琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。
琵琶湖の湖底から
(2013/07)
13/07/31
■ガソリン価格高騰、レギュラー158.8円…4年10か月ぶりの高値(Responce)
資源エネルギー庁が7月31日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、7月29日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり158.8円となり、前週から1.8円上昇した。レギュラーガソリンの価格上昇は4週連続。
レギュラーガソリンの全国平均価格が158.8円に達したのは、2008年10月の調査以来、およそ4年10か月ぶり。
地域別では、四国で2.0円、九州・沖縄で1.9円、中国と関東、近畿、東北で1.8円、中部で1.7円、北海道で1.6円と、全国すべての地域で大幅に上昇した。
ハイオクガソリンは1.7円プラスの169.5円、軽油は1.3円プラスの137.1円だった。
e燃費(運営:イード)によると、7月31日のレギュラーガソリンの全国平均価格は152.70円/リットル、ハイオクは163.64円/リットル、軽油は127.72円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
■なるほドリ:県の流域治水推進条例案って?(毎日jp滋賀)
◇水害リスク、「見える化」で意識高め 民家の無許可新・増改築には罰則も
なるほドリ 県は9月議会に流域治水推進条例案を提案すると聞いたよ。どんな条例なの?
記者 嘉田由紀子知事の看板政策で、洪水から人命を守るための条例です。水害リスクを「見える化」して住民の防災意識を高めて備えるよう、規制と罰則を設けているのが特徴の一つです。
水害リスクは、5年がかりで県が作成した「地先の安全度マップ」で示されています。県内にある約240の河川と数百の水路などの地形データを基に、雨水の流れをシミュレーションし、場所ごとの危険度を地図上に表示しています。
県は200年に1度の大雨(時間雨量131ミリ、1日雨量634ミリ)で、3メートル以上浸水する場所を危険区域に指定し、土地利用を規制する方針です。
Q 200年に1度の大雨って、どれぐらい?
A 気象予報で「猛烈な雨」と表現され、息苦しくなる圧迫感と恐怖を感じるレベルです。県内では明治29(1896)年水害の1日雨量が684ミリでした。当時は10日間雨が降り続き、琵琶湖の水位が3・7メートル上昇し、多数の河川が氾濫しました。
他にも高島市河内谷で1999年9月、1時間雨量108ミリ▽東近江市御在所で2008年9月、同102ミリ▽長浜市長浜で08年7月、同84ミリ▽大津市枝で12年8月、同81ミリ−−を観測しています。
県内の過去10年間(00〜09年度)の水害被害総額は約36億円で、47都道府県中47位。大雨が少なく、水害への備えも一定できているようです。ただ、災害はいつどこで起きるか分かりません。水害リスクが客観的に分析できた以上、何らかの対策が必要という発想で、条例を作って防災の取り組みを一層推進しようと考えています。
Q 何をすると罰則が適用されるの?
A 「地先の安全度マップ」によると、3メートル以上浸水する危険区域内のほとんどは農地ですが、長浜市を中心に約1200戸の民家もあります。こうした民家を増改築する場合、かさ上げするか、近くのビルの屋上など避難場所を確保する義務が生じます。従来の建築確認に加え、県にいずれかの対策を申し出て許可を得なければなりません。区域内に新築する際も同様です。
■滋賀銀行:魚放流事業に170万円を寄贈(毎日jp滋賀)
滋賀銀行(本店・大津市)は、琵琶湖の環境や生態系を保全する活動を支援するため、県水産振興協会(草津市)が実施している魚の放流事業に計170万円を寄贈した。
同行は、太陽光パネルなど環境に配慮した設備を導入する際のローンを扱っている。このローンを利用して取り付けられた設備の二酸化炭素削減効果を金額に置き換えた上で、ニゴロブナ放流に120万円、ワタカ放流に50万円を寄付した。
琵琶湖の固有種でふなずしの原料としても知られるニゴロブナと、夏場に繁殖する水草を食べることで湖の環境保全に役立つワタカは、いずれも外来魚の増加などで数が減少している。これまでニゴロブナ約21万匹、ワタカ約14万匹を放流したといい、同行は「今後も琵琶湖再生のための支援を続けたい」と話している。【村松洋】
■大雨 長浜で6棟床下浸水〜県まとめ(YomiuriOnLine滋賀)
県は29日に県北部を襲った大雨被害の状況を30日、取りまとめた。降り始めから30日午前9時までの雨量は、姉川上流の米原市甲津原で223ミリ、高時川沿いの長浜市木之本町で173ミリに上った。同市では住宅6棟が床下浸水したが、けが人はなかった。
県は29日午後8時過ぎから災害警戒本部を設置して対応。長浜市では姉川が増水し、同日午後9時過ぎに市が、約300世帯1000人に避難勧告を出した。30日午前1時30分に避難勧告が解除されるまでに、近くの中学校や公民館に住民約350人が避難したという。
同市西主計町の市道で土砂が流出して路肩が欠損するなど、市内6か所の道路で土砂崩れなどの被害が出た。木之本町の倉庫や余呉町の下水処理場など3か所でも浸水被害があった。
嘉田知事はこの日の定例記者会見で「かなりの豪雨だったが、大きな被害がなく胸をなで下ろした」と話した。県が条例化を目指している、ダムに頼らない治水対策をまとめた「流域治水」にも触れ「今回の豪雨を見て、万一の被害を防ぐために流域治水の考え方を全国に広げていく必要があると改めて感じた」と述べた。
13/07/30
■北部を中心に大雨 県が災害本部設置(ChunichiWeb滋賀)
県内は二十九日、日本海に停滞する前線の影響で北部を中心に大雨となり、床下浸水や道路、線路の冠水などの被害が出た。県は午後八時すぎ、西嶋栄治副知事を本部長とする県災害警戒本部を設置した。
県防災危機管理局の同日午後五時現在のまとめによると、長浜市木之本町大音で二棟が床下浸水し、同市や米原市の五路線で通行止めとなった。
JR西日本によると、北陸線は、木ノ本駅構内の線路が冠水したため、長浜−近江塩津駅間の上り線で一時運転を見合わせた。
午後五時四十分ごろには、長浜市木之本町広瀬の北陸線をくぐる市道が冠水し、無職女性(75)が運転する乗用車が水没した。木之本署によると、女性は自力で逃げて無事。
彦根地方気象台は同日午後、米原市と長浜市に大雨、洪水警報、高島市に大雨警報を出した。気象台によると、三十日午前中にかけて、県内全域で雨が降り、北部では強くなる見込みで、河川の増水や浸水、土砂崩れへの警戒を促している。(生田有紀、倉形友理)
13/07/29
■長浜大雨1000人避難勧告 北陸道土砂崩れ、通行止め(京都新聞電子版)
滋賀県北部は29日、断続的に強い雨が降り、長浜市で民家2戸の床下浸水や土砂崩れ、道路の冠水などが相次いだ。同市は午後9時すぎ、降雨で氾濫の恐れがあるとして旧びわ町域の姉川沿い約300世帯・約千人に避難勧告を出した。(29面に関連記事)
同市木之本町などの2地区でも、土砂災害を警戒して計7世帯が公共施設に自主避難した。
同町廣瀬ではJR北陸線地下道内が冠水して市内女性(75)の乗用車が立ち往生した。水没前に女性は自力で脱出して無事だった。
JR木ノ本駅(同町木之本)では線路の冠水で午後6時すぎから約50分間、長浜−近江塩津間の上り運転を見合わせた。
滋賀県警によると、北陸自動車道の木之本−敦賀インターチェンジ間で土砂崩れが数カ所で起き、午後10時40分から上下線が通行止めになっている。
彦根地方気象台によると、長浜市内の午後5時前後の1時間雨量は柳ケ瀬41・5ミリ、唐国15・5ミリに達し、県観測地点の累加雨量も軒並み100ミリを超えている。
■外来生物捨てないで、親子らが捕捉 新潟・鳥屋野潟(新潟日報モア)
自然生態系を壊す恐れがある湖沼の外来生物を駆除する取り組みが28日、新潟市中央区の鳥屋野潟周辺で行われた。親子連れなど約180人が参加し、泥にまみれながら主に北米原産の魚やカメなどを捕捉した。
市民グループ「生物多様性保全ネットワーク新潟」の主催。同グループ事務局の男性(64)によると、鳥屋野潟は街に近く、ペットとして飼えなくなった生物を捨てる人が多いとされる。男性は「真剣に駆除しないと、新潟の自然が外来種に支配される恐れがある」と指摘する。
会場は鳥屋野潟に隣接するため池で、あらかじめ水を抜き、水位を膝の高さまで下げた。親子連れは網を持ち、泥で濁った水面(みなも)に魚の動く様子が見えると、「何かいるぞ」「追い込め」と、泥んこになりながら網ですくった。
作業ではブラックバス約100匹、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)約20匹を捕まえた。ネットワーク新潟によると、鳥屋野潟は7年前、外来生物の駆除作業をしたが、また増える傾向にある。中には外来生物に餌を与える人もいるといい、「安易に餌を与えると、増える原因になる」と注意を呼び掛けている。
13/07/28
■琵琶湖に咲き誇る淡いピンクのハス・見頃(滋賀県)(日テレNEWS24)
琵琶湖の湖岸に咲き誇る淡いピンクの花々。滋賀県草津市では、約13ヘクタールの広大な群生地に広がるハスの花が見頃を迎えている。ハスは夜明けとともにつぼみが開き、午前中のうちに閉じてしまう。今朝も早くから、カメラを手にした見物客で賑わった。花は来月上旬まで楽しめるという。
■少年の立ち直り支援で外来魚釣り 滋賀・守山の琵琶湖岸(msn産経ニュース)
人と接する楽しさ実感
学校や社会に馴染めない少年らが人と接する楽しさを実感できるよう、県警少年課の課員らが27日、守山市山賀町の琵琶湖岸で少年らと外来魚釣りを行った。
県警によると、少年課が管轄する「少年サポートセンター」では現在、家庭や学校などで問題を抱える24人の少年らが、立ち直り支援を受けている。同課では年に数回、こうした少年らが農業体験やスポーツ体験を通して、社会のルールや他者との関わり方を学べる機会を設けている。
この日は、中学〜高校生の少年、少女4人が参加。保護者や県警職員のほか、大学生ボランティアらのサポートを受けて釣りに挑戦した。少年らは年齢の近い大学生から釣り方を教わったり、趣味の話をしたりして笑顔を見せながら熱心に取り組んでいた。
ボランティアとして参加した県立大人間文化学部4年の西野公貢(まさつぐ)さん(21)は「少年らが楽しめることが最も大事だと思う。共通の話題を見つけて積極的に話しかけました」と話していた。
13/07/27
■外来魚を駆除し在来魚守る 電気ショッカーボート2隻に(ChunichiWeb滋賀)
県は、航行しながら水中に電流を流し、気絶させた外来魚を捕獲する「電気ショッカーボート」の二隻目を導入した。新造船のデモンストレーションでは、五十センチを超える大型のブラックバスなどが次々と駆除されていく様子が披露された。
ボートは、琵琶湖の外来魚を減らす切り札として昨年六月、県が一隻目を導入。昨年は六トン、今年は八トンほどのブラックバスやブルーギルを駆除しており、産卵期に岸辺に近づく親魚を捕らえるには効果的なため、県が琵琶湖の環境保全などに役立てるマザーレイク滋賀応援基金を活用して二隻目を導入することにした。
二隻目の「いかづち」は、全長七メートル、幅二メートル。船体の前方に一千ボルトの電極を二つ備え、水中に浸すことでボートの周囲の魚を気絶させる。船上から外来魚だけを選んで網で捕獲するため、在来魚を守りながら駆除できる。
昨年駆除された琵琶湖の外来魚は三百二十トンで、推定生息量は減少傾向。県は二隻のボートでの駆除量を年二十トン程度と見込んでいる。(中尾吟)
■湖魚料理“八珍”選びの投票 安土城考古博物館が実施(ChunichiWeb滋賀)
琵琶湖を代表する魚介類、湖魚料理を「琵琶湖八珍(はっちん)」として広く発信しようと、県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)は百八十五種類の湖魚料理の中からお気に入りの八つを選んでもらう人気投票を九月十六日まで実施している。
博物館の特別展「華麗なる漁と美味なる食」(中日新聞社後援)の関連企画で、琵琶湖の新たな食のブランドを提案するのが目的。島根県の宍道(しんじ)湖で捕れる七種類の魚介類を「宍道湖七珍(しっちん)」として売り出している取り組みを参考にした。
八種類を選ぶ理由を博物館の大沼芳幸副館長(59)は「琵琶湖の方が宍道湖より大きいから」と説明。「近江八景」にもなぞらえたという。
博物館が作った冊子に、アユやフナ、ハス、モロコ、ビワマスなどを使った百八十五種類の料理を紹介。この中から「おいしかった」「食べてみたい」などと感じた八つの料理を選ぶ。
ふなずしや小アユの天ぷらなど有名なものから、あまり聞き慣れない料理までそろうが、掲載のない湖魚料理の情報も併せて求める。性別や年齢別、県内外別などの投票結果を集計。この結果を参考に、観光や飲食業界の関係者とともに「八珍」を決める。
現在、博物館では料理や素材となる魚のパネルを展示しており、その場でも投票可能。投票者の中から抽選で百二十二人に、宿泊施設の利用券などの賞品を贈る。
大沼副館長は「湖魚を食べることを通して琵琶湖のことを考えてほしい」と話している。
冊子は送料を負担すれば取り寄せられる。草津市の琵琶湖博物館や米原市の醒井養鱒(そん)場などにも置いてある。問い合わせは安土城考古博物館=電0748(46)2424=へ。(堀尾法道)
13/07/26
■湖岸のパノラマ満喫 草津・烏丸半島で熱気球体験(京都新聞電子版)
草津市の烏丸半島で26日、熱気球の搭乗体験が始まり、訪れた人たちが早朝の空中遊歩を楽しんだ。
市観光物産協会などでつくる気球搭乗事業実行委員会が企画。4年目となる今年は、昨年までよりも大きな3500立方メートルの気球が登場。これまでより10メートル高い約30メートル上空から楽しめる。
この日は風がほとんどなく、午前6時に搭乗を開始すると数人ずつが乗り込み、上空で静止したゴンドラから数分間、満開となったハス群落などの景色に見入った。大阪府箕面市の森山拓也さん(23)は「もやがかかって遠くは見えなかったが、ハス群生地を上から眺めると結構、広かった」と話していた。
熱気球の搭乗体験は8月4日までの早朝に行われ、27日と8月3日の午後6時からは夜間搭乗がある。有料。市観光物産協会TEL077(566)3219。
13/07/25
■気象庁「厳しい残暑、雨少なく」 3カ月予報(47NEWS)
気象庁は25日、8〜10月の3カ月予報を発表した。8月は平均気温が西日本(近畿、中四国、九州)で平年より高く、北日本(北海道、東北)と東日本(関東甲信、北陸、東海)もそれに次いで高い傾向。降水量は北―西日本で平年より少ない傾向と予想した。
北―西日本は、9月も高温傾向、10月はやや高い傾向。降水量は9月にやや多く、10月は平年並みとした。沖縄・奄美の気温は8月が平年並み、9月と10月はやや高い傾向。3カ月の降水量はやや多い傾向としている。
気象庁によると、太平洋西部熱帯域の海面水温が高いことなどから、8月と9月は太平洋高気圧が日本付近に強く張り出す見込み。
■滋賀国体、2024年開催 日体協が内々定、43年ぶり2度目(京都新聞電子版)
日本体育協会は24日、東京都内で理事会を開き、2024年の第79回国体を滋賀県で開催することを内々定した。1981年のびわこ国体以来43年ぶり2度目の開催が事実上決定した。
県では今年2月に嘉田由紀子知事が2巡目国体の招致を表明。4月に県と県教育委員会、県体育協会の3者が、文科省と日体協に開催要望書を提出した。この日の理事会では、内々定にあたる手続きの「開催申請書提出順序」を承認した。内定は開催5年前の19年で、21年に正式決定する。
国体本大会は県、文科省、日体協が主催。9月中旬から10月中旬に、各競技を県内市町に分けて実施し、一部は県外実施も認められる。現在の正式競技数は37だが、今後変動する可能性もある。
県は10月にも、嘉田知事をトップに各市町長や関係団体で構成する開催準備委員会を設置し、取り組みを本格化させる。主会場の選定や各市町で実施する競技の割り振りなど課題も多く、同準備委内に県の関係部局や専門家からなる専門委員会をつくり、検討する。
内々定を受け、嘉田知事は「国体開催を契機に滋賀の活力を一層高め、将来の世代に引き継いでいけるよう、総力を挙げて準備を進めます」とコメントした。
13/07/24
■連続車上狙いの疑いで松阪の男ら7人逮捕 滋賀県警(ChunichiWeb)
カーナビ目当てに車上狙いを繰り返したとして、滋賀県警捜査一課などは24日、窃盗の疑いで、三重県松阪市春日町、貸しビル業高木昭彦容疑者(59)ら愛知、三重、岐阜県内の男女7人を、盗品等処分あっせんの疑いで三重県鳥羽市安楽島町、ホテル業熊崎広和容疑者(68)を逮捕した、と発表した。
滋賀県内で三十数件、愛知、岐阜、三重県内などで四十数件、計80件余りのカーナビ盗を自供しており、同課は被害額は1400万円程度に上るとみている。
逮捕容疑では、高木容疑者ら7人は5月20〜25日、岐阜市や滋賀県栗東市などの駐車場で乗用車4台からカーナビ4台(57万円相当)を盗んだとされる。熊崎容疑者は、高木容疑者らが盗んだカーナビ1台を、盗品と知りながらインターネットのオークションサイトを通じて埼玉県内の会社に2万6千円で売却したとされる。
同課によると、高木容疑者らは袋状の特殊な器具をドアと車体の隙間に入れ、ポンプで空気を送って袋を膨らまし、広がったドアの隙間に棒を差し込んで鍵をこじ開けていたという。窃盗グループは、会社経営を通じた顔見知りや盗品を取引する中で知り合った仲間という。
■滋賀県基本構想おおむね順調 12年度進ちょく50%超、7割(京都新聞電子版)
滋賀県は24日、県政の指針となる基本構想(2011〜14年度)に盛り込んだプロジェクトの12年度までの取り組み状況をまとめた。目標を定めた31項目中、進ちょく度が50%を超えたのは約7割の21項目で、「おおむね順調に進んでいる」と評価した。琵琶湖の漁獲量など4項目は25%未満だった。
県の基本構想は人口減少への対応や低炭素社会の実現などを見据えた長期ビジョンを前提に、「子育て・子育ち応援」「働く場への橋架け」など八つのプロジェクトで構成し、09年度の実績を基準に、14年度での達成目標を設定している。
進ちょく度75%以上の「達成・ほぼ達成」は14項目。産婦人科医数(目標46人)49人、産学官連携共同研究数(同40件)34件、県域の温室効果ガス排出量(同1990年比9%以上削減)13・8%削減などだった。
一方、琵琶湖の漁獲量(同2100トン)は年々落ち込んで976トン、宿泊観光客数(同330万人)は296万人と、課題もある。
進ちょく度は同日、有識者らでつくる基本構想審議会で報告された。委員からは「エネルギー問題では踏み込んだ施策も必要」「小規模零細企業にもっと目を向けて」「県産材がもっと使いやすくなるように」との指摘や要望が相次いだ。
■ガソリン価格高騰、レギュラー157.0円…関東では3週間で5.8円アップ(Responce)
資源エネルギー庁が7月24日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、7月22日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり157.0円となり、前週から1.8円上昇した。レギュラーガソリンの価格上昇は3週連続。
地域別では、中国で2.2円、関東と近畿で2.0円、東北で1.8円、九州・沖縄で1.6円、中部で1.5円、四国で1.2円、北海道で1.0円と、全国すべての地域で大幅に上昇した。特に関東では3週間で5.8円アップと、7月に入って急激な上昇が続いている。
ハイオクガソリンは1.8円プラスの167.8円、軽油は1.3円プラスの135.8円だった。
e燃費(運営:イード)によると、7月24日のレギュラーガソリンの全国平均価格は151.48円/リットル、ハイオクは162.55円/リットル、軽油は126.64円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
■琵琶湖で外来種の水草大繁殖 欠かせぬ駆除、今こそ(京都新聞電子版)
湖南総局 人見勅輔
琵琶湖の赤野井湾(守山市)沿岸を中心に、爆発的に増えている外来種の水草、オオバナミズキンバイ。滋賀県や守山市、地元住民らが駆除作業に取り組むが、成長の著しい夏季を迎え、勢力が衰える気配は見えない。
今の時季、直径3センチほどのオオバナミズキンバイの黄色い花が、炎天下の湖岸を彩る。かれんな姿に似合わず、花の下では1日に茎が約3センチ伸びるという旺盛な繁殖力で、占領域を広げる。
中南米原産のアカバナ科の水草。ペット用の熱帯魚などと共に国内へ持ち込まれたとされる。2007年に兵庫県加西市で初めて確認され、09年には同湾でも見つかった。
その後、琵琶湖での増殖ぶりは顕著で、09年に約142平方メートルだった生息面積が、12年12月には約1万8千平方メートルにまで拡大。滋賀県自然環境保全課によると、今年も守山市や草津市、大津市の琵琶湖沿岸で、前年に比べて3割ほど増える見込みという。
ちぎれた茎からも根を生やし、水気を含んだ水辺の陸地でも生息できるなど、生命力に富む。同課は4月下旬から駆除に乗り出しているが、「ショベルカーを使うと、茎の拡散につながりかねず、手作業に頼らざるを得ない」(同課)のが現状だ。ポンプで圧をかけた水によって水中の泥を取り除いた上で、ちぎれないよう根ごと取り去る、という取り組みが続く。
漁業にも影響が出ている。同湾を主な漁場とする玉津小津漁協(守山市)では、3月〜5月のフナの漁獲量が例年の約10分の1の13キロほどにまで落ち込んだ。田中善秋組合長(65)は「産卵場所のヨシ帯が、オオバナミズキンバイで封鎖されフナが寄りつかなくなった。船が通る水路もふさがれてしまい、漁に出る前にこの水草を取り除くのが日課」と嘆く。
そんな中、地元の環境NPO法人や同漁協、守山市などが6月末に「オオバナミズキンバイ除去大作戦プロジェクト」を立ち上げた。駆除の必要性を広く訴え、本年度中に2回、市民参加の駆除作業を行う予定だ。
強い繁殖力を前に駆除作業は苦戦の連続だが、県立琵琶湖博物館の芳賀裕樹専門学芸員は「手をこまねいていたらもっと増えるのは確実で、経費も増す。今、作業を続けることは、環境面だけでなく将来的なコスト面からも意義が大きい」と指摘する。
専門家によると、オオバナミズキンバイが、共に国内の絶滅危惧種のミズキンバイやケミズキンバイと交雑する可能性も危惧されるという。在来種保護の観点からも、これ以上増えないよう、措置を講じることが必要だ。美しい花が咲いているから、といってみだりに持ち帰り自宅の池で栽培するなど、拡散の手助けとなることはしないなど、私たち一人一人の心掛けも大切になってくる。
13/07/23
■八幡堀さかな釣り大会:親子楽しく 200人が釣果競う−−近江八幡(毎日jp滋賀)
近江八幡市の八幡堀本町橋から幸円橋間でこのほど、第12回「八幡堀さかな釣り大会」が開かれ、市内外から参加した親子連れ70組約200人が釣果を競った。
堀の環境保全活動などに取り組んでいる「八幡堀を守る会」が開いた。参加者はえさとバケツを受け取り、思い思いのポイントに陣取って釣り糸を垂れた。参加した親子らは3時間余りで、ブルーギルやブラックバスなど外来魚200匹以上を釣り上げたり、コイやフナの大物を釣り上げたりしていた。
終了後には、釣り上げた魚の多さと大きさに応じて、上位者に賞状などが贈られた。家族4人で初めて参加した同市生須町の小学1年、櫻井みのり君(6)は「釣りは楽しそうなのでお父さんお母さんに連れてきてもらった。1匹目を釣り上げたときはうれしかった」と話していた。【斎籐和夫】
■県内各地で真夏日 熱中症?9人搬送(ChunichiWeb滋賀)
高気圧に覆われた県内は二十二日、各地で三〇度を超える真夏日となり、九人が熱中症の疑いで搬送された。九人とも命に別条はない。
消防によると、高島市では中学二年の男子生徒二人がランニング中に体調を崩し、搬送された。彦根地方気象台によると大津市で三四度、東近江市で三三・六度などに達した。(生田有紀)
13/07/22
■近江八幡市が「沖島」振興計画〜県に提案(YomiuriOnLine滋賀)
国が離島振興法に基づく「離島」に指定する方針を決めた近江八幡市の沖島について、同市は、県に対し、交通環境の整備や観光振興などの方策を盛り込んだ離島振興計画の案を示した。県と同市は今回の計画案を基に秋にも正式な計画をまとめる方針だ。
同法では離島の指定があった場合、離島を管轄する自治体が離島振興の方針や交通、産業、観光などの項目を盛り込んだ離島振興計画を作成し、県を通じて国土交通相に提出すると規定されている。指定されれば、沖島での実施事業で道路や港湾整備で国の補助金が積み増しされ、物資輸送や医療体制整備で国からの支援を受けられるようになる。
市が示した計画案では、〈1〉定期便の増便や運航時間の拡大、観光船が入れる港の整備〈2〉漁業振興のための後継者育成〈3〉体験や滞在を重視した観光事業の実施――などが盛り込まれていた。
13/07/21
■環境学習船「うみのこ」(滋賀報知新聞ネット版)
=8月4日、就航30周年記念式典=
県の環境学習船「うみのこ」がこの八月に就航三十周年を迎えることを記念して、県と教育委は同月四日、記念式典と記念航海を行う。
「うみのこ」は昭和五十八年七月に就航したが、県内の全ての小学五年生が乗船(宿泊)し、体験学習(県教育委員会のフローティングスクール事業)を行ってきた。最近では、「琵琶湖・淀川流域小学生交流航海」として、他府県の小学生を含めた航海も実施しており、乗船児童は四十七万人を超えている。
この三十年間、無事航海を続けられたことを感謝するとともに、乗船児童が四十七万人を超え、県民の三分の一が乗船してきたことを祝う三十周年記念式典が大津市浜大津の大津港ターミナルビルで開催される。
記念式典は午前十時から正午までで、事業開始当時の乗船者や淀川交流参加校による乗船経験、思い出など発表、川嶋宗継・滋賀大学名誉教授による記念講演「フローティングスクールと環境教育」(仮題)などが予定されている。
また南湖を回る記念航海が午後一時半から三時半まで実施される。なお十九日も南湖で記念航海を行う。
■大津港で外来魚駆除釣り大会 釣果は115キロ(ChunichiWeb滋賀)
琵琶湖の在来魚保護のため県が開いている外来魚駆除釣り大会が二十日、大津市の大津港であり、八百二十人がブラックバスやブルーギル計一一五・五キロを釣り上げた。
琵琶湖の豊かな生態系を取り戻すため、釣った外来魚をリリースしない「びわこルール」のPRも兼ねて実施。この日は、釣った外来魚で作っている肥料で育てたスイカの試食会もあった。
会場では、小中学生を対象に、同日から八月三十一日までの期間内に釣った外来魚の数を競ってもらう県の取り組み「びわこルールキッズ」の参加登録会も実施した。参加登録は先着千人で、県は引き続き受け付けている。問い合わせや登録申し込みは県琵琶湖レジャー対策室=電077(528)3485=へ。(森木幹哉)
13/07/20
■琵琶湖の沖島:離島指定 振興計画たたき台提示 島民の意向踏まえ−−連絡会議(毎日jp滋賀)
淡水湖では日本唯一の有人島の沖島(近江八幡市)が離島振興法に基づき離島指定される見通しとなったのを受け、県は振興計画を策定するため関係各課の連絡調整会議を設置。19日の第2回会合で、近江八幡市の担当者から島民の意向などを聞き取った。
会議は5月、約30課室の担当者で設置し、6月には非公開で初会合を開いた。その後、国土交通省の国土審議会離島振興対策分科会で沖島の指定が確実になったため、今回は公開することにした。
会議で、市側は昨年度実施された島民の意向調査結果を踏まえ、振興計画のたたき台を提示。インフラ▽産業▽教育文化▽医療福祉▽防災−−の5本柱で、島と対岸をつなぐ航路の充実やヘリポートを備えた避難所の整備、島外からの児童生徒の受け入れなどを挙げた。市の担当者は「少子高齢化が進む沖島は日本の縮図であり、50年後の私たちのまちの姿。次世代に自然と文化を伝えるまちづくりのあり方について、知恵を出し合いたい」と話した。
今後は必要に応じて会議を開き、市からの聞き取りや現地調査を行いながら計画をまとめる。指定の正式決定後に国交省に提出し、財政面での優遇措置を求める方針。【加藤明子】
13/07/19
■外来魚駆除ボート「いかづち」導入 琵琶湖で試験(京都新聞電子版)
琵琶湖で在来魚を食い荒らす外来魚のオオクチバスを駆除するため、滋賀県が2台目の電気ショッカーボートを導入し、18日に大津市の大津港で試験運航を行った。水中に電気を流して感電させる機能を持ち、琵琶湖の南湖で10月から本格稼働させるという。
県は昨年度に「雷神」と名付けた電気ショッカーボートを初めて導入、約5・6トンの外来魚を捕獲した。県水産課によると、本年度は4〜6月のオオクチバスの産卵期に南湖で稼働させ、約7・1トンのオオクチバスを駆除する成果を上げた。
2台目は長さ約7メートル、幅約1・9メートルで「いかづち」と命名。「雷神」と同様に、船の先端部から水中に突き出した2本の電極に最大千ボルトの電気を流し外来魚を気絶させる。建造費は約560万円。琵琶湖保全で寄付金を集めた「マザーレイク滋賀応援基金」から拠出した。
試験運航は大津港の沿岸部で実施。感電したオオクチバスが次々に浮き上がり、県職員らが網ですくい上げた。体長約50センチの大物も含め、約15分間で15匹を捕まえた。県水産課は「2台のボートを有効に使い、駆除をさらに進めたい」としている。
13/07/18
■ガソリン価格が急騰、レギュラー155.2円…前週から2.5円上昇(Responce)
資源エネルギー庁が7月18日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、7月16日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり155.2円となり、前週から2.5円上昇した。レギュラーガソリンの価格上昇は2週連続。
地域別では、北海道で3.3円、関東で2.9円、中国と東北で2.5円、中部と近畿で2.4円、九州・沖縄で2.0円、四国で1.7円と、全国すべての地域で大幅に上昇した。
ハイオクガソリンは2.5円プラスの166.0円、軽油は1.9円プラスの134.5円だった。
e燃費(運営:イード)によると、7月18日のレギュラーガソリンの全国平均価格は148.65円/リットル、ハイオクは160.02円/リットル、軽油は124.93円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
■八幡堀釣り大会 35cmのフナも(滋賀報知新聞ネット版)
=親子などで賑わう=
◇近江八幡
近江八幡市の八幡堀で十五日、「第十二回八幡堀さかな釣り大会」が行われ、市内外から参加した親子連れ七十組約二百人が、堀端に竿の放列をつくった。
八幡堀の自然にふれ、水環境保全の大切さを感じ取ってもらおうと八幡堀を守る会が「海の日」に合わせて開催している。
午前八時から十一時まで三時間、釣り糸を垂れた結果、ブルーギルやブラックバスに混じって体長三十五センチのフナやハスも釣れた。
トップの市長賞には、二百三十三匹を釣った辻幸希くん(八幡小六年)と祖父の辻勝治さん(鍛冶屋町)が選ばれた。
市教育長に和田遼太くん(八幡小二年)、同守る会長賞に野田幸希くん(東近江市五個荘)、敢闘賞に奥村仁くん(中村町)、努力賞に橋本心寧ちゃん(八幡幼稚園)がそれぞれ受賞した。
■7月18日付・よそものコロッケ(四国新聞社SHIKOKU NEWS)
滋賀県近江八幡市の「ひさご寿し」で、クリームコロッケをつまみにビールを飲んだ。目の前の琵琶湖・沖島周辺で取れたブラックバスの身をミンチにして、おからやハーブに混ぜて油で揚げたもので、「沖島よそものコロッケ」という。
外来魚すなわち「よそもの」を食材にしたことからこの名前が付き、地元のB級グルメの間でよく売れている。
1980年代に琵琶湖でブラックバスやブルーギルが猛繁殖し、コアユなどの在来魚が食い荒らされる食害が深刻化。滋賀県はボートから湖水を泳ぐ外来魚に電気ショックを与える方法で駆除を進めている。
釣り人には外来魚を回収するいけすを随所に設置、収容された魚の大半は工場に運ばれ、肥料にされる運命に。
沖島は琵琶湖で最大の島で、漁師のおかみさんたちが夏祭りの準備をしている時、「バスをフライにしてみたら」と話題になり、実際に食べたら香ばしくて、おいしいことが分かった。
すし職人が手助けして、改良を重ねてよそものコロッケが誕生した。漁協関係者は「憎まれ役を使って地域が元気になろうという試み」と語るが、県立琵琶湖博物館の中井克樹さんは「外来魚はおいしいことを知った上で駆除を続けてほしい。ギルも塩焼きにすればタイやヒラメに負けない味」と話す。
ブルーギルは天皇陛下が皇太子時代に米国から土産に持ち帰ったのが始まり。迷惑物としても肥料ではなく、魚としての生を全うさせる度量が人間側にあってもいいのではないか。(K)
■琵琶湖で身元不明遺体発見 滋賀(msn産経ニュース)
17日午後1時50分ごろ、大津市今堅田の琵琶湖大橋西詰から約120メートルの琵琶湖沖で、男性の遺体がうつぶせで浮いているのを、船で釣りに来ていた男性(42)が発見し110番通報した。大津北署によると、遺体は死後数日が経過しているとみられ、目立った外傷や服装の乱れはなかった。遺体は50〜70歳代で、身長約145センチ、やせ形で黒い短髪、赤白のチェック柄の長袖シャツ、灰色のスラックスに黒い運動靴を身につけていた。同署で死因と身元の確認を進めている。
■熱気球フライト体験(滋賀報知新聞ネット版)
=草津市の烏丸半島 26日から=
◇草津
熱気球フライト体験=写真=が二十六日から十日間、草津市の烏丸半島で開催される。午前六時から午前九時までの早朝、気球に乗って、夏の風物詩であるハスの群生や、雄大な琵琶湖の眺めを楽しめる。
搭乗時間は上空二十〜三十メートルで、一回五分程度。搭乗人数は最大で八人。二十七日、八月三日のみ午後六時から午後八時までの夜間フライトを行う。
料金は中学生以上二千五百円、小学生(保護者同伴)千八百円。未就学児無料(保護者同伴)。妊娠中の女性は搭乗できない。支払いは当日。
四日前まで事前予約できる。申し込みは草津市観光物産協会内の草津熱気球搭乗事業実行委員会(TEL077―566―3219)へ。
13/07/16
■湖上スポーツ、爽快 マイアミ浜で親子ら体験(京都新聞電子版)
マリンスポーツフェスティバルが15日、滋賀県野洲市菖蒲のマイアミ浜で開かれ、親子約230人がカヌーや小型ヨットなどに試乗した。
市体育協会や市などが毎年、琵琶湖の水上スポーツを気軽に体験してもらおうと催している。今年はモーターボートやボードセーリングなど5種類の乗り物をそろえ、参加者が次々と体験した。
カヌーの体験コーナーでは、緊張した面持ちでこぎ出した子どもたちが次第に水上の感覚に慣れ、笑顔を見せた。カヌーは初めてという桜谷小2年の柴田哲汰君(7)=日野町=は「波で揺れて少し怖かったけど、また乗りたい」と笑顔で話し、ヨット体験の受付に向かった。
13/07/15
■カジキ8匹釣れる 串本でビルフィッシュトーナメント(紀伊民報AGARA)
和歌山県串本町の串本港を基地とする近海でカジキを釣る大会「第24回JGFAビルフィッシュトーナメントin串本」(同実行委員会とジャパンゲームフィッシュ協会主催)の競技が12、13日に行われた。8匹の釣果があり、神奈川県の「チームマハロ」が優勝した。
国際ゲームフィッシュ協会(IGFA)のルールに基づき、釣り上げたカジキの重量やラインの強度などによってポイントが決まる。神奈川県から福岡県までの41チーム約200人が参加。釣果8匹のうち、4匹は標識を付けて放すタグ&リリースをした。
両日とも午後、串本港内の大会本部横で検量が行われ、多くの見物人が訪れた。12日は、餅まきと体験クルージングがあり、地域住民らが参加した。13日夕方には、串本漁協札場で表彰パーティーが開かれた。
パーティーでは、大会長で同協会会長の長鋪毅一郎さんが「日本の2大メジャー大会になろうとしているが、参加者の意識、マナー、スポーツマンシップの3点がないと達成できないと思う。英知と勇気、情熱を頂き、来年の25周年を迎えたい」とあいさつした。
来賓の田嶋勝正町長は「25周年も、町として全面的に歓迎したい」と述べた。大会名誉顧問の木本淑規さんは「本州最南端の黒潮踊る串本で大会ができてうれしい。お互い交流を深めて」と話した。
参加者は飲食しながら歓談。クロマグロの解体や、地元の音楽グループ「弐音倶」の演奏もあり、会場を盛り上げた。表彰も行われた。
「チーム マハロ」は130キロ(写真による推定)のカジキを釣り、タグ&リリースし、1位となった。2位は愛知県の「REX」、3位は大阪府の「コーニッシュ」だった。
■古代湖・琵琶湖の微小生物に人間が期待する「医療」「エネルギー」「環境浄化」(msn産経ニュース)
「琵琶湖の生い立ちと、そこで育まれた生物の進化のストーリーを描き直したい」
平成18〜24年度の7年間にわたる琵琶湖の微小生物生息調査を手がけた県立琵琶湖博物館の研究は今、新たなステージに入っている。400万年前から刻まれてきた琵琶湖の歴史について、これまで定説とされてきた考えをリセットし、生物学や地質学など多角的な視点で一から見直そうというプロジェクトだ。指揮を執る高橋啓一・上席総括学芸員(古生物学)が熱を込めて続ける。
「琵琶湖に生息する多くの固有の生物は、湖が現在の形になった約40万年前ごろに元の種から分かれて生まれたとされてきた。だが、この説を覆す研究結果が出てきている」
例えば、淡水魚のホンモロコも約40万年前、元の種から分化して琵琶湖固有種となったと考えられてきた。京都大大学院理学研究科の渡辺勝敏准教授(動物生態学)らの研究グループが遺伝子解析を行ったところ、分化したのは約170万年前だったということが明らかになった。
新たに始動した同博物館のプロジェクトに参画する渡辺准教授は「琵琶湖固有種とされる魚類のほぼ全てで、その分化した時期が40万年前をさらにさかのぼるのではないか」とみる。
これまでの調査で生息が確認された微小生物たちに関するデータも、「琵琶湖史の見直し」という壮大なプロジェクトに大きく貢献できるのでは、と期待が寄せられる。研究者たちの挑戦は始まったばかりだ。
無限に広がる
これまで存在すら知られていなかった微小生物たちが秘める可能性は、琵琶湖史研究への貢献だけにとどまらない。
歴史を振り返ると、微小生物が作り出すペニシリンやストレプトマイシンなどの抗生物質が医療分野に飛躍的な進歩をもたらしたことはよく知られている。
大正時代に琵琶湖研究の拠点として大津市に設置された京都帝大医科大付属臨湖実験所の歴史を継承する京都大生態学研究センターの中野伸一センター長(陸水生態学)が指摘する。
「研究者は、主として微小生物の生態解明に力を注いできた。この先、さらに生物の持つ有用な能力が何か明らかにされれば、民間企業などがそれに目を付けて研究開発を進め、活用方法が広がっていく」
健康食品として商品化されたり、タンカーの重油流出事故で海水面の重油を分解するのに使われたりと、人間はさまざまな分野で微小生物が持つ秘めた力の恩恵を受けている。
一方、大きさ約0・1ミリの微細藻類「ミドリムシ」に着目しているのは、石油元売大手「JX日鉱日石エネルギー」やベンチャー企業「ユーグレナ」などでつくる共同研究グループだ。グループでは、ミドリムシを原料にしてジェット機の燃料を製造する技術の開発を進めている。ミドリムシの培養技術を持つユーグレナは「ミドリムシに含まれる油脂分がジェット燃料に似た炭素構造を持っている点に着目した」と説明する。
秘めた力に込める期待
「ミドリムシなどは大量に培養できる技術が確立されているため商業利用が進んでいるが、ほとんどの微小生物は研究者が少ないのがネックで、まだまだ解明が進んでいない。もっと注目が集まれば、サイエンス全体の枠組みは劇的に広がるはずだ」
微小生物生息調査のアドバイザーを務めた法政大自然科学センターの月井雄二教授(原生生物学)が期待を込めつつ調査の成果を評価する。
医療の進展、エネルギー革命、環境浄化への貢献…。日本一大きな湖で見つかった小さな生物たちも、魅力的な能力を秘めていることは大いに考えられる。肉眼では見えない存在だが、人類の未来を明るく照らす希望の命だ。(小川勝也)
13/07/14
■琵琶湖でボート衝突、小中生3人けが(ChunichiWeb)
14日午後3時半ごろ、滋賀県長浜市田村町の琵琶湖の40メートル沖合で、同市酢、会社員北川義泰さん(36)が水上バイクで引っ張っていたゴムボートが、停泊中のプレジャーボートに衝突、ゴムボートに乗っていた同市内の小中学生3人のうち、小学5年の男子(10)が頭蓋骨にひびが入るけがを負ったが、命に別条はない。中学2年の男子(13)と別の小学5年の男子(10)は、後頭部などに軽い打撲傷を負った。
長浜署によると、3人は複数の家族計20人ほどで遊泳に来ていた。ゴムボートは20メートルのロープで引っ張られており、北川さんは「曲がれると思ったが目測を誤った」と話しているという。
■琵琶湖ヨシ:30束を大阪天満宮に奉納−−近江八幡・和船組合(毎日jp滋賀)
近江八幡市の水郷地帯で手こぎ船による水郷めぐりを運行している近江八幡和船観光協同組合(福永栄子理事長)が13日、琵琶湖のヨシ30束を大阪天満宮(大阪市北区)に奉納した。
この日は、水郷めぐりのコース途中の「よし大龍神」周辺から刈り取った長さ約3メートルの「龍神のヨシ」を同天満宮の柳野等禰宜(ねぎ)らがおはらい。同組合の船頭らがトラックに積み込み、大阪へ運んだ。天満宮で高さ約5メートル、太さ20センチの大茅の輪を作り、24、25日の天神祭で参拝客に「茅の輪くぐり」をしてもらう。
ヨシは琵琶湖の水を浄化する働きがある。「茅の輪くぐり」で人間の罪やけがれを清めてもらおうと98年から毎年奉納を続け、今年で16回目となる。福永理事長は「京阪神の人たちの無病息災や健康につながればうれしい」と話していた。【斎藤和夫】
■茅の輪用ヨシ刈り取り 近江八幡、大阪天満宮に奉納(京都新聞電子版)
日本三大祭りの一つ、天神祭(24、25両日)を前に、大阪天満宮(大阪市北区)の厄除けの茅(ち)の輪に使用されるヨシの刈り取りが13日、滋賀県近江八幡市の水郷地帯で行われた。
水郷めぐりを営む近江八幡和船観光協同組合が、「琵琶湖のシンボルのヨシを通じて水と自然の大切さを訴えよう」と、1998年から毎夏、奉納している。ヨシは直径約5メートルのアーチ状の「大茅の輪」に編まれ、天神祭に合わせて同天満宮正面の大門に取り付けられる。
この日は、組合の船頭3人が舟でヨシ原まで出向き、「よしの大龍神の社」周辺で神事用を刈り取った。前日に刈った茅の輪用の約30束と合わせてトラックに載せ、おはらいをした後、同天満宮へ奉納した。
■アユモドキ守ろう、親子ら「外敵」魚駆除 亀岡で講座(京都新聞電子版)
京都府亀岡市に生息する国の天然記念物・アユモドキへの関心を高めてもらう市文化資料館の講座「アユモドキ見守り隊」が13日、古世町の同資料館などであった。親子約50人が近くの南郷池でブルーギルなどを釣り、アユモドキの敵である外来魚を駆除した。
同資料館が12月まで7回開く連続講座の3回目。前回は6月にアユモドキの生息地近くの水田で田植えをした。外来魚駆除も毎年行っている。
南郷池で釣り糸を垂らすと次々に魚がかかり、ブルーギル108匹、オオクチバス2匹を釣り上げた。資料館では京都大の岩田明久教授が魚を解剖しながら、オオクチバスがエビなどを食べていることや、ブルーギルの繁殖力の強さなどを解説した。
■「カイミジンコ」「イタチムシ」…閉じられた生態空間・琵琶湖で微小生物を追う日英の研究者たち(msn産経ニュース)
琵琶湖を舞台にした微小生物の生息状況を探る初の大規模な調査で、世界各国から県立琵琶湖博物館(草津市)に集結した専門家たちが50種類の新種を発見するなど、大きな成果を挙げた。このうち、「カイミジンコ」の調査に携わった英国人研究者は、カイミジンコだけで18種もの新種を確認した。一方、日本の若き研究者も負けていない。国内では他に専門家のいない「イタチムシ」をひたすら追いかけた。研究者たちの地道な努力と飽くなき好奇心が、琵琶湖の持つ生物多様性の豊かさを証明する手がかりになっていく。
神秘性にみせられて
カイミジンコは、1ミリ前後の大きさで、アサリなどの二枚貝のように体が2枚の殻に覆われている甲殻類の仲間。この2枚の殻が背中部分でちょうつがいのようにつながり、開いたり閉じたりできる。
こんな特徴を持つ生物の調査に携わったのは、英国人研究者のロビン・スミス主任学芸員(無脊椎動物生態学)だ。カイミジンコにひかれたのは、大学院で博士号取得に向けて学んでいた頃だったという。
カイミジンコは、微小生物の中では化石として比較的残りやすいという。
「それでも確認できるのはたいてい殻だけだが、ブラジルで見つかったカイミジンコの化石には、極めて珍しいことにしっかりと体も残されていた。その神秘性にみせられた」
県立琵琶湖博物館の微小生物調査プロジェクトに参加し、水深80メートルの湖底や南湖東岸にある烏丸半島(草津市)付近の浅瀬などで新しいカイミジンコを次々と見つけた。
西欧では、カイミジンコの研究はかなり進んでいるため新種発見の機会にはなかなか恵まれないという。「研究者の少ない日本では未開拓分野で、とくに琵琶湖は興味深い研究フィールドだ」と目を輝かせる。
光を当てる仕事
スミスさんの手順はこうだ。湖底から採取した泥水をふるいにかけて泥を除き、残った水をシャーレに載せて顕微鏡で見る。そこに広がる微小生物の世界の中から、カイミジンコを丹念に拾い上げる。直径0・2〜0・3ミリのきわめて細い針を使って解剖し、生殖器や触覚の特徴を見極めていく。その違いが、新種かどうかの重要な要素になるからだ。論文作成の資料にするため、顕微鏡で観察した形を詳細にスケッチし、写真に収めていく。
新種と認められるには、同じ体の特徴を持った個体を10匹以上見つける必要がある。1匹だけでは「突然変異」の可能性もある。また、新種とみられる生物を発見しても、正式に認められるまで10年以上かかることもあるという。
それでも、「新種かどうかは解剖する前から感覚的に分かる」と自らの経験値に絶対の自信を持つ。解剖やスケッチはその自信を確信に変える作業といえる。
「新種の発見は、光が当たっていなかったその生物の存在に、私が初めて気づいてやれたということ。すばらしい仕事だ」
現在は、琵琶湖にどんなカイミジンコがいるか記録できた段階。今後は、なぜ琵琶湖にこのカイミジンコが生息し、それが生態系にどんな影響を与えているのかを追究していく。
愛らしさにほれ込む
大阪大大学院理学研究科3年で同博物館特別研究員の鈴木隆仁さん(微生動物生態学)は、平成19年からプロジェクトに参加した。専門にしているイタチムシは、0・3ミリ程度で多細胞生物の中で最も小さい部類に入る。細長い体をくねらせて動き回る姿がイタチに似ていることからこの名が付いた。国内で淡水のイタチムシを専門に研究しているのは鈴木さん1人という。
「もともと変な生物が好きで『変わった生き物を最初に見たい』という欲があり、別の生物を調査していた池で出会ったイタチムシの愛らしさにほれた」
イタチムシは主に池や沼に生息するとされてきたが、鈴木さんは田んぼに着目。湖周辺の水田を丹念に調べた。
この結果、あぜ寄りの草の多い場所などからイタチムシが次々とみつかり、これまでに計44種類を確認。このうち、2種類について新種との見解をまとめた。
「この新種が琵琶湖の固有種だと分かれば、研究がさらにおもしろくなる」。ますますイタチムシにほれ込み、大学院と琵琶湖を行き来する日々が続く。(小川勝也)
13/07/13
■誕生から400万年の古代湖・琵琶湖で50種の新種微生物が見つかった衝撃…閉じられた空間、独自の生物進化ルートに熱視線(msn産経ニュース)
ゲンゴロウブナやビワマスなど「ここにしかいない」とされる固有種が数多く生息する琵琶湖。魚類だけでなく貝類や水草、昆虫などさまざまな生き物に固有種がみられる。そんな独特の生態系を持つ湖を舞台に、世界を驚かせる調査が行われた。体長が1ミリにも満たない微小生物の新種が、平成18〜24年度の7年間で50種類も発見されたのだ。このプロジェクトには世界各国から第一線の専門家が集結した。肉眼で捉えられない世界でも豊かな「生物多様性」が明らかになり、琵琶湖の環境に熱い視線が注がれている。
注目集めた企画展
草津市の県立琵琶湖博物館で「かわいいモンスター ミクロの世界の新発見」と題した企画展が、昨年12月から今年3月まで開かれた。会場では、琵琶湖とその周辺から見つかった、繊毛虫(せんもうちゅう)やカイミジンコ、イタチムシなど微小生物の新種が紹介された。
「微小生物を対象に、県立琵琶湖博物館が初めて取り組んだ大規模な生息調査の結果を報告したんです。50種類もの新種が発見されたことが、注目を集めました」
調査に携わった楠岡泰学芸員(微生物生態学)が説明する。同館主催の研究として平成18年度から24年度までの7年間にわたり、琵琶湖やその周辺エリアに生息している微小生物を徹底的に調査したのだ。
11カ国の研究者集結
地球規模で環境が刻々と変化する中、現時点で琵琶湖にどれだけの生物がすんでいるのか記録を残しておこうとの趣旨で、プロジェクトは始動した。
「ただ、国内には微小生物の専門家は少なかったため、世界各国の研究機関に協力を呼びかけたんです。こうして、調査は国際的な取り組みになりました」と楠岡さん。同館の呼びかけに応じた英米豪など11カ国の研究者計53人が、このプロジェクトに賛同して琵琶湖に集結したのだった。
調査範囲は、琵琶湖本体はもちろん湖に注ぐ河川やその支流、水路、付近の水田に及んだ。時には、古井戸や水たまりにまでリサーチの網を張りめぐらせた。
その結果、貝殻に似た2枚の殻に包まれた「カイミジンコ」の新種は湖本体から次々と発見され、縦に長い体で水中を滑るように動く「イタチムシ」の新種は湖周辺の田んぼから見つかった。
「新種発見」が学会などで報告され、他の地域で生息していないことが確認されれば、発見された場所の「固有種」として認められる。その認定にはしばらく年月がかかるが、50種類の新種の中には、琵琶湖の固有種である可能性が高いものも含まれているという。
「古代湖」の一つ
湖の「寿命」は通常、数千〜数万年とされる。しかし、中には10万年以上存続している湖もあり、その環境は周囲から隔離された空間だけに独自の生物進化を遂げ、多くの固有種をはぐくむ舞台となる。
こうした湖は「古代湖」と呼ばれ、ロシアのバイカル湖やペルーのティティカカ湖など世界で10余りが確認されている。琵琶湖もその一つで400万年前に誕生したとされる。それゆえ、研究対象としても長い歴史を持つ。
「江戸時代に長崎を訪れたドイツ人医師のシーボルトは、動植物の標本採集に熱心で、琵琶湖にも立ち寄ったことがあるんです」
同館の金尾滋史学芸員(魚類繁殖学)が話す。シーボルトが持ち帰ったニゴロブナなどは「日本動物誌」という書籍で新種登録された。
大正時代には、東洋初の湖沼研究施設として京都帝大医科大付属臨湖実験所(現京都大生態学研究センター)が大津市内に創設された。以来、琵琶湖にすむ生物に関する調査・研究が進められてきた。
こうした歴史を持つ琵琶湖だが、微小生物の生態分野に関する研究がほとんど手つかずだったため、今回のプロジェクトに至った。
「微小生物は化石として残りにくいので、新しい種が生まれて消えていく変遷を把握しづらい。その意味で、現時点でこれだけ生息している、という記録をまとめたことは有意義だ」
調査を指揮した米国人研究者、マーク・グライガー上席総括学芸員(甲殻類分類学)はプロジェクトの成果をこう強調する。必要なのは今回の記録を基礎資料とし、今後データを積み重ねていくことだという。
「そうすれば、琵琶湖にすむ微小生物の生息状況の変化をキャッチでき、さらには進化の過程にも迫っていける」(小川勝也)
■お盆の高速道路、短い渋滞が多数発生しそう(YomiuriOnLine)
高速道路各社は12日、今年のお盆前後(8月8〜18日)の渋滞予測を発表した。
30キロ以上の渋滞は昨年48回発生したが、今年の予測は半分の24回。一方、10キロ以上の渋滞は昨年実績より9回多い451回と予測した。曜日の並びの関係で昨年より通行量が分散するとみられ、渋滞の発生回数は増えるものの、長さは短くなりそうだという。
混雑のピークは、下りが10〜11日、上りが15日。最長の渋滞は、下りが10日午前6時頃、中央道藤野パーキングエリア(神奈川県)付近を先頭に40キロ。上りは11日午後5時頃、東名大和トンネル(神奈川県)付近を先頭に40キロ。
■遊泳中の事故防げ 危険7カ所に注意看板(ChunichiWeb滋賀)
昨年は県内で水難事故が相次ぎ、十年間で最も多い十二人が亡くなった。これを受け、県や県警、自治体は県内の琵琶湖岸や河川の危険箇所七カ所に看板を設置するなど、悲劇が繰り返されないよう注意喚起へ積極的に動いている。
昨年最も多かったのは遊泳中の事故。長浜市では七月、姉川河口の琵琶湖で泳いでいた会社員ら十代後半の三人が亡くなった。現場は一見すると波は穏やかだが、流れ込む川水の影響で水中は底へ引き込むように渦を巻いている。地元では遊泳には危ない場所とされていたが、注意を呼び掛ける看板や旗などはなかった。
県警地域課や県、市町による会議を経て二月、事故現場や高島市鴨川・安曇川、近江八幡市の日野川など遊泳が危険な七カ所に看板が設置された。「急な深みや流れの速くなるところがあり、遊泳は危険」と具体的に記した。
県教育委員会は六月下旬、琵琶湖を管理する県河川港湾室の依頼を受けて、県内の全ての小中学校、高校に「川や琵琶湖には流れが速く、急な深みがあり、雨が降れば増水することもある」と遊泳時の注意を促す文章を送った。
県警も水泳場の点検や防犯教室、ミニ広報紙など、さまざまな機会を通じて啓発している。(塚田真裕、中尾吟)
◆助け呼び「浮輪」差し出そう
もし子どもが川や湖で溺れたらどうしたらいいのか。彦根市のビバシティ彦根内スポーツプラザ810スイミングスクールの所長で日赤救急法や水上安全法救急員の資格を持つ亀井雄二さん(59)は「状況をしっかり判断して慌てないことが一番。飛び込むのは最後の手段」と話す。
亀井さんは、「まず助けを呼び、周囲に使える道具はないか探してほしい」と訴える。浮輪代わりになるペットボトルやビーチボールがあれば、投げる。ボールなどにしがみつくより、あおむけに抱えるほうが浮きやすいという。棒切れがあれば、水中に引き込まれないよう重心を低くして差し出す。
どうしても飛び込まなければいけない場合は衣服を脱ぐべきだという。スクールで開く親子着衣泳体験会に参加した大菅康裕さん(35)は、泳ぎに自信があったが、「服を着ていると一人でも十メートルを泳ぐのは大変」と感じたという。
溺れている子どもにしがみつかれて動きや視界が妨げられないよう背後に回るこつなどがあり、亀井さんは「一回でも着衣泳や救助法を体験すると心構えができる」と受講を勧めている。(塚田真裕)
13/07/12
■串本でカジキ釣り大会始まる 41チーム200人参加(紀伊民報AGARA)
和歌山県串本町の串本港を基地とする近海でカジキを釣る大会「第24回JGFAビルフィッシュトーナメントin串本」(同実行委員会とジャパンゲームフィッシュ協会主催)の競技が12日から始まった。競技は13日までで、11日にはキックオフパーティーも開かれ、参加者が交流した。
1990年に始まった本州最南端のカジキ釣り大会。国際ゲームフィッシュ協会(IGFA)のルールに基づき、釣り上げたカジキの重量とラインの強度によってポイントを競う。ことしは神奈川県から福岡県までの41チーム約200人が参加した。
12日は早朝、串本港内の大会本部前で安全祈願の神事が営まれ、出港届けを済ませた参加チームが出港、午前6時にフィッシングがスタートした。同日と13日の午後、本部前で検量する。本部では関連グッズを販売しており、「絆」の文字が入ったTシャツやリストバンドの売り上げは、全額を東日本大震災の被災地への義援金にするという。
期間中は、町内の飲食店など28店舗が参加チームの応援団となっている。チームの人に飲食に来てもらったり、カジキの検量の際に一緒に写真撮影をしたりする。町中には、大会の旗が至る所に立てられ、雰囲気を盛り上げている。
11日夕方には、串本漁協札場でキックオフパーティーが開かれた。
実行委員長の谷佳樹さんが「昨年は2日間で42匹という素晴らしい釣果があり盛り上がった。ことしも釣果に恵まれ、楽しい大会になると思う。皆さん頑張っていただきたい」とあいさつした。
来賓の田嶋勝正町長は「町を代表する風物詩になってきている。ますますこの大会に多くの皆さんが参加できるよう町としても一生懸命お招きしていきたい」と述べた。
全国BOL(ボートオーナー連絡会)幹事長の山口洋一さんは「皆さんの2日間の安全と大漁を心から祈っています」とエールを送った。
乾杯の後、参加者はバーベキューをしながら歓談した。地元のバンド「ブラックジャック」による演奏もあった。
13/07/11
■琵琶湖の環境保全に174万円寄付 イオンの滋賀応援基金(ChunichiWeb滋賀)
流通大手「イオン」は十日、同社が発行するカード型電子マネー「しがマザーレイクWAON(ワオン)」の年間カードの利用金額の0・1%にあたる百七十四万円を、琵琶湖の環境保全などに充てられる「マザーレイク滋賀応援基金」に寄付した。
今年で三回目。イオンの事業を担う会社「イオンリテール」東近畿カンパニーの湊博昭支社長らが同日、県庁を訪れ、「琵琶湖の保全に役立ててほしい」と述べ、北川正雄総合政策部長に目録を手渡した。
県とイオンは二〇一一年に包括連携協定を締結。「しがマザーレイクWAON」の発行は協定の一環となっている。
「しがマザーレイクWAON」のカードは、店頭などで事前にチャージ(入金)し、カードをレジのリーダーにかざすと現金がなくても入金した範囲内で買い物ができる。全国十六万一千カ所の「WAON」加盟店で使用できる。(梅田歳晴)
13/07/10
■ガソリン価格、レギュラー152.7円…前週から0.8円上昇(Responce)
資源エネルギー庁が7月10日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、7月8日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり152.7円となり、前週から0.8円上昇した。レギュラーガソリンの価格上昇は2週間ぶり。
地域別では、中部で1.5円、中国で1.2円、東北で1.0円、関東で0.9円、北海道で0.6円、近畿で0.4円、九州・沖縄で0.3円、四国で0.1円と、全国すべての地域で上昇した。
ハイオクガソリンは0.8円プラスの163.5円、軽油は0.7円プラスの132.6円だった。
e燃費(運営:イード)によると、7月10日のレギュラーガソリンの全国平均価格は146.96円/リットル、ハイオクは157.80円/リットル、軽油は122.29円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
■なるほドリ:沖島の「離島指定」って何?(毎日jp滋賀)
◇減税措置や国庫補助率でも優遇 過疎化防止対策行いやすく
なるほドリ 近江八幡市の沖島が離島指定されるって聞いたけど、「離島指定」って何なの?
記者 人口減少に歯止めをかけることが目的の「離島振興法」っていう法律があるんだ。離島として指定されると、補助金の国庫補助率が上がり、税金の減免措置などの優遇措置が得られるんだ。さらに、離島活性化交付金という総額約10億円の交付金枠から、事業によっては交付金が受けられるなど、さまざまな過疎化防止対策が行いやすくなるんだ。
Q どうしたら離島振興法の対象になるの?
A 指定を受けるためには最近10年の人口減少率が10%以上であることなどの要件を満たすことが必要なんだ。もともとは、海に囲まれた島を対象にしていたんだけど、今年4月施行の法改正で湖に浮かぶ離島も振興法の対象になったんだ。沖島は国内の湖に浮かぶ唯一の有人島で、国には2001年から振興法の対象にするよう求めてきたんだ。今回はその悲願がかなった形だよ。
Q 沖島はもともとはどんな島なの?
A 1958年のピーク時には812人が暮らしていたんだ。良質な石英斑岩(せきえいはんがん)という石材が採れ各地の堤防工事などに需要があったうえ、モロコやアユなどの漁業も盛んだったんだ。だけど高度成長期を迎えてコンクリートの使用が一般的になると、湖上輸送が必要だった島の石材は需要が激減したんだ。また、70年代の琵琶湖総合開発などで琵琶湖の環境が悪化し、赤潮被害も確認されるようになったんだ。ブラックバスなど外来魚による被害も出始めて、漁獲量も激減し、島を支えてきた経済の2本柱を失うことになったんだ。
Q 今は過疎化がどのくらい進んじゃったの?
A 人口は324人まで落ち込んでしまったんだ(5月末現在)。主要産業が衰退した上に、島内に中学校がないから若者を中心に島を離れる人が相次ぎ、人口のうち65歳以上の人が占める割合を示す「高齢化率」は約41%に上昇しているんだ。小学校の生徒もピーク時の114人から、9人になってしまったんだ。
Q これからさまざまな過疎化対策で、島民が望む島の姿を取り戻せるといいね。
A 島内には病院がなく、今は週に1回島外の医師が巡回に訪れている状態なんだ。いつでも受診できる診療所の設置や災害時の避難場所確保を求める声は切実だ。近江八幡市も、まずは住民が安心して過ごせるような対策に補助金を活用したい考えのようだよ。<回答・村松洋(大津支局)>
■遠泳:“完泳”目指し懸命に 本庄小児童が琵琶湖で−−高島(毎日jp滋賀)
湖国の子どもは琵琶湖で泳ごう−−。高島市立本庄小学校の4〜6年生計50人が7日、同市の横江浜で恒例の琵琶湖“遠泳”に挑んだ。泳力に合わせて100メートル、250メートル、500メートル、1キロを教師らに付き添われながら、全員が泳ぎ切った。
同小は安曇川河口近くにあり、琵琶湖で泳ぐ授業は16年目。山本惠子校長は「学校のプールで4年生は14時間、5年生は8時間、6年生は9時間の授業を積んだ」と話し、児童を激励した。
“遠泳”は横江浜に沿った250メートルコースの往復。沖合約20メートルで、大人でも湖底には足が届かない。教師らは高い脚立をコースに立てて見守ったほか、児童のすぐ横を一緒に泳いだ。水温は26・5度だったがやや波が立ち、児童は頭を浮き沈みさせながら懸命に平泳ぎを続けた。
1キロを泳いだ6年の駒井美咲さんは「去年は500メートルだった。うれしい」と笑顔を見せ、大岡尋(じん)君も「波がきつかったけど僕も去年の2倍、1キロ」と得意げだった。1〜3年生53人は、波打ち際で水遊びなどをした後、上級生に声援を送っていた。【塚原和俊】
13/07/09
■何匹釣れる?外来魚 夏休みに県が環境イベント(ChunichiWeb滋賀)
琵琶湖の生態系に影響を及ぼす外来魚の問題について子どもたちに理解を深めてもらおうと、県は夏休み期間中に琵琶湖で釣り上げた外来魚の数を競うイベント「びわこルールキッズ」に参加する小中学生を募集している。先着千人を県内外から募る。
二十日から八月三十一日までの間に琵琶湖で釣った外来魚の数を記録して参加者が報告する形で実施する。参加登録を申し込むと、ルールブックや報告書、帽子が配布される。釣果に写真を付けた報告書を主催者へ提出する。釣った外来魚は、湖岸に設置された七十一カ所の回収ボックスや二十九カ所の生けすに入れてもらう。
個人、家族、団体の三部門があり、参加登録は二十日以降でも可能。昨年は計七百四十一人が参加。県外からは淀川流域の京都、大阪、兵庫を中心に二百六十三人が参加した。部門ごとに釣り上げた外来魚の数によって表彰がある。
この取り組みは、釣り上げたブラックバスやブルーギルなどの外来魚を琵琶湖に戻さないという「びわこルール」を、子どもたちに学んでもらうことを目的に、二〇〇八年から始まった。県の担当者は「フナやモロコの固有種を食べる外来魚が多い琵琶湖の環境問題を、釣りを通じて認識してほしい」と参加を呼び掛けている。
初日の二十日午前九時からは、大津市の浜大津アーカス前で「外来魚駆除釣り大会」が開かれる。その場でルールキッズの登録会も開かれ、釣りざおの無料貸し出しもある。大会参加には餌代として百円が必要。問い合わせや登録申し込みは県の琵琶湖レジャー対策室=電077(528)3485=へ。(堀尾法道)
■ふなずしに縫い針混入 千葉の事件を模倣か 滋賀(asahi.com滋賀)
8日午後2時半ごろ、大津市の大型量販店の川魚専門店から「陳列していたふなずしを切り分けようとしたら針が入っていた」と大津署に届け出があった。同署は偽計業務妨害の疑いで調べている。
署によると、真空パック入りのふなずしの頭から長さ約4センチの縫い針がさし込まれてあったという。署は、千葉県などで相次ぐ針混入事件の模倣犯の可能性もあるとみている。
■気温ぐんぐん大津で猛暑日(YomiuriOnLine滋賀)
◇東近江は2日連続
近畿地方が梅雨明けした8日、県内も太平洋高気圧に覆われて気温が上昇。彦根地方気象台によると、大津市で36度(平年29・4度)と初の猛暑日、東近江市でも36度(同29・1度)と2日連続の猛暑日となるなど、観測地点の9か所中7か所で今年最高の暑さとなった。
午後2時過ぎに34・3度に達した彦根市では、環境省の名水百選に選ばれている湧水「十王村の水」(西今町)に、涼を求めて多くの市民らが水をくみに訪れた。くみ上げた容器の外側が結露するほどの冷たさで、近くの主婦、前川浩子さん(42)は「夏は2日に1回くみに来る。この水でご飯をたくと甘みが違います」と話していた。
13/07/08
■大津SAのカレーが120円に−名神開通50周年で限定提供(びわ湖大津経済新聞)
大津サービスエリア(以下、SA。大津市朝日が丘2)のレストラン(上下線とも)で7月13日〜16日、現在(7月31日まで)550円で提供している「復刻!カレーライス」を各日先着100食限定で、名神高速道路開通50周年を記念して50年前と同じ120円で提供する。
1963(昭和38)年7月16日、名神高速道路に全国で初めて建設された同SA。同メニューは今年だけの限定企画で、1日20食〜30食は出ているという。懐かしい味のカレーながら、「上質なスジ肉がジューシーな深みを与えている」という。
4月18日にリニューアルオープンした同サービスエリア下り線「パヴァリエびわ湖大津」レストラン支配人の小藪香さんは「50年のご愛顧に感謝して120円で提供する。食器もレトロなアルミの大皿を用意した。他のカレーメニューとは違うルーを使い、スパイスを加えて当時の味を再現したすっきりとした辛めのカレー。50周年の今だけしか味わえない」と利用を呼び掛ける。
レストランの営業時間は上下線とも10時〜21時。
■東京都心34・2度、九州から東海は梅雨明け(YomiuriOnLine)
気象庁は8日午前、九州、四国、中国、近畿、東海の各地方がそれぞれ梅雨明けしたとみられる、と発表した。
平年に比べて中国と近畿、東海が13日、四国は10日、九州北部は11日、九州南部は6日早く、特に近畿は1951年の統計開始以来、3番目の早い梅雨明けとなった。
この日も太平洋高気圧に覆われて関東以西の各地で気温が上がり、正午までに奈良県上北山村で36・2度、東京都心で34・2度などを観測した。同庁は東日本や西日本を中心に高温注意情報を出し、熱中症への注意を呼びかけている。
■湖国で今年初の猛暑日 炎天下でドラゴンカヌー大会(京都新聞電子版)
滋賀県内は7日、高気圧に覆われて気温が上昇し、東近江市で最高気温35・6度、彦根市で35度と、今年初めての猛暑日となった。大津市でも34・2度を記録した。
東近江市の伊庭内湖では若者向けドラゴンカヌー大会が開催され、炎天下の選手たちは汗をぬぐいながら激しいレースを繰り広げた。水で濡らしたタオルで顔を冷やしたり、水をかけ合って暑さを和らげる姿も見られた。
彦根地方気象台によると、今後1週間も30度を超える暑い日が続くという。
■滋賀県内2カ所で猛暑日 東近江は35.6度(asahi.com滋賀)
県内は7日、東近江市で午後2時前、近畿地方で最も高い35・6度を記録し、今年初の猛暑日となった。彦根市でも35度に達し、県内9観測所のうち8カ所で今年最高を観測。サッカーをしていた中学生や高齢者ら19人が熱中症で搬送された。いずれも軽症という。
彦根地方気象台によると、大津市34・2度、長浜市33・6度、甲賀市土山33・4度など。各消防本部のまとめでは、東近江市市子川原町の中学校でサッカーの試合中、男子中学生(13)が意識がもうろうとなったほか、草津市内の小学校では野球の練習をしていた男児(10)が体調不良を訴えた。県内は8日も気温が34度まで上がる予報で、気象台は水分補給など熱中症予防を呼びかけている。
13/07/07
■東京都心で初の猛暑日 三重・尾鷲で37度(47NEWS)
熱中症予防を呼び掛けるイベントで展示された氷柱に触れ、冷たさに喜ぶ女性たち=7日午後、東京・渋谷駅前
日本列島は7日、太平洋側の晴れた地点を中心に気温が上昇し、三重県尾鷲市で37・0度を記録した。東京都心(大手町)でも今年初めて35度以上の猛暑日となる35・4度を観測。関東甲信、東海、九州の各地で猛暑日となった。
気象庁は、北海道、関東甲信、東海、近畿などの一部に高温注意情報を発表。熱中症への注意を呼び掛けた。鳥取県のマラソン大会では、男女9人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれた。
気象庁によると、気温が高かった主な地点は茨城県笠間市36・2度、岐阜県多治見市36・1度、埼玉県越谷市35・9度、滋賀県東近江市35・6度など。
■地引き網体験会:声合わせ一気に 130人、昔ながらの地引き網漁楽しむ−−近江八幡(毎日jp滋賀)
琵琶湖にすむ魚を調べ、水辺の景観や水質保全の大切さを学ぼうと近江八幡市沖島町の宮ヶ浜で6日、地引き網体験会が開かれた。市内外の約30組130人の親子が昔ながらの地引き網漁を楽しんだ。
同市の琵琶湖お魚探検隊(丹波喜徳代表)が水と緑の市民環境会議とともに開催。今年で6回目。沖島漁協の組合員が小舟で沖合約150メートルに張った地引き網を、子どもたちが掛け声に合わせ手繰り寄せると、ブルーギルやブラックバスなどとともにアユやコイなど多くの魚がかかった。
漁の後、お魚探検隊員が捕れた魚の見分け方を説明。9割以上が外来魚だったが、60センチ以上のコイや琵琶湖固有種のアユやモロコもかかり、子どもたちはお魚探検隊員の話を興味深く聞いた。東近江市上南町の市立蒲生西小1年、大島さくらさん(7)は「綱が重かったが網の中にお魚さんがたくさん捕れて楽しかった」と話していた。【斎藤和夫】
■真夏日:県内全観測地で 大津32.4度 熱中症疑い6人搬送(毎日jp滋賀)
太平洋高気圧が梅雨前線を北に押し上げている影響で蒸し暑い日が続く県内は6日、気象台の5カ所の観測地で今年最高の暑さを記録。全観測地9カ所で最高気温が30度以上となる真夏日となった。
彦根気象台によると、東近江(34・2度)▽彦根(33・6度)▽長浜(32・7度)▽今津(32・3度)▽信楽(32・2度)で最高気温を観測。大津市は32・4度だった。県内各消防局などによると、6人が熱中症の疑いで搬送されたが、いずれも大事には至らなかったという。
この日、大津市におの浜4、大津プリンスホテルのプールがオープン。早速、家族連れらが水しぶきを上げて楽しんだ。バーベキューレストラン「レイクサイドガーデン」も営業中。いずれも9月8日まで。問い合わせは、同ホテル(077・521・1111)へ。【田中将隆
■滋賀・東近江で34.2度 6人が熱中症で搬送(asahi.com滋賀)
県内各地は6日、厳しい暑さに見舞われた。彦根地方気象台によると、高島市今津町、長浜市、彦根市などの5観測所で気温が今年最高となり、東近江市では午後1時35分ごろに34・2度を記録。同気象台は午前11時に「高温注意情報」を発表し、熱中症に注意するよう呼びかけた。
各消防本部によると、彦根市では午後1時ごろ、公園でラクロスをしていた18歳の女性が病院に搬送されたほか、午後1時半ごろには10代男性が路上で倒れていると通行人が119番通報。甲賀市信楽町ではゴルフをしていた60代男性が気分が悪くなるなど、県内で計6人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。いずれも軽症という。
13/07/05
■ワタカ:「大きく育って」 彦根、米原の小学生が稚魚放流(毎日jp滋賀)
彦根市の彦根旧港湾でこのほど、水草を除去するため彦根市立城北小5年40人と、米原市立伊吹小4年13人ら4校の児童が水草を食べるコイ科の琵琶湖固有種、ワタカの稚魚約3000匹を放流した。
旧港湾は幅25〜30メートルの運河が約1・5キロ続き、琵琶湖に注ぐ。かつては琵琶湖巡りの観光船が発着したが、新彦根港の完成で不用になり、一面に外来種のオオカナダモなどが繁殖。県や彦根市が定期的に刈り取っている。
児童は、琵琶湖学習の一環で放流した。琵琶湖栽培漁業センター(草津市)から運ばれた体長5〜6センチの稚魚を二十数匹ずつ入れたバケツを受け取った児童は、「水草をたくさん食べてね」と声を掛けながら放流した。30センチほどに成長するといい、城北小の溝尾将弘君と松井亮哉君は「初めてワタカを放流したので楽しかった。早く大きくなって水草を食べてほしい」と稚魚を見送っていた。【松井圀夫】
13/07/04
■滋賀県草津市で琵琶湖を一望できる熱気球フライトを実施。夜間フライトも(マイナビニュース)
滋賀県草津市では7月26日〜8月4日まで、熱気球のフライト(係留)が行われる。
地上にもハスの大群生などの見どころが
熱気級は地上(車)にロープでつながれており、上空20〜30mくらいの高さまで上がった後、数分で降りてくる。早朝の清々しい時間に、琵琶湖湖面に広がる大パノラマが楽しめる。会場周辺には、国内最大級のハスの大群生や水生植物公園みずの森、琵琶湖博物館などもあり、観光も一緒に楽しむこともできる。
7月27日と8月3日には夜間フライトも実施。熱気球のバーナーから出る炎がランタンのようにきらめき、琵琶湖対岸の夜景を望むロマンチックなひとときが味わえる。
場所は、滋賀県草津市烏丸半島 滋賀県立琵琶湖博物館前広場で、時間は午前6時〜午前9時(7月27日と8月3日のみ、午後6時〜午後8時も開催)。搭乗時間は5分程度を予定している。搭乗料金は、大人(中学生以上)2,500円、子ども(小学生:保護者の同乗が必要)1,800円、未就学児(保護者の同乗が必要)は無料となっている。申し込み方法などの詳細は、同イベントWebサイトで確認できる。
■オオクチバス:放流、県が引き続き容認 河口湖などの漁協、漁業権更新へ(毎日jp山梨)
河口湖などの漁協が持つブラックバスの一種「オオクチバス」の漁業権更新を巡り、県は3日、放流を引き続き認める方針を明らかにした。同日の有識者らによる「内水面漁業管理委員会」で方針を提示。31日の次回委員会で決定を目指す。
オオクチバスは生態系に悪影響を及ぼすとして外来生物法(2005年施行)で放流が禁じられている。しかし、県内の河口湖、山中湖、西湖では法施行前から各漁協が漁業権を持ち、引き続き放流が認められていた。漁業権は10年に1度更新され、今年末に更新期限を控え、対応が注目されていた。
県は委員会で、オオクチバス目的の釣り客が多く、漁協の経営安定や観光振興に寄与し、自治体も継続を望んでいることなどを挙げ、放流を認める方針を提示。一部委員からは生態系保護の観点から反対意見も出た。【屋代尚則】
■ブラックバスの漁業権継続を諮問 山梨県、管理委に(asahi.com)
山梨県の河口湖、山中湖、西湖の各漁協が持つブラックバス(オオクチバス)の漁業権をめぐり、県は3日、3湖の漁業権を来年以降も継続する計画案を県内水面漁場管理委員会に諮問した。ブラックバスは生態系に影響を及ぼす特定外来生物だが、県は「漁協の経営安定や地域振興に寄与している」と説明した。
3湖でのブラックバスの漁業権は1989〜94年に認められ、2005年施行の外来生物法でバスの放流が禁じられた後も「特例」として許可されてきた。来年1月の免許更新期を前に、地元漁協や自治体が継続を求め、日本魚類学会やNPOなどが反対していた。
県は3日、免許の内容にあたる今後10年間の漁場計画案を委員会に諮問。「本来は好ましくない」としつつも「漁業権は財産権。免許をなくすには漁協側から『必要ない』と言ってもらうことが重要だ」とした。
13/07/03
■ガソリン価格、レギュラー151.9円…3週ぶりに下落(Responce)
資源エネルギー庁が7月3日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、7月1日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり151.9円となり、前週から0.1円下落した。レギュラーガソリンの価格下落は3週間ぶり。
地域別では、四国と近畿で0.2円、関東と中国、中部で0.1円下落、北海道は0.1円上昇。九州・沖縄と東北は横ばいだった。
ハイオクガソリンは162.7円、軽油は131.9円でともに0.1円下落した。
e燃費(運営:イード)によると、7月3日のレギュラーガソリンの全国平均価格は143.75円/リットル、ハイオクは154.39円/リットル、軽油は122.08円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
■外来ナマズ:琵琶湖や瀬田川で捕獲相次ぐ 県が繁殖危惧「処分を」(毎日jp滋賀)
特定外来生物に指定されているチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)が5〜6月、琵琶湖や瀬田川洗堰(あらいぜき)下流(大津市)で相次いで捕獲された。幼魚が含まれ、繁殖が進んでいる恐れもあり、県は「異常事態」と警戒を強めている。
北米原産で体長1メートルを超える。口ひげが8本あり、背びれや胸びれに鋭いトゲを持つ。霞ケ浦(茨城県)で大繁殖し、エビや魚類に深刻な被害をもたらした。外来生物法に基づき、飼育、運搬、放流は原則として禁じられている。
県水産課によると、琵琶湖では2001年に初めて捕獲。10年までの捕獲数は計8匹だったが、昨年から急増し、今年は5月26日から6月19日までに、雄琴沖など7カ所で計14匹を捕まえた。全長10センチ程度の幼魚も含まれ、繁殖による増加や生息域の拡大が懸念されるという。
同課は「漁業や生物相に取り返しのつかない悪影響を及ぼす危険がある。釣ったら処分してほしい」と呼びかけている。【千葉紀和】
■環境学習船「うみのこ」就航30年 8月に記念航海、参加募る(京都新聞電子版)
滋賀県の環境学習船「うみのこ」が今年で就航30周年を迎え、県と県教委は8月4、19両日に記念航海を実施する。7月4日まで一般参加者を募集している。
うみのこは、1983年7月に就航し、県内外の児童を対象とした宿泊体験型の船上環境学習事業「びわ湖フローティングスクール」を展開している。これまでの乗船者は47万人に上る。
4日には大津港で記念式典を開く。就航当初の乗船者が当時の体験や思い出を披露し、川嶋宗継滋賀大名誉教授が講演する。就航から30年の歩みを振り返る写真展も行う。
記念航海は一般参加者を乗せて南湖をめぐる。4日午前と19日午前、午後の計3回で、定員は各150人。
うみのこは、老朽化が進んでいるため、県と県教委は早ければ2016年度の新造を予定している。総工費は約30億円で、県教委の基金に企業の寄付金など7億円を積み立てている。新造船は、だれもが使いやすいデザインの採用やエンジンの環境負荷低減などを検討している。
嘉田由紀子知事は「湖上での環境学習は国際的にもかなりユニークな取り組み。今後も継続するため、新造計画に責任を持ってあたりたい」と話し、寄付を呼びかけている。
記念航海は往復はがきで申し込む。応募多数の場合は抽せん。概要はびわ湖フローティングスクールのホームページで。同スクールTEL077(524)8225。
13/07/02
■大津市が真野浜水泳場の経営撤退へ(ChunichiWeb滋賀)
大津市は本年度限りで市営の真野浜水泳場の経営から撤退する方針を固めた。市観光振興課などへの取材で分かった。
同課によると、市内にはほかに、いずれも旧志賀町の水泳場十カ所があるが、すべて地元住民らでつくる団体による民営。真野浜もこれに合わせる形で民営化する。
来年度以降は、現在、管理業務を受託している地元住民や観光関係者でつくる真野浜水泳協会が中心となって運営に当たる。市営の現在は、水泳場の監視員の人件費や漂着物の清掃などに年三百五十万円を支出している。民営化で市はこの予算を削るが、水泳協会の担当者は「市営を続けることが無理ならせめて清掃の補助金だけでも出してほしい」と訴えている。
市は、水質悪化のため柳が崎など複数の市営水泳場を廃止したのに代え、一九九〇年に民営だった真野浜水泳場を市営化した。昨年は二万三千人が来場した。(山内晴信)
■水辺に歓声響く季節〜浜開き(YomiuriOnLine滋賀)
梅雨の晴れ間が広がった1日、県内各地で好天に恵まれ、彦根地方気象台の観測では彦根市で30・2度の真夏日を記録。真野浜水泳場(大津市)など琵琶湖岸の各地の水泳場で浜開きがあり、子供らが水しぶきや歓声を上げて楽しんだ。
真野浜水泳場では、近くのわかば保育園と麗湖こども園の園児約100人が、元気よく湖に繰り出した。まぶしい日差しの下、水中に隠された小さなボールを探す遊びをしたり、水をかけあったりして、初泳ぎを満喫していた。
同水泳場は、9月1日まで開設。午前9時〜午後5時。無料。問い合わせは大津市観光振興課(077・528・2756)。
■「びわ湖の日」観光大使の西川さんが清掃活動 滋賀(msn産経ニュース)
「びわ湖の日」の1日、琵琶湖岸全域で恒例の清掃活動が行われた。守山市木浜町の木浜漁港周辺での活動には、滋賀ふるさと観光大使を務める県出身の歌手、西川貴教さんが嘉田由紀子知事とともに参加し、作業に当たった。
同漁港では、漁業者らが漁船に乗って湖岸で拾い集めた空き缶やペットボトルなどのごみを西川さんらが陸揚げ。西川さんは「京都の知人は『びわ湖の日』を知らなかった。県外の人たちにももっとPRしたい」と話していた。
清掃活動は県漁連が主催。この日は約3500人が参加し、合わせて4トントラック47台分のごみが回収された。
■「びわ湖の日」催し多彩 滋賀(asahi.com滋賀)
「びわ湖の日」の1日、県内各地では琵琶湖に親しんでもらおうと様々なイベントが企画された。
守山市木浜町の木浜漁港では1日、滋賀ふるさと観光大使を務める県内出身のミュージシャン、西川貴教さん(42)が嘉田由紀子知事と「びわ湖をきれいにする運動」に参加した。
県漁協組合連合会が、琵琶湖の環境改善を目的に主催して、今年で43回目。約3500人が参加し、沿岸に捨てられた生活ゴミや廃材など計約188トンを漁船などを使って回収した。2008年の観光大使就任以来、ほぼ毎年参加している西川さんは「地域のことを考えるすばらしいきっかけになっている。琵琶湖の水の大切さを一人でも多くの人に訴えたい」と話した。
大津市立瀬田北中学校では、琵琶湖博物館(草津市)の移動博物館が開かれ、嘉田由紀子知事が琵琶湖の魅力を生徒に語った。
嘉田知事は同博物館の元学芸員で、近江大橋近くで深夜にビワコオオナマズの産卵を観察したときの思い出などに触れながら、琵琶湖の歴史などを紹介。「琵琶湖は研究すると本当に奥深い」と話した。
生徒から「知事にとって琵琶湖とは何ですか」と質問されると、嘉田知事は「恋人みたいなもの。少しでも傷ついてほしくないし、元気なまま次の世代に渡したい」と話した。生徒会長の谷口浩基さん(14)は「水を飲むときに水の源のことを思うという知事の言葉が印象に残った。県民にとって大切な琵琶湖を守りたい」と話した。
13/07/01
■琵琶湖レジャーシーズン幕開け 滋賀県各地で浜開き(京都新聞電子版)
大津市内の11カ所の水泳場など滋賀県内各地で1日、浜開きが行われ、本格的な夏を前に琵琶湖のレジャーシーズンが幕開けした。同市真野5丁目の真野浜水泳場では開設式が開かれ、保育園児らが初泳ぎを楽しんだ。
安全祈願祭に続く開設式で、真野浜水泳協会の細川源太郎会長が「事故のない安全快適な水泳場として今年も運営していきたい」とあいさつ。近くのわかば保育園と同市花園町の麗湖こども園の園児106人が、水着姿で琵琶湖に入り、水を掛け合ったり、「気持ちいい」「水がちょっと冷たい」と言いながら、水遊びを楽しんだ。
同水泳場は、約400メートルにわたって遠浅の砂浜が続き、県内各地や京都から家族連れらが訪れる。1990年以来市内で唯一、市営水泳場として開設されていたが、市が今年限りで運営から撤退する方針を示している。
近江舞子中浜(同市南小松)でも、旧志賀町内の10水泳場合同の浜開きが開かれた。