プロフェッショナルガイド
杉戸繁伸の
琵琶湖ガイド情報

Vol.405

杉戸繁伸の琵琶湖ガイド情報

夏休みガイドで休みなし
08/08/02-17

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 予想通り、お盆を過ぎると朝晩は涼しくなり、寝るためにエアコンを付けることは少なくなりました。とは言っても滋賀県内でも南と北、また湖の近くや山の近くではかなり差がありますけどね。


 さて、いつも通り遅くなりましたが、この数週間をざ〜と振り返ってみますね〜!! まずは8月2日(土)、この日はバスキャットでの初ガイドになるわけで、そのゲストはプチ有名なチーム麦わらの会長さんとその仲間達。そして本日のメニューですが、やはりこの時期と言えば、跳ねラバとヘビテキ。まずは船長ガイドなので手堅く跳ねラバからスタートです。


 狙いはフラットウィードのアウトサイド水深4m前後。手慣れたゲストと軽快に跳ねさせていると、ゲストに55cm、その他にもサイズが小さいながらもバイトは多く、飽きません。次にヘビテキもやってみると、またまたゲスト50UP、その他にも40UPが8本程獲れて終了となりました。


 この日のキモは少し軽い跳ねラバがよかったようで、7〜9g前後のジグを跳ねて置いておく。これが効いた感じですね〜!!


 そして翌3日(日)は跳ねラバ経験者と未経験者のお2人のセットで湖に出ます。まずは昨日よかったラインから跳ねラバでチェック。すると、何かがかわったのかスロースタートで、2時間ぐらいさ迷うことに。しかし、使用するハネラバのウエイトが決まると、バイトが出だし、45cm前後の魚が飽きない程度に反応してきます。そんな中サイズUPできそうなスポットを見付けることができ、そこはていねいに釣っていきます。すると、ゲストの57cmを筆頭に50UPが4本、45cm前後は15本程度ゲット。パターンがはまれば今の琵琶湖はすごいもんです。


 跳ねラバ初挑戦のゲストが50UPを3本ゲットとなったわけですが、ジギングをやっているらしく、跳ねさすリズムはかなり上手、合わせもスピードがあり今回の結果となりました。ちなみに、この日の午後は、さすがに跳ねラバではスローダウンしたので、マキラバでボトムパンプしてみると、これが大当たりで、それからはまたまたバイトが続いた感じです。メインは、跳ねラバ。そしてバイトが遠くなればマキラバでのボトムパンプ。この2パターンで1日中生命感を感じれた真夏の琵琶湖でした。


 翌週9、10日、土日とも湖に出ますが、結果的にかなり苦戦することになります。まず9日(土)は先週はまったエリアからスタートすると、水がかなり汚い。エリアによってはかなり泡だっている感じ。となると生命感はまったくなく、そこから放浪の旅に出ることに。今回は2日連続のゲストさんだったので、ハネラバでこだわるものの撃沈。最大は46cmでよい場面は一切なし。まさに恐るべし琵琶湖激変の巻でした。


 翌10日(日)は、今シーズンまだメインとしてやっていないヘビテキを朝からやってみます。すると早い段階でゲストに50UPがきたので少し助かります。しかし、その後は続かず、よいスポットに入っている船は見てる間に10kg越え。それ以外の船は何も変化なし。それもある時間帯のラッシュタイムを逃すと、基本的には難しい状態。そんな中、最後にライトリグで遊んでみると、バイトが多く、45cm前後やチビバスが相手してくれました。この週末は、タイミング合わず、ヘビテキパターンにアジャストできなかった自分にとってはかなりしんどい週末になりました。


 次に16日(土)、この日のゲストは10年以上前から来てくだっている超常連さん。いつも通りスロースタートで身体にやさしいガイドコースがご希望。まずは朝の少しだけ、跳ねラバでチェックしてみます。しかし先週とかわらず、今回はそれ程深い追いせず、すぐにライトリグをやってみます。


 するとタイミングがよかったのか、すぐにバイトがあり、ロッドを満月に曲げて、なかなか上がって来ません。横で見てて少しヒヤヒヤもんでしたが、何とか無事ランディング成功。早くも50UPゲット。この魚で本来なら、次のキャストでさらにデカイのを狙うのが普通ですが、身体にやさしいコースは少し違います。釣れれば、その魚に感謝し、ゲストは湖を見ながらタバコ、私はコーヒータイム。2人で世間話しながらブレイクタイムばかりです。


 そしてまた釣りを開始し、ライトリグをやっていると、これがまた意外とバイトが多く、ナイスキーパーが反応してきます。メインリグはジグヘッドとダウンショット。バイトの多さで言えばジグヘッドが圧倒的な感じ。できるだけフォールでバイトを誘うように釣っていくと、またまたゲストのロッドがぶち曲り、本日2本目の50UP。さらに私のジグヘッドにもバイト。この魚はまさにヒラマサ級で走る走る。その魚は58cmもあり、ひさびさに私もライトリグを堪能することができました。


 その他にも45cm前後やナイスキーパーならよく釣れた1日となったわけで、身体にやさしいコースでの結果としては最高に楽しめました。結果がどうであれ、湖上のブレイクタイムは最高。今回もいろんなことを話したように思います。他業種での人生の先輩ですから、ためになる話が多かったです。次は来年ですね。お待ちしております。


 17日(日)はやっと家族にバスキャットをお披露目する日。午前10時から12までの2時間程度ですが、嫁さんと下の子供を連れて湖上に出ることに。湖上は北風が程よく吹いており、陸上とは大違い。時間もショートなので、とりあえず近場のライトリグから試してみます。すると、またもやジグヘッドが好反応。チビにまじり、なんと嫁さんは軽く50UP。5月のビワコオープンから琵琶湖に出ていないのに、あいからず引き運は持っていますね〜!! その後もナイスキーパーを連発。しかし子供はぜんぜんダメ。フォールでの誘いを理解できているかどうかで決まった感じですね〜。


 そして、ランチングの間、子供はサイトの釣りにかなり夢中になっていたようで、途中でDNAの偏光グラスを貸してやると、「お父さん、これ凄い見えるな〜」と大喜び。カバーの中からス〜と出てきて、ワームを加える瞬間を見て興奮してました。


 まあそんな感じでお盆と言われる週末は終わったわけですが、その日曜日の夕方は、前日に有名アユプロから貰ったアユをいただくことに。どうせ食べるならということで、庭で焼いてみましたが、普段飲まない私でも、この時ばかりは飲んでしまいました。う〜ん、やはり食べられる魚はいいな〜と思う瞬間ですね。


■使用タックル
ライトリグ
ロッド シマノ・ファイナルディメンションPV-2610ML
リール シマノ・ステラC3000HG
ライン サンライン・FCスナイパー7lb
ジグヘッド カルティバ・スィングヘッド1/16oz
ワーム ケイテック・シャッドインパクト4in
跳ねラバ
ロッド シマノ・ファイナルディメンションTS-168H
リール シマノ・メタニウムMgDC7(左)
ライン サンライン・FCスナイパー16lb
ルアー シマノ・ハネラバ12g
トレーラー パワーホッグ4in、スイングインパクトファット3.8(プロト)
巻きラバ
ロッド シマノ・ファイナルディメンションTS-172MHPF
リール シマノ・メタニュームMgDC7(左)
ライン サンライン・FCスナイパー16lb
ルアー シマノ・マキラバ11g & スイングインパクトファット3.8(プロト)


■船長の独り言


 南湖のデカイ魚が水深4mより深いラインで釣れるようになり、ハネラバが利かなくなったとき、同じラインでマキラバのボトムパンプが異様に利くことがあるので、頭の片隅には置いてほしいパターン。普通のテキサスリグや跳ねラバでコツと小さなバイトがあっても乗らないとき、このマキラバパンプではテイップが完全に押さえ込まれるバイトになることがあります。バイトの出方にも注意してください。ちなみに、マキラバを開発する発端になったのは、このパターンがあったからです。


 さて私はこの原稿が終わると、週末の遠征の用意をしないといけません。この週末24日(日)は利根川にてアメリカンドリームカップが開催されます。前回も触れましたが、勝てばアメリカで開催されるバスキャットチャンピオンシップにペアーでご招待。飛行機代、宿泊代、船の手配等すべて無料。さらにそこで勝てば700万相当のフルリグのバスボートがもらえます。まさに島国バス業界のドリームですね。今回のイベントの精神は「俺もいろんなチャンスをもらってここまで来れたから、今度は返していきたいんだよね〜!!」と桐山は言ってました。このへんはアメリカ人ですね。


 ちなみに私もバスキャットを利根川に持ち込んで試合に出る予定です。土曜日の午前中はプラで利根川に出てますが、午後は常時会場にいます。希望者があれば船の試乗会もやるので、ご希望の方はドンドン来てもらえればと思います。また塚本、桐山も常時スタンバイしており、スポンサーのブースもあるので、実際にタックル等を触りながら、いろんな質問もOKです。お時間ある方、ぜひ遊びに来てくださいね。


 そしてもう一つ報告があります。思った以上に数字が超伸びているシマノHP内での動画「伝家の宝刀」ですが、この度、バックナンバーをシマノTVで観ることができるようになりました。今までよりはきれいな映像で見ることができるので、またのぞいてみてください。では、また。

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杉戸繁伸(すぎと・しげのぶ)

1970年生まれ。滋賀県大津市在住。週末及び休日主体のパートタイムフィッシングガイドとして大津市今堅田のリブレに所属。琵琶湖では15年以上のキャリアを持ち、ラバージグ、ジグヘッドリグ、バイブレーションプラグなどを使った沖のウィードエリアや浚渫エリアでの釣りを得意としている。元JBマスタープロとして94年4月に河口湖で開催されたJBプロトーナメントで、発売3日後のベビーシャッドを使って優勝したことはあまりにも有名。

S. Sugito
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