Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

06/02/26

雨でも満員
におの浜

 滋賀県琵琶湖のにおの浜でバスが釣れるようになって、岸もボートもすごい人出になってるということで、様子を見に行ってきました。ところが2月26日朝はあいにくの雨と強風。これでは人来てないだろーなーと思いながら到着すると、河口の両岸にはズラーリ、岸釣りアングラーが並んでます。時刻は午前7時ちょっと前。温排水の河口の両サイドで見える範囲内の人数を数えたら、29人いました。朝早いからボートはまだ来てません。

 その中にバスフィてんちょの姿が……。「大勢来てるね」と声をかけたら、「多い日はこんなもんじゃないっすよ。昨日は倍ぐらい来てました」と言いながら、河口の中でライトリグをキャストしてます。ここでも大きなバスがけっこう上がるんだそうです。

 あちこち見て歩いてる間に、ポロポロとバスが上がってました。大きいのは50cmを越えてます。そんなのが見てる間に2尾と30cm台から40cm台が数尾。岸釣りアングラーの人数は、一番多かったときで32人。午前7時前から9時過ぎの間に釣れたバスは5尾ぐらいでしょうか。8時頃になって風が弱まって雨が強くなってからはあまり釣れなくて、それまでの方がよく釣れてました。夜明け頃には62cmが出たという話も聞きました。

 大ざっぱに計算すると、5〜10人に1尾ぐらいでしょうか。確率的にはイシダイ釣りや国内のカジキ釣りなどの海の大物釣りとよく似たものですね。これを釣れてると言っていいのかどうかは何とも言えませんが、釣りとして成立する、あるいはがまんできる範囲内ではあります。おまけに、この数日は60cm前後が毎日釣れてるそうです。そのことも合わせて考えたら、手軽に行けて足場がよくてとても釣りやすい場所で、自分には釣れなくても毎回まわりでそんなのが釣れてるのを見たら、毎週釣りに行ってしまうのもわからないではありません。

 午前8時を過ぎて雨が強くなってからも、20人ぐらいの岸釣りアングラーががんばり続けてました。風が弱まるのを待ちかねたように、ボートもパラパラと走って来始めます。午前9時には5隻が河口の沖に集まって釣りをしてました。これは週末にしてはとても少ないそうです。それでも岸とボートでラインがからんだりしてたから、もっと多かったらたいへんでしょうね。メタルバイブをキャストしてたら、ラインが切れてびっくりするぐらい飛んでいく可能性だってあります。当たってからでは手遅れです。岸釣りアングラーの前にボートであまり近付くのは危ないですよ。フィッシングガイドの最中にゲストにケガをさせたりしたらシャレにも何もなりませんからね。くれぐれもご注意を……。

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