プロフェッショナルガイド
杉戸繁伸の
琵琶湖ガイド情報 特別編

Vol.387

杉戸繁伸の琵琶湖ガイド情報

Kota in Bassmaster Classic Vol.2
オフィシャルプラクティス
08/02/21

←08/02/18     ガイド情報バックナンバー     08/02/22→

 さあいよいよ始まりますよ〜!! B.A.S.S.最高峰のトーナメント。バスマスタークラシックが!! 要はバストーナメントの世界選手権。優勝はもちろんすごいことですが、何回クオリファイされたかがプロアングラーとしての戦歴になるぐらいですから、やはり別格のトーナメントです。

 さて、そんな別格のトーナメントに通算4回目の出場となる桐山孝太郎ですが、サウスキャロライナ州レイクハートウエルでの公式プラクティスを先週3日間こなし、2月20日には最終オフィシャルプラクティスを終了しました。今回、ウエイイン会場となるグリーンビルという街もだんだんお祭りもようになってきて、見てるだけでワクワクする雰囲気になってきたようです。

 オフシャルプラクティスでは船に積みこめるロッドの本数は10本、予備のリールは2個までと制限されており、桐山もいろんな状況を想定してタックルを厳選しています。この世界の舞台でファイナルディメンションが出てくるのは、何かうれしいものですね〜!!

 また、世界の舞台となると、メディアがらみの仕事も多くなり、そのあたの気配りも、プロアングラーとしてはたいへんです。いろんな人がまわりに寄って来ますからね〜!!

 そのオフィシャルプラクティスですが、選手達は早朝4時15分にホテルのロビーに集合し、循環バスで15分程度のダウンタウンエアポートの脇に設置されたボートヤードへと護送されます。大会本部が置かれるポートマンマリーナは、このボートヤードからおよそ40分の道程。

 ボートは今回から各選手の所有艇で出場することが可能となりましたが、牽引はすべて大会スポンサーであるトヨタのタンドラで行います。運転手も付いているので、参加選手の眠気を邪魔することはありません。

 前日の予報通り、冷え込みの厳しい朝となったようで、気温はおよそ1度。西南西の風が非常に強く、ときには10mを超える強風日になりました。前日までの話では、「プリプラクティスでつかんだ引き出しの確認と、試してみたい新たなこと」を中心に組み立て、この大きなレイクをいかに効率よく釣る事ことができるかを最終確認するとのことでしたが、自分なりに何か見付けたようです。

 そして最終プラ終了後、ジャッカルの小野俊郎さんと合流。サウスキャロライナの田舎街にしてはまだいけるスシバーで気分が少し和らいだ感じです。

 さあ本戦ではどんな戦いが繰り広げられるのか、楽しみですね〜!! 世界の桐山、応援の程よろしくお願いします。

※写真提供 伊藤健一郎さん

←08/02/18     ガイド情報バックナンバー     08/02/22→

杉戸繁伸(すぎと・しげのぶ)

1970年生まれ。滋賀県大津市在住。週末及び休日主体のパートタイムフィッシングガイドとして大津市今堅田のリブレに所属。琵琶湖では15年以上のキャリアを持ち、ラバージグ、ジグヘッドリグ、バイブレーションプラグなどを使った沖のウィードエリアや浚渫エリアでの釣りを得意としている。元JBマスタープロとして94年4月に河口湖で開催されたJBプロトーナメントで、発売3日後のベビーシャッドを使って優勝したことはあまりにも有名。

S. Sugito
Official Web Site
杉戸繁伸の琵琶湖ガイド情報