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Vol.395

杉戸繁伸の琵琶湖ガイド情報

ビワコオープン第1戦準優勝レポート
08/03/29-30

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 ブログでも少し書きましたが、新年度のスタートはかなり忙しい。いつも前向きな私もこの月ばかりはダウン気味でございます。大潮でデカバスもいいけど、今は少し寝る時間がほしい少し弱い船長ですね〜!!

 さて、かなり遅くなりましたが、先週末の報告をさせていただきます。3月29日(土)はガイド兼ビワコオープン第1戦のプラクティスで湖に出ており、結果的にはジャークベイトで面白い釣りができました。ゲストがルドラで釣った53cmが最大でしたが、その他にもジグヘッド、マキラバでもよいサイズが釣れ、ひさびさに食いが立った週末になった感じですね〜!!

 この日、面白かったのは、ゲストがジャークベイトをいろいろ試してみたいということで、各メーカーのルアーをいろいろ使用していました。でもバイト数に差が出て、最後にはやはりルドラで50UPになったわけですが、この結果から私もかなりよい体験ができたように思います。

 ジャークベイトがはまる条件、今なぜルドラなのか!?など、今後につながる結果です。ルアーって本当に面白いものです。毎回勉強ですね。そんな感じでプラを終えたわけですが、このままルドラパターンが続くとは思えず、どこで見切るかが、明日のキーになる感じでした。(データ)

 そして翌30日(日)、ついにビワコオープン開幕戦がスタートです。当日の朝は、かなり冷え込み、服を1枚着込む程寒い条件。そんな中、まずはルドラパターンからチェック。30分程で41〜43cmを2本ゲットするも、何かかわった感じがしたので、朝の冷え込みと日曜日のプレッシャーを考慮して、ここ最近あまりやらないライトリグでじっくり釣ってみることにしました。

 釣り方は、最近マイブームのスィングヘッド(カルティバ)+シャッドインパクト(ケイテック)でミドストハーフの釣り。昨年の秋からずっとこればかり。信じてやっていると、答えは結構早く出ました。狙っているエリアはスポーンエリアの沖に位置する水深3m前後のウィードエリア。まわりに地形の変化があるので、プリの雌がたまりやすいエリアですね〜。

 くれば45cm前後で、ひさびさにライトリグを堪能していると、ついに頭がこっちに向かない魚がヒット。「お〜、これはデカイわ〜!!」と内心ドキドキ!! 試合+カメラが回っている。この条件での緊張感はまさに超楽しいものです。

 時間をかけて、なんとか無事ランディング成功。61cm、3700g。今年初のロクマルとなりました。そして、その後も数本、入れかえを行い、3本でウエイン。結果は6860gで準優勝。内心、勝てたかもと思ってしまった自分が甘かった。優勝は遠いもんですね〜。2年前のシマノカップも準優勝だっただけに、今回は結構悔しかった。しかしながら、248人も参加者がいて、プロガイドも参加しているので難しいものです。次に順番が回って来るまで頑張って出場したいと思います。(データ)

使用タックル
ジャークベイト
ロッド シマノ・ファーレンハイトTS-166L
リール シマノ・メタニウムMgDC
ライン サンライン・FCスナイパー12lb
ルアー OSP・ルドラSP
ジグヘッドリグ
ロッド シマノ・ファイナルディメンションTS-264UL
リール シマノ・08ツインパワーC3000S
ライン サンライン・BMS5lb
ジグへッド カルティバ・スィングヘッド1.8g
ワーム ケイテック・シャッドインパクト

■船長の独り言

 今回の準優勝で、多くの方々から祝メールをいただきました。今さらながら思うのは、このビワコオープンの影響力ですね〜!! 昨年、大仲君が年間タイトルを取ったのを見て、「おじさんガイドもまだ頑張ってみっか!!」と健ちゃんと話をしていましたが、今回はなんとか絵になった感じですね〜!!

 また最近の私のイメージではあまりないライトリグでロクマルが獲れたことが、今の自分にとってはかなり刺激的で、よいきっかけになりそうです。このジグヘッドとワームには縁を感じます。ジグヘッドはテストの段階からかなり気に入って使用しており、それに適したワームを探していたとき、偶然にも店頭でこのワームを見つけた次第ですが、ひさびさに自分で購入した貴重なワームです。

 そして、他のカラー等は何があるのか、ケイテックのHPを見たら、結構面白い内容があったので、また興味のある方はチェックしてみてくださいね。

 それと、今月中には次なる船長プロジェクトが表に出るので、乞うご期待ください。その発表はこの場、もしくは私のブログに掲載しますね〜!!では大潮がらみの週末、デカイのを狙ってください。

 最後に、今回も嫁さんと子供達はリブレレンタルボート艇で大会に出ましたが、また景品をたくさんいただきました。やはりビワコオープンは最高です。前夜、ジャンケンの練習してましたからね〜!!

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杉戸繁伸(すぎと・しげのぶ)

1970年生まれ。滋賀県大津市在住。週末及び休日主体のパートタイムフィッシングガイドとして大津市今堅田のリブレに所属。琵琶湖では15年以上のキャリアを持ち、ラバージグ、ジグヘッドリグ、バイブレーションプラグなどを使った沖のウィードエリアや浚渫エリアでの釣りを得意としている。元JBマスタープロとして94年4月に河口湖で開催されたJBプロトーナメントで、発売3日後のベビーシャッドを使って優勝したことはあまりにも有名。

S. Sugito
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