Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

03/11/02

11月に入ってもアングラーが
途切れない池原、七色ダム

 11月に入って奈良県池原、七色ダム周辺は紅葉がだいぶくっきりと目立つようになってきました。平成の森のツタは、すでに真っ赤です。去年の11月の1日違いの写真とくらべると、今年より今年の方が紅葉が早いことがはっきりとわかります。カエデは一部が赤くなりかけたところです。去年の1週間後の写真を見ると、全体が赤くなってる木もありますから、だいたい同じぐらいのペースでしょうか。


 去年の同時期の池原ダムは、すでにフォールターンオーバーが広い範囲で本格化してたんですけど、今年はまだその気配はありません。10月中よりも水質がよくなってるぐらいです。ターンオーバーが遅れてるのは、ターンオーバーが遅れてるのは、9月下旬の台風以降、一時的にプチターンオーバーになったときがあったから、その分ターンオーバー耐性ができてるというか、ターンオーバーになりにくくなってるんじゃないかと言うアングラーがいます。

 水位、水温ともにここしばらく安定した状態が続いてて、バスの釣れ具合も一時より回復してます。なれたアングラーならライトリグを使って30cmクラスを1人で5尾ぐらいは期待できるようです。50cm台半ばから後半も釣れるようになってて、40cm台後半なら各レンタルボート店と昇降業者で毎日のように顔を見せてます。

 ただし、その中間の30cm台後半から40cm代前半を手堅く釣るパターンがないんですよね。ですから、堅く釣るなら30cm前後、狙えば40cm台後半から50cmオーバーの可能性もあるけどリスクが大きい、という二つのパターンに分かれてしまってます。もちろん40cm台後半から50cm前後を確実に釣ってくるっていうアングラーもいるけど、そんなのはエキスパートだけで、誰でもというわけにはいきません。

 文化の日がらみの連休は、11月にしては大勢のバスアングラーが釣りに来てました。例年なら11月に入ったとたん釣り場は閑散となるんですけど、今年はまだ来てます。10月末から天候がよくて暖かい日が続いてるのと、まだフォールターンオーバーになってないからかもしれません。

 1日は池原ダム全体で70〜80隻のボートが釣りに出てたようです。2日はさらに増えて100隻以上が出てました。3日は少なくなりそうです。まあ、アングラーが多いと言っても11月にしてはという話ですし、釣り場が満員ということはありませんから、それでそこそこ釣れたんだったら、池原ダムへ釣りに来たアングラーにとってはいい連休だったんじゃないでしょうか。

 七色ダムはフォールターンオーバーがやってこない間にボディウオーターの濁りがいくらかましになってきました。きれいな水が流れ込む支流の大又筋や西川、本流のバックウオーター近くは比較的きれいな水質に戻ってます。この後どうなるか、タイミング的に微妙なところです。

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