Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

03/08/16

好調が続く池原ダムと
濁りが取れない七色ダム


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 8月16日の奈良県七色ダムは上の写真のような有様です。台風10号の濁りが取れないところへ、お盆休みで大勢のバスナングラーが詰めかけたもんですから、釣る場所がバックウオーター付近ぐらいしかなくてボートが密集してます。

 池原ダムから濁った水の放水が続いて、七色ダムの濁りはほんの少しましになっただけです。それでもバスアングラーはお盆休みの期間をトータルすると池原ダムより密度が高いぐらいでした。池原ダムでアングラーが多かったのは13、14日あたりで、そのときだけは七色ダムよりも多いかなと思うぐらいだったんですけど、それ以外は七色ダムの方がアングラーが多くて、レンタルボートの稼働率も池原ダムを越えてました。

 それでバスが釣れたかと言うと、ごらんのようなフィッシングコンディションですから、ごく一部のアングラーがよい釣りをしたのを除けば、ひどい濁りに手も足も出ないアングラーが多かったようです。中には、何日か連続の釣りの途中から池原ダムに切りかえたアングラーもいました。

 そこそこバスを釣ってる確率では、池原ダムの方がはるかに上です。池原ダムは水位が2mほど下がったんですけど、台風の濁りがましになるとともに、バスのコンディションはいい感じで安定してきてます。台風の急な増水が落ち着いてからは、スイムベイトやミノーにもバスがよく反応するようになって、台風前よりもはるかにいろんなルアーで釣れるようになってます。もちろんノーシンカーなどでも釣れてるんですけど、いろんなルアーが効く分、外す確率も高いから、「釣れない」というアングラーが日に日に増える傾向はあるんですけどね。要は、いかに早くそのときの当たりルアーや当たりパターンを見付けるかということのようです。

 それでも普段の釣れ方にくらべると、はるかによく釣れてることは間違いありません。1人で5〜10尾ぐらい釣ってるアングラーはあたりまえにいますし、それに40cmオーバーや中には50cmクラスがまじります。トップウオータープラグで1日釣り続けて、50cmオーバーまじりに5、6尾という成績のアングラーもいました。トボトスロープでは11日以降、50cmオーバーが毎日2、3尾から多い日は5尾以上釣れてるそうです。

 そんな風に池原ダムと七色ダムで明暗を分けたお盆休みだったんですけど、バスアングラーは台風後の1週間をトータルすると、ものすごく多いということはありませんでした。ゴールデンウィークとくらべると、およそ半分ぐらいです。去年はお盆休みの直前に国道169号が土砂崩れで通行止めになった後遺症があったんですけど、今年は天気が悪かったとは言っても、大雨の琵琶湖などよりははるかにましです。それでも空いててよく釣れてるお盆休みの池原ダムへ釣りに来たバスアングラーはラッキーだったんじゃないでしょうか。問題は、これから天気がよくなるとして、今の好調が続くかどうかですね。

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