プロフェッショナルガイド
杉戸繁伸の
琵琶湖ガイド情報

Vol.385

杉戸繁伸の琵琶湖ガイド情報

Kota in Bassmaster Classic Vol.1
大会直前情報
08/02/17

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 2月22〜24日、ついにバスマスタークラシックが開催されます。今回エントリーされた日本人は桐山孝太郎プロと大森プ貴弘プロの2人。桐山に関しては6年ぶり、通算4回目のクラシック出場となります。

 今回のクラシック出場を決めたフロリダ戦の後、彼と話をする機会がありましたが、最終日最後の5分でキッカーフィッシュを獲ったときのことを興奮気味に話していました。まさに運命めいた出来事で、彼自身、6年前に3年連続クラシック出場を決めたときとは、また違った運命を感じているようです。

 公式プラクティスは3日間の時間を与えられています。その短期間の中で、地図を見ながら湖を把握していくわけですが、低水温、減水とバッドな条件が重なっているようで、魚の活性はかなり落ちているとのこと。しかし、その条件は皆同じですから、もうやるしかありません!!

 プラクティス中、かなり急激に気温が低下したようで、最低気温はマイナス4度。その中をバスボートで全開で走るので、取材班にとってはかなり過酷な条件になったようです。他から見れば華やかなバスプロですが、それは全行動の1%で、残りの99%は決して派手ではありません。本場のツアープロで上に行けば行くほど過酷で、よほど釣りが好きでないと仕事としては割り切れない場合が多いことでしょう。そんなツアープロが1年の目標として目指しているのが、バスマスタークラシックの出場。そして、そこでの優勝に違いありません。

 その戦いが5日後には始まりますが、さて桐山はどんな戦い方をするのか興味のあるところです。現地のネット環境にもよりますが、できるだけ新鮮な情報を提供できるように準備を進めてますので、ご期待ください。

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杉戸繁伸(すぎと・しげのぶ)

1970年生まれ。滋賀県大津市在住。週末及び休日主体のパートタイムフィッシングガイドとして大津市今堅田のリブレに所属。琵琶湖では15年以上のキャリアを持ち、ラバージグ、ジグヘッドリグ、バイブレーションプラグなどを使った沖のウィードエリアや浚渫エリアでの釣りを得意としている。元JBマスタープロとして94年4月に河口湖で開催されたJBプロトーナメントで、発売3日後のベビーシャッドを使って優勝したことはあまりにも有名。

S. Sugito
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