Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

06/10/14

戻りガツオが本格化
良型キャッチ

 台風18号のウネリが熊野灘に届き始めた10月13日朝、ワイルドキャットで良型のカツオが釣れました。最大60cm、3.4kgを含む2kgオーバーが4尾とあとは1kg前後を8尾の合計12尾。30cmのヒラソウダも1尾釣れました。

 その前日の12日に三輪崎漁港から出漁した漁船が3kg前後を各数尾キャッチ。その情報を聞いて13日は早起きして夜明けと同時に出漁。港のすぐ前でタックルをセットして沖へ向かう間もなく、すぐに1kg前後のカツオがダブルストライクできました。近くを走ると同サイズが4尾、1尾と続いて、その次にきたのが3kgオーバーと2kgオーバーのグッドサイズのダブル。春のシーズンがさっぱりだったっただけに、本当にひさしぶりの手応えです。

 その後、2kgオーバーが2尾と1kgクラスが1尾釣れて全部で12尾。午前9時に帰港する頃には、台風のウネリが3mぐらいになってました。イセエビ漁が始まったばかりで、前の日に入れたエビ網が、波が高くなり過ぎて一部回収できなかったぐらいです。翌14日は漁船も出漁しないぐらいの大波になって、これでまたしばらく釣りはお休み。たった2日間のチャンスをなんとかものにすることができました。

 そのうちの1尾をバスフィてんちょにお裾分けしたわけなんですけど、このカツオ、3kgオーバーになると浜値でkg2000円ぐらいしてます。ということは1尾5000円以上。これが浜値ですから、末端価格はいったいいくらぐらいになるのか。おそらく高級料亭かどこかで、エラーイ人達が「そちも悪じゃのー」とか何とか言いながら食べてるんでしょうね。もう少し待ってたくさん獲れ始めたらいっぺんに値下がりするし、もっと脂が乗って本当においしくなるのはまだ先のことですから、庶民は「高いだけの魚食べやがってー」なんて言わずに黙っておいしくなるのを待ちましょう。

 秋のカツオは成長したイワシを食ってますから、大きなルアーでもよく釣れます。春だったらマグロを狙ってるサイズのルアーにも平気で食ってきます。それがセオリーです。それはわかってるんですけど、ちょっと前までは漁船が釣ってるのにワイルドキャットでなかなか釣れなかったから、ルアーが大き過ぎるから食わないのか、あるいはケンケン釣り潜行板を使わないと釣れないのかなんて考え込んでました。それが釣れたら、いっぺんに自信回復。釣れるときは何を使っても食ってくるわーと、げんきんなものです。こうなったら、早く台風18号が北上し切って波が落ちてほしいですね。この秋は思いっ切り釣ったるぞーっ。覚悟しとけよ、カツオ!!

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