神々が帰り、ひとり、商品の山を見つめて、30分・・・。
何の名案も浮かばない・・・・。
そこで、お気楽おバカは「寝る」ことを選択した。
約2時間の仮眠・・・。
OPEN2時間前・・・。
お店に行くと、寝る前と同じ商品の山脈・・・・・。
やはり、何もかわりはない。
そりゃそうだ。
どうやら、このあたりに小人(こびと)はいないようだ。
とりあえず、商品を掛けないといけないのだが、掛ける場所(スペース)がない・・・・。
さてどうするのか?
どうしたのか?
ここで、寝たことの意味が出てくる。
寝ることによって、思考がかわる。
いったん、考えることをやめて、再び考えることによって、別の角度からの発想が生まれる。
思考というのは面白いもんなのだ。
人間の思考というものは、ひとつのことにとらわれさえしなければ、いくらでも拡がる。
物事を見るとき、物事は、いつもいびつで、不規則にでこぼこなものだということを想像してほしい。
見る角度、踏み込む角度によって、さまざまな見え方をするものなんだ。
困ったときや、行き詰ったときは、いったん寝るか、完全にそのことを忘れてから、再度向かい合う。
すると、また、ほかの角度からの思考が生まれやすくなる。
そうして、物事を見ていくと、意外な名案や新しい道が見えることがある!
っが、そんなことをしていると、時がたって、にっちもさっちもいかないことになることもありまするゆえ、お気を付けください。
話しは過去に戻り、発想の転換!が行われる。
「何もすべての商品を並べる必要はない。」
商品には、売れるやすいものと売れ難いものがある。
売れ難いものは、とりあえず、急ぎではいらない。
まず、必要なものと主力の商品たちがあれば、お店(営業)はできる。
と、いうことで、掛けてある、売れ難い商品たちをダンボールに詰め込む!
そして、その空いた、スペースに、主力商品を掛ける。
詰め込む。
掛ける。
詰め込む。
掛ける。
あとは、足元の商品を壁際に押しやる・・・。
これで、足の踏み場ができた。
商品数的には5割程度・・・・。
本質を突くと、それだけでもお店は成り立つということだ。
イコール、バスフィにはホントはなくてもいい商品が山のようにあるということになる・・・。
しかし、バスフィがバスフィであるためには、それが必要不可欠なのです。
いわゆるバスフィイズムというヤツです。
元気ですかーっ?お母さん・・・僕は元気です。
現金があれば、仕入れができる。
1,2,3,だぁ〜・・・仕入れ過ぎたぁー・・・。
そんなこんなで、OPENまであと1時間、とりあえず人が歩けるスペースと買っていただく物が用意できた。
そして、ひとまず落ち着いたら、今度は、適当に掛けた商品たちの整理だ。
仕舞い込んだ商品を出さないわけにはいかないから、それらを出す算段をしておかなければいけない。
っと、まだOPENまで1時間も前なのにお客さんが・・・・。
・・・OLCの会長さんです。
ということで10時半OPENのお店は、9時半に「祝・移転OPEN!」を迎えたのでありました・・・・。
そこから、お気楽おバカ店長に平和が訪れるまでに、さらに2週間かかりましたとさ・・・。
これが、お気楽おバカでいい加減な男の移転騒ぎの一部始終でございます。
1人でできると言っておきながら、しっかり助けられ、そのおかげで、なんとか22日にOPENできたということです。
結局、人は1人で何でもできると思っちゃいけないということです。
人は支えあいながら、助け合いながら生きてゆく生き物なのです。というお話です。
え?違う?
お気楽おバカでいい加減だから、移転にかかる時間を読み間違えて、仕方なしに助けられたという、おバカでいい加減なやつの話ですか?
ま、まあ、そういう見方もありますね。
でも、そんなときは一度、眠ってみて、次に日、もう一度読み返してみてください!
きっと違う見方が・・・・・え?ない?ないの?そうなの?
ああ、わかってますとも!
日々、神々役の3人に感謝しておりますとも!!
そんなバスフィールドとそんなバスフィールドのてんちょを、皆さん、これからもよろしくお願いいたします!
・・・・・・・完
そして、感謝! |