Vol.11 4月の大潮、満月!

April 12, 2006 

 いよいよ迎えた4月の大潮、満月。このタイミングは毎年何かが起こります。これを機に一気に爆発に向ってほしいのですが・・・。

 4月12日(水)は細見さんをゲストに迎えてのガイド。日頃は冬期に私がインストラクターを勤める嵐山FAでのトラウトフィッシングを楽しむことが多い細見さん、実は琵琶湖でのバスボートからの釣りは今回が初めてとのこと。がんばりましょう〜。

 前夜はかなりの強風と大雨。少し心配しながら湖に出ると、若干濁りはあるものの、曇天、無風とまずますのコンディション。大潮の2日目となるこの日、まずはシャローエリアをスピナーベイトで流していくが、出そうな雰囲気にも関わらずまったく反応なし。少し狙う水深を深くしテキサスでスローに狙って船頭が40アップを2本キャッチ。細見さんもジグヘッドリグで35cmまでをコンスタントにヒット。サイズは伸びないもののバスの反応は悪くありません。

 午後からもテキサス&ジグヘッドリグでネチネチ。開始早々、船頭が45cmと40アップ。細見さんもグッドサイズと思われるバスをヒットさせたものの無念のバラシ。その後、大型は出なかったものの38〜30cmまでのサイズはかなりの数がヒット。ヒット数だけで言えば今シーズン最多でした。細見さん、デカイのはまた次回ということで、1日お疲れ様でした。(データ)

April 13, 2006 

 4月13日(木)は私と同じくがまかつラグゼプロスタッフ小野田賢一君と釣友である豊島さんをゲストに迎えてのガイド。狙いはビッグバスオンリー、使用ルアーはテキサスリグのみ。大潮、ほぼ満月、曇天、凪。はっきり言って超ベストコンディションです。そんな状況にも関わらず小野田君、朝イチからいきなりフッキングミス&バラシ。なんでも低血圧の影響で朝が弱いとか(オイオイ)。

 そんな腰の入っていないフッキングでは琵琶湖のビッグバスは仕留められんぞとお手本を見せるべくラグゼサーミス676を握り締める私。テキサスリグをキャストすること数投、バイトを感じすかさず張らず緩めず送り込み、腰を入れたフッキングで仕留めたバスは48cm、2500g。ちょっと鼻が高くなる私。

 このバスを見て小野田君の目つきがかわる。トーナメントで鍛えた集中力を発揮し、ボトムに点在するウイードをていねいに狙う。わずかなバイトも逃さず、先ほどまでと別人のようなフッキングを見せ、46cm、1800g。そして50cm、2300gをキャッチしオマケに40アップもキャッチ。よしよし、それでこそラグゼプロスタッフです。船頭も47cm、2kgオーバーを追加。さすが大潮、満月の琵琶湖。魚体グッドコンディションのバスばかりです。

 一方の豊島さんは慣れない琵琶湖の釣りにちょっと苦戦。なんとか35cmまではキャッチできたのですが・・・次回、リベンジということで。小野田君、豊島さん、1日お疲れ様でした。(データ)

April 14, 2006 

 4月14日(金)はショアシーバスの実釣取材で和歌山中紀エリアへ。前週、自分自身でプラを行ない手応えのなさを感じ、またソルト仲間からの情報でも芳しくなかった関西エリアでのショアシーバス状況。前日まで取材場所に迷ったのですが、数日前に降った雨、満月にともなう稚アユの接岸、せっかくのカラーページの取材、魚体のきれいなヒラスズキを読者の皆さんに見せたいということで、かなりリスキーだったのですが和歌山県中紀の某河川河口に決定。

 結果から言うと釣れました、75cmオーバーのヒラスズキ!!(正確な寸法、ウエイトは掲載紙にて)この模様は5月21日発売の地球丸ソルトウオーターに掲載予定です。今回の取材はプロのカメラマンによる撮影。こんな私でも、いつもほんの少しだけかっこよく撮ってくれるので楽しみです。(データ)

 琵琶湖湖畔のサクラが満開となった先週末のレポートは近日アップさせていただきます。では、また。

■使用タックル
テキサスリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス676
リール 右巻きベイトリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC12lb
ルアー 7gテキサスリグ
ジグヘッドリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール スピニングリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド25 1.8g #2
ルアー 各種4inワーム
ヒラスズキ
ロッド がまかつ・ラグゼクロヴィス90
リール スピニングリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードソルトマックスタイプジグ1.5号
ショックリーダー サンヨーナイロン・ソルトマックスショックリーダータイプF20lb
ルアー ヤマリア・マールアミーゴ、オンスタックルデザイン・チャンピオンベイトミノー&マナティ
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するのその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


関根健太オフィシャルホームページ

お知らせ
06/04/17
4月17日発売の週刊ルアーニュースに神戸港のキビレゲーム掲載。
06/04/15
和歌山中紀での地球丸ソルトウォーター取材はヒラスズキ75cmオーバーキャッチ。5月21日発売号掲載予定。
06/04/11
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、6月末までの予約受け付け中

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06/04/21
Bassingかわら版Editorial
4月19日は店長つり日記、杉戸繁伸の琵琶湖ガイド情報、ケンタのブログのようなものの更新がたまたま重なったので、アクセスを細かく観察すると同時に、トップページでの掲載の仕方によってアクセスにどんな影響があるのか実験してみた。(全部読む)
06/04/12
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先週末ですが、もちろん土日両日ともガイドで湖に出てました。今回は昨年から好評のリブレ宿泊の連泊プランをご利用で、関東からのゲスト、水谷さんと、細沼さんです。自分らが予約を入れている日が近付いてくると、かわら版へのアクセスも数時間置きぐらいになるらしく、メールからもその意気込みが伝わってきてました。しかしHPの内容の通り、琵琶湖の状態はかなり不安定……(全部読む)
06/04/08
琵琶湖の畔から
午前中早い時間から南寄りの強風が吹きだし、荒れ模様となりました。これは春一番か!?とのんきなことを言ってたのもつかの間、昼前にはますます風は強くなり、西からの暴風となって……(全部読む)

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