GTからバスへ
08/06/07
←Before ガイド情報バックナンバー Next→
最近はサマータイム制をあまり聞かなくなりましたが、一部では身体に悪いという話もあるらしい。また体内時計は変更できないらしく、作業効率が落ちるデータも出ているとのこと。まあどうであれ、夜明けが早くなれば、釣り時間は自然と長くなるもの。ガイドは自然とサマータイムになりつつあります。
さていつものごとく、遅くなりましたが、先週の報告からいきましょう。先週は土曜日にガイドで湖に出てきました。この日のゲストは菅田さん。私のガイドは初めての方で、なんと4月からバス釣りを始めたばかりで、今回で3回目の釣行とのこと。そして、その4月に関東の量販店で私のDVD「跳ねラバマスター免許皆伝」を購入し、「琵琶湖で釣りしたい!!」と強く思ったらしく、また同時に跳ねラバメソッドに興味を持って、今回の私のガイドになったわけらしいです。
金曜日の夜、本人は新幹線で来られましたが、ロッドはなんと直接お店からリブレに配達されており、その夜にTS-168Hを開封することになりました。ひさびさに見る新品の168H、そしてリールはすべてメタニウムMgDC(レフト)。これらのタックルを見ていると、明日は何が何でも入魂せねばと思う船長でした。
そして当日、ローライトで無風。誰が見てもトップ日和ですが、だまされてはいけないと思いながらも、少しだけ試みることに。しかし予想的中。今の琵琶湖は甘くありません。これで気持を切りかえて、跳ねラバ講習に入ります。菅田さんは、今はGTをやっているらしく、トカラへの遠征や、海外遠征も経験豊富な方で、釣りのイロハはもう十分ご存知の方。ゆえに呑み込みも早くて、ドンドン吸収されていきます。
すると、この日はサイズが少し小さいながらも魚の反応は悪くなく、ハネラバフィッシュを難なくゲットすることに成功。とりあえずプチ入魂は達成です。その横で、ハネラバフィッシュを邪魔しないように、私はジグヘッドをやっていましたが、今好調なシェイキータイプのジグヘッドにシェイキーワームを付けて置いておくと、「ズ〜ン」と重いバイトがあり、2kg近い魚が出てきました。
しかし、普段GTを釣っておられるので、釣れない時間は平気らしく、一切わき目もふらずひたすらハネハネする菅田さん。かなりこの釣りが自分のリズムに合うらしいです。
この日のメインは水深4mラインで、ササバモ、エビモ、カナダモの混成スポットがよい感じで、そんな中、運悪く少しだけ跳ねた私のハネラバに54cmが出るなど、飽きない程度に反応があった感じです。
しかし昼からはかなり渋くなり、いろんなスポットを転々と回りましたが、午前中のサイズを超えることはできず、跳ねラバ講習は終了となりました。菅田さん、1日お疲れ様でした。バス釣り3回目にして、朝から夕方まで約9時間、まさに延々跳ねラバオンリー。たいしたもんです。こんな釣りならいつでも付き合うので、また都合がつけば遊びにきてくださいね。
■使用タックル
跳ねラバ
ロッド シマノ・ファイナルディメンションTS-168H
リール シマノ・メタニウムMgDC7(レフト)
ライン サンライン・FCスナイパー16ポンド
ジグ シマノ・ハネラバガード12g(ガード抜き)
トレーラー バークレイ・パワーホッグ4インチ
■船長の独り言
今回は、普段ソルトで基本的にあまり釣れない釣りをされているゲストだったので、いろんな楽しい話をできました。ソルトでは高いお金を払って遠征に行っても、海に出れないときもあり、またワンチャンスをものにできるかどうかで決まる時が多いので、バイトが数時間ないのが普通の感覚とも言える。ゆえに常に動いている跳ねラバメソッドのリズムが絶妙にゲストに合ったらしい。DVD、ロッド、ルアーなど、自分が関わった商品を使用してもらい、楽しいと思ってもらえたことは、自分自身、とてもうれしいことでもあり、今後のはげみになりました。これからも船長ワールドで頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
それと、ただいまシマノムービー「伝家の宝刀」は3作目が放映されていますが、次はお待ちかねの船長直伝「跳ねラバメソッド」を予定。ただいま編集中でございます。こちらの方も常にチェックしておいてくださいね。
←Before ガイド情報バックナンバー Next→
|