琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2018/04)

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18/04/29

■「こどもの日」に全国82の航路で小学生の乗船運賃が無料に GWの予定に検討してみては(SANSPO.COM)http://www.sanspo.com/etc/news/20180429/amk18042905000001-n1.html
 4月29日 本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋が今月、開通20周年を迎えた。全長約4キロ。2本の主塔間の長さ1991メートルは現在も世界一。眺めたり通過した人は多いだろうが、釣り人の目はまた違う。真下から見上げる高さ300メートルの主塔や、同65メートルの橋桁はまさに壮観。明石海峡の潮流の速さに難工事を実感するし、急流と豊富なエサが育んだ天下の「明石鯛」のうまさといったら。
 釣りをしなくても、日常を離れてリフレッシュするのに船はうってつけだ。潮の香り、頬に感じる風、陸から見るのとは逆の、沖からの眺め。山頂から自分の住む街を見下ろすように、物事をタテから見たり、ヨコから見たり、遠く離れて見たりすることで生まれる発見がそこにはある。
 一般社団法人日本旅客船協会では、5月5日の「こどもの日」に、フェリーや観光船など全国82の航路で小学生の運賃を無料にする。子供たちにもっと海に親しんでもらいたいと、2013年から5月5日と7月21日の「海の日」に実施しているキャンペーンで、今回が第11回。全国30都道府県の65事業者が名を連ねる。
 特に瀬戸内海の小豆島へは、岡山と高松からの4航路が参加。岡山市の新岡山港と小豆島の土庄港を結ぶ両備フェリーでは、抽選で一日船長を任命したり、操舵室見学、カモメのエサやりなどのイベントがある。
 淡水では最上川や霞ヶ浦、河口湖、本栖湖、琵琶湖の遊覧船。海はお台場や羽田沖、小樽港、横浜港、神戸港、博多湾、長崎の五島列島、関門海峡の巌流島へ渡る船など、小学生が無料になる航路は北海道から九州まで各地にある。GW終盤に行くところを探している親御さんに、検討をおすすめしたい。 (親谷誠司)

18/04/28

■選挙 6月の知事選、三日月氏を推薦 連合滋賀が決定(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20180428/ddl/k25/010/545000c
 連合滋賀は27日、大津市内で執行委員会を開き、6月の知事選で再選を目指す現職の三日月大造氏(46)の推薦を決めた。政策協定を結んだ後、連合本部が正式に推薦を決定する。連合は前回2014年の知事選も三日月氏を推薦した。
 知事選には、元滋賀大副学長の近藤学氏(68)が無所属で立候補を表明している。【北出昭】

■琵琶湖パールの輝き再び 県が「淡水真珠振興計画」策定(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0026207
=経営安定や生産性・品質の向上 年間生産目標、倍増の50キロ=
 【県】 県はこのほど、国内外でかつて人気を博した琵琶湖産淡水真珠の養殖再興を図る「県淡水真珠振興計画」を策定した。計画期間は2018年度から20年度までの3年間で、淡水真珠の生産目標を現状(16年度)の年間28キロに対して20年度には50キロを目指している。
 県内の真珠養殖産業は、1930年(昭和5)の養殖成功から始まり、最盛期の60年代半ばから70年代半ばにかけては生産量が年間6000キロを超え、国内はもとより、中東、アジア、ヨーロッパでも人気を博した。
 しかし、1985年以降、琵琶湖の環境変化などで母貝(イケチョウガイ)の成長不良が生じ、さらに外国産真珠の市場参入による競争激化も加わり、県内の真珠産業の存続が危ぶまれるようになった。
 近年では、県と関係者が連携して、母貝の大敵である大量繁茂した水草の刈り取りなどに努めた結果、生産の底を打った2012年の年間11キロから16年は28キロまでに回復した。
 県淡水真珠振興計画の内容は、(1)真珠生産者の経営安定、(2)生産性と品質の向上促進、(3)漁場の調査等状況の把握、(4)漁場の維持または改善、(5)加工および流通の高度化、(6)研究開発の推進を実施する一方、需要を促す施策として品質と魅力のPRや展示会などの開催支援、生産体験などを盛り込んだ。
 なお、同計画の主な内容は次の通り。
 ▽真珠生産者の経営安定=業者の組織化による技術的・商業的情報共有、協業化によるコスト低減と品質向上。
 ▽生産性と品質の向上促進=真珠母貝の安定供給、漁場の効率的利用、生産者と販売者が連携した品質向上。
 ▽漁場の調査等状況の把握=漁場環境のモニタリング。
 ▽漁場の維持または改善=水草の異常繁茂の防止(水草除去など)。
 ▽加工および流通の高度化=認知度の向上とブランドの確立、産地情報の収集と表示、商標の選定と活用。
 ▽研究開発の推進等=品質の高い母貝の生産にかかる技術開発。
▽ 人材の育成及び確保=新規就業者の確保と指導者への支援。

18/04/27

■シェアサイクル 気軽に観光、自転車で巡ろう 66カ所拠点、きょうからスタート 大津(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20180427/ddl/k25/040/515000c
 自転車をカーシェアリングのように共同利用する「シェアサイクル」が27日から、大津市内でスタートする。自転車を置く拠点「サイクルポート」が国内最大規模の66カ所に設置され、自転車も400台導入。市内のちょっとした移動で気軽に使えることから、市民や観光客の足が大きく変わる可能性に、市も期待を寄せている。
 「一カ所だけではなく、いろいろな場所を巡ることができ、まちの活性化につながる」。26日に大津市内で開かれた記者会見で、越直美市長が強調した。市は、世界最大級のシェアサイクル事業を展開する中国発の企業「OFO(オフォ) JAPAN」(東京)などと連携。同社の日本での事例は和歌山市、北九州市に続き3例目で、昨年11月に東京都渋谷区で開かれた「シェアサミット2017」をきっかけに、プロジェクトが始動した。
 利用するには、無料の専用アプリをインストール。メールアドレスと電話番号、クレジットカード番号などを登録し、アカウントを作成する。利用時にはアプリでポートと自転車を検索した後、アプリを自転車のQRコードにかざすと、ロックが自動で解除され、使用可能になる。
 利用後は自転車をポートに止め、手動でロックをかける。どのポートでも貸し借りが可能なため、返すために借りたポートまで戻る必要はない。ポートの位置や自転車の台数はアプリで確認できる。
 利用プランは(1)30分100円(2)24時間以内なら何回でも利用可能な1日パス500円(3)パス購入日と購入の翌日から30日以内なら何回でも利用可能な月額パス2500円−−の3種類。自宅などポート以外の場所でも、鍵をかけておけば一時的に駐輪することもできる。自転車は三段ギアやパンクをしないタイヤを採用し、誰もが使いやすくした。
 この日、自転車と同じ黄色のカーディガンで会見に臨んだ越市長は試乗後、「すごく乗りやすかった。見た目もかわいいので、多くの方に乗っていただきたい」とPRした。利用開始は27日午前10時から。市内でアプリを開くと、5回分の利用が無料になるクーポンをアプリ内で入手できるキャンペーンを1カ月間実施する。【諸隈美紗稀】

■立憲民主、いずれの候補も支援せず 滋賀県知事選(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180427000182
 立憲民主党の滋賀県連の設立を目指す準備会は27日、滋賀県庁で会見を行い、県知事選(6月7日告示、24日投開票)で、準備会としていずれの候補者も支援しない方針を明らかにした。県連の設立は6月末から7月にずれ込むとし、5月20日に枝野幸男党代表による講演会を開き、県民への浸透を目指す。
 準備会は今月19日に発足。笠原吉孝・元県医師会長を代表とし、10人程度でスタートしたという。
 知事選への対応について、事務局長に就いた山田実・元県議は「組織はまだ立ち上がっておらず、党や会として動くことにはならない」とし、同時実施される県議補選への対応も未定と説明した。
 県連の設立時期は、当初3月末を目指したが、準備に時間がかかっているという。山田事務局長は「来年の統一地方選、参院選は極めて重要。地方選は候補者擁立に向け、最大限の取り組みをしたい」と述べた。
 枝野代表の講演会は午後6時から、近江八幡市鷹飼町南のアクティ近江八幡で開く。立民結党後、滋賀では初めての講演で、結党の背景や今後の展望などについて語る。参加無料。申し込み不要。

■共産は近藤氏推薦 滋賀県知事選(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180427000237
 滋賀県知事選で共産党県委員会は27日、無所属で立候補表明している滋賀大元副学長の近藤学氏(68)を推薦することを決めた。
 近藤氏が「滋賀・九条の会」事務局長として護憲運動に携わってきたことを踏まえ、憲法9条改正反対を訴える候補として適任と判断した。2024年滋賀国体の施設整備費の削減や、大戸川ダムの建設反対の主張も一致する、とした。

■連合滋賀、三日月氏を推薦へ 滋賀県知事選(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180427000180
 連合滋賀は27日、滋賀県知事選に無所属で立候補を表明している現職の三日月大造氏(46)を、前回に引き続き推薦することを決めた。推薦依頼を受け、労組出身であることや1期目の実績を評価した。
 大津市内で開いた執行委員会で承認した。今後、協定書などを交わし連合本部に申請する。

■「フローティングスクール」開始延期(びわ湖大津経済新聞)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0026196
=県教委=
 【県】 県教委は、今年度の「びわ湖フローティングスクール児童学習航海」の開始日を6月4日に延期する。
 学習船「うみのこ」の新船建造は、16年から進められてきたが、電装や内装の工事が遅れたため、5月9日の予定だった今年度の航海開始日を延期することを4月6日に決定し、同日中に各市町の教育担当者へ伝達した。
 5月からの航海予定だった7市町の27校と県立校1校が6月以降の予備日に変更となり、約1500人の児童に影響が出る。
 各市町からは「子どもたちが楽しみにしていたのに残念」などと声が上がり、青木洋教育長は「児童や保護者には申し訳ない。航海の安全を第一に考え、今後の調整を進めていく」と語った。

■ツチノコに沸いたあの頃(YomiuriOnLine奈良)http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20180427-OYTNT50119.html?from=ycont_top_photo
◇下北山で30年懐古展
 30年前、蛇に似た幻の動物「ツチノコ」を捜索するため全国からファンが訪れた下北山村で、「ツチノコ探検30年懐古展」が開かれている。村でのブームをつくった地域おこしグループ「ツチノコ共和国」が主催。「あの頃を振り返り、今後の村づくりの参考にしたい」という。(熱田純一)
 大勢が居並んだ「探検隊」や記者会見の写真、捜索の様子を取り上げた新聞や週刊誌のスクラップなど、約80点を紹介。「総勢230人ツチノコ大騒動」「ロマン求めてどっと」などの見出しが、当時の記事に躍る。配られた「手配書」も展示。懸賞金は「生け捕り100万円……写真10万円」とある。
 展示を見た村職員の水本昌志さん(28)は「すごい熱気。当時、村づくりに懸けた人たちの熱い思いも伝わる」と感心した。
     ◇
 村でのブームは1987年、ツチノコを見たという証言が村民から相次いだのがきっかけ。大阪からUターンして村議を務めていた野崎和生さん(71)は、「過疎の村を有名にするチャンス」と、ツチノコ共和国の前身となる「下北山野生生物研究会」を発足させた。
 村はツチノコ発見に対して賞金をかけ、88〜90年に5回にわたり、捜索イベントが行われた。新聞やテレビでも紹介され、全国から大勢のファンが集まった。
 初回の88年4月の捜索では、募集定員の倍の100人が全国から集まり、村民ら50人も加わって、竹の棒や網を持ってやぶや山中を探し回った。研究会のメンバーらは、イベント企画、宿泊や食事の用意などに奔走。ツチノコの木彫りの置物や土鈴、バッジ、Tシャツなどのグッズも作った。89年4月、村を独立国に見立ててグループ名がツチノコ共和国に改められた。活動に賛同した「共和国国民」は、全国で約2000人を数えたという。
 結局、発見には至らず、数年でブームは去った。共和国はその後も地域おこし活動を続け、ホタル観賞会なども開いてきたが、ここ十数年は休止状態となっているという。過疎化に歯止めはかからず、村の人口は30年間で半減し約800人になった。
 野崎さんは「インターネットが普及していなかった時代に、あれだけのブームになったのは、すごいことで、古里を見直すきっかけにもなった。村おこしは、夢やロマンを語ることから始まる」と振り返る。同時に、「村おこしとして息長く続ける難しさも思い知った。人口流出を止めるのは容易なことではない」とつぶやいた。
     ◇
 懐古展は、下北山村上池原の下北山温泉きなり館で、5月7日まで。無料。7日午後3時からは、下北山スポーツ公園内の研修室で、当時、村で取材した新聞記者や村職員だった南正文村長らのシンポジウムを、ツチノコ共和国が開く。
 野崎さん宅の「ツチノコ共和国王宮」と名付けた離れでは、当時のグッズや記録などを見ることができる。問い合わせは野崎さん(090・4767・3270)。
     ◇
ツチノコ 胴の太い蛇に似ているとされる未確認生物。江戸時代の書物に似た生物が描かれた。1970年代、漫画に登場し、各地で捜索されるなど大ブームとなり、80年代後半には下北山村のほか岐阜県東白川村でも目撃情報があり、再びブームに沸いた。いまだ確たる発見例はなく、獲物をのみこんだ蛇や外来種のトカゲなどを誤認したとする説がある。東白川村では捜索イベントが毎年の恒例となり、今年も5月3日に開催される。

18/04/26

■放流補助金水増しの疑い 和歌山南漁協(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=351019&p=more
 和歌山南漁協(本所・和歌山県田辺市)が実際とは異なる申請をし、白浜町から補助金や助成金を多く受けていた可能性があるとして、漁協が内部調査を始めることが分かった。町もこの疑いを把握しており、漁協に事実関係の報告を求めている。
 漁協の幹部は25日、紀伊民報の取材に、調査を始める方針を明らかにした。「できるだけスピーディーに調べたい」などと語り、弁護士に協力を求める意向を示した。
 不正受給の可能性があるのは、町の「水産増殖事業補助金」と「漁業振興助成金」。紀伊民報が町から開示を受けた資料などによると、町は漁協の白浜、日置両支所に対し、2011〜17年度に計4900万円を交付している。
 この資料には、補助金や助成金は放流するためのイセエビやトコブシの購入費などに充てたと記録されているが、実際の放流量よりも多い量を購入したとして申請していた可能性があるという。
 調査のきっかけは組合員からの内部告発。この組合員は20日、代理人弁護士を立てて、この問題の調査を求める文書を漁協と町にそれぞれ提出した。紀伊民報の取材に対して「事実をきっちり解明し、明らかにしてもらいたい」などと話している。

■シロアマダイの稚魚生産へ 和歌山県水産試験場(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=350953
 和歌山県水産試験場(串本町)は、高級魚として知られるシロアマダイの放流用稚魚生産の技術開発に乗り出した。期間は3年で、成功すれば全国初となる。アマダイ類は県内でピーク時に年間10トンを水揚げしていたが、今は3〜5トンに落ち込んでいる。放流によって資源量を増やして安定化を図り、漁業者の所得向上を目指す。

18/04/25

■南進のピークは3、4日 GWの交通渋滞予想(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=350945&p=more
 和歌山県警は、ゴールデンウイーク期間中(28日〜5月6日)の交通渋滞予想を発表した。
 南進のピークは、5月3日午前7時〜午後5時と4日午前7時〜午後4時、阪和自動車道の下津インターチェンジ(IC)―広川南IC間(井関トンネル付近)で最大15キロ。北進は4日午後4時〜翌日午前2時と5日午前9時〜午後10時、印南IC―広川南IC間(川辺第一トンネル付近)で最大20キロとなる見込み。
 このほかの渋滞予想は次の通り。
【南進】
 阪和道の下津IC―広川南IC間
  4月28日午前7時〜午後2時に10キロ
  29日午前7時〜午後2時に11キロ
  5月5日午前7時〜午後4時に10キロ
 阪和道のみなべIC―南紀田辺IC間
  5月3日午前11時〜午後5時に5キロ
  4日午前11時〜午後4時に5キロ
 県道白浜温泉線の大浦交差点付近(白浜町)
  5月4日午後2時〜4時に4キロ
  5日午後2時〜4時に5キロ
 白浜町のアドベンチャーワールド入り口付近
  5月4日午後2時〜4時に5キロ
  5日午後2時〜3時に3キロ
【北進】
 阪和道の和歌山ジャンクション(JCT)―泉佐野JCT間(高倉山トンネル付近)
  4月29日午後4時〜7時に5キロ
  30日午後3時〜7時に5キロ
  5月4日午後4時〜9時に10キロ
  5日午後4時〜9時に10キロ
 阪和道の印南IC―広川南IC間
  4月29日午後5時〜9時に10キロ
  30日午後3時〜8時に15キロ
  5月3日午後3時〜6時に5キロ
  6日午後3時〜6時に5キロ

 県道南紀白浜空港線の田鶴交差点付近(田辺市)
  5月3〜5日午後4時〜7時に5キロ

■GWもガソリン高止まり濃厚 シリア攻撃や円安響く(産経ニュース)https://www.sankei.com/life/news/180425/lif1804250032-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が25日発表した23日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、16日時点の前回調査から80銭値上がりし144円10銭だった。世界的な原油価格の上昇が影響しており、大型連休中もガソリン価格は高止まりする見込み。家計への負担が重くなりそうだ。
 昨年の大型連休は全国平均で130円台前半の値動きだったため、比較すると今年は1割程度上昇する見通し。調査した石油情報センターによると、米英仏によるシリア攻撃で原油価格が急騰した影響を反映した。中東情勢の混乱に加え、足元では円安が進行しており、当面はガソリンの値上がりが予想されるという。
 地域別では41都道府県で値上がりした。上げ幅は青森の2円60銭が最も大きく、群馬の2円ちょうど、岩手の1円90銭が続いた。大阪と熊本は横ばいだった。値下がりは滋賀、高知、佐賀、大分の4県で、いずれも下げ幅は10銭だった。
 ハイオクは80銭上昇の154円90銭、軽油は70銭上昇の122円70銭だった。

■レギュラーガソリン144.1円、前週比0.8円高の大幅上昇(Responce)https://response.jp/article/2018/04/25/308987.html
資源エネルギー庁が4月25日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、4月23日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比0.8円高の144.1円だった。
地域別では東北で1.5円、北海道と中部で1.1円、関東で0.8円、中国で0.7円、九州・沖縄で0.4円、近畿と四国で0.3円値上がりした。またハイオクガソリンは0.8円高の154.9円、軽油は0.7円高の122.7円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、4月25日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は136.7円/リットル(前週比+2.1円)、ハイオクは146.8円/リットル(+1.2円)、軽油は111.6円/リットル(+0.1円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

18/04/24

■琵琶湖の女性遺体は長浜の23歳(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180424000205
 滋賀県守山市木浜町沖の琵琶湖で19日に見つかった女性の遺体は、長浜市の女性(23)であることが24日、守山署の調べで分かった。

■三日月氏の選挙母体設立 滋賀県知事選(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180424000201
 任期満了に伴う滋賀県知事選(6月7日告示、24日投開票)で、再選を目指す現職の三日月大造氏(46)は24日、選挙母体となる「健康で元気な滋賀をつくる会」を設立した。三日月氏は記者会見で「新たな滋賀の課題や可能性を共有する場になるよう、幅広い方々に加わっていただきたい」と支援を呼び掛けた。
 会長には大道良夫・滋賀経済団体連合会会長が就いた。三日月氏の支援方針を決めた自民党県連、公明党県本、民進党県議らでつくる地域政党チームしがの各県議会会派、経済団体や各種団体が参加する。幹事長は各会派を代表して家森茂樹自民県議が務める予定。
 知事選を巡っては、滋賀大元副学長で市民団体「滋賀・九条の会」事務局長の近藤学氏(68)が23日に立候補表明し、大戸川ダム(大津市)の建設反対や2024年滋賀国体の開催経費削減などを訴えている。
 三日月氏は「どなたとどのような環境で戦うかということより、自分自身の訴えを行っていく」と述べた。

■滋賀県知事選挙 近藤学氏が出馬表明(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0026180
=滋賀大名誉教授「現県政に審判を」=
 【県】 任期満了に伴う滋賀県知事選挙(6月7日告示、24日投開票)に向け、滋賀大学名誉教授で市民団体「滋賀・九条の会」事務局長などを務める近藤学氏(68)が出馬する意向を表明し、24日、県庁で記者会見を行った。近藤氏は、無所属で立候補する見通しだが、「幅広い市民の共同と野党共闘を呼びかけていく」と語った。
 近藤氏は兵庫県出身。神戸大学大学院を修了後、中学校教諭を経て滋賀大学に就職した。経済学博士として環境政策を専門に講義・研究をおこない、在職中は副学長なども務めた。現在、草津市在住で、市民団体が主催した集会で憲法9条改憲に反対するスピーチを行うといった活動をしている。
 会見で近藤氏は「三日月県政の4年間に対する審判を行うべきだと考えた」と立候補の理由を説明し、現県政への評価と争点として以下の3点を挙げた。
 (1)ダム問題について。三日月知事はダム反対の立場で頑張っていると思ったが、最近、近畿4知事の合意を見直し、大戸川ダム(大津市)を洪水対策として容認する立場になったのは、県民の期待への裏切りではないのか。
 (2)2024年に開催予定の国体滋賀大会の問題について。県の財政は赤字続きなのに他府県の2倍もの投資をして競技場の整備を進めているのは無駄ではないのか。
 (3)現政権の安倍内閣に対し、批判や中央から地方への衝撃を和らげているようには見られないことについて。中央からの指示を無批判に受け入れるのは、県民の暮らしを優先する県の政治がなされていないのではないか。
 以上を踏まえ、近藤氏は「特にダム問題は大きな争点となる。研究者として培ってきた自身の経験や知識を県民の暮らしの役に立てたい」と述べた。
 政策骨子には憲法9条改憲反対や大型公共事業の見直し、社会保障制度や奨学金制度の充実、県内第一次産業への支援などを盛り込む予定で、多くの県民の声を集め、連休明けを目途に改めて基本政策を公表するとしている。
 近藤氏の会見には、同大名誉教授の成瀬龍夫氏、元龍谷大学教授の高橋進氏、共産党県委員会や労組で構成する「明るい滋賀県政をつくる会」の近藤公人共同代表、「憲法を守る滋賀共同センター」の玉木昌美代表、福井原発訴訟原告団長の辻義則氏らが個人支援者として参列した。今後、支援者となる約10人らが中心となり、野党のほか各労働組合や市民団体に選挙戦への共同を呼びかけていく。
 知事選には、現職の三日月大造氏が自民党県連や公明党県本部、民進党議員らで作る地域政党「チームしが」などから支援を受ける形で、無所属での立候補を表明している。

■びわ湖東近江 SEA TO SUMMIT 2018(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0026178
=湖・里・山で自然を体感 昨年最高の249人が参加=
 【東近江】 昨年多くの参加者が出場し、大盛況に終わった「SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)」が今年も6月2日と3日、東近江市で開催される。
 地方自治体や地域団体と、株式会社モンベルの協力で開催し今年で10年目を迎えるシートゥーサミットは、自然環境をテーマにしたシンポジウムと、カヤックやカヌー、自転車、登山の3つのアクティビティで自然の尊さを感じる環境スポーツイベント。
 昨年は全国12か所で開催され、このうち初開催だった東近江市は大会最高の249人が参加した。また、ライブや模擬店などで参加者をもてなす前夜祭などが東近江大会の特徴で、昨年は大きな盛り上がりをみせた。
 コースは、鈴鹿から琵琶湖までの豊かな自然を堪能するコースとなっている。今年はゴール地点が鈴鹿10座のひとつ「天狗堂」(標高988メートル)となり、自転車の一部と登山ルートが変更される。
 能登川水車とカヌーランド(伊庭町)をカヤックでスタートし、琵琶湖で折り返し再びカヌーランドへ。自転車に乗り換え愛知川沿いを上り、木地師やまの子の家(蛭谷町)から登山でゴールの天狗堂頂上をめざす。カヤック8キロメートル、自転車35キロメートル、登山4キロメートルの計47キロメートルで、今大会3番目のロングコースとなっている。
 部門は、スタートからフィニッシュまで1人参加のシングルの部(高校生以上)と、2人以上5人以下で参加するチームの部(中学生以上)の2部門。
 募集定員は先着300人。参加費は1人1万500円(税抜)。大学生以下は5500円。申し込みはウェブサイト(http://www.seatosummit.jp/)から。締め切りは5月3日。
 問い合わせは、東近江市森と水政策課内の実行委員会(TEL0748―24―5524)まで。

■名古屋大学の池で体長1.3メートルの肉食魚「アリゲーターガー」を生け捕り(メーテレニュース)https://www.nagoyatv.com/news/?id=180374
名古屋市千種区の名古屋大学内にある池で北米原産の肉食魚「アリゲーターガー」が生きたまま捕獲されました。
(水野健太記者リポート「表面はかなりヌルヌルしています。ウロコは非常に硬くて押すと弾力があります」)捕獲されたのは、北米原産の大型の肉食の魚、アリゲーターガーで、体長約1.3メートルあり、名古屋大学東山キャンパスの池で捕獲されました。この池では以前から目撃情報が寄せられていて、23日、市民や市などでつくる環境団体が本格的な「捕獲作戦」を展開。仕掛けにかかったアリゲーターガーを30分間の「格闘」の末、すくい上げました。捕獲したなごや生物多様性センター職員野呂達哉さんは、「顔が水面から出たので『アリゲーターガー』と確信したので、すぐにボートを出して網をもって囲った」と話しました。アリゲーターガーは、今月から特定外来生物に指定され、無許可での輸入や飼育などは原則禁止されています。捕獲した団体は飼育が可能な水族館などを探したいとしています。

■大学の池にアリゲーターガー…体長130センチ(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/national/20180424-OYT1T50020.html?from=ytop_main5
 名古屋市は23日、名古屋大学東山キャンパス(千種区)内にある鏡ヶ池で、北米原産の肉食淡水魚「アリゲーターガー」1匹を捕獲したと発表した。
 アリゲーターガーは今月、特定外来生物に指定され、研究目的などを除き、販売や飼育、野外に放すことが禁じられている。
 市によると、個体は体長約130センチ。同日午後0時半頃、イシガメの生息調査をしていた「なごや生物多様性保全活動協議会」のメンバーがワナにかかっているのを見つけ、引き上げた。市は、飼育されていたものが池に持ち込まれた可能性もあるとみている。池で約10年前に目撃情報が寄せられ、その後、定期的な調査が行われていた。

18/04/23

■近藤氏が出馬正式表明 滋賀県知事選「憲法と琵琶湖を守る」(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180423000184
 任期満了に伴う滋賀県知事選(6月7日告示、24日投開票)で、滋賀大元副学長で市民団体「滋賀・九条の会」事務局長の近藤学氏(68)が23日、無所属での立候補を正式表明した。大津市の県庁で記者会見し、「現県政は問題点が多い。憲法と琵琶湖を守り、社会的弱者のための政治を実現するために県民の審判を仰ぐべきだと考えた」と決意を述べた。
 近藤氏は護憲や脱原発などを訴える市民団体との連携を目指しており、共産党県委員会や労組で構成する「明るい滋賀県政をつくる会」が推薦する方針。
 近藤氏は、三日月氏が大戸川ダム(大津市)の建設「凍結」を求めた4府県知事合意の見直しを視野に入れた勉強会を開くことを批判。「ダムは無駄。建設反対の立場を期待したが、容認に転じつつある。県民を裏切った」と訴えた。
 2024年滋賀国体は450億円を超す施設整備費が計画されており、「県財政は借金が膨らんでいるのに理解できない」と削減の必要性を強調した。安倍政権との関係も「介護保険料値上げなど社会保障の悪政を無批判に受け入れてきた」と指摘した。
 県知事選にはこれまでに、現職の三日月大造氏(46)が立候補を表明。民進党県議らの地域政党チームしがや自民党県連、公明党県本部が支援方針を決めており、「非共産対共産」の構図となりそうだ。

■名古屋大の池で大型肉食魚「アリゲーターガー」捕獲 特定外来生物の“ワニ魚”(産経ニュースWEST)https://www.sankei.com/west/news/180423/wst1804230092-n1.html
 名古屋市は23日、名古屋大東山キャンパス(同市千種区)にある池で、ワニに似た北米原産の大型の肉食魚「アリゲーターガー」1匹を捕獲したと発表した。
 市によると、アリゲーターガーは、無許可で飼育したり、野外に放ったりすることが原則禁止される特定外来生物に今月、指定されたばかり。池は1万平方メートル以上と広く、約5年前から目撃情報が寄せられていたという。市は何者かが池に放ったとみている。
 市民団体のメンバーらが23日午後0時半ごろ、仕掛けたわなに掛かっているのを見つけ、約30分後、ボートに引き上げた。体長は約1・3メートル。水族館などの引き取り先が見つかるまで、市の施設で保管するという。
 市内では昨年5月にも、名古屋城の外堀で体長約1・4メートルの雄が捕獲されている。

■名古屋大学の池にアリゲーターガー、1匹を捕獲(asahi.com)https://www.asahi.com/articles/ASL4R632GL4ROIPE02J.html?iref=pc_ss_date
 名古屋市は23日、名古屋大学の敷地内にある「鏡ケ池」(同市千種区幸川町3丁目)で、外来肉食魚「アリゲーターガー」1匹を捕獲し、発表した。池では2013年ごろから、アリゲーターガーの目撃が相次いでいたという。
 市によると、捕獲されたガーは成魚で、体長約130センチ。性別は不明。市なごや生物多様性センター(同市天白区)の職員らが仕掛けたわなに、午後0時半ごろにかかったという。
 ガーは生態系に影響を与える恐れがあり、今月から特定外来生物に指定された。市内では名古屋城外堀で2匹が目撃され、話題になった。昨年5月に1匹を捕獲したが、残る1匹は昨年9月から見つかっていない。(関謙次)

■葉山でポイント命名権を懸けた釣りイベント ARアプリで魚寸測定(逗子葉山経済新聞)https://zushi-hayama.keizai.biz/headline/33/
 葉山の御用邸前の海岸で現在、貸しボートを営む「一色ボート」(葉山町一色、TEL 070-4137-2359)の利用者に配布される釣り場マップのポイント命名権を懸けた釣りイベント「Isshiki Frontier」が行われている。
 「一色ボート」の齋藤淳太さんは2016年まで会社員だったキャリアを生かし、一色の魅力を広めようと他業種と組んでイベントや商品などを企画している。今回はモバイル事業を主力とするアカツキ(品川区上大崎)との共催。
 イベントは、同社員が企画コンペで開発したARアプリ「Fish Record AR」により、釣った魚の大きさをその場で測り、魚種別に登録。上位5人にランキングすると、「一色ボート」が配布する釣り場マップのポイントの命名権が1年間与えられる。
 ARアプリを開発した小能拓己さんは「私も小学生からずっと釣りが好きだが、大きな魚を釣った時はみんなに伝えたい気持ちになる。このアプリに登録すれば大勢の人に自慢できることになるリアルなゲーム」と説明する。
 4月7日、キックオフイベントに来場したイベントアドバイザーで「ツッテ」編集長の中川めぐみさんは「釣り初心者でも家族や女性でも楽しめるイベントだと思う。たぶん日本で初めての試み」と参加を呼び掛けた。
 賞品は命名権のほか、海専門の気象情報サービス「海快晴」3カ月の無料体験、スマート魚群探知機「Deeper スマートソナーPro」体験利用(イベント期間中各日6組)、真空断熱ステンレスタンブラーや魚の臭いも取れるせっけんなどの進呈、釣り具メーカーからの仕掛けやウエアの提供もある。
 齋藤さんは「一色海岸は沖まで出なくても魚が集まるいい根がある。今はイシダイやマゴチ、メバル、シロギスなど釣れている。このARアプリは自分の記録を簡単にエントリーできるので親しみやすい。最終日、結果発表が楽しみ」と新しい企画への期待を込める。
 4月30日は小能さんが、5月6日は中川さんが一緒に参加する予定。
 参加無料だがボート利用料(3,800円)が必要。申し込みは一色ボートホームページで受け付ける。5月6日まで。

■ノウルシ群生、琵琶湖畔染める 滋賀・高島で見頃(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180423000013
 滋賀県高島市新旭町の琵琶湖畔に広がる群生地でノウルシの花が見頃を迎えている。一帯を黄色に染め、湖周道路を行き交う人たちの目を和ませている。
 トウダイグサ科の多年草で、環境省レッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されている。名前は茎の傷口から出た液に触れるとかぶれることに由来する。
 卵形の葉の上部に花を付け、高さ50センチほどで密生する。同町饗庭から針江にかけて群落が見られる。
 旅行で訪れた東京都板橋区の吉田とく子さん(77)は「柔らかい色合いに、癒やされる」と話す。びわ湖高島観光協会によると、周囲の草木が成長して隠れるため、見頃は月内までという。

18/04/22

■ハス群落復活願いレンコン植え付け 滋賀・草津(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180422000041
 滋賀県草津市下物町の烏丸半島で名物だったハス群落が消失したことを受け、近くの水生植物公園みずの森で21日、市民らが鉢にレンコンを植え付ける催しがあった。赤や白、ピンクの花が咲きそろうよう願いを込め、土を練って丁寧に埋めた。
 新たなハスの見どころをつくろうと、同公園が昨年から始めた。今年は「ハス200鉢プロジェクト」と題し、鉢を2倍に増やして園内の池をハスで覆い尽くす。
 同市や大津市、守山市などから親子連れ約130人が植え付け作業に参加した。直径約70センチの鉢の中で腐葉土と水を混ぜ、レンコンを1本ずつ埋めた。
 東郷愛菜(まな)さん(6)=草津市矢橋町=は妹の結菜(ゆな)ちゃん(3)と昨年に続いて参加。「土をこねるのが楽しかった。きれいなハスの花を見に来るのが楽しみ」と話していた。
 ハスは7月上旬に開花する見込み。

■大津、一面のシバザクラ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180422/CK2018042202000018.html
 大津市の大津湖岸なぎさ公園サンシャインビーチで二十一日、「おおつ花フェスタ」が始まり、多くの人でにぎわった。二十二日午後三時まで。
 市と市公園緑地協会が毎年春と秋に開催。花の展示即売や苗の無料配布、ガーデニング教室などがあった。マリーゴールドやベゴニアなどが百円以下で並び、多くの人が買い求めていた。
 会場近くの同公園プロムナードでは、シバザクラまつりも開催。約五万株が長さ三百メートルにわたって咲き誇り、ピンクのじゅうたんのような華やかさを演出している。(鈴木啓紀)

■「ももクロ」野外ライブで2人搬送、熱中症か(YomiuriOnLine)http://www.yomiuri.co.jp/national/20180422-OYT1T50000.html?from=ytop_main5
 各地で気温が上昇した影響で、熱中症の疑いで搬送される人が相次いだ。
 今年最高の29・1度が観測された滋賀県東近江市では、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の野外ライブに訪れた20歳代と50歳代の女性2人が、午後4時の開演前に体調不良を訴え、病院に搬送された。
 いずれも軽症で、ライブは予定通り行われた。
 鳥取市や鳥取県智頭町、京都市でも60〜80歳代の男女計4人が病院に搬送され、うち鳥取市の男性は入院治療が必要と診断された。

18/04/21

■干しアユ作り 伝統、葵祭用に献上 高島(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20180421/ddl/k25/040/450000c
 京都・上賀茂神社に献上され、5月の「葵祭(あおいまつり)」で供えられる干しアユ作りが20日、高島市安曇川町北船木であり、塩ゆでしたコアユ約40キロが天日干しされた。北船木漁協が例年、生アユを塩干しする伝統製法で献上してきたが、昨年はアユの極端な不漁から北船木地区の干しアユで代用したところ「味がいい」と好評。今年から同地区が担当することになった。
 安曇川は11世紀末以来、上賀茂神社の神前に食材を提供する「御厨(みくりや)」となり、河口部の「やな漁」は1000年の歴史があるとされる。三角州で南北に分かれた流れそれぞれに、竹すだれに似た簀(す)を多数並べた「やな」と呼ばれる仕掛けを造り、そ上するコアユを遮って捕獲する。

■母の日や父の日に琵琶湖守る贈り物を 有志が呼び掛け(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180421000011
 琵琶湖を守ることにつながるプレゼントを母の日や父の日に贈ってもらおうと、滋賀県民の有志が「マザーレイクにありがとう実行委員会」を立ち上げた。琵琶湖にまつわるおすすめの商品を集め、「琵琶湖への思いを深めるきっかけづくりにしてほしい」と呼び掛けている。
 実行委は、琵琶湖の保全に取り組むマザーレイクフォーラム運営委員会のメンバーを中心に構成。「母の日・父の日・びわ湖の日プロジェクト」と銘打ち、母の日(5月13日)には「マザーレイク」にちなんで琵琶湖保全、父の日(6月17日)には「ファザーフォレスト」として水源の森林保全につながる商品を販売する。びわ湖の日(7月1日)にも売り出す予定。
 母の日には、休耕田で作った菜種油と廃食用油を再生した液体石けんのセット(2千円)や、堆肥化した水草や信楽焼の鉢を組み合わせたハーブの栽培キット(2700円)などを用意。20日からインターネットで注文を受け付け、5月5、6の両日にはイオンモール草津(草津市)でも販売する。
 実行委は「プレゼント選びに悩む人も多いはず。せっかくなら琵琶湖に関わる物を贈ってみては」と呼び掛けている。注文はプロジェクトのホームページから。

■琵琶湖の真珠を再生へ県が振興計画を作成(asahi.com滋賀)https://www.asahi.com/articles/ASL4L3WDFL4LPTJB00F.html
山中由睦
 琵琶湖やその周辺の内湖でとれる淡水真珠の復権に向けた取り組みが本格化している。かつてはフナずしやビワマスに匹敵するほどの特産品だったが、漁場環境の悪化や外国産との競争激化で廃れた。「ビワパール」が光輝く日は来るか。
 県水産課によると、琵琶湖やその周辺の内湖には、琵琶湖固有種のイケチョウガイが生息している。イケチョウガイには真珠を作る細胞があり、県内では1930年に初めて養殖に成功した。琵琶湖の赤野井湾や、内湖の西の湖、堅田内湖など養殖場は広がった。
 淡水真珠は平形やぷっくりとした物など多様な形が特徴。国内だけでなく、中東やアジア、ヨーロッパでも人気を博した。生産量は1960年代半ばから70年代にかけて急増。ピークの71年は6241キロを生産した。生産額も80年に41億円とピークに達した。輸出が好調で、県水産課の担当者は「フナずしやビワマスに肩を並べる特産品だった」と話す。
 だが、80年代半ばになると...

18/04/20

■びわ湖ホールから 無料レイクビューコンサート ふらり立ち寄り大歓迎 来月4、5日(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/classic/articles/20180420/ddl/k25/040/500000c
 「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭」では、期間中に無料でお楽しみいただけるコンサートも多数開催します。そのうちの一つ「レイクビューコンサート」は、その名の通り、メインロビーから琵琶湖を眺めながら音楽が聴けるびわ湖ホールならではのコンサートです。
 出演はびわ湖ホール声楽アンサンブルをはじめ、大津児童合唱団、さきらジュニアオーケストラ、大津シンフォニックバンドのメンバー、県内ピアノコンクールの優勝者のほかに、在阪のプロオーケストラに在籍する沼尻芸術監督、今一押しの奏者まで、バラエティーに富んだメンバーが約20分の演奏を繰り広げます。また4日の朝9時半からは京都市交響楽団の高らかなファンファーレと共に音楽祭の開会宣言もおこないます。
 2日間入れ代わり立ち代わりコンサートが行なわれるので、ふらりと立ち寄って聴くことができるのもレイクビューコンサートの醍醐味(だいごみ)。春の日差しが反射する美しい湖面や暮れなずむ琵琶湖をゆったり眺めながら、音楽と近江の春をぜひお楽しみください。
    ◇
近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2018
 レイクビューコンサートは5月4日(金・祝)、5日(土・祝)にメインロビーで開催。無料。
 詳細は、音楽祭ホームページ(https://bc2018.biwako-hall.or.jp/)。問い合わせは、チケットセンター(077・523・7140、10〜19時、火曜休館)。(事業部 古川恵理)

■琵琶湖岸のシバザクラ満開(産経ニュースWEST)https://www.sankei.com/west/news/180420/wst1804200073-n1.html
 大津市におの浜の「大津湖岸なぎさ公園」でシバザクラが満開となり、琵琶湖岸に広がる“ピンクのじゅうたん”が訪れた人々の目を楽しませている。
 同公園の遊歩道沿いには、約5万株のシバザクラが植えられている。公園を管理する市公園緑地協会によると、急に暖かくなったことなどから満開が例年より早まったという。
 華やかな光景を前に、訪れた市民の間から「思いのほかきれいで驚きました。香りも季節を感じます」との声も。見頃は今週末まで。

■琵琶湖岸でカフェ&「びわガーデン」 音楽聴きながらビールや近江米カレーを(びわ湖大津経済新聞)https://biwako-otsu.keizai.biz/headline/1377/
 「なぎさカフェ&びわガーデン2018」が5月4日、なぎさ公園おまつり広場(大津市島の関)で開催される。主催は大津公共空間活用協議会。
 琵琶湖に面する絶好のロケーションをイベントの会場にすることでにぎわいを生み出し、「琵琶湖を生かした観光」「環境共生のまちづくり」を目指すことを目的に開催され、今回が5回目。琵琶湖岸のなぎさ公園にビールやクレープ、ライスコロッケ、唐揚げ、近江米カレーなど約10店舗が出店し、ステージで行われる演奏を聴きながら飲食を楽しむ。
 オープニングステージは、びわ湖大津プリンスホテルのスタッフで結成された「プリンスオールスターズ」。大津高校や草津東高校、比叡山高校などの滋賀県内の軽音楽部による「けいおんストリートライブ〜けいおんの力でまちを元気に!」も繰り広げる。
 同会の元田栄三会長は「音楽と笑顔があふれるおもてなしのカフェタイムを湖岸の風を感じながら楽しんでほしい。大津駅から無料シャトルバスも運行されるので、公共交通機関を利用してほしい」と呼び掛ける。
 開催時間は11時〜17時。入場無料、小雨決行、荒天中止。

■滋賀県知事選に近藤氏出馬へ 「滋賀・九条の会」事務局長(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180420000019
 任期満了に伴う滋賀県知事選(6月24日投開票)に、滋賀大名誉教授で市民団体「滋賀・九条の会」事務局長の近藤学氏(68)が立候補する意向を固めたことが19日、関係者への取材で分かった。護憲や脱原発などを掲げる市民グループの幅広い結集を目指す。近く正式表明する見通し。
 独自候補の擁立を模索してきた共産党県委員会や労組で構成する「明るい滋賀県政をつくる会」は支援する方向で検討している。
 近藤氏は取材に対し「今は何も言えない」と話した。憲法9条改正反対や脱原発、2024年滋賀国体の施設整備費の削減などを訴えるとみられる。
 近藤氏は兵庫県西宮市生まれ。神戸大大学院修了。大阪府内などの中学教諭を経て、滋賀大で副学長や経済学部教授を務めた。草津市在住。
 知事選には再選を目指す現職の三日月大造氏(46)が立候補を表明しており、民進党県議らでつくる地域政党「チームしが」や自民党県連、公明党県本部が支援方針を決めている。

18/04/19

■琵琶湖に女性遺体 滋賀・守山沖、釣り人が発見(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180419000184
 19日午前7時半ごろ、滋賀県守山市木浜町の琵琶湖で、ボートで釣りをしていた自営業の男性(50)が、女性の遺体を見つけた。
 守山署によると、遺体に外傷はなく、湖岸から約120メートルの沖合でうつぶせの状態で見つかった。身長は約165センチで、年齢は不明。紺のワンピースと黒のレギンスを身につけていた。所持品はなかった。同署が死因と身元を調べている。

■大戸川ダム 識者と治水効果検証 県の勉強会、来月初会合(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20180419/ddl/k25/010/413000c
 県は18日、国が計画する大戸川ダム(大津市)の効果や影響を検証するため、県独自に設置する勉強会の概要を公表した。勉強会は三日月大造知事が今年2月、県議会で設置を表明していた。初会合は5月に予定し、年度内に3回程度、公開で開催する。
 メンバーは、ダムや河川工学などの学識者6人程度と県職員を予定。大戸川流域に与える治水効果と、瀬田川洗堰(あらいぜき)操作に与える影響の2点を検証する。ダムの有無による浸水被害や、洗堰を完全に閉める「全閉(ぜんぺい)」操作の時間、琵琶湖の水位変化などのシミュレーションは高度な専門知識が必要になるため、データの解析はコンサルタント業者に委託する。
 勉強会の成果は、国や下流域の京都、大阪両府に県の立場を説明する際に利用する。県は25日に開かれる県議会4月議会に、業務委託費など関連費用計3426万円を盛り込んだ2018年度補正予算案を提出する。【北出昭】

■内装、電装工事に遅れ 新うみのこ就航が1カ月延期に(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180419/CK2018041902000014.html
 県の学習船「うみのこ」の後継船の就航が、造船工事の遅れで当初予定の五月から一カ月延期されることが分かった。県教委の青木洋教育長は「楽しみにしていた子どもたちに申し訳ない。学校にも迷惑を掛けた」と陳謝した。
 県教委によると、内装工事や電装工事で遅れが発生。広島県の造船会社が造船を担い、今月十六日に県へ引き渡す予定だった。しかし、工期の遅れから走行試験が受けられず、就航前の習熟運転なども未実施だったため、県は「予定通りの引き渡しは困難」と判断。今月六日の会議で、各市町の教育委員会や学校関係者へ説明したという。
 就航日は五月九日から六月四日となり、二十八校の千五百人が影響を受ける。学習航海の日程を県と各校の間で調整中で、正式な日程は今週中に決まる見通し。
 新たな納期は五月中ごろを目指すが、詳細は同社と調整中。青木教育長は「船は安全第一が大前提で、急がせて工事を中途半端にはできない。遅れることはやむを得ない」と述べ、理解を求めた。新船うみのこは、今年三月に引退した旧船の後継船。(高田みのり)

18/04/18

■公明、三日月知事支援の方針 滋賀、5月中に正式決定(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180418000172
 公明党滋賀県本部は18日までに、今年6月の滋賀県知事選で現職の三日月大造氏を支援する方針を決めた。党本部に県本部の方針を伝え、5月中に正式決定する。
 県本部によると、16日に幹事会や支持団体との協議を行い、三日月県政を一定評価して支援する方針でまとまったという。
 次期知事選では、民進党県議らでつくる地域政党「チームしが」や自民党県連が支援を決めている。共産党や労働組合などで構成する「明るい滋賀県政をつくる会」は対立候補の擁立を目指している。

■ガソリン価格横ばい 店頭1リットル143.3円(日本経済新聞ネット版)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2953532018042018QM8000/
 資源エネルギー庁が18日に発表した16日時点のガソリンの店頭価格(レギュラー、全国平均)は前週から横ばいの1リットル143.3円だった。石油元売り各社が前週、卸価格を据え置いたことが背景にある。
 地域別では、岡山や兵庫など16県で上昇した。秋田など14道県は前週と変わらず、京都や長崎など17都府県で下落した。全国最高値は長崎の150.6円で最安値は徳島の135.9円だった。軽油も前週から変わらず1リットル122円、灯油は前週比0.1円安い同87.7円だった。
 原油相場は米国によるシリア攻撃を受け上昇。足元で1バレル68ドル前後と高値を維持している。元売りは今週、1リットル2円の卸値引き上げを系列給油所に通知している。調査を担う石油情報センターは「来週は上昇する」と予想している。

■レギュラーガソリン、前週から横ばいの143.3円(Responce)https://response.jp/article/2018/04/18/308676.html
資源エネルギー庁が4月18日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、4月16日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週と同じく143.3円だった。
地域別では九州・沖縄で0.2円、近畿と中部で0.1円値下がり。中国では0.3円、四国と東北では0.1円値上がり。北海道と関東は前週と同価格だった。またハイオクガソリンは154.1円、軽油は122.0円、ともに前週と同価格だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、4月18日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は134.6円/リットル(前週比−0.4円)、ハイオクは145.6円/リットル(−0.4円)、軽油は111.5円/リットル(−0.5円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■ブラックバス乗ってきた!“ロクマル級”もいける! 琵琶湖(滋賀県大津市)(SponichiAnnex)https://www.sponichi.co.jp/society/yomimono/fishing_news/kiji/20180418s000933D2166000c.html
 【釣りラブ】暖かい日が続いたおかげで水温20度を超える日もあり、滋賀県・琵琶湖のブラックバスの活性が一気に高くなった。大津市の「ランカーハウス」では連日、50センチ超から“ロクマル”と呼ばれる60センチの大型も出ている。タックルは何を選んでも比較的反応がよく、ゴールデンウイークにかけて、さらによくなりそうだ。(スポニチAPC・八十川 景一)
 琵琶湖は春らんまん!27度を超える日が数日続き、一気に水温が上がった。それに伴って、ランカーバス(大物のバス)が釣れに釣れている。アタリも3月前半の“そっとした”ものから攻撃的なものに変わってきた。
 約30年前から湖西の大津市際川の沖でバス釣りをしているが、この時期が一番面白いように思う。シャロー(水深1〜2メートルくらいまで)と4メートルラインの両方を、近い範囲で攻めることができるからだ。
 昔は手こぎボートを使っていたので風が出ると大変だったが、今は誰でも2馬力ボートが借りられるのでうれしい。普段は数十馬力のものを利用しているのに、より小回りが利く2馬力を選択して好結果を残す人も見受けられる。
 普段ならノーシンカー(シンカーを装着せず、フックにワームの疑似餌を刺すだけの単純なルアー仕掛け)で始めるのだが、この日は早朝から風があったため、ハリの根元にオモリがついたジグヘッドを選択。攻撃的なアタリで40センチ超が最初に宙を舞った。
 午前8時ごろから風が強くなり、仕掛けを銃弾の形をした重めのテキサスに変更。ラインが張りづらく、アタリが分かりにくかったが活性の高いバスの食い方に助けられ、50センチには及ばないものの5匹の良型を追加した。
 その後は風が激しくなったため、残念ながら午後を待たずに終了。ただ、他の人は59センチを筆頭に50センチオーバーも数多く上げていたが、すべて2馬力船での釣果だった。
 翌日も朝から雨模様だったが、多くの釣り人で大にぎわい。冷たい雨となり多少厳しかったものの、愛知県西尾市の稲垣康徳さんがジグヘッドで50センチをゲットしていた。多少、条件が悪くても、活性が高いのでやはり連日のように釣れている。
 風が強いとテキサスやバイブレーションなど重いタックルに分がある。そのあたりも計算しながら、ゴールデンウイークに足を運んでみてはどうか。
 問い合わせはランカーハウス=大津市際川3の30の16、(電)077(524)5125、ボートレンタル予約は(電)090(3357)5125。

■学習船 新「うみのこ」就航延期に 内装工事遅れ 学習乗船は6月予定(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20180418/ddl/k25/040/454000c
 県教委は17日、5月に運航予定だった学習船「うみのこ」が内装工事などの遅れで、就航が約1カ月遅れると発表した。県内の小学5年生が学習乗船する初の航行は、6月4日になる見通しという。
 県教委教育総務課によると、うみのこは今月16日が納期で、来月9日が初運航の予定だった。ところが、電装や内装の工事が遅れ、納入が5月中旬にずれ込む、と造船会社から連絡を受けた。運航業務を委託する「琵琶湖汽船」も運転を習熟する期間が必要なため、就航を約1カ月遅らすことを決めたという。
 当初は5月9日から6月3日までに11回、7市町の計27小学校と県立聾話学校を合わせた計28校約1500人が、1泊2日で乗船する予定だった。今年度の運航予定はほぼ決まっているが、延期となった学校は年度内に設けられた予備日に乗船できるよう調整する。
 青木洋県教育長は「安全第一を考え、工事を無理に急がせることはできなかった。楽しみにしていた子供たちに残念な思いをさせて申し訳ない」と謝罪した。【北出昭】

■【新商品】コクヨ工業滋賀 ReEDENシリーズ発売10周年記念アイテム(SankeiBiz)http://www.sankeibiz.jp/business/news/180418/bsf1804180500004-n1.htm
 □コクヨ工業滋賀 ReEDEN(リエデン)シリーズ発売10周年記念アイテム
 “オウミノカタチ(近江のかたち)”をテーマにしたアイテムをシリーズに追加。「びわこ一筆箋」「ノートブック(ReEDEN PREMIUM Shiga)」の2品で、価格は順に432円と270円。
 びわこ一筆箋は、リエデンの発売10周年を記念して新たに抄造(しょうぞう)したヨシ透かし紙で製作。表面は筆運びがしやすいようにつるっとした平滑に、裏面は紙の手触りを楽しめるようにざらっとした仕上げにすることで、和紙のあたたかみが感じられる風合いとなっている。和紙の技術を駆使した透かし模様は、「びわこ」と「湖魚(こぎょ)」の2柄で、縦書きと横書きのいずれでも使用できる。
 ノートブック(ReEDEN PREMIUM Shiga)の表紙は、一見するとブルーの楕円(だえん)とグリーンの楕円が重なり合ったシンプルな絵柄だが、傾けて光に反射させると、滋賀県の各地域の特産品やレジャーなど、さまざまな“オウミノカタチ”が現れる。中紙は、琵琶湖・淀川系のヨシを原料の一部に使用。罫線は、左ページが無地で右ページは7.5ミリの横罫線で、ページの左右両端には琵琶湖の湖面のきらめきをイメージしたデザインが施されている。小口側面からだと、デザインの断面がグラデーションのように見えるという。ミシン目で切り取ると、横書きの便箋としても利用できる。滋賀県の主要文具店はじめ観光地の土産売り場、コクヨグループ直営の通販サイト「コクヨショーケース」などで販売中。
 (電)0749・37・3611
 www.kokuyo−shiga.co.jp

18/04/17

■「新しいびわ湖の歌」募集 環境保全に取り組むNPO(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180417000191
 琵琶湖の環境保全に取り組む認定NPO法人びわ湖トラスト(大津市)は設立10周年を記念し、琵琶湖への思いを未来に引き継ぐ「新しいびわ湖の歌」を募っている。応募希望者は24日までにホームページに参加意向を示し、7月31日までに録音・録画した作品を提出してもらう。
 びわ湖トラストは2008年8月に設立。大学との共同調査や森林保全活動に取り組むほか、小中高生を対象にした環境教育にも力を注ぐ。琵琶湖を題材にした歌は「琵琶湖周航の歌」が古くから親しまれているが、次世代を担う若者でも口ずさめる歌を広めたいとして企画した。
 10月8日には、10周年記念イベント「未来へのメッセージ びわ湖は日本のタイムカプセル」を大津市のびわ湖ホールで開催する。審査を経て選ばれた3曲は当日に演奏してもらい、最優秀賞を決定する。
 作品は5分程度。プロ・アマを問わず個人やバンドでも応募でき、演奏した音源や映像を収録したCD、DVDを大津市浜大津5丁目の事務局077(522)7255で受け付ける。
 事務局長の熊谷道夫立命館大教授は「若い世代の感性を生かした新たなメッセージを期待したい。最優秀曲は広く歌われるよう応援したい」と話している。

■琵琶湖岸、赤紫色に染まる シバザクラ見頃(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180417000189
 大津市におの浜4丁目のなぎさ公園で咲くシバザクラが見頃を迎え、琵琶湖岸を赤紫色に染めている。鮮やかなじゅうたんが風にそよぎ、散策する市民や釣り人に甘い香りを運んでいる。
 北米原産のハナシノブ科の多年草。同公園のプロムナードに約5万株が植えられている。におの浜観光港のそばで、遊覧船をバックに咲く姿をカメラに収める人もいる。
 管理する大津市緑地公園協会によると、今年は開花が早かったため、見頃は月内までという。
 21、22日は「シバザクラまつり」が開かれ、花の苗の無料配布や軽食コーナーも出店する。今年はサンシャインビーチで実施していた恒例イベント「おおつ花フェスタ」も同時開催する。ガーデニング教室や移動動物園など多彩な催しが一帯で行われる。問い合わせは同協会077(527)1555。

■「うみのこ」就航遅れで教育長謝罪 滋賀・琵琶湖の新学習船(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20180417000167
 琵琶湖の新学習船「うみのこ」の就航が計画より約1カ月遅れになったことについて、滋賀県教育委員会の青木洋教育長は17日、「楽しみにしていた子どもたち、保護者に申し訳なく思う」と謝罪した。
 県教委によると、当初は5月9日に新船で学習航海を始める計画だった。しかし、内装工事に遅れが生じていたことから6月4日に延期した。
 4月6日に大津市の県庁であった19市町教委と県教委の担当者会議で伝達した際は、日程変更で学習航海が冬季になる可能性があったり、日程変更ができるのか不安の声が上がったりして、「お叱りをいただいた」(青木教育長)という。
 この遅れの影響で、大津、草津、甲賀、湖南、近江八幡、日野、竜王の5市2町の計27小学校と、県立聾話学校小学部の計約1500人が今月20日を目途に日程を調整する。

■漁獲量激減、琵琶湖固有種の淡水魚「ホンモロコ」産卵保護へ、水生動物の採取制限(産経ニュースWEST)https://www.sankei.com/west/news/180417/wst1804170016-n1.html
 琵琶湖固有種の淡水魚「ホンモロコ」について、滋賀県内水面漁場管理委員会は、産卵期にあたる4〜5月、個体数の回復に向けて、琵琶湖に流れ込む一部の河川で捕獲を規制する。産卵期の規制は昨年に続き2回目。
 ホンモロコの漁獲量は平成7年まで年間数百トンで推移していたが、その後は急減。16年には5トンにまで落ち込んだ。水位など環境の急激な変化などが原因と考えられるという。
 水揚げされる4〜5割は伊庭内湖と西の湖生まれとみられるため、両湖に流れ込む河川の一部で捕獲を規制し、産卵を保護する。
 規制が行われているのは、伊庭内湖周辺の瓜生川(東近江市)の一部▽同湖周辺の躰光寺川(同)の一部▽西の湖周辺の山本川(近江八幡市)の一部−の計3カ所。今月から5月31日の期間中、規制地域ではホンモロコを含む水生動物の採取が禁止される。
 ホンモロコの漁獲量は、稚魚の放流や外来魚の駆除などにより近年は回復傾向にあり、28年は15トンだった。

■琵琶湖の新学習船、就航延期 内装遅れ、28校に影響(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180417000031
 滋賀県教育委員会が5月9日に予定していた琵琶湖の新学習船「うみのこ」の就航が、内装工事の遅れで6月4日に延期されることが16日分かった。新船を使った児童の学習航海「びわ湖フローティングスクール」はこの間に11回計画されており、県教委は影響を受ける28校(約1500人)の日程変更に追われている。
 県教委によると、新うみのこは広島県の造船会社が建造を担当し、引き渡しは当初16日の予定だったが、内装の仕上げが遅れ、近畿運輸局の最終的な安全検査もまだ受けていない状況という。納期は未定だが、運航を委託する琵琶湖汽船(大津市)の習熟運転に約2週間確保する必要もあり、県教委はフローティングスクールの開始時期を約1カ月遅らせることにした。
 新うみのこは5階建てで全長約65メートル、幅12メートル、重量約1210トン。3月に引退した旧船の老朽化に伴って2016年11年に着工し、外観は昨年12月に完成した。建造を巡っては15年にも入札不調があり着工が1年遅れた。
 フローティングスクールは県内の小学5年を対象に毎年4月下旬〜3月上旬に実施しており、昨年度は96回の航海で235校約1万3800人が乗船した。
 本年度は新たなに導入したデジタル顕微鏡によるプランクトン観察や、水中カメラを使った湖底観察も始める。県教委は「スクールを楽しみにしていた子どもたちには申し訳ない。安全な船を造ることが重要なので理解してほしい」としている。

■琵琶湖ハンドブック、6年ぶりに三訂版(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180417/CK2018041702000009.html
 琵琶湖への理解を深め関心を持ってもらおうと、県は事典「琵琶湖ハンドブック」の三訂版を発行した。幅広い人に手に取ってもらえるよう概要版も初めて作成した。
 改訂は二〇一二年の三月以来六年ぶり。琵琶湖と周辺文化が一五年に日本遺産に登録されたことや、近年注目されている琵琶湖沿いに繁茂する外来植物「オオバナミズキンバイ」の問題などを新たに盛り込んだ。
 ガイドブックは全十章で、琵琶湖で育まれてきた食文化や周辺の里山保全の取り組みなどを紹介。県琵琶湖保全再生課の担当者は「琵琶湖の環境保全に向けて身近なことから行動に移すきっかけになれば」と話している。
 ハンドブックはA5判、二百五十六ページ。二千五百部発行し、県や市町の図書館や県民情報室などに置く。概要版はA5判、二十ページ。一万五千部を発行し、同課で配布や郵送する。どちらもインターネットで公開している。(問)県琵琶湖保全再生課=077(528)3453(市川勘太郎)

18/04/15

■水路に魚道「魚のゆりかご」取り組み広がる 滋賀・野洲(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180415000104
 滋賀県野洲市須原で活動する環境団体「せせらぎの郷(さと)」が10年間続けてきた「魚のゆりかご水田プロジェクト」が、広がりを見せている。魚のゆりかごは、田んぼに琵琶湖の在来魚を導き、産卵させる取り組み。地元農家が環境に優しい農業に取り組むだけでなく、地元の小学校や都市部の住民を次々に巻き込み、琵琶湖を取り巻く環境への意識を高めている。
 かつて須原には道路の代わりに水路が縦横に走り、子どもが水路で捕まえた魚が食卓に上っていた。人と湖が共生していた関係を取り戻して次代に引き継ごうと、60〜70代の農家が中心となり、せせらぎの郷が発足した。
 プロジェクトは2008年に始まり、農家は農薬を減らした米作りに力を入れるようになった。09年からは「田んぼオーナー制度」を導入して、都市部の住民を田植えや稲刈りに呼び込んでいる。13年からは収穫したコシヒカリでつくる地酒「月夜のゆりかご」を喜多酒造(東近江市)と一緒に開発。地元児童も魚の観察会などに参加し、身近な環境問題への関心を深めている。
 11年目の今年は、13ヘクタールの水田で取り組む予定。13日には地元の農家や企業の従業員、滋賀県立大と大阪産業大の学生ら約40人が集まり、水路に魚道を設置。魚を田んぼに導くため、水位が高くなるよう水路4カ所にせきを設けた。代表の堀彰男さん(69)は「10年間で、年々環境意識は高まっている。今年の田植え体験は申し込みが多くて、断らないといけないほど」とうれしい悲鳴を上げていた。
 収穫したゆりかご米や地酒はホームページで購入できる。

■華麗神輿担ぎ平穏祈る 滋賀・山王祭「船渡御」(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180415000048
 湖国三大祭りの一つ、日吉大社(滋賀県大津市坂本5丁目)の「山王祭」で14日、例祭や船渡御(ふなとぎょ)が営まれた。青もみじに彩られた参道をきらびやかな神輿(みこし)が進み、琵琶湖での神事などで五穀豊穣(ほうじょう)や天下太平を祈った。
 例祭後の午後2時半すぎ、西本宮の拝殿から山王七社の神輿7基が出発。カツラの枝を頭に付けた駕輿丁(かよちょう)らが掛け声を上げながら神輿を担ぎ、坂本4丁目の鳥居まで多くの見物客の前を下っていった。
 トラックに載せられて一帯を巡行した神輿は、鳥居が建つ琵琶湖畔の七本柳(下阪本1丁目)に勢ぞろい。甲胄(かっちゅう)姿の氏子らが扇を振り上げるのを合図に湖上の台船へ次々と運び上げられた。湖上では、「粟津の御供(ごく)」の献納が行われた。
 15日には、祭礼を締めくくる「酉(とり)の神事」などが行われる。

■琵琶湖周航の歌伝え続け20年 高島の資料館、来館者に記念品(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/180415/rgn1804150033-n1.html
 「われは湖(うみ)の子さすらいの−」の歌詞で県民に親しまれる琵琶湖周航の歌についての資料を展示・保存する「琵琶湖周航の歌資料館」(高島市今津町中沼)が14日、開館から20年を迎え、来館者に記念品が配られた。
 琵琶湖周航の歌は大正6年、第三高等学校水上部(現京都大ボート部)が琵琶湖を周航中、部員の小口太郎が披露した詞を、クルーらが当時流行していた曲に乗せて歌ったのが始まりとされる。
 同館では、作曲の経緯や原曲、作詞者の小口に関する資料などが展示され、その数は未公開のものを含め100点あまりに及ぶ。
 開館20年の節目となったこの日、来館者には先着順で歌詞の一部と琵琶湖周航のイラストが描かれた記念の便箋が配られた。
 村井佳子館長は「20周年を迎えることができたのは、琵琶湖周航の歌が多くの人に親しまれているから。歌を知らない人にも魅力を発信していきたい」と話していた。

■琵琶湖周航の歌、歌い継いで 資料館が開館20年(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180415/CK2018041502000027.html
 高島市今津町の「琵琶湖周航の歌資料館」が十四日、開館二十年を迎えた。県内外から年間一万六千人以上が訪れており、村井佳子館長(55)は「歌を愛する人々に来てもらえるおかげで、二十年続けてこられた」と感謝する。
 この日は午前中から県内外の観光客が来館し、歌の成り立ちや歌詞の変遷を紹介するパネルを眺めた。観光で立ち寄った京都市の幼稚園教諭山口真寿美さん(61)は「二十代の時にテレビ番組で聞き、きれいなメロディーだと思った。開館二十年の日に歌の誕生の経緯を知ることができてよかった」と話した。
 資料館は同日から、記念の一筆箋の販売を始めた。琵琶湖にボートが浮かぶイラストや、冒頭の歌詞「われは湖(うみ)の子さすらいの」が書かれている。税込みで一筆箋のみ三百円、封筒とのセットは四百円。今後は便箋も販売する予定。
 歌が生まれたのは一九一七年六月。旧制第三高校(現京都大)のボート部員小口太郎が周航中に歌詞を考え、当時の流行歌「ひつじぐさ」のメロディーに合わせて友人と歌った。七一年に歌手の加藤登紀子さんがカバーし、全国に広まった。
 資料館は九八年四月、旧今津町が資料の保存と継承を目的に開館。小口太郎と「ひつじぐさ」の作曲者吉田千秋の写真、小口太郎が友人宛てに歌が生まれたことを伝えたはがきのパネルなど、約八十点を展示している。
 村井館長は「歌は地元の宝。若い世代にも資料館に来てもらい、歌い継いでほしい」と願う。(問)資料館=0740(22)2108(大西里奈)

18/04/13

■和食で人気の筍、意外と新しかった日本への伝来(前篇)美味しいタケノコと悩ましきタケ(JBpress)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52827
 筍(タケノコ)の旬は春。青果店では、段ボール箱にどっさり入った生の太いタケノコが売られている。茹でてあく抜きして短冊切りにし、菜の花とともにさっと煮たり、お米と混ぜて炊いたり。だしが染み通る一方で、歯応えはしゃきっ。春を感じる人もいるだろう。
 日本人の食におけるタケノコも、日本の風景におけるタケも、当然の存在であるように感じられる。だが、日本で主流のタケの種は、江戸時代に大陸からやってきた外来種。食材としてのタケノコが全国的に広がったのも、江戸時代以降。ずっと古くから日本人とタケやタケノコは親密な関係にあったわけではないのだ。
 近年では「竹林放置」の問題も叫ばれている。現代のタケは、タケノコという美味をもたらす恵の源であるとともに、周りの木々を侵す環境問題の源でもある。二面性を持たされているのだ。
 今回は、タケノコを主な題材に、日本人とタケの関係を眺めてみることにした。前篇では、日本に「タケノコを食べる」ということがどう普及していったのかを追っていく。江戸期のモウソウチクの輸入は大きな契機であり、食の恩恵と自然環境の問題の両方をもたらしたのである。
 では、放置竹林による山林荒廃の問題に対して、打つ手はないだろうか。後篇では、国産「乾タケノコ」という新しい産業の可能性に着目してみたい。その第一人者に話を聞いてみよう。
記紀の時代から食べられていた
 「竹(たけ)」の語源ははっきりしないが、成長するタケノコの勢いのよさを表す「猛(たけ)る」の語と関係があるともされる。タケの特徴はタケノコにありといったところか。
 「タケノコ」には「筍」「竹の子」「笋」などの字が当てられる。「旬」には「上旬、中旬、下旬」と表現されるように「10日」の意味があるが、これに竹かんむりがついて「筍」。つまり「10日もすればタケになる」といった意味が「筍」にはあるという。
 記紀の時代から、日本にはタケやタケノコはあった。神代の物語が書かれた『古事記』には、伊耶那岐命(いざなぎのみこと)が「黄泉の国」の醜女(しこめ)に追われたとき、<右の御美豆良に刺せる湯津津間櫛を引き闕(か)きて投げ捨てたまへば乃ち笋(かたむな)生りき>とある。つまり、右の髪から竹櫛を引き抜いて捨てたところ、土に刺さった櫛からタケノコが生えたというのだ。これを醜女たちが食べている間に伊耶那岐命は逃れられたという。この話でもタケノコの成長の早さが想起される。
江戸中期までに京都または薩摩に渡来
 現在「日本の三大竹」とも呼ばれる種は、モウソウチク(孟宗竹)、真竹(マダケ)、破竹(ハチク)。マダケやハチクは在来種とも外来種ともいわれる。一方、食用タケノコで圧倒的な比率を占めるモウソウチクは、明確に中国原産であり日本には伝来されてきた種といえる。
 そもそも「孟宗竹」という名は中国の人物「孟宗」に由来するもの。孟宗は、孝行に優れた人物たちを称えた「二十四孝」の1人だ。老母が冬の季節にタケノコを食べたいと言ったので、孟宗は竹林に入ったものの、雪の中タケノコは見つからず、天に祈っていたところタケノコが生えてきて、喜び掘って母にすすめることができたという話だ。
 江戸時代、モウソウチクは中国大陸から伝わってきた。その由来には2つの説がある。
 1つは京都の乙訓地方(いまの大山崎町、向日市、長岡京市)にちなんだもの。宇治の黄檗山管長が宗教見学で訪れた中国から持ち帰ったモウソウチクを、海印寺の寂照院の主がもらい、1728(享保13)年、寺領内の大見坊に植えたのが始まりとされる。ちなみに、黄檗山を開創した隠元隆K(1592-1673)は中国・福建生まれの僧で、寺が建立された1661(寛元元)年より前にモウソウチクをもたらしたという話もあるが、真偽は定かではない。
 乙訓地方を含む京都はタケノコの一大産地となり、得られたタケノコは淀川の水運を使って大坂まで運ばれたという。また、地中のタケノコを探る「サシ」という鉄串や、地中の底からタケノコを掘りだす「ホリ」という鍬も開発された。
 もう1つの説は、琉球(沖縄)を経て、薩摩(鹿児島)に入ってきたというもの。薩摩藩主島津氏の庭園「仙巌園」にある石碑「仙巌別館江南竹記」には、1736(元文元)年3月、島津家第21代当主の浄国公(島津吉貴)が琉球国にこのタケがあるのを聞くと、5月に献上させ、植栽したのが日本へのモウソウチクの渡来の始まりと説明されている。
 日本では、モウソウチクが入る前から、マダケなどのタケノコもわずかに食べられてはいたようだ。だが、その後、モウソウチクが京都あるいは鹿児島にもたらされ、日本のタケノコの圧倒的比率を占めるようになった。京都説と鹿児島説どちらにしても、今の日本人とタケやタケノコの関係を考える上では、大きな出来事だったといえよう。
目黒、荏原、大崎は竹林で覆われていた
 モウソウチクは人の手で全国へ広がっていった。今では信じがたいが、江戸の目黒や荏原あたりでは竹林が広がり、「目黒のタケノコ」と呼ばれるほど有名な産地だったという。
 1929(昭和4)年に出版された『実地目黒式孟宗筍栽培法』(阿部元作著、明文堂刊)には、1789(寛政元)年に山路治郎兵衛氏勝孝という人物が、江戸にモウソウチクを広げたきっかけを記述している。
 山路の本業は回船運送業だが、趣味の園芸にも熱心だった。職業柄、武家への出入りが多く、三田四国町(今の港区芝)にあった島津家の屋敷でモウソウチクの珍しさに触れ、薩摩から数株のモウソウチクの鉢植えを取り寄せ、荏原の自宅近くに植えたという。そして収穫したタケノコを武士たちに売ろうと画策し、ついに嗜好に適すると認められ、神田多町の問屋にタケノコを納め、販路を拡大していったという。山路は「筍翁」という異名を得ることとなった。
 ちなみに、なぜ「荏原のタケノコ」とはならず「目黒のタケノコ」となったか。上記の阿部の言によれば、荏原は家も少なく寂しい土地だったの対し、目黒には不動尊があって賑わっていたため「目黒のタケノコ」が定着したのだという。
 モウソウチクのタケノコは、他のタケの種に比べて美味ともされる。加えて、モウソウチクは芽生えの季節が早いため、初物好きな江戸町民に進んで受け入れられたようだ。
 それから100余年、江戸時代の終わりから明治時代の頃には、荏原や目黒の他、大崎、馬込の一帯は、竹林が見えない場所はないほどにまでモウソウチクが広まっていったという。
 江戸時代には、全国各地でも同様にモウソウチクが人の手により持ち込まれ、植えられ、そして広まっていったのである。
都市では都市化で消滅、山林では放置で拡大
 明治後半以降になると、都市部では人口が増えはじめ、タケノコをもたらした竹林は徐々に影響を受けるようになる。東京では、汽車や工場の煤煙などでタケの葉が変色していった。また1923(大正12)年の関東大震災後は宅地化が進み、モウソウチクの竹林はあっという間に姿を消してしまった。前出の阿部は、<思へば全く一場の春夢のような事実である>と感慨を綴る。
 都市の竹林は一気に縮小してしまった。これには、竹林の“手放しやすさ”も関わっていたのだろう。
 小説家の長塚節は1920(大正9)年に上梓した『竹の栽培と販売法』(高田功編、広文堂書店刊)で、竹林とは<甚だ薄利なる>ものであり、それでいて<栽培の甚だ容易なる>ものでもあると述べている。当時、既にタケの供給量が減少に転じていたのは、<農家の注意をひくことを得ず、遂に粗放的栽培に陥りし結果>とも指摘している。放置していてもモウソウチクは育ち、収穫もある。かといって、手放すのを拒むほどの利益が上がるでもない。都市化する中で、竹林を守る必然性を見いだせなかったのだろう。
 逆に、生えたままのモウソウチクを人間が放置すると、繁殖力の高さから竹林は周囲の植物を侵食し、拡大していく。山林での「放置竹林」問題が生じることになる。
 放置竹林の要因の1つとなったのが、昭和時代に入ってからの、輸入タケノコ増加による国産タケノコ栽培の衰退だ。昭和50年代頃まで、台湾産の麻竹(マチク)も輸入されていたが、これは中華料理向けで、国産との「すみ分け」はされていた。
 だが、その後は中国産の水煮缶詰の輸入量が一気に増え、日本のタケノコも価格を下げざるを得なくなり、国内農家にとって栽培の魅力が減ってしまった。さらに、平成になるとタケノコ主産地の九州や四国で台風や異常乾燥などの被害が続き、これらもタケノコ生産の縮小に追い打ちをかけた。
日本人とタケ・タケノコの関係は安定しないまま
 タケは都市部では縮小の一途をたどる一方、山林では放置により拡大の一途をたどっている。そして、全体としては、タケ自体は根を広げて拡大しつづけている一方、タケノコの生産量は1990年代後半以降、低迷しつづけてきた。
 こうもタケとタケノコをめぐる状況はいびつだ。
 長い目で捉えると、日本人とタケやタケノコの関係は、なかなか安定しないまま、江戸時代から現代まで来てしまっているといえるのかもしれない。江戸時代以来の外来種モウソウチクを日本人は十分に管理できないまま、それでも採れたタケノコは美味しく食べ、需要がなくなれば荒れ放題に任せる。そんな状況が見えてくる。
 放置竹林による山林荒廃の問題に対して、打つ手はないだろうか。後篇では、その可能性を探っていくことにしたい。キーワードは「乾タケノコ」「国産メンマ」「有効利用と一石二鳥」だ。
(後篇へ続く)

■堅田の浮御堂周辺で「にぎわい市」 地元の特産品を琵琶湖の絶景と共に楽しむ(びわ湖大津経済新聞)https://biwako-otsu.keizai.biz/headline/1373/
 堅田湖族にぎわい市「春」が4月22日・5月27日、浮御堂(うきみどう)周辺(大津市本堅田1)で開催される。主催は大津北商工会(大津市本堅田3、TEL 077-572-0425)。
 湖魚のつくだ煮や炊き込みご飯、金時堂の「らくがん」などの和菓子、パンなどの地元の特産品や、大判焼き、ワカサギの天ぷら、石窯ピザ、たこ焼きなどの屋台が約20店舗並び、地元農家の野菜や花も販売。特産品が当たるスタンプラリーもあり、近江八景の「堅田の落雁(らくがん)」で有名な浮御堂や、堅田の歴史、文化の資料を展示する「湖族の郷(さと)資料館」などの観光と共に、地元の特産品を味わえる。
 22日は「琵琶湖の絶景とランチを楽しむ会」も実施。湖岸の「魚清楼(うおせいろう)」で堅田高校吹奏楽部の演奏を聴きながら昼食を食べる。
 同商工会の武内由俊さんは「2014年の秋よりにぎわい市を始めた。それまでは年1回のフリーマーケットを開いていたが、継続的な地域の活性化をしたいと思い、年に4回、地場の農産品や特産品と浮御堂などの観光資源を生かしたマーケットを実施することにした。お祭り気分で楽しんでほしい」と呼び掛ける。
 開催時間は10時〜15時。雨天中止。問い合わせは同商工会まで。

■琵琶湖でサップヨガ体験=大津(jiji.com)https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041200718&g=jfn
 大津市公園緑地協会は21日から、市内の琵琶湖岸で、湖面に浮かべたボードの上でヨガをする「サップヨガ」や、ボードの上に立ってオールをこぎながら湖面を移動する「サップ」が体験できる定期レッスンを実施する。レッスンは土日を中心に10月13日までに計40回開く。
 サップヨガは浜辺近くの湖上で約45分間実施。サップは湖岸に沿って約1時間クルーズする。いずれも午前と午後の1日2回開き、10月までに各20回開く。1回当たりの定員は8人。体験料はサップヨガが1回4300円、サップが同3500円に設定した。
 定期レッスンの開始を前に開かれたオープニングイベントで、サップヨガとサップを体験した大津市の越直美市長は「サップヨガはリラックスできると同時に、体幹を使うので運動にもなる。サップは水の上を歩いているようで気持ちが良い」と強調。「湖は波が穏やかで、初心者も参加しやすい。琵琶湖を『サップの聖地』にしたい」と話した。【もぎたて便】

■バイカルヨコエビの一種、飼育に成功 県立博物館(asahi.com滋賀)https://www.asahi.com/articles/ASL3N645CL3NPTJB015.html
真田嶺
 県立琵琶湖博物館(草津市下物町)はロシアのバイカル湖にすむ固有種「バイカルヨコエビ」の一種の幼体飼育に成功し、5月6日まで幼体約20匹を展示している。同種の幼体飼育に成功したのは全国で例がないといい、同博物館の担当者は「自然界にいてはわからない生態の解明など、研究にもつなげていきたい」と話している。
 同博物館によると、バイカル湖には約300種のヨコエビが生息しており、そのほとんどが固有種。今回、幼体の飼育に成功したのは「アカントガンマルス・ヴィクトリィ」というバイカルヨコエビの一種だ。成体では全長6〜7センチほどになるといい、日本に生息するヨコエビ(全長1〜1・5センチほど)に比べて大きく、左右に大きなトゲがあるのが特徴という。
 ロシアのバイカル博物館から昨年3月に送られてきた個体が繁殖し、同5月22日に幼体(約3〜4ミリ)を数百匹確認した。冷凍した琵琶湖のアユの稚魚などをエサとして与えたり、水温を調整したりと試行錯誤してきた。今年に入って全長1センチほどまで成長した。バイカル博物館でも、幼体からここまで大きくした例はないという。
飼育の中で、琵琶湖博物館では...

18/04/12

■ボート同士衝突、胸の骨折る 琵琶湖で釣り中の男性(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180412000194
 12日午前11時半ごろ、大津市の大津港沖の琵琶湖で、大阪府寝屋川市黒原新町、設備業の男性(30)のプレジャーボートが、兵庫県豊岡市の介護福祉士男性(48)のプレジャーボートに衝突した。介護福祉士男性は乗り上げたボートに当たって湖に投げ出され、胸の骨を折る重傷を負った。
 大津署によると、停止して釣りをしていた男性のボートの右後方から左前方にかけてボートが乗り越えていったという。

■県首長会議休止 町村会は同意(asahi.com滋賀)https://www.asahi.com/articles/CMTW1804122600002.html
 知事と県内の市町長が政策課題を議論する県首長会議について、県町村会(会長=伊藤定勉・豊郷町長)は10日、「冷却期間が必要だ」として会議の休止に同意した。県市長会がすでに休止の申入書を三日月大造知事あてに提出しており、会議は当面休止される見通しになっていた。
 県町村会によると、10日の町長連絡会議で会議の休止に同意することが決まった。町長からは「別の方法で県とつながることが必要」などの意見も出たという。県町村会は会議に一定の意義はあるとしている。
 県市町振興課の担当者は「市長会、町村会それぞれのご意見を聞きながら、再開ができないか協議していきたい」と話した。

■「池の水ぜんぶ抜く」今度は小池都知事が初参戦「入るしかないでしょう」自ら池に泥んこ、トップが一肌脱ぐ(SponichiAnnex)https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/04/12/kiji/20180412s00041000130000c.html
 小池百合子東京都知事(65)が池の水を抜くだけの異色企画、テレビ東京「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」(22日後7・54)に初参戦したことが12日、分かった。今年3月に第7弾を迎えた人気シリーズの月1レギュラー放送1回目に、ビッグゲストが登場。都と番組サイドの目的が一致し、東京・日比谷公園の池の水抜きが実現した。小池都知事は今月7日、番組ロケに参加。「入るしかないでしょう。今日は」と胴長に身を包んで池に入り、泥んこになりながら生物捕獲に挑戦した。
 昨年1月に特番としてスタートし、同6月の第3弾で千葉県習志野市長から直々に依頼が舞い込むなど、放送を重ねるたびに話題に。池の環境改善を図ることから、社会的な反響も呼び、今年1月の正月特番(第6弾)には中川雅治環境大臣(71)が収録現場に異例の訪問をし「環境省としても外来種問題に取り組んでいるので(番組の存在、取り組みは)ありがたい」と感謝した。中川環境相に続き、今度は小池都知事が登場する。
 昨年9月の第4弾で、東京のド真ん中・日比谷公園の「雲形池」の水を114年ぶりに抜き、由緒ある佐賀藩鍋島家の家紋が描かれた瓦が発見された。日比谷公園にある、もう1つの池「心字池」も「いつか水を抜きたい」と考えていた番組サイドが今回、都にオファー。快諾され、生物調査を実施する。
 20年東京五輪を見据え、都立公園にある約100の池のきれいにしたい都と番組サイドの狙いが合致。そして小池都知事自ら池に入り、一肌脱いだ形になった。現場には1時間ほど滞在したという。
 小池都知事は共演の俳優・的場浩司(49)と生物調査のために集まった地元の小学生を前に「東京都にはたくさん都立公園があり、たくさん池があります。(都では)それをきれいにしていくことをやっています。また、特定外来生物が在来種を食べて駆逐してしまっているので、東京の自然を取り戻すということからお手伝いしたい、というか、皆さんにお手伝いしていただきたいと思っています」と宣言。的場が「入る気、満々ですね」と聞くと、小池都知事は「入るしかないでしょう。今日は」と水の抜けた池の中へ。自ら網を持ち、泥だらけになりながら、肥大化した鯉などの捕獲を行った。
 終了後、池に入った感想を問われると「まずは大変だということと、生き物は外来(種)も在来(種)も必死になって生きてるな、と思いました。でも、しっかりここは外来種を駆除することによって、在来(種)をしっかり守っていくことが必要だな、と改めて思いました」。子供たちも交流しながら、貴重な体験になったようだ。
 22日は小田原城(神奈川県小田原市)のお堀の水を38年ぶりに抜く様子も放送される。

18/04/11

■ガソリン小売価格 10週ぶり値上がり(SankeiBiz)https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180412/mca1804120500011-n1.htm
 経済産業省資源エネルギー庁が11日発表した9日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、2日時点の前回調査より20銭高い143円30銭だった。10週ぶりに値上がりした。
 調査した石油情報センターによると、原油価格の上昇傾向を踏まえ、石油元売り大手各社がガソリンの卸価格を引き上げたのが要因。来週は、各社が卸値を据え置いているため、横ばいで推移しそうだと予想した。
 地域別では30道府県で値上がりした。上げ幅は茨城と山口の1円10銭が最も大きく、神奈川の1円ちょうど、鹿児島の90銭、沖縄の80銭が続いた。山形や岐阜、福岡など5県は横ばい。値下がりは12都県で、下げ幅は宮崎の80銭が最大となり、次いで秋田と徳島が60銭だった。
 ハイオクは20銭値上がりし154円10銭、軽油も20銭高い122円ちょうどだった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)で1円高の1580円。

■レギュラーガソリン、2か月半ぶりの値上がり 前週比0.2円高の143.3円(Responce)https://response.jp/article/2018/04/11/308422.html
資源エネルギー庁が4月11日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、4月9日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比0.2円高の143.3円で、約2か月半ぶりの値上がりとなった。
地域別では北海道で0.6円、関東で0.4円、近畿で0.3円、中部と中国で0.2円、九州・沖縄で0.1円値上がり。一方、四国では0.2円、東北では0.1円値下がりとなった。またハイオクガソリンは154.1円、軽油は122.0円、ともに前週から0.2円値を上げた。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、4月11日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は135.0円/リットル(前週比+0.4円)、ハイオクは146.0円/リットル(+0.1円)、軽油は112.0円/リットル(+1.5円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■魚豊富な釣り場に 日本釣用品工業会が高崎・鳴沢湖で拡大事業(上毛新聞ネット版)https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/45072
 魚が豊富な釣り場をつくってより多くの愛好者を呼び込もうと、全国の釣り具メーカーで組織する日本釣用品工業会(東京都中央区、島野容三会長)は本年度、群馬県高崎市箕郷町の鳴沢湖をモデル事例に、湖沼や河川の釣り場を拡大する事業に乗り出す。ワカサギ卵の人工ふ化装置などを置き、天候などに左右されない安定的な供給を目指す。釣り客の増加は地域の観光振興につながるとみて、釣り場を管理する市も成果に期待を寄せている。
 鳴沢湖釣場管理事務所に、成魚を捕獲する定置網や産卵の場となる水槽、人工ふ化器など設備一式を寄付した。同事務所によると、これまでは業者から卵を購入したり、付近の河川に設置した枠で育った稚魚を湖に放流したりしていた。ただ、稚魚の成育は気候などに左右されることもあり、供給が不安定だったという。
 今後は、湖底に置いた定置網で大量のワカサギを捕まえることができるようになるほか、水槽による安全な産卵場所の確保、安定したふ化など、より効率的な生育が可能となる。

■【Nコレ。】魚類図鑑が異例のヒット、天皇陛下が原稿を自ら執筆(TBS NEWS)http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3339551.html
 「魚」に関する話題です。
 出版「冬の時代」と言われる中、異例のヒットを放っている魚の図鑑があります。それが、先月20日に発売された『日本魚類館』。日本を代表する1400種類のお魚が登場し、きれいな写真と詳しい情報がギッシリ。
 「ページ数のわりには、軽くてハンディなのもうれしい」
 と評判も上々です。そして、この本にはなんと天皇陛下も執筆者として参加されているんです。陛下は長年研究を続けられているハゼに関するページを担当されています。本の執筆のために魚を飼育し、特徴などをわかりやすく説明するため写真も提供されたそうです。ちなみに陛下の解説によると、「チチブ」という魚は・・・
 「マハゼ釣りに混じって釣られ、唐揚げ、佃煮、蒲焼きなどにされることがある」(陛下の執筆箇所より)
 とのことです。

18/04/10

■ファイル 「ジャッカル」がびわ博に寄付(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20180410/ddl/k25/040/557000c
 釣り具製造販売会社「ジャッカル」(大津市)は県立琵琶湖博物館(草津市)のリニューアル費用として、500万円を寄付した。

■国内最大級のハスの群生地が突然の消滅(ソーシャル・イノベーション・ニュース)http://social-innovation-news.jp/?p=527
日本最大の湖、琵琶湖。
その琵琶湖の南東にある草津市の烏丸半島は、国内最大級のハスの群生地。その広さは、甲子園球場のグラウンドの10倍ほど、およそ13ヘクタールもある。夏になると、水面に浮かぶハスを眺めに、毎年、多くの観光客が訪れていた。しかし、この群生地で初の信じられないことが起きた。
2016年、原因不明で、なんとハスが消滅。
しかも、草津市が調査したところ、「今年(2016年)の地下茎が見当たらない」と話すように、花はおろか、茎すらなくなる緊急事態に。
そこで、滋賀県と草津市、そして、滋賀県立大学の名誉教授で滋賀自然環境研究会の小林会長が調査。その結果、消滅した主な原因は、枯れたハスの葉だという。今までに枯れたハスの葉などが大量に湖の底にたまり、土に蓋をしてしまった。そのため、土に酸素が無くなり、ハスが呼吸できなくなって枯れてしまったという。この原因をすぐに解決するのは難しいため、短期間での再生は事実上不可能という結論に。
そんな絶望的な状況をなんとかしようと、2017年4月、地域を巻き込んだプロジェクトがスタート。それが、植木鉢の中でハスを栽培する『ハス100鉢プロジェクト』。琵琶湖に隣接する水生植物公園みずの森で、市民100人以上が参加し、およそ60種類のハス100本の植えつけを行った。すると、7月、ピンクや白などの見事な花を咲かせたのだ。このハスを見に来た観光客も「ここでキレイなハスを見せて頂いて非常に感動しています」と喜んでいる。
また、消滅したハスを復活させるべく、草津市が2018年、赤野井湾の一部に残るハスの地下茎を、もともとの群生地に植え替える実証実験も行う予定。
ハスの復活を願う市民。果たして再び琵琶湖でハスは花開くのだろうか。
素材提供:日本財団「海と日本プロジェクトin滋賀県」
協力:びわ湖放送株式会社

■山王祭を船上から見学 琵琶湖で臨時便運航、日吉大社禰宜の解説で(びわ湖大津経済新聞)https://biwako-otsu.keizai.biz/headline/1371/
 山王祭船渡御(さんのうさいふなとぎょ)見学ミシガン特別臨時便運航が4月14日、大津港(大津市浜大津5)で開催される。
 山王祭は1200年以上の歴史を持つ、日吉大社(大津市坂本5)の祭り。12日から14日にかけて、みこしを牛尾山から日吉大社に下ろす「午の神事」や、武者姿の稚児と青年が練り歩く「花渡り式」などで、神の結婚から子どもの誕生までを再現する。
 日吉大社に祭られている大己貴神(おおなむちのかみ)が大津京遷都の際に奈良から琵琶湖を渡って来たとされ、14日の「船渡御」では7基のみこしが船で琵琶湖を渡り、この伝説を再現する。「船渡御」を観光船「ミシガン」に乗船して船の上から見学する特別臨時便が運航する。
 船内では日吉大社禰宜(ねぎ)の矢頭英征さんによる神事の解説も行う。矢頭さんは「滋賀に春を告げる湖国三大祭の一つの山王祭。船渡御を一般の方が拝観できるのはミシガン特別クルーズのみ。普段見ることのできない特別な神事をご覧いただき、春の風物詩を楽しんでほしい」と話す。
 15時30分出航。料金は、大人=2,780円、学生=2,260円、小学生=1,390円。問い合わせは琵琶湖汽船(TEL 077-524-5000)まで。

18/04/09

■釣り用のルアーが刺さったカモ見つかる 兵庫・芦屋市(カンテレNEWS)https://www.ktv.jp/news/articles/03a83b25cabc435fb1dd698983c6743a.html
体と足に引っかかった状態
兵庫県芦屋市の川で釣りに使うルアーが刺さったカモが見つかりました。釣り人のマナーの悪さが原因とみられます。
【記者リポート】
「あ!いました、いました!あそこでじっとしているカモ。脇腹にルアーが刺さっています!」
痛々しい姿のカモ。
ルアーに2つ付いている針が体と右足に引っかかり、片足で立っている状態です。
羽を広げて飛ぶことはできるようですが、水面ではかなり泳ぎづらそうな様子。
カモは針が気になるのか、くちばしで何度もつついています。
芦屋市内を流れる宮川。
先月、この川でルアーが体に刺さったカモがいるのを近所の女性が見つけました。
【発見した女性】
「最初はお腹だけやったんですよ。足も全然やったから。自分で取れないから、かわいそう。」
9日、地元の猟友会と県の鳥獣保護対策の担当者がカモの様子を見に来ました。
保護が目的とは言え、人間が追い掛け過ぎるとカモの体力を奪ってしまうため捕獲を断念し、しばらくは様子を見守ることになりました。
【阪神農林振興事務所里山・森林課 村上俊明さん】
「無理して捕まえても弱らせてしまうだけ。自然にルアーが外れて治癒したら一番いいのかなと。そういう判断しか(現時点では)できない。」
担当者によると水面に浮いていた海釣り用のルアーにカモが引っ掛かった疑いが強いということです。
【兵庫県猟友会 芦屋支部 中川泉さん】
「人間の害やからね。できることなら獣医さんに診てもらって元気になったらいいんやけどね」
人間が放置したとみられるルアーで起こった今回の被害。
釣り人のマナーが問われます。

■花見の2人乗りカヤック転覆 琵琶湖、遊覧船が救助(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180409000147
 8日午後1時45分ごろ、滋賀県高島市マキノ町西浜町の沖合300メートルの琵琶湖で、23歳と27歳の病院職員男性=いずれも湖南市=が乗っていた2人乗りカヤック(全長3・9メートル)が転覆した。15分後、付近を航行していた遊覧船2隻が救助した。2人にけがはなかった。
 高島署によると、2人はカヤックで海津大崎(高島市)のサクラを見物しにいく途中だった。強風と高波にあおられ転覆したという。

■泳ぐイノシシ、琵琶湖にも…島に渡って生息域拡大、深刻被害も打つ手なし(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/180409/wst1804090005-n1.html
 琵琶湖に浮かぶ最大の島、沖島(おきしま)(滋賀県近江八幡市)。国内唯一、そして世界でも珍しい淡水湖の有人島だ。平安時代末期の保元・平治の乱で落ち武者となった源氏側の武士7人が住み着いて島民の先祖になったと伝わる由緒ある島。そこに近年、野生のイノシシが押し寄せ、農作物の被害が拡大している。島には本来、イノシシはいなかったが、対岸から湖を泳いで上陸し、定住しつつあるという。何が起きているのか。(杉森尚貴)
サツマイモが全滅
 島に異変が起き始めたのは平成28年ごろ。サツマイモ畑が荒らされる被害が相次いだのだ。
 「漁の合間に育てたサツマイモだったのに…。悲しかった」。島に住む小川幸子さん(65)はこう嘆く。約10平方メートルの畑で育てたサツマイモがほぼ全滅。土が掘り返され、イノシシとみられる足跡が残されていた。
 沖島は赤土が特徴で、糖度の高いサツマイモが収穫できる。サツマイモを使ったソフトクリームは観光客に人気だ。「まさかイノシシが犯人だったとは。泳いできたと聞いてびっくりした」と小川さんはいう。
困難な対策
 沖島は周囲約7キロ、面積約1・5平方キロで大半は山林。近江八幡市の湖岸の沖合約2キロに浮かぶ。人口は280人(3月末)。豊かな自然環境が残り、近年は観光スポットにもなっている。
 かつて織田信長など時の権力者から漁業の特権を与えられ、現在も主要産業は漁業だ。そのかたわら、農作物をつくる家も多く、一部の平地を使ってサツマイモやタマネギ、キャベツなどが栽培されている。
 そんな島が近年、本来は生息していなかったイノシシに荒らされている。小川さんは「有効な対策は分からない」と嘆く。地区住民たちが話し合い、今年から畑の周りを柵で囲う対策も行っているが、費用がかさみ、生活の負担にもなるという。
 島の高齢化率は60%。高低差の激しい土地が多く、島民だけで本格的な獣害対策を行うのは難しい。被害を受け、県と同市は28年に山と畑の間に柵を設けた。捕獲用の檻(おり)も3つ設置されている。ただ島内に狩猟免許を持つ人はおらず、島外の猟友会が管理しており、これまでに捕獲実績はないという。
 自治会長の北昇さん(49)は「島民でできる対策は限界。イノシシが定着する前に駆除できればいいのだが…」。市は「住宅地への被害も考え、猟銃での駆除はしない方針で、檻による捕獲以外の対応は難しい」とする。
 それにしてもイノシシはなぜ、2キロも泳いで突如島にやって来たのか。
欧米では「グッド・スイマー」
 平成26年の環境省の自然環境保全基礎調査によると、国内のイノシシの生息分布は昭和53年に比べて約1・7倍に拡大。平成27年度の頭数は94万頭(推定値の中央値)と、25年間で約3倍になった。
 離島に現れる「泳ぐイノシシ」を研究している奈良大の高橋春成(しゅんじょう)名誉教授(人文地理学)は、イノシシ増加の原因について「耕作放棄地の拡大」や「温暖化に伴う積雪地の縮小」など複合的な要因があるとみる。
 イノシシは身を隠せる茂みの多い環境を好むため、個体数が増えると、耕作が放棄され下草が生い茂ったかつての農地まで山から下りてくる。こうして、イノシシと人間の居住域が重なり出したという。少子高齢化や過疎化の思わぬ影響だ。
 滋賀県の場合、琵琶湖岸近くの田畑まで生息域を拡大しており、さらに新たな生息域を見つけるため湖を泳いで渡ったと考えられる。高橋名誉教授は「イノシシは鼻がいいので、島の作物のにおいをかいで島を目指したのかもしれない」と話す。
 「泳ぐイノシシ」は沖島だけの現象ではない。高橋名誉教授が平成25(2013)年に西日本の自治体に行ったアンケートでは、沖島のほか、小豆島(香川県)や壱岐島(長崎県)など110の島でイノシシの上陸が確認された。同様の調査では1980年代は3島、90年代は17島、2000年代は42島だったといい、イノシシの上陸は近年急増している。
 高橋名誉教授は「5キロ程度の遊泳は珍しくなく、最長20キロ程度は泳ぐ。山の動物という観念をなくし、海岸付近でも対策が必要」と訴える。
 欧米ではイノシシが海や川を泳ぐことはよく知られ、「グッド・スイマー」とも呼ばれているという。
 滋賀県では平成28年、国宝・彦根城(彦根市)の外堀沿いの遊歩道にイノシシが出現。観光客ら4人にかみつくなどして重軽傷を負わせたことがあった。イノシシは直前に彦根港周辺で目撃されており、川や琵琶湖を泳いでやってきたとみられている。沖島では人的被害は出ていないが、対策は急務だ。
対策は地域ごとで、決定打はなし
 農林水産省は今年度の当初予算で、侵入防止柵などの整備やジビエの利用拡大など獣害対策に計104億円を計上。7年ぶりに増額させた。
 また、鳥獣被害防止特措法では、猟友会や農家などでつくった「鳥獣被害対策実施隊」に対し、捕獲や柵の設置などに報酬を支払う制度もある。
 ただ、離島に限定した対策はなく、同省農村環境課鳥獣対策室は「ソフト、ハードの整備への助成はできるが、罠(わな)の管理など継続した取り組みが必要で、地域の狩猟免許を持つ人や自治体が一体となった活動がのぞまれる」とする。
 離島のイノシシ対策としては、江戸時代に長崎県の対馬で行われた駆除作戦が知られる。対馬藩が農業振興のため9年間で約5千人を動員し、約8万頭を駆除した記録が残る。
 現代では、佐賀県の馬渡(まだら)島で箱罠を利用して平成24〜28年度に計257頭を捕獲した実績がある。ただ、高橋名誉教授によると、人口よりもイノシシが多くなった離島もあり、イノシシの増加ペースに追い付いていないという。
 檻に設置した監視カメラでイノシシを認識し、イノシシが入ったところで自動的に檻の扉を閉める最先端の駆除装置もあるが、高額な上、国の補助金交付先も農業被害の大きな地域に限定されている現状で、普及には至っていない。
 高橋名誉教授は、沖島のイノシシは現在、数頭から10頭程度と推測。「今捕獲できれば、被害拡大を食い止められるかもしれない」と話す。
 泳いで生息域を拡大するイノシシ。その対策が急務となっている。

18/04/08

■ビワイチ快適、清掃サイクリング 滋賀で29日開催(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180408000113
 自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」を快適に楽しめるようにと、滋賀県内の自転車愛好家たちが4月29日を「ビワイチ感謝の日」として、初めての「お掃除サイクリング」を計画している。路上に落ちたガラス片などで自転車がパンクするのを防ぐ狙いで、地域への恩返しの思いを込め、参加を呼び掛けている。
 企画したのは、ビワイチ初心者の相談などに対応する情報拠点「ビワイチ応援サロン」(大津市大萱2丁目)を今月立ち上げた愛好家たち。当日は午前9時に、彦根市の彦根港駐車場と守山市今浜町にある「琵琶湖サイクリストの聖地碑」前の2カ所を集合場所とし、4コースに分かれてガラスなどを拾いながら自転車で走る。一部参加も可。
 県内の道路では、車から投げ捨てられた瓶や、事故車の部品などがパンクの原因にもなることが多いという。そのため、サロンのメンバーらは、2011年から自転車イベントの前に清掃活動を続けていた。
 4月29日は、ビワイチを楽しむ人が多い5月の大型連休直前の休日で、最も清掃の効果が大きいとみて、感謝の日に設定した。サロンのマスター、浦松武司さん(65)は、「気持ちよく走るためにもパンクはない方がいい。サイクリストには『ごみや迷惑を残していく』という批判もあるが、走らせてもらっているという感謝を表す機会にしたい」と話している。
 参加費は、ほうきや、ごみを入れるバッグなど掃除用具一式、保険などを含め1人1500円。参加希望者は4月15日までに、同サロン077(545)4700=ファクス兼用。月曜、木曜、第1、第3日曜は休み。

■明治の大事業を体感 琵琶湖疏水通船乗船ルポ(京都新聞電子版)http://kyoto-np.co.jp/top/article/20180408000068
 京都を支えてきた琵琶湖疏水を運航する船が今春、67年ぶりに復活した。大津市から京都市への経路に乗り込むと、難事業に取り組んだ明治の先人たちの意気込みが見えてきた。
 大津市の園城寺(三井寺)近くからスタートした下り船の目前に広がるのが、全長2436メートルの第1トンネル=地図(1)だ。入り口では伊藤博文が揮毫(きごう)した扁額(へんがく)が迎える。額の上には建設を担った技師、田辺朔郎の名も英字で刻まれている。
 トンネルのはるか先の出口に小さな光が見えるだけ。気温も5度ほど下がる。壁を伝う2本のロープのうち1本は電気を通すためだという。「もう1本は船頭が引っ張って上っていたんです」。ガイドの道祖彩有希さん(28)が解説してくれた。
 半分を過ぎたあたりで、天井に開いた穴から大量の水が降り注ぐ。第1立て坑だ。当時日本最長だったトンネルを掘るため、長等山上から垂直に穴を掘り、そこからも掘削する方式をとった痕跡だという。水は音をたてて船の屋根に流れ落ちる。
 山科区の諸羽トンネル=地図(2)を抜けると、緑と桜が広がる。水面近くから菜の花が咲き誇る沿道を見上げる。「行ってらっしゃい」と笑顔で声を掛ける人たちに手を振り返す。
 蹴上(東山区)に向かう第3トンネル=地図(3)を抜けると、下船場=地図(4)はすぐそばだ。京都御所へ防火用水を送るために建てられたれんが造りの旧御所水道ポンプ室が迎えてくれた。
 疏水のガイドを続けている福冨雅之さん(49)=山科区=は乗船客の立場から「水面からだと景色が違う。今の京都があるのは疏水のおかげだと実感できた」と語った。発電や市電の運行、物資運搬など豊かな恵みを近代京都にもたらした大事業を、違った視点から感じ取れた。
 乗船ガイド びわ湖疏水船は、京都、大津両市などでつくる「琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会」が運航する。春季は5月28日まで、秋季は10月6日から11月28日まで。春季は満席の日が多いが、平日などに少し空きがあるという。問い合わせはJTB旅の予約センター(0570)050489へ。

■春のじゅうたん 高島、ノウルシ(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20180407-OYTNT50150.html?from=ycont_top_txt
 高島市新旭町の琵琶湖畔で、ノウルシが色づき、黄色と緑のじゅうたんを幾重にも重ねたような光景が広がっている。
 湿地に生える高さ30〜50センチの多年草で、黄色い花のように見えるのは、茎の先端に密生する葉の一部。茎を切ると白い液が出て、かぶれることがあり、この名がついた。
 今年は色づきが早く、群落が見られる新旭浜園地では、周囲の桜並木や菜の花畑との色の競演が楽しめる。大津市の主婦、松田礼子さん(59)は「菜の花よりずっと鮮やかな黄色に魅了され、思わず車を止めてしまいました」と話していた。
 びわ湖高島観光協会などによると、今月中旬まで楽しめそうだという。

18/04/07

■ファイル 「伊藤園」が琵琶湖保全で780万円寄付(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20180407/ddl/k25/040/527000c
 飲料大手「伊藤園」(本社・東京、本庄大介社長)は琵琶湖の環境保全活動の資金として県に780万円を寄付した。昨年11〜12月、関西2府4県で販売した「お〜いお茶」ブランド飲料製品の売上金の一部。

■春の交通安全運動始まる(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0026054
=「事故防止 びわ湖と同じ 日本一」スローガンに=
 【東近江】 春の交通安全運動が6日から県内一斉に始まった。15日まで。
 運動は「事故防止 びわ湖と同じ 日本一」をスローガンに掲げ、(1)子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止、(2)自転車の安全利用の推進、(3)全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、(4)飲酒運転の根絶―を重点項目に置いて推進される。

■タンデム自転車、県内公道OK 「ビワイチ」観光振興など期待(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180407/CK2018040702000032.html
 2人乗りの「タンデム自転車」が、今月から県内の公道を走行できるようになった。琵琶湖を自転車で1周する「ビワイチ」の人気が高まっており、サイクリストを呼び込むのが狙い。さらに後部座席はハンドル操作が不要なため、視覚障害者の利用も期待されている。
 タンデムは前後の座席に二人で乗り、それぞれペダルをこぐのが特徴。二人でこぐためスピードが出やすい半面、一人乗りの自転車より全長が長いため横風を受けやすく、小回りが利かないという。
 県によると、観光振興を図って解禁する自治体が近年増えており、中部地方では愛知、長野県などで乗れる。滋賀では視覚障害者の団体などから要望があり、県が道路交通法施行細則を改正した。
 県警交通企画課によると、タンデムは軽車両だが、一人乗りの自転車と異なり、リヤカーや人力車などと同じ分類に該当する。歩道の通行はできず、「自転車を除く」の補助標識の対象外になる。
 これまでに他府県でタンデムの目立った交通事故は発生していないというが、交通企画課の担当者は「タンデムに乗る時は交通ルールを守り、道路環境に十分注意して運転してほしい」と呼び掛ける。(成田嵩憲)
◆風切る感覚心地いい
 彦根市松原の県立視覚障害者センターで六日、視覚障害のある村元三代子さん(69)=同市=ら二人がタンデムに試乗した。後部座席に乗り、センターの女性職員とともに、センター近くの交通量の少ない市道を走った。
 村元さんは、職員の「いち、にー、さん」の掛け声に合わせてペダルを踏み出した。こぎ始めは少しよろけたものの、速度が出るにつれて車体が安定。気持ち良さそうに約三百メートルを運転していた。
 村元さんは初めてタンデムに乗ったといい「二十五年ぶりの自転車は、風を切る感覚が心地良かった」と顔をほころばせた。今後については「タンデムに乗っても危なくない場所が増えてくれれば」と願った。
 タンデムの公道走行を県に要望していた県視覚障害者福祉協会の山野勝美副会長(66)=彦根市=は「私たちが日常生活で使うには課題も多いが、期待や希望も大きい。ビワイチにもいつか挑戦してみたい」と話した。(大橋貴史)

18/04/06

■交通安全に「くノ一」登場 滋賀・湖南市(滋賀県)(日テレNEWS24)http://www.news24.jp/nnn/news88921660.html
春の全国交通安全運動が6日から始まり、滋賀県では女忍者のくノ一が交通ルールを守るように呼びかけた。湖南市のショッピングモールに現れた7人のくノ一。この日始まった春の全国交通安全運動の一環で、甲賀忍者の里として知られる甲賀市と湖南市を管轄する甲賀警察署などが行ったキャンペーン。忍者に扮しているのは地元の交通安全協会の女性職員で、警察官らとともに「交通安全確認じゃ」などと呼びかけながら、交通ルールを守る意識を高めてもらおうと、訪れた買い物客にチラシなどを配った。

■あおり運転防止 県警高速隊呼び掛け 草津PA(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20180406/ddl/k25/040/488000c
 6日から始まる「春の全国交通安全運動」を前に、県警高速隊は5日、名神高速道路の草津パーキングエリア(PA)で「あおり運転」防止を呼び掛ける啓発グッズを配布した。
 異常な接近や急な割り込みなどの「あおり運転」を巡っては、神奈川県の東名高速道路で昨年6月、あおり運転のために追い越し車線に停車したワゴン車がトラックに追突され、夫妻が死亡する事故が発生。全国各地で社会問題化している。
 この日は、県警高速隊員と高速道路安全協会員らが、3月に新たに作成したリーフレットなど300セットをドライバーらに手渡した。領家太貴男・県警高速隊長は「交通安全への意識を高め、事故を防止したい」と話した。【小西雄介】
 この日は、県警高速隊員と高速道路安全協会員らが、3月に新たに作成したリーフレットなど300セットをドライバーらに手渡した。領家太貴男・県警高速隊長は「交通安全への意識を高め、事故を防止したい」と話した。【小西雄介】

■湖上から優雅に 「日本さくら名所100選」奥琵琶湖でお花見船盛況 滋賀・高島(産経ニュースWEST)https://www.sankei.com/west/news/180406/wst1804060047-n1.html
 滋賀県内屈指の景勝地、奧琵琶湖周辺のサクラが満開になり、湖上から楽しむ「お花見船」がにぎわっている。「日本さくら名所100選」の高島市マキノ町の海津大崎のサクラ並木(約800本)と、湖岸沿いにある長浜市西浅井町の奧琵琶湖パークウェイ一帯のサクラ並木(約3200本)を湖上から一度に楽しめる。
 同市西浅井町大浦では5日、漁業と民宿を営む大久保作蔵さん(73)の花見船「大作丸」が、海津大崎付近まで6往復運航。乗船客らは湖面に映える満開のサクラに、カメラのシャッターを盛んに切っていた。
 また、パークウェイのサクラ並木も岬の中腹を横一線に走り、乗船客らは湖上からの眺めを楽しんだ。
 東京から友人と訪れた後藤恵美子さん(77)は「満開のサクラ並木に感激。戦国時代の歴史が豊富な地にふさわしい眺め」と話していた。

■千本桜、川沿い彩る 甲賀・鮎河、7日からまつり(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180406/CK2018040602000022.html
 甲賀市土山町鮎河、うぐい川周辺の「鮎河千本桜」が満開になった。七、八の両日には「咲くや鮎河さくらまつり」が催される。
 一九五七(昭和三十二)年ごろ、うぐい川の土手にソメイヨシノ二十本が植えられたのが始まり。さまざまな機会に記念植樹されて増え、現在は近くの野洲川沿いや青土(おおづち)ダム周辺も合わせて計千六百本に上るという。
 今年は開花が早く、さくらまつりも当初の予定から一週間前倒し。五日は平日にもかかわらず、大勢の市民や観光客が河原を散策するなど楽しんでいた。
 さくらまつりでは太鼓やバンドの演奏などがある。見頃の期間は午後六時〜九時半にライトアップされる。
 (問)羽ばたけ鮎河自治振興会=0748(60)2721(築山栄太郎)

■旭化成キャンペーンモデル・北向さん、滋賀守山署で一日署長 「違法駐輪、気になる」(産経ニュースWEST)https://www.sankei.com/west/news/180406/wst1804060014-n1.html
 春の全国交通安全運動(6〜15日)を前に、滋賀県警守山署は2018年旭化成グループキャンペーンモデルの北向珠夕(きたむき・みゆう)さん(18)を一日署長に招いて出動式を行った。
 滋賀県守山市内に同社の事業所があることから、一日署長を依頼。北向さんは制服姿で「身が引き締まる思いです」と笑顔を見せた。自転車で移動することが多いといい、「違法駐輪など自転車のマナー違反は気になる。注意を呼びかけていきたい」と話していた。
 出動式では、上内保署長の訓示に続き、北向さんの号令で白バイに先導されたパトカーなど9台がパトロールに出動した。
 1月から今月4日までの交通事故による県内の死者は10人。そのうち7人が65歳以上の高齢者。同署交通課の伊吹貴也課長は「新学期や農繁期を迎え、子供や高齢者が巻き込まれる事故が予想される。取り締まりや安全啓発を強化していく」と話していた。

■「野洲の桜まつり」ライトアップ中止 見頃過ぎ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180406/CK2018040602000026.html
 野洲市は五日、同市三上の近江富士花緑公園で六〜八日に開く桜まつりで、当初予定していた夜桜のライトアップの中止を決めた。見頃が過ぎた上に悪天候も予想されるため。
 園内の桜は平年よりも一週間程度早く満開を迎え、既に終わりかけの状態。まつりは予定通り開催し、日中に物品販売などを行う。(平井剛)

■「滋賀写真部」始めました SNS県公式アカウント(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180406/CK2018040602000023.html
 県は、会員制交流サイト(SNS)上で映える滋賀の写真や動画を広く募るため、フェイスブックとインスタグラムに県公式アカウント「滋賀写真部」を開設した。県の魅力の発掘、発信に役立てる。
 滋賀写真部は、フェイスブックページに「いいね」をするか、インスタグラムアカウントを「フォロー」して“入部”できる。写真や動画は、フェイスブックページのタイムラインに投稿するか、インスタグラムで「#滋賀写真部」か「#shigaphotoclub」と付けて投稿する。
 県広報課の担当者が毎日、フェイスブックとインスタグラムに投稿された写真、動画から優れた一点を選び、公式アカウントで紹介する。投稿者は個人、団体、企業、自治体などは問わない。
 県の担当者は「きれいな風景写真にとどまらず、例えば伝統工芸の手作業や琵琶湖の漁業の一場面など、どんな投稿も歓迎したい。滋賀の隠れた魅力を発掘し、写真を通じて盛り上がっていければ」と期待している。(角雄記)

18/04/05

■琵琶湖岸に桜の帯、花見客にぎわう 滋賀・海津大崎(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180405000125
 滋賀県高島市マキノ町の海津大崎で桜が満開となり、琵琶湖岸が桜色に包まれている。5日は大勢の花見客が訪れ、湖北の春景色をめでた。
 海津大崎は湖岸沿いの約4キロにわたって約800本のソメイヨシノが続き、日本さくら名所百選にも選ばれる。
 この日、同市今津町の最高気温は平年並みの14・4度と前日比で8・4度冷え込んだ。曇りがちの肌寒い中、大勢の観光客らが足を運び、思い思いに散策した。花見船やカヌーも繰り出し、湖上からの眺めを楽しむ人もいた。
 びわ湖高島観光協会によると、今年はデータを取り始めた2005年以来、初めて3月中に開花し、例年より1週間早い4月4日に満開を迎えたという。6日夜には雨の予報だが、同協会は「週末は散らずに持ちこたえそう」と見込む。

■世界水フォーラム「湖沼セッション」 滋賀県が米、伯国の3州と共催(サンパウロ新聞)http://saopauloshimbun.com/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%B0%B4%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%80%8C%E6%B9%96%E6%B2%BC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%80%80%E6%BB%8B%E8%B3%80%E7%9C%8C%E3%81%8C/
 【既報関連】ブラジリア連邦直轄区の国際会議場で3月18日から23日まで開かれた第8回世界水フォーラムで、滋賀県、米国ミシガン州、伯国南大河州の3県州が、21日に共催で「湖沼セッション」を開催した。国立競技場「マネ・ガリンシャ」敷地内の特設会場では「水のエキスポ」が実施され、日本政府主催の「日本パビリオン」が設置された。パビリオンでは滋賀県琵琶湖環境部がブースを構え、琵琶湖の様々な価値や歴史を紹介。また、同部の小松直樹技監、田上淳一同政策課水政策係副主幹は、ロドリゴ・ロージェンベルグ連邦区知事を表敬訪問した。24日には、サンパウロ(聖)市の滋賀県人会(山田康夫会長)との懇親会にも参加し、交流を深めた。
 21日午後4時半から、同フォーラム内で開催された「湖沼とそれにつながる水系の統合的管理:持続可能な生態系サービスのための社会経済的・科学的な挑戦」では、五大湖を有するミシガン州、伯国最大の湖・パトス湖を有する南大河州、そして人造湖・パラノア湖を有するブラジリア連邦直轄区ら、世界の諸地域と共催した。
 同セッション開催の経緯を、司会として登壇した田上同副主幹が説明した。同セッションは昨年9月、滋賀県からブラジル連邦政府に「湖沼の重要性を発信する機会を与えてほしい」と相談したのが始まり。姉妹提携都市である南大河州・使節団が同県を訪問した際に、同県副知事が同提携都市であるミシガン州を訪問し、同州知事にそれぞれ打診。開催地ブラジリアの賛同も得て共催が実現した。
 登壇した、ミシガン州のジョン・アラン環境局五大湖室長、南大河州のフェルナンド・メイレレス水資源部長、同連邦直轄区のファビオ・ペレイラ氏、同県の小松技監らが、各湖の保全について講演。人間が生活ですぐに使える淡水が地球上の水の2%に満たないことを前提に、淡水の90%以上が湖沼に在ることを解説。湖沼がいかに人間の生活のために重要かをパネルディスカッションで訴えた。
 小松技監は「湖沼についての講演を、自治体が行う例は少ない。1度だけでは意味が無い。今後も続けていきたい」と語る。
 田上同副主幹は「湖を切り口にしているものが少ないことが、セッションを立ち上げた理由の一つだった」と振り返る。
 また、セッションの前後に同県は、米、伯の両州、伯国政府と懇親会を行い、「今後、どうすれば湖沼の重要性への理解を広められるか」など、取り組みについて意見を交換した。
 19日夕刻には、連邦区主催の立食パーティーの場で、小松技監、田上同副主幹がロージェンベルグ同区知事を表敬訪問。セッションの目的を説明し、ポ語で制作した講演案内を手渡した。
 同パビリオン内の滋賀県ブースで、パネル解説を行っていた同部の赤崎好近同保全再生課主査は「琵琶湖の多様な価値を知ってもらいたい」と話し、京阪神1450万人が琵琶湖の水を生活に用いていることや、同湖が400万年の歴史を持ち、多様な生物の宝庫であることも展示で解説。ブースには、琵琶湖に生息する魚の写真も各所に掲示した。
 赤崎主査は「観光地としても琵琶湖を守るためにも、生活のための水質・水量保全の必要性を訴える意味でも、フォーラムの『水のシェア』というテーマに合う」と語った。
 24日には、滋賀県人会主催の懇親会に参加し、山田会長が同部の3人に会館の歴史や県人会の概要を説明し、集まった県人会関係者に紹介。同部の3人が今回来伯した経緯、滋賀県への想いを語り、集まった関係者と交流を深めた。

■守山の死体遺棄 河川敷の女性遺体、血液型B型と判明 県警(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20180405/ddl/k25/040/376000c
 守山市今浜町の旧野洲川南流の河川敷で女性の遺体の胴体部分が見つかった死体遺棄事件で、県警は4日、女性の血液型がB型で、身長が150〜160センチ台と推定されると発表した。
 県警捜査1課によると、3月14日に県警が事件を公表して3週間となるが、他の部位や身元の特定につながる遺留品などは見つかっていない。司法解剖の結果などから、年齢は35〜50歳ぐらいで中肉、公表時点で死後1〜2週間経過していたことが分かっている。情報の提供は守山署捜査本部(077・583・0110)。【小西雄介】

■消えた定番メタセコイア並木 滋賀の観光パンフ裏事情(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180405000027
 滋賀県高島市の名所、メタセコイア並木(同市マキノ町)を真正面から撮影した「定番」の写真が、近年、市や観光協会のパンフレットやポスターから姿を消した。背景を探ると、観光と地域の交通安全のバランスをいかに取るか、関係者の苦労の一端が見えてきた。
 手前から奥へ、まっすぐに伸びる道に沿って、左右対称に赤く染まった木々が連なる−。びわ湖高島観光協会が2013年秋に発行したパンフ「ドライブ高島」には“これぞ並木道”と言えそうな、ポピュラーな構図の1枚が表紙に躍っていた。
 ただ、こうした王道のショットは「今は使っていない」と同協会。今春のパンフ「たかしま旅季行 春号」の表紙を飾るのは田植えを終えた水田の真ん中を横一文字に貫く新緑の並木道が、目に鮮やかな1枚だ。
 市観光振興課によると、真正面からの構図を使わなくなったのは、観光客が急増した15年ごろ。交通量の多い道の真ん中に出たり、道いっぱいに広がって記念撮影するなど、マナー違反による交通問題が顕在化し始めた。市は「『道路の中央から撮影しないで』と呼び掛けている以上、訪れる人に誤解を与えてはいけない」(同課)として、観光協会と担当者レベルで使用を避けることを申し合わせた。
 以後、観光協会は印刷物やネットで使用する画像は「道路の外側線よりも外側」から撮影したものに限っている。あわせて、情報誌やウェブ媒体など、外部のメディアから問い合わせがあった際にも、同様の協力を要請しているという。
 人気スポットであるがゆえの苦労だが、観光協会は「角度を少し変えるだけでも、全く違う顔を見せる。その多彩な表情を広く知ってもらいたい」と前向きだ。「並木道は地域の生活道でもある。撮影する際はマナーを守って」と念を押した。
 <マキノのメタセコイア並木> 滋賀県高島市マキノ町蛭口―牧野の約2・4キロ。1981年に防風目的で植えられたが、やがて高さ20メートル以上の約500本が並ぶ光景は、観光地として脚光を浴びることに。近年は「インスタ映え」する撮影スポットとして注目を集めている。

■SNS“映える”滋賀撮って 県が「写真部」創設(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180405000018
 滋賀県は、会員制交流サイト(SNS)で県民や観光客らが投稿した県内の美しい風景や伝統文化、食などの写真や動画を紹介する「滋賀写真部」を創設した。幅広い視点で地域資源を発掘し観光誘客につなげるのが狙いで、県は「新たな滋賀の価値を国内外に発信したい」としている。
 滋賀写真部のフェイスブックページを「いいね」とするか、インスタグラムアカウントを「フォロー」すれば入部することができ、投稿できる。他の部員の投稿も見ることができる。
 写真部で紹介した写真や動画は県の広報媒体に活用するほか、月ごとにベスト投稿を決め、3回以上選ばれた人は名誉部員になってもらう。ウェブ上からダウンロートできる「写真部カレンダー」も制作する。
 すでに400人近い部員が入部し、満開のサクラに彩られた彦根城(彦根市)や琵琶湖疏水(大津市)などの写真が投稿されている。問い合わせは県広報課077(528)3042。

■沖島に10年ぶり 保育所を開所(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0026037
=Uターン家族が利用 定員5人の家庭的保育=
 【近江八幡】びわ湖の有人島、沖島(120世帯、人口約280人)に近江八幡市立沖島保育所が10年ぶりに開所されることになり3日、同保育所で開所式と入所式が行われた。
 以前の市立保育所は、沖島小学校に隣接する同じ場所に開設されていたが、入所児の減少により平成20年3月末に休所し、その後、廃止になった。また、同年4月に開園した沖島幼稚園も同じ理由で平成27年4月から休園になっている。
 一昨年の5月、彦根市から同島出身の小川純平さん(24)とその家族が島に戻って定住したが、夫婦共働きのため3人の乳幼児を受け入れてもらえる施設を探している相談を受けた市が家庭的保育事業型の保育所(定員5人)として開設を決め、前保育所の床、壁の修繕やトイレの改修、屋根のふき替えなど約350万円をかけて修繕し再開した。
 この日、入所したのは湖太郎ちゃん(3)、かれんちゃん(2)、奏太ちゃん(0)で、所長以下、保育士、調理師(島在住)の職員4人体制で3人の保育にあたる。
 開所式では、冨士谷英正市長をはじめ関係者らがくす玉を割って保育所の再開を祝った。
 このあと、あいさつに立った冨士谷市長は「人口減少が進む沖島の現状から、こんな(保育所再開の)日が来るのかなぁという思いでいたが、今日の開所は夢のようでうれしい。将来に向け沖島活性化の新しい第一歩となるよう、いきいき、のびのびと子どもたちが成長されることを願っています」と述べた。
 来賓として出席した沖島町自治会長の北昇さん(49)は「島の活性化に繋がるよう、みんなで力を出し合い、助け合って子どもたちを健やかに育てていきたい」と保育所再開に期待を寄せた。

■道の駅「妹子の郷」営業を再開 大津(asahi.com滋賀)https://www.asahi.com/articles/ASL4276TSL42PTJB00Z.html
 大津市和邇中の道の駅「妹子の郷」が1日に営業を再開した。昨年10月の台風で大きな被害を受け、休業していた。
 妹子の郷は2015年8月に開業。約2年間で県内外から100万人以上が訪れた。昨年10月には、台風21号による暴風で物産店やコンビニエンスストアなどが入る建物の屋根約580平方メートルがめくれた。市は2月末に復旧工事を終え、建物の出入り口にも風除室を新たに設けた。
 澤井達駅長(70)は「やっとオープンを迎えることができてうれしい。多くの人に足を運んでもらい、楽しい時間をここで過ごしてほしい」と話した。
 営業時間は物産店が午前9時〜午後6時、レストランが午前10時〜午後7時。コンビニは24時間営業。(北川サイラ)

18/04/04

■琵琶湖岸の遺体は80代男性と判明 死因は溺死(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180404000180
 滋賀県近江八幡市南津田町の琵琶湖岸で1日午前に見つかった遺体は同市の80代男性と近江八幡署の調べで4日判明した。死因は溺死。同署は「遺族の意向で年齢は公表しない」としている。

■切断女性遺体の血液型はB型 滋賀県警、情報提供呼び掛け(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180404000159
 滋賀県守山市の旧野洲川河川敷で、切断された女性の胴体が見つかった遺体遺棄事件で、滋賀県警捜査本部(守山署)は4日、被害女性の血液型がB型と判明した、と発表した。
 県警によると、胴体から採取した血液を鑑定し、3月下旬に判明した。身長は150〜160センチ台とみられる、という。
 捜査本部にはこれまで数十件の情報が寄せられたが、身元特定には至っておらず、情報提供を呼びかけている。守山署捜査本部077(583)0110。

■ガソリン店頭価格7週連続下落 レギュラー143.1円(日本経済新聞ネット版)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2898986004042018QM8000/
 資源エネルギー庁が4日発表した2日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)は前週比0.1円安い1リットル143.1円だった。下落は7週連続。石油元売りは前週に卸価格を1リットル2円引き上げると通知しており、石油情報センターは「来週は小幅に上昇する」と予想している。
 地域別では神奈川や徳島など21府県で下落した。東京など7都県は前週と同値で、愛知や群馬など19道府県で上昇した。最高値は長崎の151.6円。最安値は徳島の136.3円だった。
 原油相場はアジアの指標となる中東産ドバイ原油で1バレル65ドル前後で推移している。元売り各社は今週、ガソリンの卸価格を1リットル0.5円引き上げると通知している。
 軽油の店頭価格は前週比0.1円安の1リットル121.8円と6週連続で下落。灯油も同0.1円安の1リットル87.7円だった。

■レギュラーガソリン、前週比0.1円安の143.1円 7週連続値下がり(Responce)https://response.jp/article/2018/04/04/308124.html
資源エネルギー庁が4月4日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、4月2日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比0.1円安の143.1円で、7週連続の値下がりとなった。
地域別では東北で0.3円、関東と近畿、四国では0.1円値下がり。一方、北海道では0.3円、中部で0.2円、九州・沖縄で0.1円値上がり。中国は前週と同価格だった。またハイオクガソリンは153.9円、軽油は121.8円、ともに前週から0.1円値を下げた。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、4月4日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は134.6円/リットル(前週比±0円)、ハイオクは145.9円/リットル(+1.5円)、軽油は110.5円/リットル(−0.5円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■沖島保育所 笑い声、再び湖面に 10年ぶり再開 滋賀・琵琶湖(毎日jp)https://mainichi.jp/articles/20180404/ddn/041/100/013000c
 日本で唯一の「淡水湖に浮かぶ有人島」として知られる琵琶湖・沖島(滋賀県近江八幡市)で、市立沖島保育所が10年ぶりに再開された。3日に開所・入所式があった。入所したのは島出身の小川純平さん(24)、典子さん(26)夫妻の子供3人で、元気な笑い声が湖国の島に響いた。
 沖島は港から約3キロ沖にあり、人口約280人。少子高齢化が進んでいる。保育所は1964年に開所したが、島内の市立沖島小学校に幼稚園が併設されたのを機に2008年4月に閉所。幼稚園も未就学児がゼロとなったため、15年3月に休園した。小川さん夫妻は16年にUターンし、島に移住した。今月から共働きになるため、自治会が市に保育所の再開を要請していた。
 入所式には、小川さんの長男湖太郎ちゃん(3歳)と長女かれんちゃん(2歳)、移住後に島で生まれた次男奏太ちゃん(7カ月)のきょうだい3人が出席。式で名前を呼ばれた後、桜の下で、保育士2人と鉄棒遊びなどを楽しんだ。
 約30年前にも保育士として勤務していた野田明美所長(58)は「私がいた時は50人以上の幼児がいた。また島で子供を育てようと思う方がおられるのは感慨深い」と話した。【蓮見新也】

■サップ 琵琶湖、聖地化目指す 定期レッスンも 市長「全国にアピール」 大津(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20180404/ddl/k25/040/424000c
 水に浮かべたボードの上でヨガなどを楽しむ「サップ(SUP=スタンドアップパドルボード)」の「聖地」化を、大津市が目指している。21日からは、同市由美浜のなぎさ公園サンシャインビーチ沖で定期レッスンが開かれる予定で、越直美市長は「波が少なく、立地も景色も良い大津市を全国にアピールしたい」と意気込む。
 サップはサーフボードよりも浮力のあるボードの上に立ってパドルをこいだり、ヨガをしたりする。ハワイなどで人気が高く、日本でも若い女性を中心に愛好者が増えている。
 3日はインストラクターの指導の下、越市長ら女性8人がヨガを体験。時にバランスを崩しそうになりながら、湖上の開放感を楽しんでいた。越市長は湖沿いの立地など共通点があるスイス・ジュネーブのようなにぎわいを生む「ジュネーブ構想」を推進しているが、「(スイスの)レマン湖でもサップは人気」とアピールした。
 レッスンは市公園緑地協会が主催。4日からホームページ(https://www.biwako-sup-yoga.com)上などで受講者を募集する。ヨガは各回4300円で、10月までに約20回を予定している。【成松秋穂】

■琵琶湖岸、スイセン咲きそろう 青空を背に(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180404000084
 滋賀県草津市の湖岸緑地で、スイセンが見頃を迎えている。黄色い花々が約400メートルにわたって咲きそろい、琵琶湖と青空と鮮やかなコントラストを織りなしている。
 市が1987年に始めた「花街道」事業の一環で、地元の常盤小児童や老人クラブのメンバーが育ててきた。志那中町から下寺町には黄色の帯が延び、自転車や車を止めてカメラを向ける人もいた。
 市公園緑地課によると、同事業は本年度で終了するという。

■琵琶湖のアユ魚群、平年の2割 昨年に続き不漁を不安視(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180404000044
 琵琶湖のアユを対象にした魚群探知機による滋賀県の調査で、1〜3月に確認できた量が平年の2割程度にとどまることが、3日までに分かった。県は昨年の天然アユの産卵量が極めて少なかった影響とみており、漁業関係者からは、春以降の漁獲量を不安視する声が挙がった。
 魚群調査は県水産試験場が1〜8月に月1回、船で琵琶湖の北湖を周回して行う。今年1月に確認できたのは66群で平年の19%、2月は87群で25%、3月は38群で11%と少なかった。歴史的な不漁だった昨季と比べると、いずれも上回った。
 県が昨年に確認した天然アユの産卵量は平年の2・2%と極端に少なかった。県は昨夏、不漁対策として産卵用の親アユを人工河川に放流する量を例年の2倍超にしたが、「早生まれが多く、効果が大きいのは春先までではないか」とみている。
 4〜6月はアユの漁獲量が伸びる時期で、昨季も5、6月に持ち直した。県漁業協同組合連合会は「春以降の漁に関しては、昨季より危機感を持っている」としている。
 県によると、昨年12月から3月までのアユ漁獲量は計24トンと平年の7割で、昨季と同時期の2・5倍だった。

■琵琶湖でサップヨガ、観光客にも 揺れるボード上で楽しく(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180404000025
 スタンドアップパドルボード(SUP)の上でヨガをする「サップヨガ」の定期レッスンのオープニングイベントが3日、大津市由美浜のなぎさ公園サンシャインビーチであった。関係者ら8人が琵琶湖に浮かべたボードに立ち、ヨガを実演した。
 レッスンは市公園緑地協会が主催し、市内の広告会社が運営する。湖岸から5〜10メートル沖に長さ約2・5メートルのボードをいかりで固定してヨガを楽しむ。ボードに立ってパドルをこぐスタンドアップパドルと合わせ、21日〜10月13日の計40回行う。
 この日は、越直美市長も湖上のヨガを体験した。講師たちとさざ波で揺れるボード上でバランスを取りながら片膝を立てて両隣と手をつないだり、片足を後ろに高く上げたりしてポーズを決めた。
 ヨガ講師の中塚奈津子さん=同市月輪3丁目=は「自然と一体になれるのがいい」、越市長は「市民や観光客に楽しんでもらえる」と話した。
 レッスンは有料。同協会077(527)1555か、同協会のホームページから申し込む。

■大空とサクラの中で ドローンで彦根城撮影、動画アップ(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/180404/rgn1804040041-n1.html
 彦根市は3日、小型無人機ドローンで空撮した彦根城のサクラを動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップした。満開となった約1200本のソメイヨシノなどが天守に映え、絶妙のコントラストを生み出している。
 「ひこドローン」と名付けた同市のドローンで同日朝に撮影。高画質の映像で空からの彦根城散歩を楽しめる。彦根城管理事務所によると、今週末までが見頃という。
 同市は平成28年からひこドローンで市内の名所を撮影し、ユーチューブなどにアップする事業を開始している。
 アドレスは(https://www.youtube.com/watch?v=vDvZ0gCM8Mw)。

■びわ湖岸に変死体(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0026025
=細身の男性=
 【近江八幡】1日午前10時ごろ、近江八幡市南津田町のびわ湖岸で、近くで釣りをしていた男性(19)が、変死体を見つけ、近江八幡署に通報した。
 同署の調べによると、変死体は男性で身長155センチぐらい、細身で上下のスウェットを着用し、黒色のスニーカーをはいていた。
 同署が死因と身元を調べている。

■あふれる春色(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20180403-OYTNT50290.html
 奥琵琶湖の春を彩る「海津大崎の桜」(高島市マキノ町)が早くも見頃を迎え、大勢の花見客が、青い湖面や空との鮮やかな色の対比を楽しんでいる。
 600本を超えるソメイヨシノの成木が、湖岸を4キロにわたって染め上げる桜並木は、「日本さくら名所100選」の一つ。地元の人たちが約80年前、湖岸を走る道路が開通したのを祝って植え始め、守り育ててきた。
 草津市の大学生、佐々木大悟さん(19)は「湖上にせり出した桜を、手が届くほど間近で楽しめるのがうれしい」と話していた。

■沖島に保育所が10年ぶりに復活(asahi.com滋賀)https://www.asahi.com/articles/ASL434D1VL43PTJB009.html
阿部治樹
 琵琶湖で唯一の有人島・沖島(近江八幡市沖島町、278人)に10年ぶりに保育所が復活し、3日に入所式があった。島民は「子どもたちは地域の宝」と喜んだ。
 島の保育所は通う子どもがいなくなることが見込まれたため、2008年3月に休園。その後廃園した。今回、島出身の小川純平さん(24)と、妻の典子さん(26)、長男湖太郎ちゃん(3)、長女かれんちゃん(2)、次男奏太(そうた)ちゃん(7カ月)が彦根市から移り住み、市は元の場所で市立保育所を復活させることにした。
 3人はこの日、両親と祖母と入所式に臨んだ。これからかかわる保育士2人と調理師1人と顔合わせし、みんなで童謡「チューリップ」を歌った。湖太郎ちゃんは保育所に来るのが楽しみかなと聞かれ、「うん」とうれしそうにうなずいた。典子さんは「隣の小学校のお姉ちゃんやお兄ちゃんたちともいっぱい遊んでほしい」と話していた。
 入所式に先立つ開所式で、冨士...

18/04/03

■琵琶湖・沖島 保育所10年ぶり再開 元気な笑い声響く(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20180404/k00/00m/040/115000c
 日本で唯一の「淡水湖に浮かぶ有人島」として知られる琵琶湖・沖島(滋賀県近江八幡市)で、市立沖島保育所が10年ぶりに再開された。3日に開所・入所式があった。入所したのは島出身の小川純平さん(24)、典子さん(26)夫妻の子供3人で、久しぶりに元気な笑い声が湖国の島に響いた。
 沖島は港から約3キロ沖にあり、人口約280人。島民は漁業などを営み、少子高齢化が進んでいる。保育所は1964年に開所したが、島内の市立沖島小学校に幼稚園が併設されたのを機に2008年4月に閉所した。幼稚園も未就学児がゼロとなったため、15年3月に休園した。

■滋賀県の昨年の観光客、過去最多5226万人 観光施設増設などが影響(SankeiBiz)https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180403/mca1804031547016-n1.htm
 滋賀県は昨年1年間に県内の主要な観光地を訪れた観光客数が前年を約149万人上回る約5226万人(速報値)となり、過去最多を更新したと発表した。大型観光施設の新設や増設などが影響したとみられ、日帰り客、宿泊客ともに増加した。
 県内を訪れる観光客数は平成27年以降、3年連続で過去最多が見込まれ、関心が高まっていることから、今回初めて速報値を発表した。
 調査では年間千人以上の観光客が見込まれる県内の観光地について、昨年1〜12月の観光客数を集計。その結果、観光客の合計は5226万2400人で、過去最多を記録した前年(5076万7300人)から2・9%増加した。
 このうち、日帰り客は4838万人余りと約9割を占めたが、課題となっている宿泊客も前年から約9万7千人増加した。
 県観光政策室は、びわ湖バレイ(大津市木戸)でのカフェ新設や菓子製造販売、たねやグループの「ラコリーナ近江八幡」(近江八幡市北之庄町)が前年に増設されたことのほか、琵琶湖を中心とした観光キャンペーンなどが増加につながったとみている。

■琵琶湖氾濫で消防署浸水も 大津市が移転候補地に(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180403000028
 大津市消防局が移転を目指す中消防署の候補地の一つが、琵琶湖で洪水が起きた場合の浸水想定区域内だったことが2日、分かった。市消防局は「万一の際は救急車両を避難させる」とするが、琵琶湖氾濫時には浸水の長期化が指摘されており、建設されれば防災業務に支障が出る恐れがある。消防庁は「署の適正配置が第一だが、望ましくない」としている。
 市消防局が選定した6候補地のうち、当初から挙がる2カ所の一つで、国が所有する別所合同宿舎(同市御陵町)。市消防局は、市中央部7学区を管轄する同署の出動態勢に偏りが出ない場所として、昨年12月の市議会総務委員会で初めて公表した。
 一方、国土交通省近畿地方整備局が2005年に公表した琵琶湖洪水のハザードマップでは最大50センチの浸水が想定され、1カ月程度の長期に及ぶ可能性が指摘されている。市消防局の計画では、敷地一部と出動経路になる前面道路が浸水区域にかかっている。
 市役所別館にある同署は、耐震性が極めて低く、老朽化が著しい。市は建設予定地として、市役所北側の国有地を約3億4千円で取得したが、県が土砂災害警戒区域に指定したため、建設を断念した経緯がある。
 市消防局は「土砂災害は突然発生して対応が困難だが、琵琶湖の浸水は時間がかかり事後的対応が可能と考える。課題は把握しており、十分勘案した上で選定したい」と説明する。
 消防庁の「消防力の整備指針」では消防署の設置について「浸水による被害に耐え得るよう整備」としている。

■世界農業遺産目指し、県庁に推進協設立(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180403/CK2018040302000005.html
 県内の農林水産業の世界農業遺産認定を目指す「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」の設立総会が、県庁であった。六月に国内審査を行う農林水産省へ申請書を提出し、二〇一九年度の認定を目指す方針を確認した。
 世界農業遺産は国連食糧農業機関(FAO)が、独自性のある農林水産業のシステムを認定する制度。県は伝統的で琵琶湖とつながる県内一次産業の継承に向けて、一九年に世界農業遺産認定を目指す考えを表明していた。
 協議会は申請の主体となり、県民運動として盛り上げるための情報発信や、世界農業遺産認定を農林水産業の活性化につなげる取り組みを行う。県と全十九市町のほか、関連団体や企業など百一団体が加わった。
 総会では、会長に選出された三日月大造知事が「先人が作った琵琶湖の尊いシステムを多くの人に知ってもらいたい」とあいさつ。琵琶湖博物館専門学芸員の橋本道範さん(53)が講演し、琵琶湖の伝統漁業、エリ漁の世界的価値を解説。草津市渋川小六年の「わくわく実行委員」の児童らが、県内外の農林水産業についての環境学習の実践を紹介した。(市川勘太郎)

18/04/02

■市長会との議論「継続に向けて調整」 滋賀県知事(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180402000173
 滋賀県市長会が県知事と政策課題を巡り意見交換する首長会議を当面休止するよう申し入れたことを受け、三日月大造知事は2日の記者会見で「首長が一定時間、同じテーマで議論する場はとても重要だ。今後どのようにすべきか、在り方を検討したい」と述べ、会議継続に向けて市町と調整を続ける考えを示した。
 13市長でつくる県市長会は3月下旬の定例会議で、市町の首長が参加する首長会議について「(知事との)対話がかみ合わず、議論の深掘りに至っていない」として当面の休止を求める方針を決め、28日に知事宛てに申し入れ書を提出した。
 三日月知事は市町との関係について「人的交流や課題に応じた対話もしており、建設的な関係は築けていると思う」との認識を示した上で、「批判はしっかりと受け止めたい。どういう点が問題だったかなど意見を伺いたい」と述べた。

■「びわ湖の日」関連イベント募る 認知度向上へ盛り上げ(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180402000062
 滋賀県は、7月1日の「びわ湖の日」を盛り上げるため、同日から「山の日」の8月11日までに実施する関連イベントを募っている。認知度の低い、びわ湖の日を身近に感じてもらおうと初めて企画。情報誌やホームページ(HP)で発信し、県民に参加を呼び掛ける。
 自然体験や学習会、環境ボランティア、環境こだわり農産物を使ったメニュー提供などを対象に公募する。琵琶湖に関わる活動だけでなく、水源である山や里、湖に注ぐ川もテーマに加える。
 びわ湖の日は県富栄養化防止条例の施行1年を記念し、琵琶湖の環境保全への参加意欲を高めるため1981年に制定。昨年のびわ湖の日前後には、約12万人が参加した「びわ湖を美しくする運動」をはじめ、外来水生植物オオバナミズキンバイの駆除、子どもの外来魚釣り大会、企業による近江牛を使ったおむすびの販売など35の関連事業が行われた。
 ただ県が昨年6月に実施した県民調査では、びわ湖の日の認知度は6割にとどまった。34歳以下では6割が「知らない」と回答しており、若者や新住民への浸透が課題となっている。
 27日まで県HPを通じて応募できる。登録されたイベントは情報誌17万部に掲載し、6月下旬に小中学校や商業施設などで無料配布する。

■県内の桜、見頃です(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180402/CK2018040202000007.html
 県内各地で桜の花が満開を迎えている。好天に恵まれた土曜、日曜日はライトアップなども始まり、多くの人たちが、咲き誇った白やピンクの花びらを楽しんでいた。
◆長浜・豊公園
 長浜市中心部の豊公園は、ソメイヨシノ六百本がほぼ満開。園内の長浜城歴史博物館の展望台からは、薄桃色に染まった景色が一望でき、大勢の花見客でにぎわった。
 市によると、ここ数年では最も早い三月二十八日に開花。三日までには満開を迎えそうだという。
 観光で訪れた大阪市の貫名(ぬきな)美千代さんは、予想以上の咲き具合に感激の様子。「早く咲いてくれてラッキー。本数も多く、素晴らしい」と声を弾ませていた。(渡辺大地)
◆甲賀・大福寺、しだれ「徳本」
満開となったしだれ桜「徳本桜」=甲賀市甲賀町岩室の大福寺で
写真
 甲賀市甲賀町岩室の大福寺では、しだれ桜が週末に満開を迎えた。昨年より一週間近く早いという。
 十九世紀初めに高名な浄土宗の僧・徳本(とくほん)上人が寺に立ち寄り、講が結成された記念に植えられたなどの説があり「徳本桜」の名で親しまれる。樹齢二百年以上とされ、境内で見事な枝ぶりを広げる。
 一日は檀家(だんか)らによる念仏講の観桜会も催され、四十四人が桜吹雪を堪能した。念仏講総代長の杉本治三(はるぞう)さん(66)は「知名度は低いが、遠方から毎年のように見に来られる方もある」と話した。(築山栄太郎)

■FMおおつ開局、式典で門出祝う(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180402/CK2018040202000004.html
 大津市の防災やイベント情報を届けるコミュニティーFM「FMおおつ」(周波数七九・一メガヘルツ)が一日正午、開局した。同市山上町のスタジオで式典が開かれ、関係者六十人が門出を祝った。
 式典では古田誠社長(61)が「コミュニティー放送を皆さんによく知っていただき、災害時には(市内に防災情報を届ける)臨時災害放送局になるようにしたい」とあいさつ。放送開始十秒前から全員でカウントダウンし、古田さんや県、市関係者ら五人がテープカットをした。続いて生放送番組が始まり、パーソナリティーが新たな番組内容を紹介し、意気込みを語った。
 放送時間は午前六時〜午後九時。地域振興と防災意識の向上を目的に、自社制作の情報番組や音楽番組を届ける。市内の七割の地域で聞くことができる。(大西里奈)

■人と人の接着剤になりたい FMおおつ開局(asahi.com滋賀)https://www.asahi.com/articles/ASL414FTML41PTJB007.html
 「人と人との接着剤になりたい」をコンセプトに、大津市内をエリアとするコミュニティー放送局「FMおおつ」(周波数79・1メガヘルツ)が1日、開局した。県内4局目のコミュニティー放送局として防災、音楽、地域の祭りなど生活情報を細かく発信する。
 放送時間は午前6時から午後9時までで、市内の人口約7割を受信エリアとする。現在番組のパーソナリティーとして37人が登録しているが随時募集しており、市民の参加も歓迎している。
 社長は大津市出身で元毎日新聞記者の古田誠さん(61)。小学生の頃からラジオ好きで、2008年にラジオ局「和歌山放送」に転職。「大津を盛り上げ、災害時にも役立つ放送局をつくろう」と昨年2月に株式会社「FMおおつ」を立ち上げた。スタジオは、災害時にインフラが途絶えた時にも情報を発信できるよう、大津市役所から北約400メートルの同市山上町の一室に設置した。
 この日、スタジオ前であった開局式には関係者ら約50人が参加。テープカットと同時に開局特別番組の放送が始まった。古田さんは「大津市民のみなさんにとって楽しい放送を届けたい」と話した。(北川サイラ)

18/04/01

■琵琶湖岸に男性遺体 滋賀・近江八幡、30代以上か(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180401000115
 1日午前10時ごろ、滋賀県近江八幡市南津田町の琵琶湖岸で、男性の遺体を釣りをしていた男性が見つけて110番通報した。
 近江八幡署によると、男性は年齢30代以上とみられ、身長約155センチで細身。スエットの上下と黒色のスニーカーを身に着けていた。目立った外傷はなく、同署が身元や死因を調べている。

■バイカルヨコエビ 赤ちゃん展示=琵琶湖博物館=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0026004
 【草津】 県立琵琶湖博物館(草津市)は5月6日まで、水族展示室で「世界初バイカルヨコエビの赤ちゃん誕生」展を開催している。
 同館では水族展示室「古代湖の世界」コーナーで、ロシアのバイカル湖にすむ生物を展示しているが、昨年3月にロシア科学アカデミー・バイカル博物館から送られてきたバイカルヨコエビの一種(アカントガンマルスヴィクトリィ)がバックヤードの水槽で繁殖し、同5月には幼体が生まれていることが確認された。
 その後、試行錯誤をしながら飼育や研究を続けたところ、多くの個体が成長し、今年に入って全長が1センチほどになった。これは、日本初はもちろん、世界初の事例という。
 そこで同館では、日本で初めてバイカルヨコエビの赤ちゃん(幼体)を展示しているもの。
 なお同館の観覧料は、おとな750円、高校・中学生400円、中学生以下無料。

■夜桜 幻想に浮かぶ…三井寺(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20180331-OYTNT50134.html?from=ycont_top_txt
 桜の名所として知られる大津市の三井寺(園城寺)と琵琶湖疏水一帯で31日、春のライトアップが始まった。約1300本のソメイヨシノや山桜が夜空に浮かび上がり、訪れた人たちは幻想的な雰囲気をカメラに収めるなどして満喫していた。14日まで楽しめる。午後6時半〜9時半。入山料は一般600円、中高生300円、小学生200円。問い合わせは同寺(077・522・2238)へ。

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