らが、末永く親しまれるように、と社内の公募で決めた。
植田重弘社長(62)は「今年は大河ドラマや彦根城築城四百十年祭で注目を集める年になる。観光船を積極的にアピールしたい」と意気込んだ。この日は大久保貴市長や彦根鉄砲隊など約三十人が集まり、乗船した大久保市長は「湖上から見る彦根城が最も美しい」と話した。(大橋貴史)
■赤備えの琵琶湖観光船「直政」お披露目(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK1932NXK19PTJB002.html
大野宏
彦根港と竹生島や多景島を結ぶ観光汽船を運航している近江トラベル(彦根市)が9日、新しい観光船「直政」をお披露目した。8日に放映が始まったNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主要登場人物の一人、彦根藩祖井伊直政(1561〜1602)にちなみ「井伊の赤備え」に内外装を一新した。
「第5わかあゆ」として定期運航していた160人乗り62トンの汽船を、赤地に金の井桁の井伊家の甲冑(かっちゅう)風に塗り替え。内外装に井伊家の家紋「彦根橘(たちばな)」をあしらった。植田重弘社長は「リニューアルを検討していた2年前に大河ドラマが決まり、今やらなければと決断した」とあいさつした。2月までは定期航路で随時運航。3月からは毎日竹生島へ2便、多景島へ1便が運航する。
直政は遠江の国人領主井伊直親の嫡男として生まれた。父が今川氏に殺された後、後見人となった直虎(次郎法師)に育てられる。徳川家康に仕えて武田家の旧臣を与えられ、軍装を赤に統一。「井伊の赤備え」と称された。関ケ原の戦いの戦功で石田三成の佐和山城を与えられ、彦根藩の基を築いた。大河ドラマでは成人後を菅田将暉さんが演じる。(大野宏)
17/01/09
■厳寒の琵琶湖で寒中稽古 滋賀、空手道場門下生が鍛錬(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170109000028
空手道場の寒中稽古が8日、滋賀県守山市今浜町のなぎさ公園であった。厳しい寒さの中、琵琶湖に腰までつかった門下生たちが突きなどを繰り返し、心身を鍛えた。
陰陽流拳法空手術道陰陽会北辰館(京都市西京区)の滋賀道場が主催し、10年ほど続けている。今年は小学1年から66歳までの約20人が参加した。
この日は最高気温が約6度までしか上がらず、厳しい冷え込みに。対岸に見える比良山系の頂がうっすらと白く染まる中、参加者は砂浜で突きや蹴りなどを繰り返した。最後に琵琶湖に入り、「えいっ」「えいっ」と鋭い声を張り上げて突きや組み手を披露した。
守山市の速野小3年岡誠葉(せいは)君(9)は「『寒くない』『寒くない』と思って水の中に入った。倒れそうになったがうまくできた」と体を震わせながら話していた
■学習船「うみのこ」建造費の一部 1000万円目標に寄付募る(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022780
=寄付者には返礼品と銘板に氏名=
◇県
県は二月二十八日まで、平成三十年四月の就航をめざして建造を進めている学習船「うみのこ」の建造費の一部について、目標額を一千万円に設定して寄付を募っている。
寄付の方法は、インターネットで寄付金を募るクラウドファンディングによるものと、直接寄付を申し出るものの二通りある。
クラウドファンディングによる寄付は、委託事業者であるジャパンギビングのホームページの新船建造のための寄附金募集ページから、クレジット決済、銀行振込決済およびネットバンク決済により寄付できる。詳細は、http://japangiving.jp/p/5178へ。今月四日からアクセスできるようになっている。
また、直接寄付を申し出る方法は、所定の寄付申出書に必要事項を記入し、県へ郵送、ファックス、またはメールにより送付、または持参できる。申出書はホームページ(http://www.pref.shiga.lg.jp/edu/uminokokifu.html)からもダウンロードできる。
なお、寄付者への返礼品としては、▽三千円未満=礼状▽三千円以上五千円未満=礼状・新船のイメージ図一枚▽五千円以上一万円未満=礼状・オリジナルクリアファイル一枚▽一万円以上五万円未満=礼状・オリジナルクリアファイル三枚▽五万円以上五十万円未満=礼状・新船(停泊中)の見学会招待▽五十万円以上=礼状・新船ペア乗船(日時限定)招待―となっている。このほか、希望者は、氏名などを銘板に掲載し、新船もしくは港などに設置する。
17/01/08
■雪見船クルーズ 大津−長浜、3月9日まで運航(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170108/ddl/k25/040/268000c
長浜盆梅展の開催に合わせ、琵琶湖汽船などが7日、琵琶湖を縦走して大津市と長浜市を結ぶ毎春恒例の「雪見船クルーズ」の運航を始め、観光客らがうっすら雪化粧した比良山系などの冬景色を楽しんだ。1月中は土日月曜、2月1日から最終日の3月9日までは毎日運航予定。
午前9時45分ににおの浜観光港を出発して大津…
■湖国の冬景色満喫 大津−長浜港、雪見船の運航開始(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170108000032
琵琶湖をクルーズ船で周遊し、湖国の冬景色を楽しむ「雪見船」の運航が7日、始まった。乗船客らは、うっすら雪化粧した比良山系や琵琶湖を眺めながら、湖上でのひとときを過ごしていた。
県内の観光業者でつくる「びわ湖雪見船協議会」と琵琶湖汽船が毎年企画。長浜盆梅展(長浜市)の開幕に合わせて出船し、大津港と長浜港を約2時間で結ぶ。
夫婦で乗船した会社員太田茂さん(46)=大阪府豊中市=は「雪は少ないけど、天気も良くゆっくり琵琶湖を楽しめる」と話した。
運航は、1月中の土日・月曜日と、2月1日から3月9日まで毎日(1月29日と2月26日は除く)。大人(中学生以上)片道3千円、往復5千円。小学生以下は半額。予約制。琵琶湖汽船TEL077(524)5000。
■三日月知事、仕事始めで抱負(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022773
=「琵琶湖新時代つくりたい」=
◇県
三日月大造知事は四日、県庁職員の仕事始めの訓示で、「県民と力をあわせて『琵琶湖新時代』をつくりたい」と新年の抱負を述べ、具体的な取り組みとして琵琶湖保全再生計画の策定・着手、国立環境研究所の琵琶湖分室(仮称)の設置、国連が定める十七の持続可能な開発目標(貧困、教育、健康など)への参画、びわこの日の県民の休日検討を挙げた。
そして「わたしたちは古来、琵琶湖を真ん中に周りの人を思い、下流の人たちのことを思い、人間以外の生きものとの共存を思い、未来を問いながら生活し、生産活動をしてきた。これだけ周りの人との関係が難しくなったり、絆(きずな)やつながりが薄くなり、世界的には資本主義、民主主義の行く末が問われる時代だからこそ、県民が大事にし、実践してきた活動が問われ、見直される時代に入ってきていると確信している」と、持続可能な社会のあり方や生き方構築への展望を語り、あいさつを締めくくった。
引き続いて年始の定例会見では、「びわこの日」の県民の休日への検討について、「県議会に説明し、できるだけ早く理解をもらえる状況をつくりたい」と意欲を語った。
17/01/05
■琵琶湖に女性の遺体、外傷なく(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/170105/wst1701050011-n1.html
4日午後9時20分ごろ、滋賀県大津市由美浜の琵琶湖の岸から約50メートルの湖面で「人のようなものが浮いている」と釣りに来た会社員の男性(31)から110番があった。駆け付けた消防署員が引き揚げ、病院に運んだが死亡が確認された。
大津署によると、遺体は女性で目立った外傷はなく、黒いニット帽とダウンジャケットを着用していた。同署が死因や身元を調べている。
■琵琶湖に女性遺体 目立った外傷なし(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170105000019
4日午後9時20分ごろ、大津市由美浜の琵琶湖で、夜釣りに来た京都府木津川市の会社員男性(31)が、女性の遺体を見つけた。
大津署によると、遺体は目立った外傷がなく、琵琶湖岸から約50メートル離れた沖合で、うつぶせの状態で見つかった。身長、年齢は不明。黒のダウンジャケットを着て、黒のニット帽をかぶっていた。所持品はなかったという。同署が身元を調べている。
■びわ湖の天然宝石(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022754
=東近江市天然ホンモロコ=
ホンモロコは、琵琶湖固有種で、体長が7〜15センチメートルほどのコイ科の魚。骨が少なく食べやすいのが特徴で、臭みがなく上品な味わいから、高級魚として京都の料亭などで重宝されていた。
琵琶湖の恵みとする代表的な魚で、昭和45年頃の最盛期には350トンを超える漁獲量があり、家庭の食卓にも並んでいた記憶がある人も多いのではないだろうか。しかし、近年は、外来魚などの影響で10トン程度と急減に減少。料亭以外ではほぼ目にすることは無くなった。
そこで、かつての漁獲量と湖国の伝統食材、固有種が住みよい琵琶湖を取り戻そうと、産卵がよく行われる伊庭内湖では、能登川漁業協同組合が中心となって、禁漁や外来魚の駆除に力を入れた。地域住民による水田を利用した種苗生産などといった水質資源の確保が積極的に取り組まれたほか、県農政水産部水産課の研究の成果もあり、現在は少しずつではあるが漁獲量が回復しつつある。
また、県内だけではなく全国の人にも食してもらおうと、調理や販売の方にも力が注がれている。
伊庭内湖をはじめとする琵琶湖の天然ホンモロコのブランド化を目指して、漁協組合と能登川料理飲食旅館仕出し組合、東近江市からなる「東近江市ホンモロコ特産品化推進協議会」(会長・伊関照男氏)が、平成27年5月に立ち上がった。県内外で試食会などを開催するなど、PR活動も活発だ。
その中で、様々な料理で天然ホンモロコの美味しさを提供する職人「東近江市ホンモロコマイスター」が存在する。現在、能登川地域で飲食店を運営する6人が認定されており、漁業組合で収穫された天然ホンモロコが各店舗で味わえる。
本来の味が際立つ素焼きをはじめ、甘露煮や佃煮、白味噌をつけて焼いた魚田などが楽しめるホンモロコは、子持ちモロコ(春)やサッパリした味わいの夏モロコ、脂がのった秋モロコなど、ほぼ一年を通して様々な風味が堪能できるのも特徴。
頭から骨まで一匹丸ごと食べられることから、最近は市内の小学校給食にも使われ、湖国の子どもたちも伝統食材に親しんでいる。
また、テレビなどの取材にも取り上げられることが多く、ホンモロコマイスターの一人でもある能登川料理飲食旅館仕出し組合の組合長で同協議会副会長の小林晃さんは、北海道から沖縄県まで注文が入っている状況に「各団体の取り組みで漁獲量が増えてきたので、美味しく安く提供していけるように努めていきたい。琵琶湖の幸を多くの人に味わってほしい」と期待を寄せている。(古澤和也)
―――――・―――――・―――――
マイスターが運営する天然ホンモロコ提供店は次の通り(取扱品目や時期については各店舗まで)。
▽鳥善(東近江市佐生町)TEL0748―42―0238・店頭販売▽お好み焼き いせき(東近江市垣見町)TEL0748―42―6006・食事▽一福食堂(東近江市林町)TEL0748―42―0469・食事▽鮒清(東近江市種町)TEL0748―42―1036・食事▽割烹かっぱ(東近江市垣見町)TEL0748―42―5600・食事▽味彩ほりかわ(東近江市垣見町)TEL0748―42―0033・食事
■100周年へ祝賀看板を掲示 高島・琵琶湖周航の歌資料館(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170105/CK2017010502000010.html
「われは湖の子 さすらいの」の歌い出しで知られる「琵琶湖周航の歌」が六月、誕生から百周年を迎える。高島市今津町中沼の琵琶湖周航の歌資料館には記念の看板がお目見えし、祝賀ムードを盛り上げている。
旧制第三高等学校(現・京都大)のボート部員らが一九一七(大正六)年、ボートで琵琶湖を一周した際に生まれた歌。七一(昭和四十六)年に歌手の加藤登紀子さんがカバーし、大ヒットした。
看板は幅約七・三メートルで、建物二階の大通り側外壁に掲示。さざなみをイメージしたイラストとともに「『琵琶湖周航の歌』誕生100周年」「ようこそ高島へ」などとアピールしている。
資料館は九八年に開館。歌に関する資料展示や、古今東西のレコード聞き比べコーナーなどがある。
村井佳子館長は「百周年に向け、準備が整ってきた。歌に興味を持ち、資料館に来ていただければ」と話す。
月曜休館(祝日の場合は次の平日)。入館無料。(杉浦正至)
■7・1「びわ湖の日」を県民の休日に 知事が意向(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170105/CK2017010502000013.html
三日月大造知事は四日、県が定めた七月一日の「びわ湖の日」を、条例制定により県民の休日にする意向を示した。「琵琶湖と向き合い、触れ合う時間が必要だ」と目的を語った。地方自治体独自の休日は、沖縄県の「慰霊の日」と広島市の「平和記念日」があり、制定されれば三例目となる。
この日の仕事始め式や定例会見で表明。「(琵琶湖を自転車で一周する)ビワイチをはじめとする観光、湖上交通、山をより良くするといったつながりを再確認する機会にしたい」と語った。
びわ湖の日は、合成洗剤を追放する「せっけん運動」を契機に一九八〇年七月一日に制定された富栄養化防止条例にちなみ、八一年に県が宣言した。県琵琶湖保全再生課によると、びわ湖の日には、毎年十万人以上が清掃活動に参加している。
地方自治法によると「地域で特別な歴史的、社会的意義がある」「住民が記念することが定着」「広く国民の理解を得られる」といった条件を満たせば、自治体が条例で休日を定めることができるとしている。今後の手続きとしては、課題を整理しつつ県議会で条例制定案を審議した後、総務大臣と協議する。(成田嵩憲)
■<仕事始め>琵琶湖施策 力合わせ 県庁(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170104-OYTNT50177.html?from=ycont_top_txt
◇かるたの聖地PR 大津市
官公庁や企業の多くで4日、仕事始めを迎えた。
県庁では、三日月知事が職員約400人を前にあいさつ。琵琶湖に関わる観光や林業の活性化などを重点施策に挙げ、「県民と力を合わせ、世界に誇れる琵琶湖にしよう」と呼びかけた。
職員を代表し、県立近代美術館の和澄浩介学芸員は「実りを意味する今年の干支『酉』にあやかり、職員が一丸となってまい進したい」と決意を表明した。
大津市役所では観光振興課の職員17人が袴姿で仕事始めに臨んだ。7日に競技かるたの名人位・クイーン位決定戦が開かれる近江神宮にも出向き、市観光キャラクター「おおつ光ルくん」と関連イベントのチラシを配って「かるたの聖地・大津」をPRした。
■びわ湖の日を「県民の休日」提案 仕事始めで知事(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK143JHMK14PTJB002.html
官公庁の仕事始めとなった4日、県庁では職員約400人を前にはかま姿の三日月大造知事があいさつし、7月1日の「びわ湖の日」を県民の休日にするよう提案した。
知事は琵琶湖保全再生計画作りが進んでいることに触れながら「琵琶湖を世界一の湖にしよう」と呼びかけた。その上で「水と衛生」など17分野で2030年に向けて目標を定めた、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に、県として積極的に取り組むことを表明。合わせて「びわ湖の日」を県民の休日と定めることを提案した。
びわ湖の日は琵琶湖条例施行1年を記念して1981年に制定され、96年には条例にも位置づけられた。県は環境の保全について理解と認識を深め、環境活動への参加意欲を高める日としている。
17/01/04
■7月1日「びわ湖の日」を滋賀県民の休日に 知事が実現決意(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170104000106
滋賀県の三日月大造知事は4日、7月1日の「びわ湖の日」を滋賀県民の休日とするよう取り組む意向を正式に表明した。定例会見で「今以上に琵琶湖と触れ合ってもらえる展開をつくりたい」と実現への決意を述べた。
びわ湖の日は1980年の「富栄養化防止条例」の施行日にちなんで81年に設けられた。環境保全への理解を深め、保全活動への参加意欲を高める日と位置づけられており、毎年10万人以上が湖岸の清掃などに取り組んでいる。
三日月知事は、休日化を目指す理由として、4月が琵琶湖再生保全計画の初年度となることを挙げ、「あらためて琵琶湖と向き合い、触れ合ってもらう取り組みが有効ではないかと考えた。観光や森林整備など湖を生かす取り組みを進めるきっかけにもしたい」と説明。今後、県内で合意形成を図る方針を示した。
自治体の休日は沖縄県の「慰霊の日」と、広島市の「平和記念日」の2例のみで、制定には総務相との協議が必要となる。三日月知事は「(実現は)容易ではないが、琵琶湖を守り、発信する取り組みは、各国の湖沼の保全再生にもつなげていける。理解をいただけると考えている」と語った。
■湖岸の用地活用へ本腰 大津商議所・大道会頭に聞く(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170104000069
日本経済は、内外に波乱要因をはらみながら新年を迎えた。海外では米国第一主義を掲げるドナルド・トランプ大統領が就任し、中国経済は減速懸念が消えない。国内ではアベノミクスがデフレ脱却へ正念場に立つ。こうした状況下で滋賀の経済界や企業はどのように歩みを進めるべきか。3期目を迎えた大津商工会議所の大道良夫会頭(滋賀銀行会長)に聞いた。
滋賀経済界にも落ち着き
―世界経済の不確実性が増しています。
「昨秋の米大統領選後に円相場が急落した。大津は中小・零細企業が多く、円安により原材料価格などの上昇が続けば経営を圧迫する。世界情勢が不安定で不透明なためリスクに備える必要があるが、一方で企業倒産は全国的に低水準で、滋賀の経済界も非常に落ち着いている」
―政府にスピード感を持って進めてほしいことは何でしょうか。
「金融政策だけに頼った経済成長には限界がある。構造改革や規制緩和など大胆な改革の断行を求めたい。県内は未利用の不動産が多いが、企業の1次産業進出や都市計画上の市街化調整区域で商売をするにはまだ壁が高い。行き過ぎた規制緩和は問題だが、ビジネス参入を促す踏み込んだ改革を急いでほしい」
―県都・大津の経済をどう展望しますか。
「大津市は南北に約50キロと広く地域ごとに特色がある。北の堅田・雄琴は観光が好調だし、南の瀬田の企業活動も総じて堅調だ。大津の中心部は高齢化が進んでいるが、JR大津駅が昨年10月にリニューアルし、活性化に向けた方向性が見えてきた。他の県庁所在地の駅に比べるとまだ遅れているが、同駅が起点となり、信楽や彦根、比叡山にバスを運行するなど人を送り出すハブターミナルになることを期待したい」
―湖岸地域の活性化はどう考えますか。
「県と大津市が京阪浜大津駅前の湖岸に保有する空き地約8500平方メートルを活用しない手はない。決まったわけではないが、プロスポーツやコンサートに使える5千席規模の多目的アリーナ整備構想がある。今後は県内の経済団体と協議しながらハードとソフトの両面や事業主体、資金計画の概要を固め、関係各所に働きかけていく。もし実現すれば、JR大津駅から浜大津までの中心市街地が大変にぎわうだろう」
「休館のまま、湖岸の一等地に建つ県立琵琶湖文化館の再活用も必要だ。具体化はしていないが、琵琶湖の歴史や生態系を展示解説する県立琵琶湖博物館(草津市)の小型施設があってもいい。琵琶湖の情報発信拠点として活用するアイデアを県にも提案した」
IT活用で中小サポート
―中小企業のサポートはどう進めますか。
「中小・零細企業は業種を問わず転機にあると思う。従来と同じ商法や製品では経営が行き詰まるケースが増えている。一つの対策がIT活用で、製造業やサービス業における生産効率化や付加価値づくりを支援したい。もう一つは日本全体の問題である事業承継。後継者選びやM&A(企業の合併・買収)、税負担などの多様な相談に応えていく」
17/01/03
■県の学習船 「うみのこ」新造、寄付募る 来年4月就航目指す(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20170103/ddl/k25/040/198000c
2018年4月就航を目指し建造中の学習船「うみのこ」について、三日月大造知事は昨年12月27日の定例記者会見で、インターネット上の「クラウドファンディング」で寄付金を募る考えを表明した。募集期間は4日から2月28日までで、目標は1000万円。
現在の「うみのこ」は1983年に就航。県内の小学5年生が船内に泊まりながら琵琶湖の生態系などを学んでいる。これまで約52万人が...
■県内の高速道路がUターンで混雑 3日午後ピーク(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170103/CK2017010302000032.html
年末年始を古里で過ごした人たちのUターンラッシュが二日始まり、県内の高速道路も午前中から各地で混雑した。
日本道路交通情報センターによると名神高速道路では午後二時ごろ、大津市の瀬田西インターチェンジ(IC)を先頭に上り線で最大十九キロ、下り線は午後六時ごろ、竜王ICを先頭に最大一四・五キロの渋滞が発生した。
大津サービスエリア(SA)でも県外ナンバーの車両がひっきりなしに出入りした。家族で名古屋市に帰省した岡山市の会社員松本達哉さん(45)は、SAの建物屋上で景色を眺め気分転換。「子どもたちも正月を楽しく過ごせた様子。四日から早速仕事です。安全運転で帰ります」と話した。
混雑は三日午後にピークを迎える見込み。名神高速上り線は、午後三時ごろに彦根トンネルを先頭に最大十キロ、下り線は午後五時ごろ、湖南市の菩提寺(ぼだいじ)パーキングエリアを先頭に最大十五キロの渋滞が予想されている。(野瀬井寛)
17/01/02
■「琵琶湖周航の歌」誕生から100年 大ヒットで学生歌から国民的愛唱歌へ(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022732
=今年は次世代へ歌い継ぐ記念イベント=
誕生
この歌は、大正六年(一九一七)六月二十八日の夕べ、旧制第三高等学校(現在の京都大学)ボート部の小口太郎(明治三十年―大正十三年)が、競漕艇(ボート)で琵琶湖を一巡りする周航二日目の今津(高島市)の宿で、クルーに歌詞を披露し、仲間が当時流行していた「ひつじぐさ」(吉田千秋作)のメロディーにのせて歌ったのが始まり。
その後、友人らによって発表された琵琶湖周航の歌は、短期間で全国の若者に流行し、学生歌として親しまれた。
大ヒット
戦後は多くの歌手に歌謡曲として歌われるようになり、中でも歌手の加藤登紀子さんが昭和四十六年に大ヒットさせ、国民的愛唱歌として定着した。
資料館内には、加藤さんのほか、ボニージャックス、小林旭さん、ペギー葉山さんなどの多くの歌手、それに邦楽やギターの演奏など多彩な「琵琶湖周航の歌」を聴けるコーナーもある。
歌い継ぐ
若い世代へ伝える取り組みもある。発祥の地・高島市では琵琶湖周航の歌合唱コンクールが、毎年六月に開催され、全国の幅広い年齢層の人が参加している。
県内を拠点に活動する男性ユニット「〜Lefa〜(リーファ)」は昨年夏から、琵琶湖周航の歌を同市から全国へ発信しようと、プログラムに盛り込んだミニコンサートを同資料館で開いている。
当時の三高クルーのメンバー(後列右端が小口太郎)琵琶湖周航の歌記念館提供
そして誕生百年の今年、気運を盛り上げる記念イベントが、県と歌碑のある関係五市(大津市、高島市、長浜市、彦根市、近江八幡市)などの連携によって実施され、次世代への継承や観光振興につなげる。
【琵琶湖周航の歌資料館】高島市今津町中沼一丁目五―七、TEL0740―22―2108、午前九時〜午後五時、月曜・年末年始休館。(高山周治)
17/01/01
■7月1日「びわ湖の日」、県民の休日に 条例化を検討(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170101000067
滋賀県は、7月1日の「びわ湖の日」を条例で県民の休日とするための検討を始める。2015年秋に成立した琵琶湖保全再生法で「国民的資産」と位置づけられた琵琶湖に親しみ、より身近に感じてもらうのが狙い。県によると、条例で独自の休日を設けている自治体は沖縄県と広島市のみで、実現すれば全国3例目になる。
びわ湖の日は、全国的に注目を集めた富栄養化防止条例の施行日(1980年7月1日)にちなみ、81年に設けられた。96年には県環境基本条例にも位置づけられ、環境保全の理解と認識を深め、保全活動への参加意欲を高める日、としている。
自治体独自の休日は条例で定めることができるが、地方自治法はその条件として、特別な歴史的・社会的意義を持ち、住民こぞって記念することが定着していることや、広く国民の理解が得られることを挙げている。
総務大臣との事前協議も課すなどハードルは高く、現在は沖縄県の「慰霊の日」(6月23日)と広島市の「平和記念日」(8月6日)しかない。
全国には条例上の休日とせず、「県民の日」を設けて学校のみを休みにしている例もある。だが、県は琵琶湖の汚染を防ぐ県民運動「石けん運動」を機にびわ湖の日が制定された経緯や、琵琶湖を国民的資産と位置づける琵琶湖保全再生法の成立を踏まえ、条例化は可能と判断した。
今後、県内市町や経済団体などに趣旨を説明し、県内にある国の機関や企業、私立学校などにも休日化への賛同を得ることにしている。早ければ17年度中の条例化を目指す。
■びわ湖を活かす 滋賀観光の未来(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022715
=長命寺港を新観光拠点に 長命ずいかくの湯の模索=
地域資産をどのように活用し、活性化に結びつけていくのか。少子高齢化と人口の減少が進む中で、全国の地方が直面している大きな課題がある。
県内も例外ではなく、各市町でその取り組みが始まっているが、まだ、評価が得られるほどの段階ではない。
観光客が多い市町では、まちに賑わいがある。八幡堀を中心に来訪客が伸びている近江八幡市では、火祭りの伝統文化や安土城跡をはじめとする歴史資産、水郷が広がる自然など、観光資源に恵まれ、来訪客は絶えない。
そうした中で、長命寺港の利便性に着目した新しい観光事業の展開を昨年七月、同港にオープンした本格的日帰り温泉施設「長命ずいかくの湯」が模索している。
施設のすぐ横に上り口がある西国三十三所巡礼三十一番札所・長命寺の巡礼、湖に浮かぶ国内唯一の有人島「沖島」への来島、国内でも最大級のよし原が広がる西の湖の水郷めぐりなど、他市町がうらやむほどの豊富な観光資源を活かした事業展開がイメージ出来る。
また、体験型に移っている近年の観光にも農業や漁業分野で対応が図れるなど、地域資産に恵まれている。近年、地方に関心が集まり始めている外国人観光客の集客も考えられる。
世界に知られた「富士山」に並ぶ日本一の「びわ湖」をどのように活かすかは、滋賀の観光を考える上で重要な要素になる。(畑多喜男)