Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/01/29

電動全自動ジギングで
ハマチ入れ食い狙いは不発

 これまでいろんな魚を釣ってきた電動全自動ジギングですが、大きな課題が二つ残ってました。一つはホームグラウンドの和歌山県すさみでカンパチを釣ること。何回も智丸へ釣りに行ってるんですけど、1月中旬まではなぜかカンパチが絶不調で実現してません。1月末になってやっと釣れだしたから、勝負は2月ですね。もう一つは、ハマチの入れ食いの中で電動全自動ジギングがどれぐらい効くか試すこと。どんなルアーでも、どんなアクションでも、少々のことは関係なくハマチがどんどん釣れてくるときに、電動全自動ジギングが手動と同じように釣れるかどうかの実験をしてみたいわけです。

 やっとハマチが数釣れるようになった京都府丹後半島養老のハピネスへ1月28日に行ってきました。で、実験の結果は……。天気は昼過ぎまで快晴で大した波もなく最高だったんですけどねえ。ハマチが入れ食いどころか、まったくの不調で実験になりませんでした。ルアーへの反応が悪いときは、やっぱりルアーのアクションをいろいろ工夫することができる手動の方が有利だということは、11月22日12月14日に続いて確かめることができたんですけどね。釣果はそのとき以下です。年末から三ケタ釣りが続いてたのが、前日の28日から急に渋くなって、29日は杉戸繁伸プロでもツバスとハマチを4尾という大苦戦です。

 ハマチらしい魚は魚探にいっぱい映ってるんですけどね。それが食いが悪くて、ルアーにぜんぜん反応しません。バタバタッと釣れても、乗り合いで20人ぐらいが釣りをしてるうちの5人ぐらいにヒットすればいい方で、そんなのはせいぜい数回。あとは思い出したようにポロポロ釣れるだけです。電動でやってる同じ並びで4、5人がヒットさせるシーンが3回あったんですけど、電動にはアタリもありませんでした。こういうときはルアーのアクションを激しくするとか、動かすときと止めるときのメリハリをつけるとか、フォールを大きくするとかの工夫が必要なんですね。それはわかってても、電動リールに自動的にやらせるのは簡単なことではありません。なんとか電動全自動ジギングで釣ってやろうと意地になってやり通して、ルアーをいろいろかえてみる努力もしてみたけどそれも不発に終わって、結局アタリもなしの丸ボーズでした。

 今シーズンのジギングは本当に回りが悪いですね。それでも帰りの車の中で杉戸プロと、2月にもう1回行こうかどうしようかなんて話してますから、質が悪いと言えば、これほど質の悪い遊びもありません。釣れても釣れなくても意地になってしまうんですよね。杉戸プロも電動ジガー服部もジギングのシーズンはだいたいいつも2月までです。杉戸プロは3月になったらバスのフィッシングガイドを再開。電動ジガー服部は3月からはカツオ釣りのキャプテン服部に変身します。ですから、行けてもあと1回か2回。最後の最後までがんばるから、なんとか釣れてくれよー。

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