Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

07/09/19

ついにスピニングで
カジキキャッチ

 やっと台風11号が消えたと思ったら、今度は東の風で熊野灘は大荒れ。おまけに晴れの予報のはずが、今にも降りだしそうな曇り空。それでもワイルドキャットで行ってきました、カジキ釣り。ストライクが続いてるチャンスだし、9月後半ともなると、いつ終わっちゃってもおかしくないですからね。残り少ないチャンスを逃してはならじというわけです。

 9月19日は朝から東の風が強くて2mを越えるぐらいの波です。敬老の日の連休の間は台風12号の影響で波高3mぐらいのウネリが来てたけど、風は弱かったから波長の長いフワッとしたウネリだけで、楽に釣ってることができました。風が強いときの波は違います。波高2mでも船はバッコンバッコン。カジキのストライクが続いてるポイントが近いから、それでも釣りに出たけど、7月までみたいに1時間以上走って黒潮の中まで行かないと釣れないんだったら、完全に中止です。

 そんな波を押して釣りに出たら、釣れちゃったんですよねえ。今シーズン4尾目のカジキが、それもスピニングタックルで。ゲストは6月と8月にもスピニングでカジキをヒットさせたけど、6月は3時間45分ファイトしてラインブレイク、8月はストライクがきてカジキが走りだしたと思ったらリーダーブレイクで逃がしてます。これが今シーズン3回目のストライク。どうしても獲らなくてはと、全員にプレッシャーがかかります。

 慎重にファイトして、約40分後に上がって来たのは、72kgのシロカジキでした。日本の太平洋沿岸のカジキ釣りで釣れるのはほとんどがクロカジキで、シロカジキは100尾に1尾とか、一生に一度とか、そんな確率でしか釣れません。そんな貴重なシロカジキが釣れたんですけど、帰港して漁師のおっちゃんに見てもらうまで、キャプテンもゲストも誰も気付かず、クロカジキだとばかり思ってました。面目ない!!

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