琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2017/04)

←Before          スクラップブックバックナンバー          Next→

17/04/30

■琵琶湖上で水のトラブル相次ぐ 連休最初の日曜日に(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/170430/wst1704300058-n1.html
 ゴールデンウイーク最初の日曜日となった30日、多くのレジャー客が訪れた琵琶湖では、トラブルが相次いだ。同日午後0時10分ごろ、大津市衣川の岸から沖合約1キロの琵琶湖上で、大阪市東淀川区の男性会社員(44)が操船するプレジャーボートと、神戸市西区の男性会社員(45)ら2人が乗ったエレキボートが接触した。
 滋賀県警大津北署によると、エレキボートにはもう1人、男性が乗っていたが、いずれもけが人はなかった。
 また同日午前10時半ごろ、滋賀県長浜市大浜町の岸から沖合約5キロの琵琶湖上で、愛知県北名古屋市の会社員(27)ら男性2人が乗った水上バイクのバッテリーが故障し、動かなくなった−との110番があった。同県警長浜署によると、2人は約1時間後に警察に救助され、けがなどはなかったという。

■近畿で相次ぐ突風被害、京都では2人けが(YomiuriOnLine関西発)http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170430-OYO1T50005.html
 大型連休初日の29日、近畿地方では昼前から夕方にかけ、発達した雨雲が通過した影響で突風が吹き、琵琶湖でヨットが転覆するなどの事故が相次いだ。
 京都市下京区の梅小路公園で午後1時40分頃、アルミ製アーチ(高さ約8メートル、幅約10メートル)が強風で倒れ、近くにいた観光客の女性(53)と男性(29)が額を切るなどの軽いけがをした。
 京都府警下京署によると、アーチは同公園で開催されていた「京都中央メーデー」(連合京都主催)のために設置され、両端に各200キロのおもりを付けて固定していたという。同市では午後1時35分に最大瞬間風速17・9メートルを観測した。
 滋賀県の琵琶湖では午後1時45分から1時間ほどの間に、ヨットが転覆したり釣りボートが流されたりしたなどとして、9件の救助要請が入った。いずれも強風が原因とみられ、男女計18人が県警の警備艇に救助されるなどした。

■なぎさカフェ&びわガーデン開催(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK4Y4S9DK4YPTJB008.html
 びわ湖ホール(大津市打出浜)一帯で開催されている音楽イベント「ラ・フォル・ジュルネびわ湖2017」に集まった人たちをビールや軽食などでもてなす「なぎさカフェ&びわガーデン」が29日、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場で開かれた。
 市や地元の自治連合会などでつくる大津公共空間活用協議会が主催。昨年まで「ラ・フォル・ジュルネ」に併せてカフェが開かれていたが、今年は輸入ビールなどを提供する「びわガーデン」と一緒に開催。近江米を使ったカレーの店など計8店舗が並び、家族連れらでにぎわった。
 また、「ラ・フォル・ジュルネ」の今年のテーマ「舞曲の祭典」にちなみ、特設ステージで子どもたちによるダンスが披露された。
 30日も午前11時〜午後5時半に開かれる。問い合わせは事務局のまちづくり大津(077・523・5010)へ。(石川友恵)

17/04/29

■ヨットやボート琵琶湖で転覆 連休初日強風被害相次ぐ(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170429000156
 ゴールデンウイーク初日の29日、滋賀県の琵琶湖上では強風によるボートやヨットの転覆事故が相次いだ。いずれも救助され、けが人はなかった。
 大津市では、午後1時45分から同2時にかけてボートとヨット計4艇が強風にあおられて転覆したほか、ボート1艇が沖に流されて県警の警備艇などが救助した。草津市でもボート1艇、守山市ではカヤック1艇が転覆した。
 彦根地方気象台によると、県内を積乱雲が通過した影響で突風が吹いたという。最大瞬間風速は、彦根市で21・1メートル、大津市で12・6メートルだった。

■強風でボートなど転覆9件 琵琶湖、けが人なし(ChunichiWeb)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017042990225728.html
 滋賀県の琵琶湖で29日午後、ボートやカヤックが強風にあおられて転覆したり、流されたりするなどの事故が9件相次いだ。いずれもけが人はなかった。
 午後2時10分ごろ、同県草津市矢橋町の琵琶湖の1キロ沖合で、バス釣り用ボートが転覆。愛知県あま市の男性自衛官(35)ら2人が投げ出され、25分後に県警の警備艇に救助された。
 ほかに大津、草津、守山市の琵琶湖沖でボート転覆などの通報が8件あった。
 彦根地方気象台によると、滋賀県内は正午から午後3時ごろにかけて雨雲が通過し、天候が急変。大津市の観測点では午後2時ごろ、12・6メートルの最大瞬間風速を記録した。

■強風、落雷…GW初日、列島荒天 ボート転覆など被害相次ぐ(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/170429/wst1704290059-n1.html
 大型連休初日となった29日、日本列島は上空に流れ込んだ寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定になり、広い範囲で強風や落雷など不安定な天気となった。滋賀県などボートが転覆し計33人が救助されたほか、栃木県で落雷が原因とみられる火災が発生するなど各地で被害が相次いだ。
 午後1時50分ごろ、大津市下阪本沖の琵琶湖で「ヨットが転覆している」と110番があり、ヨット2隻に乗っていた男女4人が救助された。ほかにも滋賀県の草津市や守山市などでヨットやボートが転覆したり沖合に流されたりして、計9人が救助された。
 湖畔でボートを貸し出している業者は「一瞬で天候が変わって驚いた。年に一度あるかないかの台風のような強い風」。同県彦根市で最大瞬間風速21・1メートルを観測しており、釣りをしていた男性(28)は「急な強風と雷雨で釣りができなくなり、車に避難した」と振り返った。
 愛知県半田市の衣浦港でも午後3時ごろ、県立半田高ヨット部のヨット10隻が強風にあおられ転覆。海に投げ出された生徒20人が救助された。
 京都市下京区では午後1時40分ごろ、梅小路公園のアルミ製のアーチが突風で倒れ、滋賀県高島市の女性会社員(53)と同県米原市の男性会社員(29)が頭に軽傷を負った。

■琵琶湖岸を春一色に染め 大津でシバザクラ満開(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20170429000081
 大津市におの浜4丁目の琵琶湖岸で、シバザクラが満開になった。甘い香りを漂わせるピンク色のじゅうたんが一面に広がり、通りかかる人たちの笑顔を呼んでいる。
 シバザクラはハナシノブ科の多年草で、桜に似た小さな花を咲かせる。琵琶湖岸なぎさ公園のプロムナードには約5万株が植えられており、先週末から一気に開花し始めた。
 青い琵琶湖の前で、かれんな花が咲き誇り、散歩中の人たちが立ち止まって見入ったり、写真を撮ったりしている。ボランティアで花の世話をしている「シルバーうちで会芝桜班」によると、5月初旬まで楽しめそうという。

■琵琶湖産のアユ、記録的不漁 昨年の14分の1以下(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20170429000059
 琵琶湖産アユの記録的な不漁で、今シーズンは食用や釣りの放流用に十分な量を供給できない見通しとなったことがこのほど、滋賀県の調査で明らかになった。漁獲量は昨年の14分の1以下にとどまり、成長の遅れも判明。県や漁業者は今季の漁獲量回復は難しいと判断し、来季の資源確保に向けて放流量を増やす方針を決めた。
来季の放流増へ稚魚確保呼び掛け
 県漁業協同組合連合会によると、年初から今月26日までの活アユの漁獲量は2・0トン。昨年同期の28・7トン、不漁とされた2013年の17・2トンに比べても大幅に少ない。「刺し網などによる鮮魚の漁獲もほとんどない状態」(県漁連)という。
 県は、ふ化時期が例年の9月から10月にずれ、成長が遅れたことが要因の一つと分析。27日に漁業者と開いた第3回の対策会議で、今月の魚群調査で平年の7%しか魚影を確認できなかったことを報告した。例年は5センチ程度の体長が大部分で4センチ以下と成長が遅れていることも明らかにし、餌のプランクトンが少なかった可能性も指摘した。
 漁業関係者によると、刺し網による鮮魚の浜値は例年の1キロ当たり1200円程度から2500円程度まで高騰。稚魚が少なく、肥育したアユを今夏に京都の料亭などへ提供するのは間に合わないという。全国の河川で釣りのために放流されるアユも注文量に応えられず、他産地の人工アユなどにシェアを奪われる恐れも強まっている。
 県漁連の鳥塚五十三会長は「5月にも多くの注文をもらっているが、魚がない。安定供給できなければ、(料亭などの)メニューから外されてしまい、琵琶湖ブランドが消えてしまいかねない」と心配する。
 対策会議では、来季に向けて産卵量を増やすため、人工河川に放流する親魚の量を増やすことを確認。県は今後、親魚に育てるための稚魚の確保に向け、漁業者に協力を求めていく。

17/04/28

■第十六回「琵琶湖外来魚駆除の日」(EICネット)http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=35376&category=
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を戻す会です。
四月の駆除大会の結果は以下の通りでした。
http://biwako.eco.coocan.jp/2017-04-23/2017-04-23b.html
参加者:169名(新規参加:49名)
東京、千葉、愛知、福井、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良より参加
駆除重量:184.0kg
ご参加、ご協力下さった皆様、ありがとうございました。
続きまして恒例の琵琶湖外来魚駆除の日のご案内です。
第十六回「琵琶湖外来魚駆除の日」
http://biwako.eco.coocan.jp/anniversary/2017/anniversary17a.html
琵琶湖の現状や外来魚問題を一人でも多くの方々に知っていただきたいとの願いから、毎年5月最終日曜日を「琵琶湖外来魚駆除の日」として琵琶湖や外来魚に関する様々なイベントを実施しています。今年も多くの方々にご参加していただけるよう色々なイベントを準備しました。ご自身に合ったイベントを見つけて、どうぞお気軽にご参加下さい。
開催日:2017年5月28日(日)・・・雨天決行(荒天中止)
時間:10:00〜16:00
駐車場の開門は8:30
※随時参加・随時解散といたします
会場:草津市烏丸半島多目的広場(琵琶湖博物館駐車場奥にある芝生の広場)
http://biwako.eco.coocan.jp/map/karasuma/karasuma.gif
交通
車の場合
瀬田方面からの場合は南湖東岸の湖岸道路を北上し琵琶湖博物館の看板にしたがってお越し下さい。
公共交通機関の場合
JR琵琶湖線草津駅西口から琵琶湖博物館行きバスで22分、終点「琵琶湖博物館前」停留所からすぐ。
駐車場:琵琶湖博物館駐車場料金:550円/1日※博物館の入場券があれば無料
参加費:大人200円,子供100円(保険料等の実費)
※子供(小学生以下のお子さま)は保護者の方と一緒にご参加下さい。
※なお団体でご参加いただける場合は事前にご一報いただきますようお願い致します。
プログラム:
◆プログラムは現時点での予定で、予告無く変更する場合があります。★外来魚を釣ろう!:10:00〜16:00(天候によっては短縮します)
外来魚駆除釣り大会釣りを楽しみながらも外来魚しか釣れない琵琶湖の現状を知ってください。
数に限りはありますが、貸し竿やエサ・仕掛けを無料で準備しています。
※詳細はこちら→外来魚駆除大会
http://biwako.eco.coocan.jp/2017-05-28/2017-05-28a.html
★琵琶湖の魚を味わおう!:11:30〜12:30なくなり次第終了
琵琶湖の幸の試食会「外来魚が食い荒らしている琵琶湖の幸はこんなに美味しいものだ」
ということを実感してください。もちろん無料です!
毎年あっという間に無くなってしまいますのでお早めに!
協力:滋賀県漁業協同組合連合青年会
★みんなで地引き網を引こう!:13:00〜14:00
地引き網体験外来魚駆除のため皆さんの手で地引き網を引いてください。
網を引くために皆さんの協力が必要です!
協力:滋賀県漁業協同組合連合青年会
★魚の解剖に挑戦してみよう!:14:00〜15:00受付は13:30で締め切ります
外来魚解剖教室皆さん自身の手で釣った外来魚を解剖して、外来魚が何を食べているか
などを観察してもらっています。毎年子どもたちに大好評のイベントです。
※お子様が参加される場合は保護者同伴でお願いいたします。
協力:滋賀県水産試験場・大津漁業協同組合
★魚を見比べてみよう!:10:00〜15:30
淡水魚比較展示琵琶湖に生息する生きた外来魚と在来魚を比較展示します。
生まれたばかりのブラックバスの稚魚の大群も展示します。
協力:琵琶湖博物館うおの会
主催:琵琶湖を戻す会
後援:滋賀県
協力
(順不同):滋賀県水産試験場
滋賀県水産課
滋賀県漁業協同組合連合青年会
山田漁業協同組合
琵琶湖博物館うおの会
滋賀県立琵琶湖博物館
協賛:草津ライオンズクラブ
全国ブラックバス防除市民ネットワーク
当イベントは、参加資格や事前申し込みの必要など一切ありません。個人での参加や飛び入り参加も大歓迎いたします。
会場は足場もよくトイレもありますので、ご家族・ご友人をお誘い合わせの上、大勢でのご参加をお待ちしております。
このイベントでは「BYスタンプラリー」のスタンプを受け付けています。
http://www.byq.or.jp/by-stamp/shikumi/about.html
お問い合わせ先:琵琶湖を戻す会広報
ZXA00545@nifty.ne.jp
まで
琵琶湖を戻す会は外来生物法の主務官庁(環境省/農林水産省)から特定外来生物防除認定を受けています。
http://biwako.eco.coocan.jp/prevention/prevention.html

■アユ、沖合でも少ない 小魚多く成長停滞の可能性 滋賀県など緊急対策会議(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170428/rgn1704280032-n1.html
 琵琶湖でアユの不漁が続いていることを受け、県などは27日、3回目の緊急対策会議を大津市内で開いた。前回は不漁の原因について、アユが沖合に偏って分布している可能性が指摘されたが、改めて調査した結果、沖合でもアユが少なかったことが報告された。
 県漁連によると、今年1〜4月の琵琶湖の活アユ漁獲量は2045キロと昨年同時期(2万8652キロ)から激減。依然、深刻な状況が続いている。会議には、県水産課や県水産試験場の職員、県漁連の関係者らが出席した。
 同試験場は、今月のアユの魚群に関する調査結果を報告。沿岸の水深30メートル地点で行った通常調査では、観測された魚群は平年の7%の21群にとどまった。
 一方で、琵琶湖を東西に横断して沿岸と沖合をまんべんなく観測する調査では102群と、今年3月に行われた調査(252群)の半分以下に減った。同試験場は当初、沖合にアユが偏って分布している可能性を指摘していたが、沖合でもアユが少ない−という結果になった。
 さらに、漁獲されたアユをみると、4センチ未満の小魚が多く、例年この時期に多く獲れるとされる5センチ前後のアユはほとんどなかった。琵琶湖でアユの成長が停滞している可能性も浮上し、同試験場は「今後も漁獲不振が続く可能性が高い」とした。
 出席した漁協関係者からは「今年は漁に出ても、網の汚れがひどい。原因を追究してほしい」などの声が上がった。県などは不漁の原因について、引き続き調査する方針。

■今月のアユ魚群6割減 県、プランクトン調査へ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170428/CK2017042802000007.html
 琵琶湖のアユが極端な不漁になっている問題で、県は二十七日、四月の魚群が三月の六割減だったとする調査結果を発表した。四、五月の漁獲量回復を見込んでいたが、不漁は今後も続きそうだ。県は、アユが食べる動物プランクトンに問題があるとみて、調査を進める。
 大津市の県水産会館であった県のアユ資源緊急対策会議で、県漁業協同組合連合会の役員らに説明した。県によると、四月中旬までに琵琶湖全域で調査したところ、魚群は三月の調査(二百五十二群)に比べ六割減の百二群だった。
 三月の調査では、アユの群れは漁を行う沿岸部に少なく沖合に集中していたが、四月は沖合と沿岸でともに散見された。一方、県漁連によると漁獲量がわずかに上向く兆しはあるが、沿岸部には少なく、不漁の深刻さは大きくなっている。
 県水産試験場の担当者は「産卵時期の遅かったアユに成長が見られず、死んだアユもいるだろう」と説明。「アユが主に食べるミジンコ類などが減っている可能性がある」と推測し、今後調査する方針を示した。
 これに関連し、県琵琶湖環境科学研究センターの担当者は「近年外来の植物プランクトンが突発的に増加することが多く、そのようなことが食物連鎖に影響している可能性もある」と話し、生態系にどう影響しているか今後も研究するとした。(成田嵩憲)

■3日午前に上りピーク GWの渋滞予測(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170428/CK2017042802000005.html
 県警は大型連休中の県内の渋滞予測をまとめた。名神高速道路上り線のピークは三日午前九時ごろ、茨木インターチェンジ(IC)−大津IC間で約三十キロの渋滞が発生する見通し。県警は「出発前に道路情報を確認し、迂回(うかい)するなど工夫を」と呼び掛けている。
 名神高速では四日午前十時ごろにも、同所で約二十五キロの渋滞を予測。下り線の混雑は五、六の両日午後五時ごろ、彦根IC−栗東湖南IC間で約二十キロの渋滞が発生するとしている。
 新名神高速は三日午前十一時ごろ、上り線で約十キロの渋滞を予測しているが、それ以外に十キロ以上の渋滞はない見通し。大津市の国道1号や161号などの一般道でも断続的に四、五キロの渋滞が起きるという。交通情報は、日本道路交通情報センター大津センター=050(3369)6625=へ。(井本拓志)

■異常不漁のアユ、稚魚の放流増強へ 県表明(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK4W5RTBK4WPTJB00X.html
岡本洋太郎
 異常な不漁が続いている琵琶湖産アユをめぐる緊急対策会議が27日、大津市の県水産会館で開かれた。4月に入っても漁獲量の低迷が続くうえ、生育していないアユも多く自然産卵が十分できるかも不透明であるなどとして、県は産卵を増やすために稚魚放流の増強も含めた具体策を講じることを表明した。
 会議には、県漁業協同組合連合会の幹部らや、県の農政水産部、琵琶湖環境部の約30人が出席した。県漁連によると、1月から26日までの漁獲量は2トン余で、2009年から昨年までの同時期の平均漁獲量と比べ1割にとどまる。水揚げ時の取引価格は例年の2倍に高騰しているという。
 県琵琶湖環境科学研究センターの担当者は、大型の植物プランクトン「ミクラステリアス・ハーディ」が大量発生し、アユのえさになるプランクトンが減った可能性について報告した。
 漁協側は「自然産卵も少なくな...

17/04/27

■女性だけのボートクラブ、息ぴたり 大津、全国上位目指す(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170427000069
 全国でも珍しい女性だけのボートクラブが、県立琵琶湖漕艇場(大津市玉野浦)を拠点に活動している。「BLクラブ」(びわこレディースクラブ)で、同漕艇場が実施するレディース・ボート教室の卒業生を中心に結成された。主婦が中心のメンバーたちは、健康維持、大会出場とそれぞれの目標を掲げ、湖国ならではのスポーツを楽しんでいる。
 1987年から始まった女性向けボート教室は全5回で終わるため、その後の活動の受け皿として発足した。メンバーは30〜70歳代の24人。京都や大阪から通う人もおり、毎週金曜日午前10時から2時間、男性コーチの指導で練習している。
 使う艇は、安定感のある初心者向けのナックルフォアで、こぎ手4人と指示役のコックスが乗り込み、息を合わせて艇を進める。湖上では世間話を交え和やかな雰囲気が漂うが、大会出場を目指す艇は体育会さながらのスピードでオールをこぐ。メンバーのほとんどが教室でボートと出合った初心者だが、一昨年まで「全国市町村交流レガッタ」で連覇する実力も備える。
 青木起世子会長(60)は「水面から普段とは違う景色が楽しめ、全身運動で健康維持にも役立つ。なにより、ここでしかできないスポーツでしょ」と、ボートの魅力を話す。
 最年長は、70歳になったばかりの重田幸子さん。普段は弓道も楽しむ活動派で、「家でいるより、ボートをこいでいる方が体が楽」と笑う。
 東暢子さん(42)は、中学時代にボート部。長らく遠ざかっていたが、子どもが小学生の時にもらってきたボート教室のちらしで女性向けの教室があることを知った。「中学時代はしんどいスポーツと思っていたけど、琵琶湖が近くにあるからこその生涯スポーツを楽しんでいます」
 メンバーは月1回だけの参加だったり、長期欠席したりする人もいるが、「『良く来たね』と、家族のように迎えてくれる」(東さん)と無理なく活動を続ける。
 直近の大会は、5月に同漕艇場である朝日レガッタ。そろいの赤いシャツで上位を狙っている。

17/04/26

■南進のピークは5月3、4日 GWの渋滞予想(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=332671&p=more
 和歌山県警は、ゴールデンウイーク期間中(29日〜5月7日)の交通渋滞予想を発表した。南進のピークは、5月3日午前6時〜午後4時と4日午前8時〜午後4時、阪和道の下津インターチェンジ(IC)―広川南IC間(井関トンネル付近)で最大15キロ。北進は5月5、6日の午後1時〜11時、印南IC―広川南IC間(川辺第一トンネル付近)で最大15キロとなる見込み。
 このほかの渋滞予想は次の通り。
【南進】
 阪和道の下津IC―広川南IC間=29日午前8時〜午後1時に5キロ▽5月5日午前7時〜午後2時に10キロ▽6日午前8時〜午後2時に5キロ
【北進】
 阪和道の和歌山北IC―泉佐野JCT間(高倉山トンネル付近)=5月3日午後4時〜9時に10キロ▽4日午後4時〜7時に10キロ▽5、6日午後3時〜9時に10キロ▽7日午後4時〜7時に5キロ
 阪和道の印南IC―広川南IC間=30日午後3時〜7時に10キロ▽5月4日午後1時〜11時に10キロ▽7日午後4時〜7時に5キロ
 県道南紀白浜空港線の田鶴交差点付近=4〜6日午後4時〜6時半に5キロ

■なるほドリ 国環研琵琶湖分室って何?(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170426/ddl/k25/070/540000c
生態系や水質環境など分析 県内他機関とも連携協力
 なるほドリ 国立環境研究所(国環研)の琵琶湖分室が大津市にできたけれど、国環研とはどういう組織なの?
 記者 環境研究に総合的に取り組む国内唯一の研究所です。1974年、茨城県つくば市に国立公害研究所として発足し、90年に現在の名称になりました。地球の温暖化や生物・生態系の環境、大気汚染、資源循環、災害環境など広範囲にわたる研究をして、環境問題解決のためにさまざまな情報を発信しています。職員は契約職員を含め854人です(昨年4月現在)。
 Q どうして琵琶湖分室ができたの?
 A 政府機関が東京に一極集中するのを避けようと、国は首都圏以外の道府県に対して、政府機関や研究所の受け入れを募集しました。県は国環研の研究部門の一部を県琵琶湖環境科学研究センター(大津市柳が崎)に移転してほしいと名乗り出て、認められたのです。国環研は、琵琶湖に次いで日本で2番目に大きい湖「霞ケ浦」を長く研究対象としてきたほか、摩周湖や十和田湖、琵琶湖など全国の湖を調査してきた実績があり、日本の湖沼環境研究をリードしてきたのです。
 Q 琵琶湖分室は何を研究するのか教えて。
 A 琵琶湖を対象に、大きな研究テーマは「健全な水環境保全のための水質・湖底環境」と「湖沼の生態系の評価と管理・再生」です。例えば、微生物を利用し、有機物を燃料にして電気エネルギーに変換する「微生物燃料電池」を使って水質や湖底の環境を改善する研究があります。また、琵琶湖の在来魚の回復を目指してデータの収集や分析なども実施します。約10人が琵琶湖分室に来るほか、つくばの研究者も10人程度を琵琶湖分室の併任研究者にして取り組みます。
 Q 県内には既にさまざまな研究機関が琵琶湖を研究しているけれど、協力はするのかな。
 A 県琵琶湖環境科学研究センターの実験施設などを共用するほか、センター職員を国環研の客員研究員として迎えて、一緒に研究する考えもあります。今井章雄琵琶湖分室長は今月3日の開所式で、「県の研究機関のみならず国内外の大学、研究機関と積極的に連携、協力する。世界で競争して勝てるよう環境研究の進展に力を尽くしたい」と力強くあいさつしました。また、琵琶湖での研究成果を国内外の湖に適応できるようにしたいと意欲を見せました。将来が楽しみですね。<回答・北出昭(大津支局)>

■ガソリン、9週ぶり下落 店頭133.9円 需要振るわず(日本経済新聞ネット版)http://www.nikkei.com/article/DGKKZO1578889026042017QM8000/
 高止まりしていたガソリン店頭価格が9週間ぶりに下落に転じた。資源エネルギー庁が26日発表した24日時点の価格(レギュラー、全国平均)は前週比0.1円安い1リットル133.9円だった。需要が盛り上がりを欠くなかでスポット(業者間転売)市場のガソリン安が波及した。
 値下がりしたのは徳島、埼玉など23都府県。富山、滋賀など8府県は横ばい。北海道、和歌山など16道県は値上がりした。最高値は鹿児島の141...

■レギュラーガソリン、2か月ぶりに値下がり…前週比0.1円安の133.9円(Responce)https://response.jp/article/2017/04/26/294009.html
資源エネルギー庁が4月26日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、4月24日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から0.1円値下がりし133.9円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは2月20日の調査以来、9週間ぶり。
地域別では四国で0.9円、東北で0.2円、中国と九州・沖縄で0.1円値下がり。北海道で1.1円、中部で0.3円値上がり。関東と近畿は前週と同価格だった。
ハイオクガソリンは144.6円、軽油は112.2円、ともに前週より0.1円値下がりした。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、4月26日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は125.1円/リットル(前週比±0円)、ハイオクは135.8円/リットル(−0.3円)、軽油は100.5円/リットル(−0.7円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■滋賀・大川に「親水デッキ」 住民ら、竹灯籠ともし完成祝う(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170426000055
 旧野洲川の分流だった大川(滋賀県守山市今浜町)の河口部に、市が遊歩道「大川親水デッキ」を設置し、このほど完成記念イベントが開かれた。大学生や地元住民が作った竹灯籠が並び、親子連れらが写真を撮っていた。
 大川は野洲川の改修後に水流が止まって荒れ果てたため、住民や京都大、市などが2011年度から「大川活用プロジェクト」として環境整備に取り組んでいる。デッキは川により親しんでもらうため、小中学生の環境学習や自然体験ができるよう約1億2千万円で整備。全長約70メートル、幅約2メートルの木製で川をまたぎ、ボート乗り場2カ所を設けた。
 設置に合わせて立命館大の学生団体「haconiwa」が、川の周囲に自生する竹を使った灯籠をともすイベントを22日夕に企画。約700個を川に浮かべたり、デッキの両端に置いたりして水面を明るく染めた。
 約300人が訪れ、ひなぎくこども園年長の甲賀凛(りん)さん(5)=守山市=は「とてもきれいで、ずっと見ていたい」と話した。イベントは「竹灯籠祭り」として毎年開きたいという。

■ハス「復活」へ始動 草津の烏丸半島、120鉢に植え付け 滋賀(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170426/rgn1704260060-n1.html
 国内最大級の群生地として知られていながら、昨年にほぼ消滅した烏丸半島(草津市)のハスの“復活”に、市民の力をかりようと、同市立水生植物公園みずの森(同市下物町)で、「ハス100鉢プロジェクト」が始動。初日の23日には、100人あまりが参加して、120鉢にハス(レンコン)を植え付けた。
 同公園の隣にあるハス群生地は約13ヘクタールの広さで、甲子園球場のグラウンドの約10倍。毎年、多くの観光客が訪れていたが、昨年はほぼ消滅。県や市などの調査で、ハスが増えすぎたことによる土壌の酸欠が原因と分かったが、元の状態に戻すには、時間がかかる見通しとなった。
 そこで同園が始めたのが、市民らにハスの植え付けを行ってもらう「ハス100鉢プロジェクト」。3月1日から募集したところ、わずか5日で100人の定員が満員になり、参加者を116人に拡大した。
 23日には、そのうち102人が同園を訪れ、根気よく土をこね、レンコンを植え付けた。約60種類のハスを植え付け、今後は同園の職員らが手入れし、7月下旬には白やピンク、黄色の花が咲く予定。
 守山市の自営業、須藤恵津子さん(42)は「毎年見ていたハスがなくなってショックを受けたので、ぜひ参加したいと応募した。無事に咲いてほしい」と話していた。

■婦人会館が8年ぶり改良品 琵琶湖のせっけん運動40年(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170426/CK2017042602000007.html
 合成洗剤の使用を控え、琵琶湖の水質を守るために財団法人「県婦人会館」(近江八幡市)が発売する「びわ湖せっけん エコクリーン」が八年ぶりにリニューアルされた。従来より化学物質の使用を抑えて生態系に配慮した。一方、資金難で販売場所を増やせない現状もあり、今年四十周年を迎える「せっけん運動」を再び盛り上げるべくPRに力を入れている。
 せっけん運動は、一九七七(昭和五十二)年に琵琶湖で大規模な赤潮が発生したことをきっかけに広まった。合成洗剤に含まれるリンが琵琶湖の水質に悪影響を与えるとして、女性団体などを中心に粉せっけんの共同購入が盛んになった。
 エコクリーンは九二年に発売。石けん技術開発協会(東京)が開発に全面的に協力した。二〇〇八年には液体タイプも登場した。
 一昨年、熊本市の企業から「活動の参考にしたい」と問い合わせを受ける中で、従来品が生態系に影響を与える化学物質「ポリオキシエチレンアルキルエーテル」を含むことが分かった。市販の洗剤にも使う一般的な物質だが「徹底して琵琶湖にやさしいせっけんにしたい」と改良に着手。昨秋に完成した。
 ところが売れ行きは低調だ。同会館の鵜飼淳子理事長は「量販店にも置きたいが、問屋を通すと価格が上がる。生産量が増えないと難しい」と話す。当面、発売箇所は近江八幡市鷹飼町の同会館施設に限定している。
 地域の女性団体の弱体化も追い打ちをかける。市町村合併で解散した団体も多く、県地域女性団体連合会の会員数は二十年ほどで十分の一に減り、現在は二千五百人ほどだ。
 合成洗剤でもリンを除いた改良品が発売され、せっけんを使う家庭は減った。しかし「環境基準は次々に変わっていく。長期的に見れば、できるだけ自然由来の物質を使うに越したことはない」と鵜飼理事長は強調する。会館では、運動四十周年に合わせて節目のイベントを企画しているが、「環境も大切だが、まずはふんわりと洗い上がるせっけんの良さを知って」と地道にPRを進める。
 粉末タイプは一キロ四百八十円、液体タイプは九百ミリリットル七百五十円で販売。申し込みは同会館=0748(37)3113=へ。(野瀬井寛)

■ふなずしの飯で健康的な給食づくり 大津の施設(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK4K0TXKK4JUTFS004.html
奥令
 ふなずしを漬けて残った飯(いい)を使った給食づくりを、大津市大平2丁目の福祉事業所「なないろ」が進めている。自閉症などで食事にこだわったり、偏食がちになったりする子どもたちに、健康に良い発酵食品を食べてもらいたい、という願いからだ。
 「なないろ」は、知的障害や発達障害がある小学生から高校生の放課後デイサービスを提供している。現在24人が宿題や買い物の練習などに励む。学校の給食がない土曜日に、事業所を経営する大和幸子さん(52)が手作りの食事を給食としてふるまっている。
 子どもたちの中には食事へのこだわりが強く、肉と炭水化物しか食べない子や野菜が苦手な子もいる。そのため、カレーや肉の炒め物など、子どもが食べやすいと思うメニューが多くなる。ただ、偏食で便秘に悩む子も多い。子どもの健康にとって良い食事を模索していた大和さんは、1月に参加した講演会で、発酵食品に健康効果があると聞き、ふなずしの飯のことが頭に浮かんだ。
 滋賀大教育学部でふなずしを研...

■うみのこ、現用船最後のシーズンへ(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK4T4643K4TPTJB00K.html
 県の学習船「うみのこ」の今年度の航海が25日、始まった。1983年に就航した現在の船は、35年目の今年度が最後になる。
 この日は彦根市立城西小、城北小、亀山小の5年生児童計138人が乗船。出航式で城北小の大塚康太郎君が「琵琶湖の魚についての疑問がたくさんあるので、少しでも答えが見つかるよう頑張りたい」とあいさつ。青木洋・県教育長が「船は今年度で役目を終えます。明日船を下りるとき、ご苦労さんと声をかけてやってください」と話した。
 子どもたちは見送りに来た保護者らに甲板からスカーフを振って出航した。水の濁りや湖底の生き物を調べるなどして、湖の水質やプランクトンなどについて学ぶ予定。

17/04/25

■阪和道で最大15` 県警GWの県内渋滞予想(わかやま新報ネット版)http://www.wakayamashimpo.co.jp/2017/04/20170425_69311.html
県警交通規制課は、ゴールデンウイーク(29日〜5月7日)の県内高速道路などの交通渋滞予想=別表に一覧=を発表した。
阪和自動車道では南進が3、4日にピークを迎え、湯浅御坊道路の下津インターチェンジ(IC)―広川南IC間の井関トンネル付近で最大15`。北進は5、6日がピークの予想で、同道路印南IC―広川南IC間の川辺第一トンネル付近で最大15`となっている。その他、阪和道の和歌山北IC―泉佐野ジャンクション(JCT)間の高倉山トンネル付近、県道南紀白浜空港線の田鶴交差点付近などの北進で渋滞が予想されている。
同課は、出発前に最新の交通情報を確認するよう呼び掛けている。

■カツオの早下ろし競う すさみ町で2年ぶりイベント(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=332624&p=more
 カツオの不漁が続く中、和歌山県すさみ町周参見の和歌山南漁協すさみ支所で23日、地元の団体が2年ぶりに「すさみケンケンかつお祭り」を開いた。カツオの早下ろし選手権や試食会などがあり、活気づいた。
 引き縄漁「ケンケン漁」で水揚げされた地元のブランド「ケンケン鰹(かつお)」をPRする催し。町観光協会や同支所、商工会などでつくる「すさみケンケンかつおブランド委員会」(朝本紀夫委員長)が主催した。毎年この時期に開いているが、昨年は不漁のため中止した。
 カツオの早下ろし選手権には地元や大阪府から7人が参加し、地元で水揚げされたカツオ1本のさばく時間や盛り付けの美しさを競った。優勝した田辺市新庄町の農協職員、北哲夫さん(53)は「おいしいカツオを多くの人に食べてもらいたい」と話した。
 カツオの試食には長い列ができたほか、「ケンケン船」の試乗体験や「ケンケンぱー選手権」などがあり、多くの家族連れらが楽しんだ。

■「野洲のおっさん」スタート 琵琶湖1周200キロの踏破へ(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170424000171
 7月1日の「びわ湖の日」をPRするため、びわ湖放送のキャラクター「野洲のおっさんカイツブリ」が24日、琵琶湖を1周するキャンペーンに出発した。道中で県民と交流しながら約200キロの踏破を目指す。
 県琵琶湖富栄養化防止条例の施行30周年記念で始め、今年で7回目。時計回りで週5日程度、1日4〜6キロを歩き、7月1日に大津市打出浜でゴールするという。
 進行状況はブログなどで紹介し、毎週月曜から木曜の午後6時からの番組で県民との交流の様子を放映する。大津市の滋賀県庁前で行われた出発式には県民ら約50人が参加し、同社は「ぜひ応援を」と呼び掛けた。

■増えるコクチバス 県内河川 川魚漁獲減(信毎Web)http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170425/KT170418FTI090005000.php
 県内で近年、ブラックバスの一種「コクチバス」が急速に生息域を広げていることが24日、漁業関係者への取材で分かった。川魚の漁獲量はこの10年で、アユが5分の1となるなど急減しており、コクチバスの捕食が原因との見方がある。遊泳能力が高く、河川を通じて生息範囲を広げているとみられ、専門家は漁獲量のさらなる減少や生態系への影響を懸念している。
 「このままでは千曲川がバスの川になってしまう」
 上田市の千曲川で毎年夏に開かれる大手釣り具メーカー主催のアユ釣り大会に協力している同市の川魚料理店経営、西沢徳雄さん(51)は話す。昨年7月の大会では、参加者約100人の半数程度のさおにコクチバスが掛かった。「前年よりも急激に増えていて驚いた」
 環境省によると、コクチバスは全国41都道県(2009年度)で生息を確認している。県内では野尻湖や青木湖で80年代までに同じブラックバスの一種のオオクチバスが定着し、90年代になってコクチバスがオオクチバスの勢力を上回るようになった。釣りで楽しむために放流されたものが繁殖したとの見方がある。
 ともに特定外来生物に指定され、県内では野尻湖以外での再放流は禁止。ただ、湖などを好むオオクチバスに比べコクチバスは遊泳能力が高く、流れのある河川や低水温でも生息が可能で、生息域が急速に広がったようだ。15、16年に大学研究者らでつくる「河川生態学術研究会」が千曲市の千曲川中流域で調査したところ、捕獲した魚の4割余がコクチバスだった。
 天竜川でもコクチバスは増えており、天竜川漁協(伊那市)は毎年、駆除を兼ねた釣り大会を開催。大勢のファンが訪れるが、「釣ったバスを再放流して逃がしてしまう人が多い」と小野文成組合長(68)は嘆く。
 コクチバスは肉食で、アユやウグイ、オイカワ、ワカサギなどを捕食する。農林水産省の内水面漁業生産統計調査によると、15年の県内の川魚漁獲量はアユが23トン、ウグイ・オイカワが7トン。06年はそれぞれ110トン、46トンで、この10年でアユが約5分の1、ウグイ・オイカワは7分の1近くに減少した=グラフ。
 理由については漁師の減少や河川環境の変化を指摘する声があるが、県漁業協同組合連合会は、コクチバスも大きな要因の一つとみている。県環境保全研究所の北野聡・主任研究員は「バスが脅威となり、他の魚のすむ場所や餌にも影響を及ぼす恐れがある」としている。

■沖島活性化へ大学生移住 近江八幡(産経ニュース)
 琵琶湖に浮かぶ沖島に住み、地域活性化を図ってもらおうと近江八幡市が進めていた事業で、同市は、県立大3年の久保瑞季さん(20)=大阪市在住=が移住者に決まったと発表した。久保さんは5月にも移住し、漁業を生かした観光活性化策などに取り組む。
 沖島は、世界でも珍しい淡水湖内の有人島として知られるが、昭和30年代に800人以上だった人口が、近年は300人程度まで減少。高齢化も課題になっている。
 同市などは平成25年度、観光や漁業などでの島の活性化を目指した「離島振興計画」を住民と策定。昨年2月に空き家のリフォームを行い、島の活性化に協力することを条件に住人を募集していた。募集で入居者は決まらなかったが、島民でつくる離島振興推進協議会が久保さんを推薦し、入居が決まった。
 久保さんは大学の講義で島民から島の生活などを聞いたことをきっかけに、沖島に興味をもった。昨年6月、学内で地域行事やイベントの手伝いを行う学生のプロジェクト「座・沖島」を立ち上げ、島民と交流してきた。
 久保さんは「漁師の暮らしに密着して島民の生活を伝える観光ガイド活動などを通して、島の魅力を発信したい」などと話しているという。

■名神、夜間通行止めへ 5月15〜27日、集中工事(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170425/CK2017042502000031.html
 五月十五〜二十七日(二十一日を除く)の名神高速道路集中工事のため、県内ではこの期間の午後八時〜翌日午前六時、瀬田東インターチェンジ(IC)−吹田IC間の上下線を通行止めとする。
 西日本高速道路は、代替手段として京滋バイパスなどの利用を呼び掛けている。また、全面的な舗装補修のため、栗東ICの出入り口を五月十五〜二十日の午後七時〜翌日午前六時閉鎖。二十三日午後八時〜翌日午前六時には、米原ジャンクション(JCT)と北陸自動車道米原IC間を通行止めにする。
 集中工事に関する問い合わせは西日本高速道路お客さまセンター=0120(924)863、「米原」に関しては中日本高速道路お客さまセンター=0120(922)229=へ。(堀尾法道)

■野洲のおっさん旅に出る 琵琶湖1周(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170425/CK2017042502000021.html
 七月一日の「びわ湖の日」をPRしようと、びわ湖放送の番組で親しまれるキャラクター「野洲のおっさんカイツブリ」が二十四日、県庁を起点に琵琶湖一周の旅に出た。
 旅はびわ湖放送などが主催し七年目。野洲のおっさんは、沿道でびわ湖の日をPRするカードを配りながら一日に平均四〜五キロ歩く。びわ湖の日までにゴールするのが目標だ。
 二十四日は県庁で出発式があり、三日月大造知事が「琵琶湖を大事にする輪を広げて」と激励。のぼり旗を掲げたファンや県職員らが、拍手して送り出した。
 びわ湖の日は県が一九八一年に定めた。琵琶湖で赤潮が発生したのをきっかけに、有機リン合成洗剤を規制した「琵琶湖条例」の制定一年を記念した。(成田嵩憲)

17/04/24

■琵琶湖からアユが消えた 昨年比10分の1…「45年漁師やってて初めて、最悪や」“異変”の正体は?(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/170424/wst1704240004-n1.html
 琵琶湖のアユがかつてない不漁に陥っている。昨秋にはアユの産卵量が平年値の倍以上観測され、今年初めからの漁でも豊漁が期待されたが、ふたを開けてみれば漁獲量は昨年の10分の1程度。深刻な事態を受けて滋賀県が原因を調査したところ、気候の影響で成育が遅れているらしいことがわかったが、他にも植物プランクトンの大量発生が影響している可能性も指摘され、原因の特定には至っていない。「早くなんとかしてほしい」。中には休業に追い込まれた漁師もおり、漁協関係者らはいらだちを募らせる。果たして、琵琶湖のアユはどこへ消えたのか。(江森梓)
豊漁と思いきや…
 「45年漁師をやっているけど、こんなことは初めて。最悪の事態や」
 大津市でアユ漁を営む竹端五十夫さん(62)はこう嘆く。船を出してもアユがほとんど捕れないため、アユ漁を一時休業し、フナ漁に切り替えた。
 「隣の漁師はまだ続けているけど、捕れても1回当たりに1〜2キロ。船のガソリン代の方が高くついてしまっている。もうどうしようもない」
 琵琶湖のアユ漁は毎年12月から始まり、年明けから本格化する。県漁連によると、今年は1〜3月の琵琶湖の活アユ漁獲量が1051キロで、昨年同時期(1万2377キロ)の10分の1以下だった。
 一方、県水産試験場が昨秋に琵琶湖周辺の主要な河川でアユの産卵状況を調べたところ、推計産卵数は平年値(106億粒)の倍以上の213・8億粒だった。このため一部関係者の間では、豊漁を期待する声も上がっていたのだが…。
沖合へ集中?
 なぜこんな事態になったのか。同試験場は、アユの成育の遅れの可能性を指摘する。
 3月中旬に沿岸の水深30メートル地点で行った通常調査では、アユは平年の3%程度の13群しか観測できず、過去最低だった。一方で、琵琶湖を東西に横断して沿岸と沖合をまんべんなく観測する調査では、昨年比1・2倍となる252群を観測した。
 昨年は9月中旬まで雨が少なくアユの産卵環境がなかなか整わなかったとみられ、観測した卵の約8割は9月末から10月初めにかけて確認したものだった。これらは10月初めから中旬ごろに孵化(ふか)したとみられ、例年よりやや遅い。
 アユは大きなものから沿岸部に移動して川へ遡上(そじょう)する習性があり、今年はアユの成育が遅れているため、沖合に偏って分布しているとみられるという。同試験場は、沿岸でまとまって漁獲され始めるのは4月以降になると推測する。
琵琶湖の異常事態か
 しかし他にも気がかりな要因がある。ある外来植物プランクトンが琵琶湖で大量発生しているのだ。
 その名は「ミクラステリアス ハーディ」。オーストラリアやニュージーランドなどで生息が報告されているが、日本の湖沼では珍しい。県琵琶湖科学環境センターによると、琵琶湖では数年前から時々観察されるようになり、昨年11月から12月にかけては北湖中央部で前年の約10倍の量が観察された。
 このプランクトンは全長160〜180マイクロメートル(1マイクロメートルは1000分の1ミリ)。植物プランクトンの中でもかなり大きい部類で、アユの餌となる動物プランクトンのミジンコが餌とするには大きすぎるという。
 そこで大量発生の結果、ミジンコの餌となる植物プランクトンが成育場所を奪われるなどして減少。その結果、ミジンコが繁殖せず、アユが減ったり成長が遅れたりする原因になっている可能性もあるという。
 ただ、アユの体長と体重から算出される「肥満度」は例年並みで、単純に外来プランクトンの大量発生でアユの餌が不足したとは言い切れない。
 というわけで原因はいまだ詳しく解明されず、対策もままならない状況だ。
 「このままでは、琵琶湖の漁業が壊滅してしまう」「本当にアユは捕れるようになるのか。そもそも琵琶湖の沿岸の水質がアユに合わなくなってしまっているのではないか」「もはや完全に琵琶湖の生態系が狂ってしまったのではないか」
 3月末に県がアユの不漁を受けて大津市内で開いた緊急対策会議では、漁協関係者から次々と不安の声が上がった。
県外にも不漁の余波
 打撃を受けるのは、琵琶湖産のアユを河川に放流する漁業団体も同じだ。全国内水面漁業協同組合連合会によると、平成28年度の全国でのアユの放流量は計約844トンで、うち約171トンが琵琶湖産という。
 琵琶湖産アユを放流している京都府宇治市の宇治川漁業協同組合は「例年並みの放流量が確保できるか心配」と不安を募らす。大阪府茨木市の安威川上流漁業組合も毎年行うアユのつかみ取りイベントに琵琶湖産を使用しており、角野一雄組合長は「今年も同じように使えるか、しばらく様子を見る必要がある」と話す。
 滋賀県は原因究明に向けて今後も調査を続けた上で、人工河川への養殖魚の放流などの対策に乗り出す方針だ。

■琵琶湖汽船=開業130年記念プラン=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0023549
◇大津
 今年で開業130年を迎える琵琶湖汽船株式会社(大津市)は、感謝の気持ちを込めて、記念品を進呈するスタンプラリーや記念きっぷの販売を実施している。
 同社の前身、「湖南汽船」は1887年(明治20年)、旅客渡船を大津〜草津間で開始した。それより前の1882年(同15年)には、同社のもう一つの前身会社「太湖汽船」が、大津〜長浜間で運行を開始している。
 記念ロゴには、両社の周年をデザインに取り入れ、同社の今年度の広告物やホームページ、記念品などの制作物にあしらう。
 11月30日まで展開する記念事業では、お得な乗船券を発売。「びわ湖クルーズ全制覇!定期航路スタンプラリー」は、乗船客にオリジナル手ぬぐいを進呈する。さらに4航路を全て利用した乗船客から抽選5人に、人気のクルーズ乗船券のほか、ホテル宿泊券、食事券をプレゼントする。
 このほか、長寿祝い割引、ミシガン・竹生島クルーズのセット券、竹生島年間回数券といったお得なサービス、乗船券を販売する。
 詳しくは同ホームページ(http://www.biwakokisen.co.jp/)まで。

17/04/23

■カメ 新駆除法「日光浴わな」大木町が挑戦 甲羅干し習性利用、生けすにポチャン 試作品設置、来月から5地区で本格化(毎日jp福岡)https://mainichi.jp/articles/20170423/ddl/k40/040/263000c
 外来種のミシシッピアカミミガメの被害に悩む大木町は今年度、新しい駆除方法に挑戦する。甲羅干しをする亀の習性を利用し、水中に浮かべた生けすに落とし込む「日光浴わな」。先進的に取り組んでいる兵庫県東播磨地区の関係者に指導を受けて試作品を設置し、期待は膨らんでいる。【上田泰嗣】
 米大陸原産のアカミミガメは戦後にペットとして大量に輸入された。飼えなくなって放されたり、逃げ出したりした個体が野生化。全国で確認され、生態系への影響が懸念されている。
 農業用クリーク(堀)が縦横に張り巡らされ面積の14%を占める大木町でも、ハスやヒシなどの植物が食害に遭い、対策が求められていた。昨年から駆除1匹当たり200円を交付する制度を作り、地域単位で取り組んでいる。100メートルの範囲で500匹以上が取れた地域もあった。しかし、水中に仕掛けたカニ籠で捕らえた亀が窒息死し異臭を出すほか、住民には亀を苦しめることに対する抵抗感もあったという。
 その点をクリアしたのが日光浴わな。塩ビパイプを1メートル四方に組んで浮きにし、網をぶら下げて生けすを作る。パイプの上には板を載せて日光浴をする亀をおびき寄せる。板に上りやすいよう外側に金網を付け、板の内側に落ちた亀は逃げられない。兵庫県では成果を上げているという。捕まえた亀は冷凍庫に入れて凍死させ、干し草と一緒に重ねると3週間〜1カ月で堆肥(たいひ)化される。
 試作品は同町大角の石丸山公園の堀に設置された。天気のいい日には多数の亀が上り、内側に落ちたものもいるようだ。町はモデル地区を募集し、5月から5地区で駆除を本格化する計画だ。担当者は「ハスやヒシを復活させ、住民が喜ぶ顔が見たい」と意気込んでいる。〔筑後版〕

■集会 琵琶湖から考える地方自治 保全に住民の力を 嘉田前知事「流域府県と連携も大切」 野洲(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170423/ddl/k25/040/321000c
 5月3日の憲法記念日を前に、滋賀弁護士会は「琵琶湖から考える地方自治」をテーマにした集会を22日、野洲市内で開いた。嘉田由紀子前知事ら3人がパネリストとして登壇。琵琶湖の生態系保全・再生などを題材に、住民参加のあり方について議論した。約150人が聴き入った。【大原一城】
 県農政課の青田朋恵参事が、魚が泳げるように水路を改修する「魚のゆりかご水田プロジェクト」を紹介。「住民を巻き込み『守る』から『生かす』取り組みにつながれば」と話した。また、県立大の平山奈央子助教が国の財政措置を明記した琵琶湖保全再生法を解説。平山氏は同法に基づく琵琶湖保全再生計画が先月末に策定された一方、より住民参加が期待できる県の第2期マザーレイク21計画(琵琶湖総合保全整備計画)の見直しが2020年に迫ることを指摘。「何が大事なのか日常的な議論を始めるべきだ」とした。
 嘉田氏も今後の住民参加について「琵琶湖をよく知る漁業者や、生き物が好きな子供たちが大事」と述べた。制度面では、知事体験を踏まえ「『国とのパイプ』でお金をもらわないといけないのはおかしい」として、根本的な地方への税源移譲を主張。他府県と連携する「流域治水」も大切だと訴えた。
 嘉田氏は議論に先立つ基調講演で、元県琵琶湖博物館総括学芸員だったことを披露。今月16日に山本幸三地方創生担当相が大津市で、「学芸員はがん」などと発言したことに対し、「学芸員に観光や目の前の金もうけだけをさせようというのはお門違いだ」と厳しく批判。「学芸員は必死に、(文化財を)保全しながらの活用、活用しながらの保全をするために頑張っている」と話した。

■「ビワイチ」ルート土砂崩れ通行止め 県、う回路の利用呼びかけ(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0023542
=ホームページに掲載予定=
◇県
 高島市マキノ町海津地先で大雨による土砂崩れが発生し、「ビワイチ」のルートである県道西浅井マキノ線の長浜市西浅井町大浦地先―高島市マキノ町海津地先の約3キロが通行止めになり、今のところ復旧の見通しはたっていない。
 このため県ビワイチ推進室は、「なるべく早く、びわこビジターズビューローまたは滋賀県道路課のホームページにう回路の情報を掲載し、利用を呼びかけたい」としている。
 同室が推奨するう回路は、琵琶湖を反時計回りで走行した場合、国道303号〜国道161号の山越えルートと、国道161号沿いの道の駅「追坂峠」手前で右折してマキノ高原のメタセコイヤの並木や温泉を楽しむルート。
 ただし、国道303号で通過する奥琵琶トンネル内については、「歩道が狭く、滑りやすい箇所もあるので、徐行するか、押して歩くなど注意してほしい」としている。

■5万株のシバザクラ見ごろ 大津のなぎさ公園(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK4Q4H50K4QPTJB006.html
 大津市の琵琶湖岸のなぎさ公園で、約5万株のシバザクラが見頃を迎えている。ピンク色のじゅうたんのように咲き広がり、家族連れらが湖を背景に写真を撮っていた。
 市公園緑地協会によると、シバザクラはびわ湖大津プリンスホテル近くの湖岸約300メートルに植えられている。協会のボランティアが手入れをし、見頃は5月上旬ごろまで続くという。
 友人と散歩していた兵庫県西宮市の会社員小原知佳さん(27)は「鮮やかでとても美しい。日差しで輝く琵琶湖もきれいですね」とカメラに収めていた。(仲大道)

17/04/22

■カツオ不漁 乱獲対策急げ(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20170421-OYTNT50247.html
◇小型魚減少 赤道付近に大型船団
 紀伊半島沖の太平洋沿岸で、春のカツオ漁が最盛期を迎えている。ひき縄漁の国内最大拠点で、2014年以降、記録的な不漁が続く県内では、漁幕開けの3月の水揚げは過去3番目に少なく、今シーズンも滑り出しは低調。黒潮源流域の赤道付近での乱獲の影響とする声もあり、専門家は「カツオ資源を持続可能なものとするためにも、国際的なルール作りが急務」と指摘している。(福永正樹)
 カツオは主に熱帯域に生息し、春から夏にかけて1歳魚の一部は、黒潮に乗って日本近海を北上する。三陸沖で動物性プランクトンやイワシ類を食べて栄養を蓄え、海水温が低下する秋以降は産卵域を目指して南下する。
 紀伊半島沖では、船から竿を出し、擬餌針を付けた糸を海面に走らせるひき縄漁が行われており、3〜5月が「初ガツオ」、10〜11月は「戻りガツオ」のシーズンとなる。
     ◇
 県水産試験場によると、県内主要3港(串本、すさみ、田辺)の昨年1年間の水揚げ量は計227トン。記録が残る1993年以降で最多の2000年(1957トン)を大幅に下回り、15年(148トン)、14年(177トン)に次いで少なかった。
 3港の今期水揚げ量は、3月は計21トンと昨年同期の15トンよりやや増えたが、1993年以降では平年の10分の1にとどまっている。
 和歌山東漁協(串本町)で取引される1キロ当たり平均単価(卸値、傷物含む)は、2000年が463円。しかし、不漁を反映して高騰し、16年度(2008年以降は年度集計)は845円にもなった。串本ブランドの「しょらさん鰹」では、さらに倍近い値が付くこともあるという。
 同漁協の河田洋業務部長(59)は「昔は1日40トンを水揚げした時もあった。3〜4月で計600トンは欲しいというのが本音」とし、漁師の中には「ワシの代で、もうしまい」と話す人もいるという。
 また、今期取れるのは体長45センチ以上の中・大型魚がほとんどで、本来なら取れるはずの40センチ台前半の小型魚の漁獲が少ないという。ある程度成長するまでに赤道付近で乱獲されているのが原因とみられ、県水産試験場の小林慧一・副主査研究員(29)は「小型魚が来遊しないと、漁獲量は増えてこない」と懸念する。
     ◇
 すさみ町では23日、昨年は不漁で中止した「かつお祭り」が開かれる。主催する実行委員会の朝本紀夫委員長(74)は「観光の目玉でもあり、今期は開催を決めた。ただ、水揚げは少なく、販売用まで確保するのはなかなか難しい」とする。
 赤道付近での大型船団の巻き網漁による乱獲が、日本近海でのカツオ資源減少につながっている、との説が専門家の間では有力視されており、朝本委員長は「不漁の要因が明確なのに対策が遅すぎる。このままでは日本沿岸の漁村集落は崩壊してしまう」と危機感を募らせる。

■琵琶湖の水草堆肥、三方よし 使用した農家の9割「もう一度利用したい」 滋賀(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170422/rgn1704220007-n1.html
県、新たな有効活用策募集
 県が琵琶湖で刈り取った水草から作った堆肥(たいひ)が好評だ。県内で農家らに無料で配布したところ、アンケートで9割以上が「もう一度利用したい」と回答した。近年水草は琵琶湖で大量繁茂し悪臭の原因にもなっているだけに、堆肥化は「琵琶湖よし」「住民よし」「農家よし」の“三方よし”の方策とも言える。県は企業などに呼びかけ品質改良を図る一方、堆肥以外の新たな活用方法も模索する考えだ。
 琵琶湖の水草は、平成6年の大渇水をきっかけに南湖で急激に増え始め、近年は悪臭の原因になっているほか、水質の悪化や船のスクリューにからまるなどの漁業被害をもたらしている。県民らの苦情を受け、県が水草を刈り取っているが、その量は年々増加。県琵琶湖政策課によると、平成21年度に3480トンだったのが、28年度は7329トンと倍以上に増えた。
 こうした状況の中、刈り取った水草を有効利用しようと、県は公益財団法人「淡海環境保全財団」と堆肥を共同開発。干拓地に搬入した水草を重機で混ぜて、2〜3年かけて発酵させ堆肥を作り、24年度から希望者に無料配布している。
 27年度は9〜10月に県内延べ6カ所で配布。利用者にアンケートを行い、483人が答えた。
 おおむね評判は良く、「成長はどうだったか」の質問に対して、「特に良かった」「良かった」と答えたのは計78・9%。「また利用したいか」との質問には、「ぜひ利用したい」「機会があれば利用したい」と答えたのが計98・9%だった。
 その一方で、「釣り糸が混ざっていた」「十分熟成されていない堆肥を使うと作物が根腐れを起こすこともある」といった意見も寄せられた。
     ◇
 県は、水草や同じく近年琵琶湖で繁茂が問題視されている外来水生植物について、堆肥をはじめとした有効活用方策や新たな除去技術、繁茂抑制方法などの技術開発に対する支援を行っている。
 対象は、企業、大学、NPO団体などの法人格を有する団体で、開発費用の2分の1以下(上限500万円)を補助する。応募期間は6月2日まで。
 県琵琶湖政策課の担当者は「水草の駆除や有効活用は琵琶湖における大きな課題。解決に向けて、民間の力を借りてより良いものを作っていきたい」と話している。
 問い合わせは、同課(電)077・528・3463。

17/04/21

■やな漁 コアユ、初水揚げ「一安心」 葵祭で献上へ 40キロを塩ゆで、天日干し 高島・安曇川(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170421/ddl/k25/040/459000c
 高島市の安曇川の「やな漁」でコアユが取れず、5月15日に行われる京都の葵祭用に毎年、上賀茂神社の依頼で献上する干しアユの確保が心配されたが、このほど初水揚げがあり、晴れ間が広がった20日に早速、天日干しされた。
 この日、コアユ約40キロが塩ゆでされ、同市安曇川町の北船木漁協作業所前に広げたむしろに並べられた。干しアユは葵祭の他、5月4日の地元の若宮神社の春祭りにも欠かせない。宮守の保木宏明さん(69)、北船木区長の駒井秀司さん(66)ら住民数人が作業をし...

■琵琶湖の外来魚釣り名人認定通年化 滋賀県、回収量増加で(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170421000066
 滋賀県は、琵琶湖で外来魚を釣り上げた実績に応じて段位を認定する「外来魚釣り上げ名人事業」を本年度から通年実施する。初めて行った昨年度は8カ月間で5人の名人が誕生し、外来魚の回収量が全体で3割増える効果があった。3年連続で名人になれば「殿堂入り」とする新制度も設け、広く参加を呼び掛けている。
 名人事業は、釣り上げたブラックバスとブルーギルの重さを毎月県に自己申告してもらう。総重量に応じて初段から名人まで10階級に分けて認定証を授与する。
 16年度は昨年5月から12月末までに、個人と団体の2部に87人が参加。計3・7トンを釣り上げたという。計300キロ以上は名人に認定し、最高は1人で計570キロを記録したという。
 釣り場にある専用の回収ボックスの外来魚が、一般の釣り人も含めて15年度の14・4トンから18・6トンに増える成果もあり、県は継続実施を決めた。
 本年度は通年化に合わせ、名人の基準を460キロ以上に引き上げ、個人と団体の区別をなくした。初段の基準を30キロ以上から10キロ以上に下げ、小学生など初心者も参加しやすいようにした。殿堂入りした釣り人には知事が感謝状を贈る予定だ。
 県琵琶湖政策課は「より多くの釣り人を応援できるように制度を見直した。小学生にもたくさん参加してもらい、名人を目指してほしい」としている。
 参加は無料で、登録が必要。バネ式計量器の貸し出しも行う。同課TEL077(528)3485。

■琵琶湖から鈴鹿をめざす SEA TO SUMMIT2017(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0023534
=カヤック・バイク・登山で 県内初開催 6月3・4日=
◇東近江
 大自然の環境の中でアウトドアスポーツを楽しむ「SEA TO SUMMIT2017」が、6月3日と4日に「びわ湖 東近江」ステージ(東近江市SEA TO SUMMIT実行委員会主催)で開催される。滋賀県では初開催で、現在、出場者を募集している。
 自治体や地域団体と株式会社モンベルの協力で、自然環境をテーマにしたシンポジウムと、カヤックやカヌー、バイク、登山の3つのアクティビティで自然の尊さを感じる環境スポーツ。今年は全国12か所で開催される。
 4日のアクティビティは、伊庭内湖の能登川水車とカヌーランド(東近江市伊庭町)をカヤックやカヌーでスタートし、琵琶湖に面する伊崎寺を折り返し、カヌーランドで自転車に乗り換え、愛知川を上流に向かってペダルを漕ぐ、道の駅奥永源寺渓流の里(東近江市蓼畑町)からは登山でフィニッシュの銚子ヶ口頂上(1076メートル)をめざす。
 カヤック11キロメートル、バイク38キロメートル、登山6キロメートルの全55キロメートル、標高差991メートルのロングコース。
 アクティビティ前日の3日は、専門家を交えた「環境シンポジウム」(てんびんの里文化学習センター)や「前夜祭」(能登川水車とカヌーランド)が開かれる。
 部門は、スタートからフィニッシュまで1人参加の「シングルの部」(高校生以上)と、2人以上5人以下で参加する「チームの部」(中学生以上)の2部門。参加資格は、パドルや自転車など大会に必要な個人装備を用意でき、両日参加できる人。
 募集定員は先着300人。参加費は1人1万500円、大学生以下5500円(税抜)。申し込みはウェブサイト(http://www.seatosummit.jp/)から。締め切りは5月8日。
 問い合わせは、東近江市森と水政策課内の同実行委員会(TEL0748―24―5524)まで。

17/04/20

■韓国の生物資源館 琵琶湖博物館と業務協約締結へ(Chuson Online)http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/20/2017042002517.html
【世宗聯合ニュース】韓国中部・慶尚北道尚州市の国立洛東江生物資源館が21日、滋賀県立琵琶湖博物館と淡水生物の研究・教育・展示に関する共同業務協約を締結する。
 両機関はこの日、国立洛東江生物資源館で韓日共同セミナーを開き、交流活性化に向けた第一歩を踏み出す。
 今後は淡水生物に関する情報交換、研究開発、共同展示、標本(生きた生物含む)の交換など、共同発展に向け人的・物的資源を積極的に活用する。
 また、主な研究テーマと成果を持続的に共有、議論して未来の生物産業の礎となる素材の発掘に生かす計画だ。
 韓日共同セミナーで琵琶湖博物館は「琵琶湖でのビワマスとサツキマスの交雑状態」「カワウの生態系機能と被害」について、国立洛東江生物資源館は「韓国の淡水菌類研究」「淡水生物資源を活用した機能性素材・香粧品開発」について発表する。香粧品とは人体を清潔にして見た目を美しくしたり、皮膚・毛髪の健康を維持・増進したりするために使用される物品で、化粧品が代表的だ。
 琵琶湖博物館は日本の古代淡水湖である琵琶湖の生物相を中心に研究を行う、淡水生物専門の研究機関だ。
 国立洛東江生物資源館の安永煕(アン・ヨンヒ)館長は「今回の締結をきっかけに、洛東江生物資源館が国際レベルで通用する淡水生物研究の力量を確保するとともに、世界的な淡水生物研究機関として飛躍できるよう努力する」と述べた。

■谷矢部池公園愛護会 1m超えの外来魚を捕獲 社会 テレビ局と共同実施(タウンニュース)http://www.townnews.co.jp/0108/2017/04/20/378896.html
 谷(やと)矢部池公園愛護会(櫻井康敏会長)が4月3日、1mを超える外来魚捕獲を行った。当日はテレビ局の取材も入ったこともあり、地域住民らが多数見物に訪れ、捕獲の行方を見守った。
 同公園池に子どもたちなどから「大きなワニがいる」との声が、愛護会に寄せられ始めたのは、昨年秋頃。櫻井会長や、公園管理のアドバイスを行うNPO法人Dream eggsゆめたまの相川健志代表らが調査したところ、北米産の外来魚「アリゲーターガー」であることが分かった。同魚は、バブル期に人気があり、日本で飼育する人が増えたが、成長すると1mを超えるため、水槽で飼いづらく、池や川に捨ててしまうケースが昨今、全国的に見られている。櫻井会長は「名古屋城のお堀でも発見されたと聞いている。恐らく心無い人がこの池に捨ててしまったのだろう」と予測する。性質は大人しいが、驚いたり、食べ物を捕獲したりする際は、鋭い歯で噛みつく習性があるため、子どもたちの安全確保のためにも捕獲する必要があると判断された。
300人以上が見守る
 愛護会が、その現況をホームページで掲載したところ、外来種の捕獲をする企画を立てているテレビ局の制作会社から櫻井会長に連絡が入り、捕獲を番組内で収録したいとの依頼があった。会では同魚の捕獲はもちろん、池の浄化を行う「カイボリ」を数年ぶりに行いたいと考えていたこともあり、共同で実施することを決め、タイミングを探ってきた。今回それが実現した形だ。
 当日は、地域住民ら300人を超える見物が訪れたほか、横浜環境科学研究所員らも参加した。午前8時半頃から池の水を抜き始め、底が見え始めた正午過ぎに、ココリコの田中直樹さんが網でアリゲーターガーを捕獲すると、「オー」といった歓声が沸き起こった。その後、外来種のミシシッピアカミミガメなどを駆除したほか、ヘドロの除去などにより、水の浄化をした。
 同愛護会では、園内に地域の人たちが憩い、学び、交流できる施設「ぷらっと谷矢部」の設置を決めており、捕獲した同魚をはく製にし、展示する予定という。
 櫻井会長は「こうしたことを二度としてほしくないというメッセージを込めて展示しようと考えています。この公園内には絶滅品種のカエルがいるなど、豊かな自然の宝庫です。将来的には昭和30年代頃の里山の状態を取り戻したいと思っており、外来種は従来の生態系を壊してしまうので、今後も『カイボリ』を定期的に行っていきたい」と話している。
 谷矢部池公園は、1993年に開園。翌94年に愛護会が設立している。同会は定期的に「カイボリ」をするほか、矢部小学校児童と「横浜黒めだか」を放流したり、竹灯籠イベントを開いたりするなど、地域とコラボレーションしながら自然との対話を重視する「循環型公園」を目指し、積極的に活動を続けている。

■琵琶湖の「UFO」撤去へ 水質測定施設、老朽化で(京都新聞電子版)
 滋賀県は、水質を監視するため琵琶湖上に設置している自動測定施設の撤去に着手する。設置から25年以上たって老朽化に伴う事故が懸念されているためで、県は2018年度にも撤去を終える方針だ。UFOを思わせる形状で目を引いていた琵琶湖の隠れた名物が、姿を消すことになる。
 撤去するのは南湖湖心局(大津市唐崎沖1・5キロ)と北湖湖心局(大津市南比良沖4キロ、高島市今津沖3・5キロ)の3基。いずれも琵琶湖総合開発事業の一環で、1990年〜91年に設置された。
 南湖は16メートル四方の高床式、北湖の2基は高さ約20メートル、直径最大6メートルのブイ状。いずれもpH値や溶存酸素量といった水質や、水温、流速などのデータを地上に送信してきた。
 しかし、測定機器が老朽化し、必要なデータ量も確保できたことから、2006年度までに3局とも稼働を停止していた。その後も施設維持に毎年平均で350万円がかかり、船の衝突事故も懸念されていたことから、「一定の役割を終えた」(琵琶湖政策課)として撤去を決めた。
 北湖の2基は、それぞれ水深60メートルと90メートルの湖底から鎖でつながれており、湖底に柱を立てた南湖(水深5メートル)と比べ、撤去作業は難しくなると予想されている。県は17年度当初予算に3500万円を計上し、撤去方法の検討を始める。
 南湖の測定施設は内部に約150平方メートルの、北湖は上下4層の機器を置く空間がそれぞれあるものの、窓やトイレはなく再利用は難しいという。

■筑後川の主?巨大コイ捕獲 体長1.2メートル体重16.9キロ [福岡県](西日本新聞ネット版)https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikugo/article/322882
 大川市中古賀の木工職人、久保園寛さん(75)が筑後川で体長約1・2メートル、体重16・9キロの巨大なコイを捕獲した。幼い頃から川で遊んでいたという久保園さんも初めて見る大物。15日に風浪宮(同市)に寄贈し、境内の池で泳いでいるという。
 8日朝、筑後川昇開橋の下流側で、仕掛けていたシラエビ漁の網にかかっているのを見つけ、抱え上げて捕らえた。エビ漁の網は重りが軽く、魚が入ってもすぐに逃げられてしまうため、これほどの大物がかかるのは珍しいという。久保園さんは「ほかのコイと一緒に元気に暮らしてほしい」と話している。

■今度は実現する?県民の休日 7月1日の「びわ湖の日」(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0023525
=三日月知事が年明けから提起 県商工会連は賛同、市町長は慎重=
◇全県
 「びわ湖の日」(7月1日)を県民の休日に――。三日月大造知事が年明けから、仕事初めの訓示や県議会、市町長との意見交換などで提案している。「琵琶湖とのつながりを深め、びわ湖の日の取り組みをもう一段高める」のが目的だ。(高山周治)
 「びわ湖の日」は、1981年(昭和56)、窒素・りんを含んだ排水を規制した「琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」(琵琶湖条例)の施行1周年を記念して決定されたもの。
 その後、1996年(平成8)施行の「県環境基本条例」で、「びわ湖の日」を環境保全への理解と認識を深め、環境活動への参加意欲を高める日と規定された。
 当時、これにあわせて休日化も視野にあったが、県庁内部の検討段階で立ち消えになった。担当の県環境政策課は、「資料を集めた形跡はあるが、議論の記録は残っていない。はっきりしたことは分からないが、当時は条例化の手続きや学校への影響などを考慮して、現実的に難しいと判断したのでは」とみる。
 では今なぜ、ハードルの高い「休日化」なのか。これについて三日月知事は「琵琶湖に対する取り組みをもう一段高めるための一つの手段」と目的を説明し、「水産資源の問題や水草など新たな課題が出ている。(琵琶湖条例のきっかけとなった)赤潮発生や石けん運動を知らない世代も増えた。琵琶湖のいい面も、課題も知ることが大事」と意義を述べる。
 全国の自治体で独自の休日を条例で定めるのは、沖縄県の「慰霊の日(6月23日)」、広島市の「平和記念日(8月6日)」の2例のみ。特定の日を休日とするには、地方自治法の規定により、特別な歴史的・社会的意義があり、住民がこぞって記念することが定着し、広く国民の理解が得られる要件を満たし、さらに総務大臣の協議が必要となる。
 休日化の提案に受け止めは様々だ。県商工会連合会(川瀬重雄会長)は先月28日、「地域経済へ大きな波及効果をもたらす」として賛同する意見書を三日月知事に提出した。
 一方、県内の市町長からは、今月11日の首長会議で「学校現場では学習指導要領をこなしきれない状況で、さらに休日を増やすと混乱する」(谷畑英吾湖南市長)、「企業は国際競争の中で工場を稼働させなければいけないので、現場の理解を得られるかが重要」「7月の第1週の日曜にあわせる方法もある」(宮本和宏守山市長)、「7月1日をアピールしながら県民に(環境保全の)理解を求めるのが優先事項」(福井正明高島市長)などと慎重な意見が出ていた。
 なお、県は今後、県民の意識調査や各団体との意見交換を行いながら、実現の可能性を模索するとしている。

■琵琶湖で外来プランクトン急増 生態系に悪影響懸念(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170420000019
 琵琶湖で外来種の植物プランクトンが昨年11月から今年2月にかけて急増していたことが、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの調査で分かった。急増の理由は不明だが、食物連鎖の最底辺を支える植物プランクトンのバランスが乱れることで、琵琶湖の生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるという。現在は沈静化しているものの、今後も再び増える懸念があり、センターが警戒を強めている。
 緑藻綱の「ミクラステリアス・ハーディ」で、オーストラリアやニュージーランドなどで見られる。6本の突起を持つ二つの半細胞が合わさった星形が特徴で、半分に分かれて増える。琵琶湖では2011年11月に初めて確認された。渡り鳥や観賞魚などに付着して侵入したとみられるという。
 例年、琵琶湖では夏(6〜8月ごろ)と秋(9〜10月)の2回、植物プランクトンが増えることが知られている。だが、昨年11月はミクラステリアスが急増し、前年同期と比べ、緑藻綱は約100倍、植物プランクトン全体では約10倍となったことが確認された。
 一般的に、植物プランクトンが増えると、アユなどの餌になる動物プランクトンも増える。だがミクラステリアスは体長が170ミクロン程度と比較的大きく、ミジンコなど動物プランクトンの餌になりにくいという。
 平らな形状のため水の抵抗を受け、湖底に沈みにくい。昨年10月から今年1月まで、過去10年で透明度が最低の6メートル前後となったことや、同じく浮遊物質量が最大となったことにも影響したとみられる。
 調査した一瀬諭専門員は「1種類が急増することで、他の植物プランクトンが減り、それを食べる動物プランクトンや魚など琵琶湖の生態系全体に影響を与える恐れもある」と指摘。今季のアユ稚魚(ヒウオ)の不漁に関係している可能性も否定できないという。
 3月初旬以降、ピーク時の5分の1程度に沈静化しているが、今後も急増する恐れがあるとし、増減を注視していくという。

17/04/19

■高速沿道の広告に新基準 色彩統一で景観と調和(紀南新聞ONLINE)http://www.kinan-newspaper.jp/?p=9081
 和歌山県はこのほど、高速道路と自動車専用道路の沿道の案内広告物に新たな設置基準を設けた。周辺景観との調和を目指して茶色と白色の背景・文字を基調とし、知事が指定した観光施設や地域特産品のみが表示できる。5月8日(月)から施行、現存する違反広告物は是正指導に取り組むとしている。
 県は高速道路沿道300メートルの範囲は屋外広告物の設置を原則禁止としていたが、守られておらず商品広告が乱立する状態だった。このため昨年8月より、分かりやすく統一感のある案内広告物の新基準を検討していた。
 認められる広告物は、主要部の背景が茶色、文字が白色のもので、観光施設、地域特産品などを表示できる。任意で記号のほか、写真の表示が許可される場合もある。インターチェンジ名称は案内部に表示、背景は白色、文字は茶色と決められている。高さは地盤面から7メートル以内、形状は長方形で幅11メートル以下となっている。
 表示できる内容として、観光施設は城、神社仏閣、温泉地、海水浴場など。一般店舗や飲食店、ホテル、旅館は対象外となる。地域特産品としては、マグロ、ミカン、各種工芸品など。観光施設、地域特産品のいずれも知事の指定したものに限られる。
 現存する違反広告物は撤去を求めるが、是正に向けた計画や安全が確認される場合は平成32年3月31日まで現状のままを認める。
 問い合わせは、和歌山県県土整備部都市政策課(電話073・441・3228)。

■ガソリン、3週ぶり値上がり=原油高を反映(jiji.com)http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041900901&g=eco
 資源エネルギー庁が19日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(17日時点)は、全国平均で134.0円となり、前週から0.1円上昇した。原油高を反映し、3週ぶりに値上がりした。
 地域別では、22都道府県で価格が上昇。上げ幅は愛媛(0.8円)、福島(0.7円)、熊本と奈良、埼玉(各0.5円)が目立つ。下落は神奈川と和歌山(各0.7円)、兵庫(0.5円)、徳島(0.3円)など17府県だった。
 調査を担当する石油情報センターは「来週の店頭価格も小幅値上がりする」と予想している。

■ガソリン値上がり134円 1年6カ月ぶり高値(47NEWS)https://this.kiji.is/227335482137968642?c=110564226228225532
 経済産業省資源エネルギー庁が19日発表した17日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、10日時点の前回調査から10銭高い134円ちょうどで、3週ぶりに値上がりした。2015年10月以来、約1年6カ月ぶりの高値水準となった。
 調査した石油情報センターによると、原油の調達コストが小幅に値上がりしたため。米トランプ政権によるシリアの空軍基地へのミサイル攻撃に伴う影響や石油輸出国機構(OPEC)の減産が続くとの観測が背景にある。

■レギュラーガソリン、1年半ぶりの高値…前週比0.1円高の134.0円(Responce)https://response.jp/article/2017/04/19/293713.html
資源エネルギー庁が4月19日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、4月17日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から0.1円値上がりし134.0円となった。
2015年10月5日の調査以来、1年半ぶりの134円台となった。
地域別では北海道で0.3円、関東と東北、中国、四国、九州・沖縄で0.1円値上がり。中部は0.1円値下がり。近畿は前週と同価格だった。
ハイオクガソリンは前週と同価格の144.7円、軽油は0.1円高の112.3円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、4月19日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は125.1円/リットル(前週比−0.6円)、ハイオクは136.1円/リットル(−0.5円)、軽油は101.2円/リットル(±0円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■琵琶湖のプランクトン異変、食物連鎖に影響か(YomiuriOnLine関西発)http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170419-OYO1T50021.html
 滋賀県の琵琶湖で、植物プランクトンに異変が起きている。無色透明のバリアのような有機物で覆われた種類のほか、個体が大きい外来種が近年、増加。いずれもミジンコなどの動物プランクトンが捕食できないサイズで、動物プランクトンが減れば湖魚を含む食物連鎖が崩れる恐れがあり、県が影響調査を進めている。
 無色透明の有機物は「粘質鞘」と呼ばれ、植物プランクトンが自ら作り出している。水質の急激な変化の影響を受けにくくする自衛手段と考えられるという。一つ一つは目に見えないほど小さいが、県琵琶湖環境科学研究センターによると、2000年代に入った頃から確認され始めた。
 また、3〜4年前からは、琵琶湖の一般的な植物プランクトンの本体より数十倍の大きさがある豪州の植物プランクトンも確認されるようになった。

■信号機故障 大津・湖岸道路交差点などで異常点滅 県警(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170419/ddl/k25/040/503000c
 県警交通規制課は、大津市島の関西の踏切と連動する湖岸道路(県道)交差点などで、3月下旬から信号機が計8回、点滅になってしまう異常が発生していると発表した。再発を繰り返しており、原因を調査中という。
 東西に走る湖岸道路と、南北に走る市道の交差点。京阪石山坂本線が湖岸道路に併走し南北方向に踏切がある。
 普段はこの交差点の信号は点滅にならないが...

■桜の名所・海津大崎の県道通行止め 滋賀、土砂崩れ(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170419000002
 滋賀県高島土木事務所は18日、降雨による土砂崩れのため、長浜市西浅井町大浦から高島市マキノ町海津までの県道西浅井マキノ線約3キロを通行止めにした。一帯は「日本さくら名所100選」に選ばれ、800本余の桜並木で有名な観光地。復旧の見通しは立っておらず、観光への影響は避けられそうにない。
 同事務所によると、同日午前4時15分ごろ、高島署から情報が入り、同5時に職員が確認したところ、現場は同市マキノ町の「海津大崎」の突端に当たる地点。崖斜面から全長約20メートルにわたり50トン余の土砂が崩れ、その重みで曲がった防護柵が道路をふさいでいたという。
 17日から18日にかけての降雨が原因とみている。周辺の桜並木や人的な被害はなかったが、今後、詳しい現場調査を行った上で、土砂撤去や応急処置などの対応を検討し、安全が確認できるまで、車や自転車、人の全面通行止めを実施する。
 海津大崎の桜は昭和初期から地元住民が植樹し守り育ててきた。今では桜並木が約4キロに及び、ピンクの桜と青い琵琶湖のコントラストが人気を呼ぶ。今年は13日に満開を迎え、16日は早朝から多くの観光客でにぎわったばかりだった。18日はサクラが散り始め、観光客は少なかった。
 しかし今後、琵琶湖を自転車で一周するビワイチのシーズンが本格化するといい、地元のボランティア団体「美しいマキノ・桜守の会」会長の江端英嗣さん(63)は「人災が無かったのは何よりだが、事故現場は竹生島が見えるビワイチの絶景ポイントとしても知られている。観光への影響は避けられそうにない。早い復旧を願うばかりです」と話した。

■海津大崎の桜並木付近で土砂崩れ 高島の県道(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170419/CK2017041902000017.html
 県は十八日、高島市マキノ町海津の県道沿いで土砂崩れが発生し、現場を含む三キロを通行止めにしたと発表した。桜の名所として知られる海津大崎の桜並木付近で、十七日夜から十八日未明にかけて起きたとみられる。
 県高島土木事務所によると、ほぼ垂直に切り立った高さ十五メートルの斜面が幅三メートルにわたり崩れた。二十〜三十立方メートルほどの土砂が、落石防護柵を押し倒して止まり、柵が幅二十メートルにわたって大きく傾いた。斜面はコンクリートで覆われていたが、覆われていない上部から水が染み込んだとみられるという。けが人などはなかった。
 彦根地方気象台によると、高島市今津町では十八日午前九時までの二十四時間で五一・五ミリの雨を観測していた。びわ湖高島観光協会によると、現場はソメイヨシノ八百本が四キロ続く並木の途中だが、今シーズンの見ごろはほぼ終わりだという。(角雄記)

■春色じゅうたん ふわり(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170418-OYTNT50428.html
◇ノウルシ 湖畔一面 高島
 高島市新旭町の琵琶湖畔で、ノウルシが色づき、黄色いじゅうたんを広げたような光景を作りだしている=写真=。
 湿地に生える高さ30〜50センチの多年草で、黄色い花のように見えるのは、茎の先端に密生する葉の一部。茎を切ると白い液が出て、かぶれることがあり、この名がついた。
 群落が見られる新旭浜園地では、周囲に菜の花畑などもあり、鮮やかな色の競演をカメラに収めようと撮影ポイントを探して歩く人の姿も目立つ。
 びわ湖高島観光協会によると、今月下旬まで楽しめそうだという。

17/04/18

■龍神で風速27メートル 紀南各地で大荒れの天気(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=332283&p=more
 前線を伴った低気圧が急速に発達しながら日本海を北東に進んだ影響で17、18日、和歌山県の紀南各地は大荒れの天気となった。龍神(田辺市)で最大瞬間風速27・2メートル、護摩壇山(同)では積算雨量198・5ミリを観測した。
 和歌山地方気象台によると、県南部の最大瞬間風速は龍神に次いで、潮岬(串本町)24・6メートル、新宮22・6メートル、栗栖川(田辺市)21・7メートル、南紀白浜20・1メートル―が強かった。田辺市では強風の影響で、市議選のポスター掲示板が4カ所(18日午前10時現在)で倒壊した。
 雨も強く、県南部では積算雨量が100ミリを超えたのは、護摩壇山に次いで龍神171・5ミリ、色川(那智勝浦町)135ミリ、西川(古座川町)134ミリ、新宮101・5ミリ。護摩壇山では時間雨量48ミリという激しい雨が降った。

■信号機不具合、点滅状態に 大津の交差点(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170418000154
 滋賀県警は18日、大津市の島の関西交差点で、3月下旬から信号が点滅状態に変わる不具合が相次いでいると発表した。原因は調査中で今後も発生する可能性があり、通行に注意を呼び掛けている。
 同交差点はJR大津駅前から琵琶湖岸に向かう市道と湖岸沿いの県道が交わる。市道側に京阪石山坂本線の踏切があり、信号は踏切と連動している。
 信号の制御機を3月に更新して以降、同月23日から4月16日までに計7回、市道側の信号が赤色点滅に、県道側が黄色点滅になり、歩行者信号が消える不具合が発生している。メーカー側によると、制御機内の踏切との連動に関係する部分に不具合があるという。
 同交差点には電車運行時間帯は警備員が常駐するほか、不具合発生時には警察官やメーカーの担当者が信号の制御機を操作して復旧している。
 車両の場合、赤色点滅の場合は一時停止で、黄色点滅は他の交通に注意しながら進行することができる。県警は「通行者の安全確保に努めながら早期解決に努めたい」としている。

■滋賀ジャケット 和紙製 ボタンは琵琶湖の貝 県内企業が完成(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170418/ddl/k25/040/445000c
 県内企業が県の支援を受け、地場産業の技術を詰め込んだ「滋賀ジャケット」を完成させ、販売している。和紙製で軽く、通気性も良い上に水にも強いという。琵琶湖の貝を使ったボタンを付けるなど、滋賀らしさがあふれる仕上がりだ。【大原一城】
 素材には、和紙を細かく切ってより、糸にして縫った「ペーパーヤーン」を使っている。西陣織の糸を生産してきた古川与助商店(大津市)が技術を生かした。綿に負けない強度や防水性があるが、涼しげな風合いで、軽やかに羽織ることができる。
 ボタンには琵琶湖でイケチョウ貝を育てて真珠を生産・販売する神保真珠商店(同市)による光沢ある貝がら...

■ノウルシ 湖岸で春色共演 高島で花が見ごろ(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170418/ddl/k25/040/446000c
 高島市新旭町の針江から深溝にかけての湖岸に群生するノウルシの花が見ごろを迎えた。鮮やかな黄色が目を引き、湖周道路沿いに続く桜並木の花が散るまで、しばし、共演が楽しめる。
 ノウルシは、葉や茎を切ると出る乳白色の汁に触れるとかぶれることもあることからこの名があるが、漆とは別の植物。葉は、株のてっぺんの...

■ふるさと納税で琵琶湖疏水通船を支援、2隻の新調目指す 京都市(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/170418/wst1704180030-n1.html
 明治期に琵琶湖の水を京都市に流すために築かれた人工水路「琵琶湖疏水」で、舟運の本格的な復活を目指す京都市は、ふるさと納税を活用し、新しい船舶の建造や事業運営を支援してもらうことを目的とした寄付金制度を開始した。ふるさと納税を利用するため、確定申告や「ふるさと納税ワンストップ特例制度」の利用で寄付金額の一部が所得税と住民税から控除されるメリットがあるほか、寄付金額に応じた乗船招待などの返礼品もある。
 「琵琶湖疏水通船復活応援寄附金」で、募集金額は今年度で500万円が目標。舟運の本格的な復活を目指し、2隻の新しい船舶の建造費用(1隻約2千万円)や、今後の事業運営費などに充てる。
 新船は、現在使用している市上下水道局の作業船とほぼ同じサイズで、景観に調和した和船をイメージしたものにするといい、12人乗りになるという。
 返礼品は、寄付額が1万円以上は抽選で乗船招待1人、市動物園観覧券▽5万円以上は乗船招待1人、動物園観覧券、無鄰菴(むりんあん)入場券▽10万円以上は乗船招待2人、以下同−など。希望すれば琵琶湖疏水通船のウェブサイトなどに氏名を掲載する。乗船の招待は新しい船の完成後となるため、平成30年4月以降の予定。
 寄付金の申し込み方法は、通船のウェブサイトから電子申請や、寄付申込書を市上下水道局総務部経営企画課に郵送かファクスで申し込む。
 問い合わせは同課((電)075・366・5251)。

17/04/17

■芦ノ湖の不要なボート処分に補助金…景観整備へ(YomiuriOnLine)http://www.yomiuri.co.jp/national/20170417-OYT1T50017.html
 芦ノ湖の景観を向上させるために、神奈川県箱根町は使用していない貸しボートを撤去・処分する事業者に補助金を出すことを決めた。
 今年度は約100隻の処分を見込んでいる。2020年の東京五輪・パラリンピックを前に湖畔のビュースポットを整備し、芦ノ湖の魅力をアップさせるのが狙いだ。
 町によると、湖畔では約30事業者が釣り客などを対象に貸しボート業を営んでおり、手こぎ、エンジン付き、ペダルボートなど500〜600隻がある。事業者が加入する芦之湖漁協によると、約20年前の釣りブームでボート数が増え、現在は新旧が混在している。老朽化したボートのほか、陸揚げされて放置されたままのボートもあり、高齢化した経営者にとって処分費用の負担は重く、景観を乱す原因になっている。
 ボートの処分は1隻5万〜10万円とされ、町は事業者を対象に1隻につき撤去費用の3分の2(4万8000円を上限)を補助する。町は「ボートを整理して、新たなビュースポットを発掘していきたい」と話している。

■「われは湖の子−」米国人姉妹、今津港で琵琶湖周航の歌を熱唱(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/170417/wst1704170013-n1.html
 「われは湖(うみ)の子−」の歌い出しで知られる「琵琶湖周航の歌」が誕生し今年で百年となることに合わせ、米国在住の双子姉妹が16日、誕生の地とされる滋賀県高島市今津町を訪れ、今津港で英語版の歌を披露した。
 姉妹は米イリノイ州在住のジェイミー・トンプソンさん(36)とメゲン・トンプソンさん(36)。かつて、ジェイミーさんは滋賀県湖南市、メゲンさんは香川県丸亀市でそれぞれALT(外国語指導助手)として過ごしていた。
 ジェイミーさんは日本滞在中、日系米国人の写真家で琵琶湖周航の歌を英訳したオノ・フィルバートさんのホームページに興味をもち、今津港の歌碑について教えてほしいとオノさんに連絡。これをきっかけに姉妹は平成18年、今津港で英語版の周航の歌の発表会を開いた。
 今回は百年を記念し、オノさんが2人に呼びかけて実現した。11年前と同様に、歌碑の横で歌声を披露。よし笛の伴奏に合わせた美しい歌声に、訪れた人たちが聞き入っていた。
 ジェイミーさんは「滋賀県は第2の故郷。とても特別な歌であり、歌うことで百年の歴史の一部になれたようでうれしい」と話していた。

■英語版11年ぶり披露 琵琶湖周航の歌(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170417/CK2017041702000006.html
 英語版の「琵琶湖周航の歌」が十六日、“初披露の地”の高島市今津町で十一年ぶりに披露された。英訳した翻訳家や、当時歌った米国人の双子姉妹が再訪して実現した。
 日系米国人で翻訳家のオノ・フィルバートさん=東京都=が二〇〇六年、両親の出身地である滋賀を外国人に知ってもらう活動を続ける中で、歌詞を英訳した。「フレーズが多すぎてメロディーに乗らないことがあり、言葉選びは大変だった」と振り返る。
 当時、英語版を作っていることを自身のホームページ(HP)に掲載したところ、湖南市で外国語指導助手(ALT)をしていたジェイミー・トンプソンさん(36)が偶然見つけた。オノさんが歌い手を探していたころで、ジェイミーさんの双子の妹で、香川県丸亀市でALTをしていたメゲン・トンプソンさん(36)と共に歌うことが決まった。
 双子姉妹は〇六年六月、今津港の歌碑前で初めて英語版の歌を披露した。姉妹は現在、米イリノイ州に住んでいる。
 十一年ぶりの披露となったこの日は、ヨシ笛奏者の菊井了さん(69)=近江八幡市=らと共演。晴れわたる琵琶湖畔に伸びやかな歌声が響き、居合わせた三十人以上が聴き入った。
 ジェイミーさんは「滋賀は第二のふるさと。琵琶湖周航の歌百年の歴史の一部に関わることができ、うれしい」と笑顔を見せた。
 歌っている様子は後日、HPや動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップする予定という。(鈴木啓紀)

■英語で双子姉妹 ♪われは湖の子(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170416-OYTNT50057.html?from=ycont_top_txt
 「琵琶湖周航の歌」が生まれた高島市今津町の湖畔で16日、米イリノイ州在住の双子の姉妹が、英語版の歌を熱唱した。
 ジェイミー・トンプソンさん(36)とメゲン・トンプソンさん(36)で、2人は2004年から5年間、中学英語の指導助手として湖南市などに滞在していた時、写真家のオノ・フィルバートさん(米ハワイ州出身、東京都在住)が英訳した歌に出会った。今津港の歌碑前で06年、英語版の歌を初披露し、翌年にはCDも完成させた。
 今回のミニ公演は、オノさんが姉妹に呼びかけて実現。姉妹の歌声が11年ぶりに、誕生の地に響いた。ジェイミーさんが所属していた湖南市のコーラスグループも駆けつけ、旧交を温めていた。歌い終わったメゲンさんは「青空の下、ステキなヨシ笛の演奏と一緒に歌えたのは幸せ」と話していた。

■英語版「琵琶湖周航の歌」、今津で披露(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK4J44QYK4JPTJB009.html
 琵琶湖周航の歌が誕生して100年になるのを記念して、16日、歌碑のある今津港で歌の交流会が開かれ、米国の双子姉妹が英語の歌を披露した。
 企画したのは東京在住の写真家で翻訳家のオノ・フィルバートさん。米国生まれで実家は米原市にあり、「滋賀の良さを海外に伝えたい」と琵琶湖周航の歌を英訳した。今回は、2006年に今津港で初披露したときに歌った元外国語指導助手のジェイミー・トンプソンさん、メゲン・トンプソンさん姉妹に声をかけ実現した。
 2人は米国出身で当時、湖南市と香川県丸亀市に滞在中。歌について調べていたジェイミーさんがオノさんのホームページを見て連絡したのがきっかけだった。
 この日姉妹は同港で11年ぶりに歌声を披露。「We’re children of the lake(われは湖〈うみ〉の子)……」と歌い出すと、集まった人たちが聴き入っていた。メゲンさんは「100周年の記念に呼ばれて光栄」。ジェイミーさんは「これからも(歌を)大事にしてほしい」と話した。(北川サイラ)

17/04/16

■やな漁 コアユ、水揚げゼロ 葵祭献上めど立たず 高島・安曇川(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170416/ddl/k25/040/336000c
 1000年の伝統を誇る高島市の安曇川河口部のコアユの「やな漁」で、今年は漁が本格化する4月になっても水揚げゼロの日が続いている。一帯は11世紀末以来、京都・上賀茂神社の神前に琵琶湖の魚を献上する「御厨(みくりや)」としての歴史を持つ。今も毎年5月の葵祭用に干しアユを献上しているが、漁獲のめどが立たず、やな漁を仕切る北船木漁協の木村常男組合長(68)は「こんな事態は初めて」と困惑している。
 やな漁は川をせき止めて上ってくる魚を取る漁法。安曇川では約80メートルの川幅に、河口に向けて扇形にふくらんだ長さ約110メートルのやなを仕掛けて魚を両岸に誘導し、水路に落とし込む構造で「カットリやな」と呼ばれる。3月上旬に設置され、川の水はやなを構成する細い竹を編んだ簀(す)の隙間(すきま)から流れ下る。
 木村組合長によると、コアユの水揚げは例年、3月に約100キロ、4月には約1トンに達する。年間漁獲高は放流・養殖用の活魚数トンと食用の鮮魚約30トンの計三十数トンという。しかし、今年は「水揚げどころか2〜3匹かかった姿が見える程度で話にならん」といい、木村組合長は「葵祭を控えて今年も上賀茂神社から干しアユを送るよう依頼が来たが、魚が上って来ん。安曇川で取れたアユでないと意味がないし、どうしたものか」と頭を抱える。
 琵琶湖のアユ資源は昨年10月末の県水産試験場の調査で産卵量が213・8億粒と平年の2倍以上あり期待されたが、同12月に解禁された氷魚(アユの稚魚)が極端な不漁となった。今年に入っても氷魚の水揚げは回復せず、水温が上がる春になっても不漁が続いている。【塚原和俊】

17/04/15

■連なる神輿、湖上彩る 山王祭の「船渡御」 滋賀(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170415/rgn1704150027-n1.html
 湖国三大祭りの一つ、日吉大社(大津市坂本)の「山王祭(さんのうさい)」で14日、7基の神輿(みこし)が湖上に繰り出す「船渡御(ふなとぎょ)」が行われた。快晴の下、豪華絢爛(けんらん)な神輿が湖上を彩った。
 船渡御は、天智天皇が大津京遷都の際に飛鳥(奈良)から招いたとされる同大社西本宮の祭神、大己貴神(おおなむちのかみ)が、船で琵琶湖を渡ってきた様子を再現する神事。唐崎神社(同市唐崎)の沖合では、大己貴神に大津・膳所の漁師が粟のご飯を献上したとの伝承も再現した。同市唐崎の山田隆幸さん(70)は「歴史を感じる荘厳な神事。晴天の下で7基がきれいに光っていてきれいだった」と話した。
 山王祭は、15日午前10時から日吉大社各社で行われる「酉(とり)の神事」ですべての行事を終える。

17/04/14

■桜並木 満開宣言 児童らお花見カヤック 高島・海津大崎(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170414/ddl/k25/040/524000c
 びわ湖高島観光協会は13日、「日本さくら名所100選」の海津大崎の桜並木(高島市マキノ町)が満開になったと宣言した。並木は長浜市西浅井町境まで湖岸の県道沿いに約4キロ続き、計約800本あって桜のトンネルもできる。晴れ間が広がったこの日、観光バスやマイカーなどで花見客が大勢訪れた。
 地元の市立マキノ東小学校(児童78人)はこの日、今年度のカヤック開き。桜の時期と重なるため「お花見カヤック」とも呼ばれる。児童らは学校前の湖岸から漕ぎ出し、約500メ...

■山火事ではありません=檜花粉の大量飛散=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0023478
◇近江八幡
 まず、写真中央の上をご覧下さい。山肌の木々の間から白い煙のようなものが立ち上がっています。薄雲のようにも見える正体は、今、ピークを迎えている檜(ひのき)花粉の飛散です。強風が吹くたびに山斜面のあちこちから大量の花粉がまとまって飛散し、風に乗って広がる光景が見られる。今年は、特に多いようで、時には山肌を覆い尽くすような勢いで飛散していた。写真の下は満開を迎えた桜並木。花見や山に入る時は花粉症対策が欠かせない(9日午後2時、安土山で撮影)。

■水辺や水中の外来種23種紹介の企画展 県なかがわ水遊園(TOKYO Web栃木)http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201704/CK2017041402000167.html
 日本の水辺や水中にすむ外来種を紹介する企画展「突撃! となりの外来種」が、大田原市佐良土の県なかがわ水遊園で開かれている。五月七日まで。
 二十三種約二百匹を紹介。日本の特別天然記念物オオサンショウウオとの交雑が問題になっているチュウゴク・オオサンショウウオや、ペットから野生化したカミツキガメ、世界自然遺産の小笠原諸島の生態系を脅かすグリーンアノールなどが初展示されている。
 人の都合で持ち込まれたものが多い外来種の事情を会話調で解説している。水槽の周りに「ボクたちのような観賞魚は、飼いきれなくなるとその辺に捨てられるんだ」「たくさん日本の生き物に迷惑かけてしまうけれど、(原産地に)帰れないもんなあ」などと書いた吹き出しを付けている。
 県外から県内に持ち込まれた「国内外来種」も展示している。ゼゼラやツチフキは本来西日本に生息する魚だが、三十〜四十年前、鬼怒川や那珂川に琵琶湖のアユが放流された際に交ざっていた可能性がある。在来種の餌などを奪ってしまう問題がある。
 問い合わせは、なかがわ水遊園=電0287(98)3055=へ。(猪飼なつみ)

■春に染まる奥琵琶湖(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170413-OYTNT50309.html
 600本を超えるソメイヨシノの成木が4キロにわたって湖畔を染め上げる「海津大崎の桜」(高島市マキノ町)が見頃を迎え、大勢の花見客が、奥琵琶湖の遅い春を楽しんでいる。
 80年ほど前、湖岸を走る道路が開通したのを祝って、地元の人たちが植え始め、「日本さくら名所100選」の一つに育てた。東近江市の友人に誘われ、初めて訪れたという愛知県安城市の会社員・徳田早希さん(25)は「長く続くピンクの帯が青い空や湖面に映えて、とてもきれい」と感心していた。
 約1キロ北方の墓地では、水上勉の小説「櫻守」に描かれたエドヒガンの一本桜「清水の桜」も満開となり、文学ファンらが足を運んでいる。
17/04/13

■「水郷めぐり」菜の花と桜の競演 滋賀・近江八幡(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170413000032
 滋賀県近江八幡市北之庄町の水路沿いで桜と菜の花が満開を迎えた。観光名物「水郷めぐり」に訪れた人たちが、舟の上から春の景色を楽しんでいる。
 同町を含む西の湖一帯はヨシ原や田畑の間を水路が走り、かつては交通手段に使われた。現在ものどかな風景が広がり、4社が水郷めぐりを行っている。
 近江八幡和船観光協同組合のコースでは、200メートルほど続くソメイヨシノ並木とアブラナの競演が人気。好天に恵まれた12日、観光客たちは櫓(ろ)をこぐ船頭と会話を弾ませ、笑顔を見せていた。
 組合によると、今週末まで満開の見込み。散った花びらで水面がピンクに染まる様子も好評という。

■桜の絶景、まるで薄紅の海 大津・御呂戸川沿い(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170413000030
 大津市仰木の里東の御呂戸川沿いに植えられている桜並木が満開になった。薄紅の花が一面に広がり、住民らの憩いの場になっている。
 川沿いの約600メートルにわたってソメイヨシノ約200本が植えられており、住民らがそばの遊歩道を歩いて眺めを楽しんでいる。
 近くの歩道橋から桜並木を見下ろすことができ、薄紅色の海が広がったように見える。通りがかる人が「今年は特にきれい」と絶景に見とれていた。

17/04/12

■ガソリン価格、2週連続横ばい - 軽油は7週ぶり下落(マイナビニュース)http://news.mynavi.jp/news/2017/04/12/207/
御木本千春
経済産業省 資源エネルギー庁が4月12日に発表した石油価格調査(4月10日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週と同価格の133.9円となり、2週連続の横ばいとなった。
来週は小幅な値上がりへ
石油情報センターは、「卸価格の据え置きが小売価格に反映された」と分析。来週の価格動向については「原油価格が上昇し、来週分については石油元売り会社のうち3社が値上げを通告していることから、小幅な値上がりを予想している」と話している。
都道府県別にみると、14都県で値上がり、5県で横ばい、28道府県で値下がり。最も高かったのは鹿児島県の141.4円(前週141.5円)、最も安かったのは埼玉県の128.4円(同128.6円)だった。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週から横ばいの144.7円と、3週連続の横ばい。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は同0.1円安い112.2円と、7週ぶりに値下がりした。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週から4円安い1,399円と、2週連続で値下がりした。

■レギュラーガソリン、全国平均価格133.9円…2週連続の横ばい(Responce)http://response.jp/article/2017/04/12/293403.html
資源エネルギー庁が4月12日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、4月10日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、2週連続で前週調査と同価格の133.9円だった。
地域別では中部で0.2円、関東で0.1円値上がり。北海道で0.5円、近畿と東北、中国、九州・沖縄で0.1円値下がり。四国は前週と同価格だった。
ハイオクガソリンは前週と同価格の144.7円、軽油は0.1円安の112.3円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、4月12日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は125.7円/リットル(前週比+0.1円)、ハイオクは136.6円/リットル(±0円)、軽油は101.2円/リットル(+0.4円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■びわ湖の日 休日化に消極的意見 市町長ら(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170412/ddl/k25/010/450000c
 三日月大造知事は11日、長浜市で開かれた県首長会議で、県環境基本条例により「びわ湖の日」と定めている7月1日を県民の休日にすることを提案した。これに対し、市町長らから「企業活動への影響が多い」「小中学校も休みにするのは難しい」などと消極的な意見が相次いだ。
 三日月知事は1月4日、仕事始めの職員への訓示で、びわ湖の日に行われている環境改善の取り組みをさら...

■「びわ湖の日」休日化で賛否 県首長会議「古い話」「議論深めて」(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170412/CK2017041202000014.html
 県内の市町長と三日月大造知事が意見交換する県首長会議が十一日、長浜市役所であり、七月一日の「びわ湖の日」の県民の休日化を目指す三日月知事の方針に、賛否双方の発言が相次いだ。
 元県職員の谷畑英吾湖南市長が議論の口火を切り「県庁では過去に何度も出てはつぶれてきた古い話だ」と指摘。「学校現場は学習時間が足りておらず、全国一斉に動く民間企業も滋賀だけ休めない」と問題提起した。
 山仲善彰野洲市長は「乗り越えるべき壁は高い。課題とリスクを明確にしてもらわないと議論できない」と批判。福井正明高島市長も「休日化と結び付ける合理的な理論構成がなければいけない」と慎重姿勢を示した。
 一方、宮本和宏守山市長は「びわ湖の日を七月の第一日曜にするなど、休みを増やさない工夫をしてはどうか」と提案。野村昌弘栗東市長は「重要な取り組みで大賛成だ。休日ありきではなく議論を深めて」と求めた。
 三日月知事は「休日化は目的ではなく、琵琶湖の抱える課題を県民に再認識してもらう一つの方策だ」と理解を求め、「いただいた意見を吟味したい」と述べた。
 びわ湖の日は、合成洗剤を追放する「せっけん運動」を契機に、富栄養化防止条例が制定された一九八〇年七月一日にちなんだ。三日月知事は今年、地方自治法に基づく県独自の休日化を目指す意向を表明した。(角雄記)

17/04/11

■ようやく満開、ライトアップ延長 大津、三井寺や疏水沿い(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170411000182
 大津市内の琵琶湖疏水沿いや三井寺で、桜のライトアップが行われている。遅咲きだった今年は期間を16日まで延長、ようやく満開近くなった宵闇の花を訪れた人たちが楽しんでいる。
 琵琶湖疏水では、鹿関(かぜき)橋(同市三井寺町)付近の約200メートルに植えられたソメイヨシノやヤマザクラ約200本を、22基の照明で照らしている。雨上がりの11日夜にも多くの観光客が訪れ、点灯でほのかに浮かび上がった花にカメラを向けていた。
 三井寺(同市園城寺町)でも境内の桜約1300本が満開になっている。ライトアップは、いずれも16日までの午後6時半〜同9時半。三井寺は入山料が必要。

■堅田漁協組合「湖族の朝市」=23日=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0023453
◇大津
 堅田漁業協同組合は23日午前9時から正午まで、「湖族の朝市」を堅田漁港(大津市堅田2)で開く。会場では、獲れたてのこあゆ(天候により入荷できない場合もある)の天ぷら、しょうゆ煮、シジミの直売のほか、先着150人にシジミ汁の振る舞いもある。
 問い合わせは同組合(TEL077―572―1411)へ。

17/04/09

■今季の営業、9日まで 米原・奥伊吹スキー場(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170409/CK2017040902000012.html
 米原市甲津原の奥伊吹スキー場が九日で今季の営業を終える。営業日数は平年並みの百六日だったが、来客数は開業四十七年間で四番目に多い約十三万九千人に上る見込み。一月中旬からの大雪が背中を押した。
 十二月末の営業開始からしばらくは、まとまった雪が降らず、人工降雪機で対応した。しかし一月中旬以降の大雪が解けずに残り、現在も十五機中、十三機のリフトを動かせている。運営する奥伊吹観光の草野丈太社長(36)は「営業終了時とは思えない雪の量。昨年は暖冬の影響で苦しかったが、今季は最後まで滑ってもらえる」と話す。(大橋貴史)

17/04/08

■湖岸道路拡幅でエンジョイ!ビワイチ 県、環境向上で観光客呼び込み(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170408/rgn1704080053-n1.html
 自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」を安全に楽しんでもらおうと、県は今年度から湖岸道路の拡幅に乗り出す。一周約200キロの道中には車との接触が懸念される狭い道路もあり、拡幅で自転車の走行スペースを確保して事故の危険性を減らす。さらに湖岸沿いにサイクリスト向けの休憩所も整備する予定で、走行環境を向上させることでさらに多くの観光客を呼び込みたい考えだ。
 拡幅するのは、草津市や守山市、長浜市、高島市などの湖岸道路。車道と歩道の間にある植樹帯を取り払い、幅1・5メートルの自転車が通行できるスペースを確保する。来月にも守山市内で着工する予定で、今後10年間で全長数十キロの整備を予定している。
 県交通戦略課によると、ビワイチを楽しむ人は年々増えており、平成27年度は約5万2千人(推計値)。
 こうした状況を踏まえ、県内の自治体や民間団体でつくる「滋賀プラス・サイクル推進協議会」が27年10〜11月に湖岸の自転車利用者に対しアンケートを実施。多くの人が四季の移ろいや景色の美しさ、達成感などをよい点としてあげる一方で、「1人だと車道を走るのが怖い」「車と自転車の通行は別にしてほしい」などの声も上がっていた。
 また県は、湖南・湖東エリアの湖岸沿いに約10キロおきで休憩所を整備する。湖岸沿いの緑地公園には東屋(あずまや)や自転車ラックを作る予定で、総事業費は道路の拡幅も含み、10年間で30億円程度を見込む。
 一方、道路の拡幅が難しい場所については、路上で自転車が通る位置を示す「矢羽根マーク」を27年度から整備。ビワイチのルートを案内するとともに、車と自転車双方に対し安全への注意喚起を行う役割があり、現時点で約25キロの区間の整備を完了。30年度までに必要な個所すべてに配置する予定だ。
 県道路課の担当者は「車も自転車もどちらも安心して通れるような道の整備を行うことで、ビワイチがさらに盛り上がり、地方創生につながってほしい」と話している。

17/04/07

■体験型観光プロジェクト 地域の春、魅力体験 ガイド・案内付き リトルビワイチなど56件 第1弾は12日から 大津(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170407/ddl/k25/040/550000c
 大津市全体をフィールドに、ありのままの大津の魅力を楽しむ体験型観光プロジェクト「みーつ びわ湖・大津〜三つの出逢(であ)い〜」が12日から5月7日まで実施される。今年度から始めた企画で、実行委員会を構成する大津商工会議所などは「埋もれがちな大津の地域資源に光を当てた。地域の人と出会える観光を多くの人に楽しんでほしい」と呼び掛けている。
 春の「山王祭」▽夏の「船幸祭」▽秋の「大津祭」の大津三大祭を集客のきっかけにし、「祭りの魅力を体感...

■春の全国交通安全運動 始まる 悪質違反、取り締まる!(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170407/ddl/k25/040/532000c
 春の全国交通安全運動が始まった6日、県内でも県警などが大津市の大津港でオープニング式を開いた。15日までの期間中、交通事故防止に向け、パトロールや街頭啓発を強化する。
 式には警察官や県バス協会の関係者ら計約150人が参加。渡辺国佳県警本部長が「交通事故を抑え込む機運を高める機会。悪質な違反を集中的...

■一足早く満開=アピア前のソメイヨシノ=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0023429
◇東近江
 今年のさくらの開花が遅れている。東近江市内でもやっと、ピンクのつぼみが膨らみ、各地で開花がはじまったが、ショッピングプラザ・アピア前のソメイヨシノは、すでに満開を迎えている。ここのさくらは、旧八日市商工会議所前にあった老木で、当時から開花時期が早く、いまも市内のトップバッターの座を譲らない。これから市内の名所で本格的な花見シーズを迎える。

■イベントも交通規制も…サクラ遅咲きに合わせます 滋賀(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170407/rgn1704070056-n1.html
 サクラの季節を迎え、県内各地で花見を楽しむイベントが本格化する。県内では5日、平年より3日遅くサクラの開花宣言。彦根地方気象台によると、今年は春先の気温が低かったため、県内各地で3〜5日ほど開花が遅れているという。これを受け、イベントの開催期間を延長するなどして対応する団体も。客足の鈍さを指摘する業者もあり、関係者は今後の盛り上がりに期待をかける。
 大津市木戸のびわ湖バレイでは5日、昨夏オープンした標高1100メートルのカフェ、びわ湖テラスで「びわ湖天空茶会」が開かれた。山頂から見下ろす琵琶湖をバックにサクラの生け花を楽しむ。大阪府吹田市の野々村恭子さん(56)は「きれいで見晴らしがいい。サクラと飲むお茶がおいしいです」と話した。
 びわ湖バレイでは山麓までの1・5キロにわたり通称「千本桜」と呼ばれる約1000本のサクラ並木がある。例年、天空茶会のころに見ごろを迎えるが今年はまだつぼみ程度。担当者は「茶会と開花のタイミングが合わず、少し残念。今年は10〜15日ごろが見ごろになりそう」と話している。
 「さくら名所100選」に選ばれている海津大崎(高島市マキノ町海津)の約4キロにわたるサクラ並木。びわ湖高島観光協会によると、例年より3日程度遅い7日ごろに開花し、13日ごろに満開になる見込みという。
 周辺の県道の一部区間で一方通行とするなどの交通規制日を当初の8、9日から15、16日に変更した。
 琵琶湖汽船(大津市浜大津)は、長浜、今津の両港発で湖上から海津大崎のサクラを楽しむ「桜クルーズ2017」を企画している。担当者は「開花が遅く、個人の客足は少し鈍い。まだ席はあるので気軽に問い合わせてほしい」と話している。
 寺院も開花遅れに対応。約1500本のサクラがある三井寺(大津市園城寺町)は「10日過ぎに見ごろとなりそう」とし、12日までの予定だった夜間ライトアップを16日まで延長することを決めた。
 また、サクラのほか、ツバキ、ツツジなども楽しめる湖東三山の一つ、百済寺(東近江市百済寺町)では、ソメイヨシノが例年より2、3日遅い10〜15日に見ごろを迎えるほか、ヤマザクラやしだれ桜が今月中旬〜下旬に満開になるという。
 彦根地方気象台は「この先1週間は平年以上に温かいが、湿った空気などの影響で雨の日もある。天気予報を参考に、お出かけの計画をたててほしい」と話している。

17/04/06

■ビワイチ起点のシンボルに…守山市が田中セシルさんモデルの銅像除幕式(Cyclist)http://cyclist.sanspo.com/326251
by 澤野健太 / Kenta SAWANO
 琵琶湖一周サイクリング「ビワイチ」の拠点を標榜する滋賀県守山市が制作した「琵琶湖サイクリストの聖地碑」の除幕式が4月6日、同市内で行われた。この像は2016年3月、Cyclistがモデルの田中セシルさんに密着し「プチ・ビワイチ・ライド」を紹介した際のセシルさんのポーズが原型となっている。守山市はビワイチのシンボルとして日本や世界にアピールしていく。
 像が設置されたのは市内の大型リゾートホテル「ラフォーレ琵琶湖」前の第二なぎさ公園。ビワイチのスタート地点として定着することを願い、同市が設置した。高さは約80センチ。製作は銅像の生産で有名な富山県高岡市の老舗「竹中銅器」に依頼。セシルさんがロードバイクに乗りながら、右脚を高く上げて開脚したポーズをアレンジし、再現した。16年11月から製作を開始し、除幕式の3日前に完成したという。像からは琵琶湖北側を一望でき、松林に囲まれた砂浜もある。宮本和宏市長が「外国の人にも自慢できる日本らしい風景はここしかない」と場所を決定した。
 当初は市内にあった有名な灯篭を移築することも考えたが、老巧化などのために断念。ちょうどこの時期にセシルさんと会ってCyclistの記事を読み、「記事の中のセシルさんのポーズが印象的だった」と市の担当者と像にすることを決めたという。
 セシルさんは自分がモデルになった像を見て感激。「生きている時に像になるなんて信じられません。是非、ビワイチスタート前にここで写真を撮ってもらえれば」と喜びを語った。
 東大運動会自転車部出身のサイクリストでもある宮本市長は今後の像の活用方法について、「ビワイチを走る前に、この像の前で写真を撮ってSNSにアップするようなモニュメントになって欲しい。日本人はもちろん、海外の人にもビワイチをアピールする良い機会」と話した。
 除幕式の後は、女性用バイクブランド「Liv」(リブ)とコラボした記念ライドが行われた。セシルさん、滋賀県の池永肇恵(いけなが・としえ)副知事、そしてリブの女性スタッフ「Livエンジェル」や地元企業の女性サイクリスト合計27人が参加。聖地碑前をスタートし、走力に応じた距離を走った。リブの女性スタッフはそのまま1泊2日のビワイチライドに出かけた。

■桜並木 海津大崎の通行規制15、16日に延期 高島(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170406/ddl/k25/040/526000c
 「日本さくら名所100選」の海津大崎の桜並木(高島市マキノ町、約800本)で、開花のピークの週末に実施される湖岸沿い県道約4キロの一方通行規制が、8、9日から15、16日に1週間延期された。当初は早まるとみられた開花が例年並みとなるためで、JR湖西線マキノ駅と並木入り口を結ぶシャトルバス(片道20...

■桜 やっと開花 平年より3日遅れ 彦根(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170406/ddl/k25/040/521000c
 彦根地方気象台は5日、県の桜の開花を発表した。平年より3日遅れ、昨年よりは6日遅い開花となった。
 彦根市はこの日、最高気温が19・7度と、平年を4・9度上回る4月下旬並みの暖かさ。同気象台が標本木とする敷地内のソメイヨシノの花が5輪以上開いた状態となったため、開花日とした。
 老木を含め約1200本の桜が植わる彦...

■三日月知事、年度初めあいさつ 県の取り組み方針を再確認=「新しい豊かさ具現化する年に」=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0023421
◇県
 三日月大造知事は3日、本庁の参事級以上の県幹部職員を対象に、年度初めのあいさつを行った。
 この中で三日月知事は、今年度が県基本構想(2015年度―18年度)と人口減少を見据えた総合戦略(15年度―19年度)が大詰めを迎えることから、「基本理念に掲げる新しい豊かさを具現する年にしていかないといけない」「今だけじゃない、物だけ、お金だけ、自分だけでない、“新しい豊かさ”をつくって、全国、世界に発信する年にしたい」と意気込みを語り、新年度の取り組み方針を再確認した。
 1つ目は新年度予算で、4つ視点である(1)「若者の希望」(就職支援、インクルーシブ教育)、(2)「新しい価値の創造・発信」(首都圏情報発信拠点の開設、ビワイチ)、(3)「誰もが健康的に活躍できる社会」(国体、新しい公共交通)、(4)「つながりの再生」(琵琶湖の保全再生、世界農業遺産認定への取り組みなど)を挙げた。
 2つ目は、琵琶湖を保全し、生かす「琵琶湖新時代」。方策として、県民の休日「びわ湖の日」(7月2日)実現に向けた条例検討、世界的な視野から地域の課題を見つめるための国連の持続可能な開発目標(SDG)への参画を示した。
 3つ目には仕事の進め方を挙げ、「人こそ最大の経営資源」として、「働き方改革を最大のイノベーションとしたい」と語った。

■国立環境研究所の湖沼環境研究の拠点=琵琶湖分室が県琵環センター内に開所=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0023420
◇県
 国立環境研究所の湖沼環境研究の拠点となる琵琶湖分室の開所式が3日、設置場所の県琵琶湖環境科学センター内(大津市柳ケ崎)で行われた。
 琵琶湖分室では、国立環境研究所の職員10人が常駐し、滋賀県と連携しながら、琵琶湖における湖沼環境研究のほか、湖沼環境研究に関する情報の収集と発信、湖沼環境研究に関する人材の交流と育成、研究成果の活用・実用化などに取り組む。
 開所式では、国立環境研究所の今井章雄・琵琶湖分室長が「日本一の湖である琵琶湖において、湖沼における水質、生態系に関する研究を一層、格段に進めていきたい」とあいさつした後、看板の除幕が行われた。

■琵琶湖の空も飛べるはず 広島の会社、水陸両用飛行機運航検討 滋賀(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/170406/rgn1704060025-n1.html
 琵琶湖の水面を水陸両用飛行機が走るかも?!−。広島・尾道市を拠点に水陸両用飛行機の運航を手がける会社が、琵琶湖での運航を検討している。実現は法律上の規制などさまざまな課題をクリアした上で、早くても来年以降となるが、将来的には関西国際空港(大阪府)から琵琶湖までの飛行も視野に入れており、県関係者は「実現すれば大きな観光の目玉になる」と期待を寄せている。
 会社は、「せとうちSEAPLANES」。平成28年8月から瀬戸内海界隈(かいわい)で水陸両用飛行機の遊覧飛行やチャーター便の運航を行っている。
 水陸両用飛行機は機体にフロートを搭載しており水面での離着陸が可能。パイロットを含めて10人乗りで、最大で千キロ程度の距離を飛ぶことができる。700メートル程度の高度を飛行し、「適度に地上や水上の生活感を楽しめる距離が人気」(同社)という。
 同社は新たな運航場所の対象の一つに、水流の穏やかな琵琶湖を検討。守山市水保町の「ヤンマーマリーナ」を搭乗場所の候補に考え、今年3月から同市や県の関係者らと協議を行っている。
 こうした動きに、三日月大造知事は「県の魅力を体感できる、またとない観光素材となりうる」と歓迎する姿勢を示している。
 一方で、実現には課題もある。琵琶湖の湖岸はほとんどが自然公園に指定されており、新たに区域内に施設を設けたり改修したりする場合は自然公園法に基づく許可が不可欠。また、飛行機は水面での離着陸に400〜500メートル程度の滑走距離を要し、湖上を遊覧するボートなどに対する安全対策や、漁業者の漁場と重なる場合は漁協との調整も必要となる。
 さらに、琵琶湖では近年水草が繁茂し漁船のスクリューに絡まるなど深刻な漁業被害などをもたらしており、飛行機の運航にも影響が出るかどうか未知数な状況。同社は水草が最も繁茂する夏に琵琶湖を視察して対策を検討する方針。
 同社は「琵琶湖を渡ることで、観光だけでなく時間短縮の交通手段としても期待できる」と意気込む。一方、県はこの飛行機を呼び水に琵琶湖以外の観光地もPRしていきたい考えで、「飛行機と組み合わせた形で県内の観光素材を磨き上げ、発信していく必要がある」としている。

■待ってました 開花宣言(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170406-OYTNT50008.html
 彦根地方気象台は5日、彦根市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年に比べて3日、昨年より6日遅かった。あと1週間ほどで満開になるという。
 同気象台によると、5日午前、敷地内にある標本木で開花の目安となる5〜6輪以上の花が咲いているのを職員が確認した。
 この日の県内は高気圧の影響もあって南から暖かい空気が流れ込み、最高気温が彦根市19.7度(平年14.8度)、長浜市19.6度(同15.2度)となるなど、県内9か所の観測地点のうち5か所で今年最高を記録した。

■彦根地方気象台がサクラの開花宣言(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK453DTZK45PTJB00C.html
 彦根地方気象台は5日、サクラの開花を宣言した。昨年より6日遅く、平年より3日遅い。この日、彦根市城町2丁目の気象台にある標本木のソメイヨシノに5、6輪の花が咲いた。
 同気象台は1893(明治26)年に前身の彦根測候所で観測を開始。サクラの標本木は記録を取り始めた1953年から一度も変更されていない。老木の域に入り、東側に新しい建物ができたこともあって、彦根城内のサクラよりやや遅めの開花になる年も多いが、今年は城内もまだ咲き始めたばかり。彦根城管理事務所によると城内のサクラの見頃は今週末ごろからになる見込みという。(大野宏)

17/04/05

■お待たせ、滋賀でも桜の開花宣言 平年より3日遅く(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20170405000134
 彦根地方気象台は5日、桜(ソメイヨシノ)が咲いたと発表した。平年より3日、昨年よりは6日遅い開花宣言だった。
 同日午前に、同気象台敷地内にある標本木で5、6輪花が開いたのを確認した。通常、満開までは1週間程度とみている。
 約1200本が植えられている滋賀県彦根市金亀町の彦根城でも、堀沿いの桜がちらほら咲き始めた。同市ではこの日、最高気温19・7度と4月下旬並みの陽気に。日当たりのいい場所では一気に開花が進み、通りがかる人たちが笑顔で見上げていた。

■滋賀の調査船、一部で利用低調 3機関監査、年間18日も(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170405000137
 滋賀県の調査研究機関3機関が保有する7隻の船のうち、年間18日しか使われていないケースがあることが県の外部監査で分かった。利用頻度に差があり、監査報告では共同利用を提案した。
 監査報告によると、調査船を持つのは環境科学研究センター(大津市)と琵琶湖博物館(草津市)、水産試験場(彦根市)。琵琶湖博物館の調査船「うみんど」(5トン)は水質調査などに使われるが、2015年度は18日間、多い月でも5日しか使われていなかったという。
 県水産試験場の「琵琶湖丸」(19トン)も、保守などを除き年間120日運航できる態勢を整えているが、54日しか利用していなかったという。環境科学研究センターの「びわかぜ」(71トン)は上限120日の運航可能期間に対し、110日稼働していた。
 監査報告では、保守点検や船長の雇用など7隻で年間計約3500万円の経費がかかっていると指摘。「平均で月1・5回しか利用のない船もあった。貸し出しや、今後の建造時に仕様を共通化するなど共同運航も検討していく必要がある」と指摘した。
 琵琶湖博物館は「今後は他の研究機関と連携して利用を増やしたい」、水産試験場は「16年度はアユの資源調査などで利用が増えているが、将来的には共同利用を検討したい」としている。

■ガソリン6週ぶりに値上がり止まる 原油価格の下落傾向受け(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/170405/ecn1704050020-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が5日発表した3日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、3月27日の前回調査と同じ133円90銭で、6週ぶりに値上がりが止まった。
 米国内の原油在庫が過去最高水準に達したことで3月中旬ごろから原油価格が下落傾向となり、原油の調達コストも下がってきているのが要因。ただ、足元では油価は再び上昇に転じており、石油情報センターは「来週は小幅な値上がりに転じる可能性がある」と分析する。
 地域別では、13道府県が値上がりした。横ばいは14県、値下がりは20都府県だった。
 灯油は一般的なタンク1個分に相当する18リットルで前回調査より3円安い1403円だった。

■レギュラーガソリン、前週比横ばいの133.9円(Responce)http://response.jp/article/2017/04/05/293134.html
資源エネルギー庁が4月5日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、4月3日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週調査と同価格の133.9円だった。
地域別では北海道で0.7円、四国で0.3円値上がり。近畿で0.5円、東北で0.1円値下がり。関東と中国、中部、九州・沖縄は前週と同価格だった。
ハイオクガソリンは144.7円、軽油は112.3円、いずれも前週と同価格だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、4月5日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は125.6円/リットル(前週比+0.1円)、ハイオクは136.6円/リットル(+0.7円)、軽油は100.8円/リットル(+0.5円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

17/04/04

■国立環境研究所 琵琶湖分室設置 環境科学センター(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170404/ddl/k25/040/501000c
 国立環境研究所(茨城県つくば市)の琵琶湖分室が3日、大津市柳が崎の県琵琶湖環境科学研究センター内に設置され、開所式があった。
 看板の除幕後、今井章雄分室長が「世界的に有名な琵琶湖で、世界の研究者に勝てる環境研究をしていく」と力強く決意を述べ、内藤正明センター長は「研究所の一部移転という悲願が実った...

■地球温暖化と外来種除去に立ち向かう「水陸両用藻刈り船」 松江・宍道湖で初披露 5月にも販売(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/170404/wst1704040029-n1.html
 水陸どちらでも使用できるスウェーデン製の水草・藻刈り船を、松江市の船舶整備販売会社「大新」が取り扱うことになり、同市の宍道湖岸で国内第1号機を披露した。水面の航行も浅瀬や湿地帯の走行も可能。全国各地の湖沼や河川で悩みの種となっている水生植物の異常繁茂を退治する“切り札”として、活用が期待される。
全長4・7メートル、アルミ材で軽量
 地球温暖化や外来種の侵入などに伴い、全国の湖沼や河川などで水草や藻などの異常繁茂が深刻な問題になっている。水面については船を出し、浅瀬や岸辺などでは人力で除去作業に当たるケースが多いが、この水陸両用船では1台で多様な作業が可能になる。
 このため大新が、同機を製造・販売するスウェーデンのドロテア・メカニスカ社に照会。日本での代理店として、販売を取り扱うことになった。
 全長4・7メートル、幅2・1メートル。アルミ材などで軽量化を図り、重量は1・4トン。油圧モーターで左右のベルトを駆動させ、陸上や水辺の走行も水上の航行もできる。先頭部に刈り刃やバケットを取り付け、水草や藻などを刈り取る。部品を取り換えれば耕作や伐採、洗浄など他のさまざまな作業も可能になる。
 これまでに40カ国で販売されており、日本でも国内第1号となる実機が輸入され、国の検査に合格。大新は5月にも販売を始める。大築武司社長は「水深に関係なく作業でき、多彩な活躍場面が想定される」と話している。

■琵琶湖再生目指し、滋賀県が保全再生計画を策定(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/170404/wst1704040030-n1.html
 琵琶湖の環境改善を図るため、滋賀県は3日、琵琶湖保全再生法に基づく「琵琶湖保全再生計画」を先月30日付で策定したと発表した。計画に基づき、県は近く国に対し、琵琶湖の保全再生に特化した予算や制度の新設や充実を要望する方針。
 計画期間は、今年度から4年間。琵琶湖の重要性や保全再生の必要性に対する国民の幅広い「共感」▽琵琶湖の保全とさまざまな産業活動との「共存」▽将来にわたる琵琶湖の価値の「共有」−の3つの視点から定めている。
 水質汚濁の防止や生態系の保全などの課題に対し、それぞれ持続的な汚水処理システムの構築や外来動植物による被害防止、水草の除去など具体的な対策を盛り込んでいる。
 さらに、琵琶湖の価値を「いかす」取り組みとして、湖上スポーツやビワイチなどと連動した観光振興や湖上交通の活性化などを提案している。
 平成27年9月に同法が国会で成立したことを受け、国が昨年4月に琵琶湖の保全再生のための基本方針を策定。計画は方針に沿う形で、対応を具体化している。
 琵琶湖をめぐっては、生態系に影響を及ぼす外来水生植物「オオバナミズキンバイ」の繁茂など多くの課題が山積。県のみでは対応が厳しい状況にあるといい、三日月大造知事はこの日の記者会見で計画に関し「国からさらなる支援を得るためのツールにしていきたい」と述べた。

■琵琶湖研究 世界を視野(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170403-OYTNT50500.html
◇大津 国環研分室オープン
 国立環境研究所(国環研)琵琶湖分室の開所式が3日、大津市の県琵琶湖環境科学研究センターであり、関係者約20人が琵琶湖研究の新たな拠点のオープンを祝った。
 国の中央省庁機能移転の一環で、昨年3月に設置が決定。今年2月に県と国環研、環境省の間で連携協定を結ぶなど開所に向けて準備を進めていた。
 この日は、今井章雄・同分室長が「日本一の湖、琵琶湖の研究を進め、世界と競い、勝てるような環境研究に取り組みたい」とあいさつ。内藤正明・同センター長と分室の看板を除幕した。
 同分室は研究職員10人前後が常駐。同センター2階の執務室と4階の一部の実験スペースに入居し、研究活動を行う。

■琵琶湖保全再生計画決まる(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK435D0SK43PTJB011.html
 三日月大造知事は3日の定例会見で、琵琶湖再生法に基づく県の琵琶湖保全再生計画が策定されたと発表した。2020年度までの4年間、「琵琶湖と人との共生」を基調に計画を進めていく。
 策定は3月30日付。水源林の整備保全や外来動植物対策など琵琶湖を「守る」、環境関連産業の振興や漁業の持続的発展など「活(い)かす」、調査研究や環境学習など「支える」という三つの取り組みを循環させて計画を推進していく。計画が円滑に実施されるよう、国から必要な財政上の措置が得られる。
 三日月知事は「(外来植物の)オオバナミズキンバイの駆除、ホンモロコやシジミなど南湖の漁業資源の再生は、短期的に効果が得られる喫緊の課題。国の支援に期待し要望していきたい」と話した。(新井正之)

■国立環境研究所琵琶湖分室が開所(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK435WFKK43PTJB016.html
 国立環境研究所(茨城県つくば市)の琵琶湖分室が県琵琶湖環境科学研究センター(大津市柳が崎)の一角に設置され、3日、現地で開所式があった。
 分室移転は昨年3月、政府機関の地方移転に関する基本方針を受けて決まった。分室はセンター内2階の一室約75平方メートル。研究員10人前後が常駐する予定で、センター内の実験室を利用しながら水質や湖底環境に関する研究や琵琶湖の生態系に関する研究を、センターと協力しながら進めるという。
 開所式には関係者約20人が出席。琵琶湖分室の今井章雄分室長(60)は「世界に発信できる環境研究に力を尽くしていきたい」などとあいさつした。(北川サイラ)

17/04/03

■地域力・支えあう和歌山 すさみ町・魅来づくり/上 豊富な資源生かす(毎日jp和歌山)https://mainichi.jp/articles/20170403/ddl/k30/040/254000c
カツオ、抵抗乗り越えブランド化
 紀伊半島のほぼ南端に位置するすさみ町は、沖合を流れる黒潮の影響で豊富な水産資源に恵まれる。NPO法人「魅来(みらい)づくりわかやま」は、この海と資源を生かした地域活性化に取り組んできた。
 同町周参見の同NPO事務所には、理事長の朝本紀夫さん(74)が釣り上げた「クロカワカジキ」の魚拓が飾られている。全長2メートル90センチ、重さ106キロ。朝本さんは「もっと大物を釣った人たちはたくさんいますよ」と笑う。
 朝本さんは餌を使わないルアーフィッシングに着目。1993年、観光客らに体験釣りを楽しんでもらう「マ...

■国立環境研、大津に分室開室 琵琶湖で生態系保全を研究(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170403000152
 国立環境研究所(国環研、茨城県つくば市)の琵琶湖分室が大津市柳が崎の滋賀県琵琶湖環境科学研究センター内に設置され、3日、現地で開所式があった。政府機関の地方移転の一環。日本最大の琵琶湖をフィールドに、同研究所と県の職員が共同で湖沼の水質改善や水辺の生態系保全に向けた研究を進める。
 琵琶湖分室には国環研の研究者10人程度が常駐。県の研究員と連携し、湖沼の水質や湖底環境の分析、琵琶湖在来種など淡水生物の回復に向けた調査研究を進める。県センター2階に分室の執務室、4階に分室専用の実験室を設け、県センター内の実験器具や解析機器も活用しながら研究を進める。
 琵琶湖分室は、湖沼環境研究の推進を目指す県が、政府機関の地方移転方針に合わせて誘致していた。開所式で県センターの内藤正明センター長は「長年の悲願が実った。日本一の琵琶湖でともに良い研究を進めたい」と話した。国環研地域環境研究センター長(つくば市)から赴任した今井章雄琵琶湖分室長も「滋賀の研究機関や大学などとも積極的に連携協力を進め、世界と競争し、勝てる研究成果を発信したい」と抱負を述べた。

■びわこ虫 大量発生? 今月初旬までピーク 「迷惑昆虫」駆除は住民の自助努力(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20170403/ddl/k25/040/355000c
 「びわこ虫」と呼ばれ、琵琶湖岸で春に発生するユスリカの数が今年、近年では突出して多いようだ。研究者らも「明らかに多い」と語り、水草や植物プランクトンの増減が一因とする見方もある。各自治体には「マンションで大量に出た」などの相談や苦情の電話もあるが、「害虫」とまでは言えないため、駆除は住民の自助努力になりそうだ。【大原一城】
 琵琶湖底で幼虫期を過ごすハエ目のオオユスリカで成虫は体長1センチ前後。3〜4月に蚊柱を作って飛び回るのは湖岸の風物詩にもなっている。
 2000年ごろまでは現在と比較できないほど大量発生する年があった。近年は激減したが、2013年ごろにも多く発生したことがある。滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)の井上栄壮主任研究員は「今年は近年としては確かに多い印象だ」と話す。裏付ける調査はされていないが、13年並みに多くなっている可能性があるという。
 井上さんはこの十数年で激減した理由について、長期的には餌になる植物プランクトンが減り、代わりに水草が増えたのが一因だと分析。逆に昨夏は南湖9地点での調査で水草の重量が前年比38%にまで減り、餌の植物プランクトンが増えたことから、今年のびわこ虫の増加を説明できるという。13年に発生した前年にも同様の傾向があったとされる。
 沿岸自治体には市民から相談も寄せられている。同県草津市には3月30日ごろ、「多く出ているが、どうすればいいか」との趣旨の問い合わせが内陸部のマンション住人らも含めて2件あった。大津市や県の担当課、県立琵琶湖博物館(草津市)にも数件ずつ、同様の電話があったという。県の担当者は「殺虫スプレーをかけるなど駆除方法を伝えることはできるが、現状ではそれ以上の対応は難しい」としている。
 ただ、かつての大量発生ほどではなく、井上さんは「特に新しい住民は驚くかもしれないが、刺したりする『害虫』ではなく、うっとうしいだけの『迷惑昆虫』。放っておいても数日で死んでしまうので、落ち着いて対応してもらえれば」と話す。オオユスリカの春の発生ピークは3月下旬から4月初旬ごろで、更に増える可能性もありそうだ。

■つぼみ状態だけど…桜まつり 大津・膳所城跡公園(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK4251J9K42PTJB00D.html
 大津市本丸町の膳所城跡公園で2日、「膳所桜まつり」があった。園内の桜はまだつぼみ状態だが、模擬店も設けられ、木の下にシートを広げ、一足早くお花見気分を味わう家族連れらでにぎわった。
 園内にはソメイヨシノやヤマザクラが約150本植えられていて、地元住民らが、この時期に同まつりを開いている。フリーマーケットや野外ステージでの太鼓演奏などもあり、多くの人が足を運んでいた。
 つぼみがピンク色に膨らんだ桜の下で、職場の同僚7人とお酒を飲みながら歓談していた大津市の南優子さん(52)は「日差しが暖かくて気持ちいい。花が咲いていないのが少しさみしいが、見頃を迎えたら、またゆっくり見に来たい」と話した。(仲大道)

17/04/02

■琵琶博来場者=10年ぶり45万人突破=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0023395
◇草津
 琵琶湖博物館(草津市)の年間来館者がこのほど、10年ぶりに45万人を突破した。
 年度別の来館者は、開館翌年1997年度の97万人をピークに、2007年度以降は45万人以下で減少傾向が続いていたが、第1期リニューアルオープン以降、関西発展示のバイカルアザラシなどの新たな展示が人気を集めていた。
 来場者からの声は、「リニューアルしてワクワクする博物館になってうれしい」「実際に触れて興奮した」「見ごたえ充分、琵琶湖の全てが分かる」など寄せられているという。

■琵琶湖疏水「上り便」 一般向け試験運航始まる(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK414CFJK41PTJB008.html
仲大道
 琵琶湖から京都に水を引く琵琶湖疏水(そすい)の観光船事業で、上流に向かう「上り便」の一般客を乗せた試験運航が1日、始まった。大津市や京都市などでつくる実行委員会は、すでに同様の運航が始まっている下り便と合わせ、2018年度からの本格運航を目指している。
 観光船は、かつて人や物資を運んでいた「船下り」の復活を目指す実行委が15年春から年2回、試験運航を実施。疏水の流れに乗り大津から京都方面に向かう下り便のみ、客を乗せて試験運航をしてきた。
 大津市では上り便の運航で、京都観光をした人たちに大津市内へ足を運んでもらうことを目指す。揺れを防ぐための速度調節など、流れに逆らって進むための操縦法を運転者が練習し、試運転を重ねてきた。
 上り便は、蹴上(京都市)から大津までの7・8キロを約35分かけて運航。この日は午前11時20分ごろ、第1便が第1トンネル(2436メートル)から姿を現し、大津市の船着き場に到着した。4人の乗客は、船から見える景色を眺めたりカメラに収めたりして楽しんでいた。東京都から旅行で京都を訪れている後藤響子さん(60)は、「色々な風景を見られて楽しかった。三井寺を観光してきます」と話した。
 今春の試験運航は、9日まで(5日を除く)、1日上り4便、下り5便実施される。(仲大道)

17/04/01

■<青森県>ニホンジカ「全頭駆除」へ全力(河北新報ONLINE NEWS)http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170401_21043.html
 青森県は本年度、県内各地で急増するニホンジカ対策に全力を挙げる。1日当たりの捕獲数上限を撤廃し、事実上の「全頭駆除」を狙う。放置すれば急速に進む森林被害を食い止める構えだ。
 県内のニホンジカの生態管理を担う「第2種特定鳥獣管理計画」を8月をめどに策定する。管理計画の期間は17〜21年度の5年間。現在は、11月15日〜翌年2月15日に設定している狩猟期間を延長する方針。さらに、各狩猟者1日当たり1頭の捕獲制限を撤廃し、一層の駆除を促す。
 人家が近いなど、ライフルの使用が難しい場所では、わなを設けることで捕獲に注力する。
 青森県内のニホンジカは明治時代にいったん絶滅したとされたが、ここ数年で急増している。県自然保護課によると、県内での目撃件数は14年度は40件だったが、15年度は81件と倍増した。16年度は今年1月20日現在で101件。隣接する岩手、秋田両県から食料となる草木などを求めて流入しているとみられる。
 同課の担当者は「このままでは深刻な森林被害が出かねない。徹底した捕獲に取り組むことで被害を防ぎたい」と説明する。

←Before          スクラップブックバックナンバー          Next→