釣りは、いつでも危険と隣り合わせ。
本日は、そんな危険が身に迫ってきた話です・・・・。
今、思い出すだけでも、お尻がぎゅっとなります・・・。
朝、起きたときから、なにやら、いやーな感じがします・・・。
とりあえず、トイレに向かうも、これと言って何もない。
釣り場の少し手前で、ロッドの積み忘れに気が付く。
「っげ・・・・また、やってもた・・・最悪・・・」
ストレスを感じると、何やら体内でヤツがうごめくのがわかる。
再び、釣り場に向かう車中で、ヤツは、牙をむき始める。
キリキリキリ・・・。
ぬぬ・・・腹が、痛い・・・。
しかし、急を要する感じではない・・・・いけるっぽい。
ロッドを取りに戻っていて、出遅れていることもあるし・・・やはりここは、行く!
そして、釣行開始。

なるべく釣りに神経を集中させて、腹のことは、忘れるように努める。
時折、キャストミスでバックラなどすると、キリッっと腹にくる。
ストレスと腹は、何やら少しつながりがあるのか?
2時間を過ぎると、釣れないことのストレスが、地味ーに効いてくる。
すると、やつが暴れだす。
「おい・・・キサマ、俺をだせ!」
ッく・・・まだ、出すわけにはいかんぞ!!
ぐっと・・・ぐぐっと押し戻す。
「ぬ・・・ぐぐぐ・・・・おのれぇー・・・覚えておれ〜・・・」
しばしの平和が訪れる・・・・。
っにしても釣れねっ!!
情報によると、朝早いうちには、ポッパーが効いていたとか!
ヤマノウチ氏が、30後半からで3尾獲ってるとか。
んじゃ、SK-POPで。
っと、反応がよくなる!
おお?
でも・・・ギルすか・・・。
っとぉ!!
すげえ、出方したっ!!
すげぇ、引き・・・これは、ええバスきたかも!!
おおー!!!!
出たっ!!!!
自己記録更新したーー!!巨ギルーー!!23.5cm!!!

デカイなぁ・・・うれし・・・・。
その後、25クラスのバスがなんとか出てくれたものの、しっかりバラス!!
っと、僕の後ろから来ていたお客さんが少し離れた場所で釣っている・・・。
しかもデカイ・・・。
しくじった、ダブルでストレス感じた・・・・ヤツがまた現れる・・・。
「おいおいおい・・・・いい加減に出してくれよ〜・・・俺ぇぁ外の世界に出たいんだよ」
っぐぐぅ・・・まだだ・・・まだ、貴様の好きにはさせん・・・。
「ぬははははっ・・・・出せッ!出せよッ!」
おおぅ・・・うぬぬ・・・いかん・・・まだ、いかんぞ・・・こんなところで、漏らしてしまっては、ウエイダー内に漏らした男として一生、十字架を背負って生きていかなければいけなくなってしまう・・・。
この、クソ野郎っ!!ひっこんでやがれ!!
んぐぐぐぐ・・・グイッとな・・・グイッとな!!
「ぐぅー・・・くそー・・・まだダメか・・・・待っておれ・・またすぐに来るぞっ!」
これは、もうヤバイな・・・時間もすでに9時45分のベルが鳴ったし・・・戻るか。
しかし、ボーズは嫌だ・・・ということで投げながら、ゆっくり戻る。
本日の日記の内容を考えながら・・・。
っと、腹痛による、ヤツとの戦いが思い付く・・・・考える・・・考える・・・。
っはっ!しまった・・・意識をそちらにやってしまったっ!!
すると・・・やはり、ヤツがっ!!
「げぇーっひゃひゃっひゃっ!!今度こそ、出させてもらうぞ!!おっらぁ!」
おうっ・・・ヤバイ・・・これはヤバイ・・・・。
ケツに意識をやってしまったので、体も反応してしまった・・・ぬぬぬ。
「さあ、出せよ、出しちまいな、ぐひゃひゃひゃ」
ぬぬぬぬぬ・・・・・こりゃあ、たいへんだぁー・・・うおぅ!
火事場のク○ぢからで・・・・ウン○を、再び、魔界へと押し返す!
クソ野郎になんぞ!負けてたまるかー!!ぎゅううううぅうぅうう!!!
「っば、ばかな・・・キサマの肛門に、まだ、こんな力が残っているとはっ!うぁああぁ〜・・」
はぁ・・はぁ・・はぁ・・・なんとか持ち越したぞ・・・早く・・・早く紙の神殿に行かねば・・・。
と、先ほどデカいのを釣っていたお客さん。
「何で釣れたんですか〜?」
「ラドスケールです。」
マジデッ!!トップかよ〜・・・ワームだと思ってたのに・・・・。
っは、ヤバイ、またストレスだ。ぎゅうっ!
お、ジョウヤンさん。
「ダメです・・・ボーズで帰ります・・・」
「ダメですね〜・・なんか、すごい疲れたはりますね」
ええ、それはもう、いろいろとありましてね、立っているだけで不思議な状態ですよ。
ということで、そそくさと車へ・・・。
少し行った無料駐車場に、紙の神殿があったはずだ・・・あそこまでだ・・・。
浜から道に出るまでがこれまた、凸凹なのです・・・・。
おうっ。うへっ。まぴょっ。のぺっ。にゃひっ。
これは、効いた。
ケツにガンガンくる・・・・。
しかし、紙の神殿は、すぐそこだ。
次の信号を左に曲がれば、すぐだ・・・・。
なのに・・・なぜ、今日に限って渋滞気味なのか・・・・近くて遠い紙の神殿・・・・。
はぁ・・はぁ・・・・はやぐぅー・・・。
「うひひひ・・・もうだめだろ・・・出せよ、俺を出せー!!」
ここで出したら、今までの戦いが水の泡だ・・・命にかえても防ぎ切るぜ・・・。
ぎゅうううううう・・・・。
「にしっしし、無駄だ無駄だ、もうすぐだ・・・もうすぐ外へ出るぜぇー!!!」
くぅ〜・・・ちきしょう・・・負けるもんかー!!
はぁ・・・なんとか、着いたぞ・・・トイレまでダッシュだっ!!
が・・・無理なダッシュは禁物だ!
やさしくダッシュだ!!
紙の神殿にたどり着き、ヤツを浄化する!!
「うひひひ、もうダメだろ?さあっ!!俺を出せー!!」
ぶりぶりりんっ!!
「げひゃひゃひゃ、出てやったぜー!!って、ここは?!?!」
ふふふふ・・・紙の神殿さ。
「な、なんだと!?ちくしょうっ!!浄化されちまうじゃねーかー!!」
っふ。ニヤリ。
グッバイ、クソ野郎!
くいっ!(流すレバーを押す)
「っち・・・しかし・・・お前・・ナイスファイトだったっぜ・・・・うわぁあぁ・・」
ざざぁぁあーーーー・・・・。
っふ、おまえもな!
こうして、お尻国の平和は保たれた。
皆さん、このように釣りには危険がいっぱいのです。
小さなことでも先読みしてしっかり気を付けてください。 |