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Vol.401

杉戸繁伸の琵琶湖ガイド情報

ビワコオープン第2戦&取材
08/05/25-30

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 5月後半ですでに30度近い気温は身体によくないですね〜!! 一昔前までは考えられない気温が普通になってきました。はたしてこの夏はどうなるんでしょうか!? 今年はかなりセーブする予定です。


 さて先週末ですが、予定通りビワコオープン第2戦に参加してまいりました。結果の方はと言いますと、もうすでにご承知の通り、大コケって感じです。前日にプラクティスで一通り湖を見てきた結果、意外と跳ねラバでの感触がよく、大会もメインは跳ねラバ、抑えでシェイキータイプ&ストレートワーム。基本的には、「自分がこれで釣りたいな〜」が先行したパターンですね〜。


 5月25日(日)ビワコオープン第2戦、シマノ&オーナーばりカップ。朝から雨具を着てのスタートです。昨日よかった南湖南フラットウィードエリアに入り、まずは跳ねラバ。たまに巻きラバも組合わせてチェックしていきます。


 しかし、昨日よかったエリアが沈黙、ならば少し浅いフォローエリアでやると、多少なりとも反応はあるもサイズが小さいので、大会では論外。タイミングを見ては、メインエリアに何回も入りなおすことを試みます。と言うか、今年の状況では何カ所も釣れるエリアを探すことができず、また私みたいに「これで釣りたい〜!!」が優先するタイプにとってはかなり難しい状態でした。


 しかし、状況はかわらずで、途中から抑えのシェィキータイプジグヘッド(カルティバ)&シェイキーワームで釣ってみると、「あれ、魚いるやん!!」と反応があり、すぐにリミットメイク。さあ〜これからサイズUPといきたいところですが、タイムUPでウエイイン。見事粉砕されたビワコオープンです。


 今回は、スポンサーの冠だったので、かっこいいところを見せたかったのですが、釣りはうまくいきませんね〜!! 次は入賞できるように頑張ります。そして恒例の抽選会では、いつも通り家族で参加。こちらの方はかなり頑張りましたよ〜!! 米、肉、おもちゃ、家電。これだからビワコオープンはやめられませんね〜。


 そしてそれから1週間、30日(金)、この日はひさびさの平日の釣りで、琵琶湖に出てきましたが、もちろんお仕事がらみで、いつもながらのぶっつけ本番ロケです。今回のお題は「跳ねラバ」。もうそろそろ跳ねラバシーズン開幕なので、少し先取りして釣ってみることに。


 しかし、前日にまとまった雨が降ったせいか、濁りが気になる。天気はローライトなので、気分は巻きたいところ、そこで、まず気分を盛り上げるためにマキラバを数投すると、「コツ」と明確なバイト。明らかにアフター回復組の50UP。潜るわ、走るわで朝から楽しい一発となりました。しかし最後にバレましたけどね〜!!


 まあ遊びは置いておいて、本題の跳ねラバでは、意外と渋い。この日は、釣るならキャロかジグヘッドがベストな状況みたい。そんな中、釣るラインを少しかえてみると、少しずつ反応が出だし、小から中サイズまでポロポロと釣ることができました。バイトの出方は意外と明確で、「コッ」と出ますが、ポーズは少し長めがよかったですね。


 まあ50UPは出ませんでしたが、大好きな跳ねラバで釣れたので大満足。ジグで思いっきりアワセを入れるのは気持ちがよいものです。このもようはシマノムービー「伝家の宝刀」でお見せするのでしばらくお待ちくださいね。

■使用タックル
跳ねラバ
ロッド シマノ・ファイナルディメンションTS-168H
リール シマノ・メタニウムMgDC7(レフトハンドル)
ライン サンライン・FCスナイパー16lb
ルアー シマノ・ハネラバ11g
ワーム バークレイ・パワーホッグ4in
シェイキータイプ
ロッド シマノ・ファイナルディメンションTS-272L
リール シマノ・ステラ2500S
ライン サンライン・FCスナイパー6lb
ジグへッド カルティバ・シェイキータイプジグヘッド(仮、来月発売予定)
ワーム  バークレイ・シェイキーワーム5in


■船長の独り言

 5月51日(土)は保育園の遠足で、琵琶湖博物館に行ってきたので、釣りはしておりません。バスの中から琵琶湖を見ていると、多くの船が浮いており、知っているガイドさんも多数見られました。南湖においては小さいもんですね〜!! そして遠足も無事終了し、その後は明日の用意でバタバタ、ラインの巻きかえまでかなり気合を入れております。私がラインの巻きかえをするのはかなりの入れ込みですからね〜。また報告しますね。

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杉戸繁伸(すぎと・しげのぶ)

1970年生まれ。滋賀県大津市在住。週末及び休日主体のパートタイムフィッシングガイドとして大津市今堅田のリブレに所属。琵琶湖では15年以上のキャリアを持ち、ラバージグ、ジグヘッドリグ、バイブレーションプラグなどを使った沖のウィードエリアや浚渫エリアでの釣りを得意としている。元JBマスタープロとして94年4月に河口湖で開催されたJBプロトーナメントで、発売3日後のベビーシャッドを使って優勝したことはあまりにも有名。

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