Vol.10 少し春らしく?
April 6, 2006
遅れに遅れた琵琶湖湖畔のサクラが先週末ようやく開花。琵琶湖の水温もジワジワと上昇。このまま一気に釣果の方も開花してほしいのですが……。
4月6日(木)、仕事の休憩時間中はバス雑誌、家にいるときは釣りビジョンを欠かせないという、どっぷりバスフィッシングにはまったレディースアングラー梅崎さんと梅崎さんの影響で最近バスフィッシングを始めたもののこれまでショアからの釣りばかりでまだ初バスをキャッチしていない山本さんをゲストに迎えてのガイド。北からの少し強い風が吹き付ける中、4日(火)のプラで見付けたポイントへ直行。とりあえずバスを触ってもらうべくジグヘッドリグからスタート。
点在する硬いウイードパッチをていねいに狙ってもらうと程なく山本さんにヒット! 長年、チヌなどを狙ったフカセ釣りを楽しんでこられたらしく、ロッドと腕を一直線にしたきれいなファイトで難なくキャッチした人生初バスは38cm。このバスのことはおそらく一生忘れることはないと思いますよ。おめでとうございます。続けて梅崎さんのロッドにもヒット! いい感じでロッドが曲がっています〜。かなりデカそうだったのですがボート際で無念のバラシ。梅崎さんも悔しそうですが、それ以上に私も悔しいです、ハイ。
この直後から風もかなり強くなってきて風裏にポイント移動。ジグヘッドリグを中心に探っていくがまったく反応なし。強風のためポイント移動もままならない状態。夕まずめ、ようやく風が少し収まり。再度、朝イチのポイントに入ると、超小型から30cmクラスのヒットがポツポツと続き、辛抱強く粘っていると待望のビッグバスが梅崎さんのロッドに! 今度は無事ランディングに成功。ブリブリの46cmをキャッチ。まさに粘りの1本です。梅崎さん、山本さん、1日お疲れ様でした。(データ)
April 7, 2006
4月7日(金)は夕方から兵庫県の尼崎、神戸方面に向い、近日行なう予定のショアシーバス取材に備えてのプラ&またまたキビレ狙い。阪神間のベイエリアでこの時期、ショアシーバスを狙うパターンは大きく分けて二つ。今の時期に最もスタンダードパターンである大河川河口に集まる小型ベイトフィッシュに付くシーバスと、少しシーズンは早いもののゴカイ類などのバチを捕食している、いわゆるバチ抜けシーバスと呼ばれる2パターンがあり、今回の目的は比較的釣果の上がっている大河川パターンは置いておいて、バチ抜けパターンでの可能性を調べるのが目的。
尼崎から神戸にかけての例年、バチ抜けパターンで実績があるポイントを回るもののまったく反応なし。バチの姿も一切確認できない。魚がいれば比較的すぐに結果が出ることが多いショアシーバス。粘りは禁物。早々に切り上げキビレポイントに向う。チームアウトローリーダーの江川君と合流し、さっそくジグヘッドリグで狙うものの、釣り始めた時間が干潮の下げ止まりだったためになかなか厳しい状況。バイトは時折あるもののなかなか乗らない。それでも連日のようにキビレ狙いに通う江川君はキビレ3尾とシーバス1尾(さっき散々狙ったのに・・・)をキャッチ。私もなんとかキビレ1尾をキャッチすることができ、翌日にはガイドも控えていることもあり、日付がかわる前に滋賀へ帰ることに。それにしてもショートバイトをきっちり掛けていかないとフッキングできないこの時期のキビレ釣り、なかなか面白いです!(データ)
April 8, 2006
4月8日(土)は阪野さん、石川さんをゲストに迎えてのガイド。朝イチから南西からの強風が吹き付けたこの日の琵琶湖。一気にボートを南下させ風裏ポイントに入り、ジグヘッドリグからスタート。石川さんの2投目にいきなり「ドン!」ロッドを満月に曲げたのはブリブリの47cm。石川さんにとって今シーズン初バスがこのサイズ。幸先いいですね〜。続けて阪野さんも30cmクラスをキャッチしとりあえず一安心。
その後、一発狙いで強風の中、巻き物系ルアーを中心に各ポイントをランガンしていくものの不発のまま午前中終了。午後からは再びライトリグを中心に展開。まずは阪野さんが40アップをキャッチ、続けて船頭がラバージグのスイミングで40アップ。そしてまたもや石川さんのロッドが再び満月にしなるもののこれは無念のバラシ。しかし夕まずめ、再び石川さんがやってくれました! 30cmクラスのヒットが続く中、長さは49cmながらウエイトは2450gもあるブリブリバスをキャッチ! 春らしいグッドコンディションのバスでした。阪野さん、石川さん、1日お疲れ様でした。(データ)
April 9, 2006
4月9日(日)は再び梅崎さんと山本さんをゲストに迎えてのガイド(6日にお越しになられた山本さんとはたまたま姓が同じだけで別人の方です)。朝から快晴に覆われたこの日の琵琶湖は今シーズン最多と思われるボートの数。西岸の各ワンドはシャローから沖までボートだらけです。多少釣り難くなる反面、これだけの人が琵琶湖のバスフィッシングを楽しみに来られているかと思うと嬉しくなるのもまた本音です。
ジグヘッドリグからスタートした朝イチは30cm1本で終了。ここしばらくは午後からのライトリグパターンでの釣果が安定してきていることがわかっていたので、その後、午前中は巻き物系ルアー&ラバージグで一発狙い。各エリアを回っていくものの不発で終了。午後からはとりあえずバスを触るべく、ジグヘッドリグからスタート。開始早々、梅崎さんが42cmをキャッチ! その後も35cmまでのヒットがポロポロと続くが、やはり春らしいビッグバスがほしいということで迎えた夕まずめは再び巻き物系ルアー&ラバージグで一発狙い。時間一杯粘ったのですが残念ながら不発で終了となりました。梅崎さん、山本さん、1日お疲れ様でした。(データ)
この週末はいよいよ満月の大潮。何かが起こりそうな気がするのですが……。はたして結果はいかに。では、また。
使用タックル
ジグヘッドリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール スピニングリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC 5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド25 1.8g #2
ルアー 各種4inワーム、ぶちょうワーム
バイブレーションプラグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス666H
リール 右巻きベイトリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC 12lb
ルアー シマノ・アンジュレイターVR70LC、SPRO・アルクシャッド75
ラバージグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス676
リール 右巻きベイトリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC 10lb
ルアー フットボールラバージグ1/4〜3/8oz
キビレ
ロッド がまかつ・ラグゼソルテージチータ66L
リール スピニングリール
ライン サンヨーナイロンアプロード・トラウトリミテッド2.5lb
ジグヘッド がまかつラウンド29 1.8g #6
ルアー オンスタックルデザイン・カティングベイト2inハードタイプ
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.
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関根健太(せきね・けんた)
琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するのその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。
関根健太オフィシャルホームページ
お知らせ
06/04/17
4月17日発売の週刊ルアーニュースに神戸港のキビレゲーム掲載。
06/04/15
和歌山中紀での地球丸ソルトウォーター取材はヒラスズキ75cmオーバーキャッチ。5月21日発売号掲載予定。
06/04/11
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、6月末までの予約受け付け中。
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06/04/12
琵琶湖ガイド情報
先週末ですが、もちろん土日両日ともガイドで湖に出てました。今回は昨年から好評のリブレ宿泊の連泊プランをご利用で、関東からのゲスト、水谷さんと、細沼さんです。自分らが予約を入れている日が近付いてくると、かわら版へのアクセスも数時間置きぐらいになるらしく、メールからもその意気込みが伝わってきてました。しかしHPの内容の通り、琵琶湖の状態はかなり不安定……(全部読む)
06/04/08
琵琶湖の畔から
午前中早い時間から南寄りの強風が吹きだし、荒れ模様となりました。これは春一番か!?とのんきなことを言ってたのもつかの間、昼前にはますます風は強くなり、西からの暴風となって……(全部読む)
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寒さに負けずバス&トラウト
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神戸沖メバリング&和歌山中紀放浪記
06/03/11-12 Vol.3
06初ガイドはゲストに50アップ
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琵琶湖プラクティススタート
06/03/08 Vol.1
はじめまして、関根健太です
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