Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/01/02

初釣りジギングツアーは
天気晴朗波も低いけどアタリなし

 1月2日の堅田村初釣りジギングツアーは、奇跡的に海が凪いで釣りに出られるぞと喜んだのもつかの間、乗り合い11人で80cmぐらいのサワラを1尾と、あとは50cm前後のサゴシを20尾ほどの貧果に終わりました。メジロやヒラマサどころか、ハマチも1尾もなし。電動ジガーから今回だけ元に戻った手動ジガー服部にトルクのある引きが1回きてバラしただけです。わざわざ元日に和歌山の漁協の自販機でクラッシュアイスを仕入れて、雪の伯母峰をドキドキハラハラしながら越えて、2日の朝早く大阪を出発して、雪でノロノロ運転の滋賀回りで日本海まで走ったのはいったい何だったんでしょうかねえ。

 もっとひどいのは、船の手配から車の段取りまで毎回すべて引き受けてくれてる杉戸繁伸プロです。下野正希プロは参加するのか。加藤誠司プロは子供連れで来るのか。そのときは車をどうしよう。「服部さん、氷は追加せんでも大丈夫ですか」「そんなん、途中の道に雪がなんぼでもあるやん」なんて心配までして、前夜は電話をかけまくり、往きも帰りも運転しまくり。そのあげく船べりまで上がってきたサゴシがハリ外れで海へドボンの丸ボーズ。バウデッキに関根健太プロの2人だけ陣取っての新春スペシャルマッチは、サゴシを4対0の完敗に終わりました。前回メジロ3尾との差がひど過ぎて、杉戸プロの落ち込みようと言ったら、かわいそうなぐらいです。急きょ、堅田村まで戻ってから、杉戸プロを慰める会を催しました。本当は、みんなで一緒に晩ご飯を食べただけですけどね。

 うまくやったのは、大阪からツアーに初参加してサワラを釣った山本さんです。ジギングはまったく初めて、タックルも何もなしで小さなアイスボックスだけ持って来て、サワラが入らないので二つ切りにして持って帰ってました。やられたって感じです。これでジギングファンがまた増えたかもしれませんね。

 もっとうまくやったのは、やっぱり下野プロと加藤プロです。なかなか船が出ない冬のジギングに、きっちり釣れるときだけ来て、釣れないときは参加しません。下野プロは「2日は親の家へ行かんとあかんからやめとくわ」とあっさり不参加。子供を連れて来る予定だった加藤プロは、「波が高かったら子供が釣りにならないし、誘った以上、子供を置いて自分だけ釣りに行くのはかわいそうだから」と前夜に不参加を決定。さすがに老獪ですね。釣れても釣れなくても、何をやってもこの2人にはかないません。「俺が行かんかったらやっぱり釣れんか」と下野プロに言われるのが一番腹立ちますね。

 帰りに国道161号沿いのジャッカルの前を通ったら、2階の窓に電気が点って、加藤プロの車が停まってました。正月2日の夜の8時にですよ。ジギングに行かないで仕事してたんですね。今年の加藤プロは気合い入ってるみたいですから、フィッシングショーは期待大ですよ。そんなときに釣れないジギングに行って気合い抜けしないでよかったですね。

 一番ひどいめにあった杉戸プロもめげてません。なんか、次の週末もジギングの予約を入れてるみたいです。船が出るかどうかは天候次第なんですけど、こうなったらとことん付き合うしかないですね。年末の和歌山県すさみで丸ボーズから数えて3度目の正直で、今度こそ大漁やでえー!!

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