Vol.12 サクラ満開!!
April 15, 2006
ようやくサクラが満開となった先週末の琵琶湖。こんなに遅くなったことは過去になかったような気が……。何はともあれ遅れたにせよサクラは満開に咲きました。このまま釣果の方も満開になってほしいのですが……。
4月15日(土)は関東よりお越しの梅田さんと今井さんをゲストに迎えてのガイド。朝イチはベタ凪ぎ、雲も厚く、悪くないコンディション。ただし、ボートの数も半端ではない。西岸一帯、ボート、ボート、ボートです。釣りたい気持ちは皆同じ。譲り合いの精神を持って、みんなで仲よくデカイバスを釣りましょう(笑)。
水深3〜3.5mラインの堅いウイードが点在するエリアをテキサスリグで流し始めると、開始早々、今井さんのロッドが満月に。いきなりの50cmキャッチ!! おめでとうございます〜。続けて船頭も40アップをキャッチ。しかしこの頃から徐々に北寄りの風が吹き始め、バイトもなくなる。
その沈黙を破ったのは梅田さん。ライトリグで40アップ、さらに39.5cmを立て続けにキャッチ。その後もジグヘッドリグでポロポロとヒットは続くものの30cm台で終了。巻き物系ルアーも少し試してみたのですが不発で終了でした。梅田さん、今井さん、1日お疲れ様でした。(データ)
April 16, 2006
4月16日(日)は長野よりお越しの片倉さんと藤森さんをゲストに迎えてのガイド。この日も水深3〜3.5mラインからスタート。少し風はあるもののまずまずのコンディション。ただし、前日同様、ボートの数も多い。
天候的には巻き物系ルアーが当たりそうですが、このところ裏切り続けられているのでテキサスリグからスタート。3人で流し始めると、まずは船頭が38cm。続けて片倉さんのテキサスリグにもヒット!! サーミス676がいい感じで曲がる。片倉さんにとっての今シーズン初バスは43cm。
その後もメインのテキサスリグとジグヘッドリグでネチネチ。たまにジグヘッドリグで30cmクラスがポツポツとヒットするものの、テキサスリグがまったく反応なし。それでも黙々とテキサスリグをキャストし続ける片倉さん。夕まずめに入ったシャローでまたもやサーミス676が曲がる。無事ランディングに成功したバスはブリブリの46cm。片倉さん、藤森さん、一日お疲れ様でした。(データ)
April 17, 2006
4月17日(月)は愛知よりお越しの北川さんと貞家さんをゲストに迎えてのガイド。まずは水深3.5mラインのテキサスリグ&ジグヘッドリグからスタートするものの朝イチは船頭のキャッチした38cm1本のみ。その後はバイブレーションなどの巻き物系ルアーも試してみるものの、こちらはまったく反応なし。困った、困った。
お昼前、少し暖かくなったのを見計らって再度、朝イチに入ったポイントに入りなおす。朝にくらべ1度近く水温が上昇。魚探に写るベイトの量も増えている。なんか釣れそうだなと思っていると北川さんのサーミス444Sが曲がっている!! かなりいい引きを見せたのは43cm。サイズの割にかなり引いていました。その後も30cmクラスがポロポロとヒット。やはり水温上昇にともなってバスの活性が上がった様子。
夕まずめは再度、バイブレーションパターンにチャレンジ。3人で黙々とバイブレーションをキャストすると「ドン!!」すいません。船頭のロッドでした。ブリブリの49cm。北川さん、貞家さん、1日お疲れ様でした。(データ)
April 19, 2006
4月19日(水)は関東よりお越しの宮澤さんご夫妻をゲストに迎えてのガイド。前日は京都観光で奥さんへのサービスを行なった宮澤さん。今日は琵琶湖で大好きなバスフィッシングを思いっ切り楽しみます。まずは巻き物系ルアーからスタート。水深2〜2.5mラインで私と宮澤さんはバイブレーション、奥さんはミノーをキャスト。3人で黙々とキャストを続けていると、奥さんから「キター!!」との声。ちょっとかわいいサイズですが本日最初のバスです。
日が昇ってからは少し深いラインに入り、私と宮澤さんはテキサスリグ、奥さんはジグヘッドリグをキャスト。まずは船頭が39cm。続けて宮澤さんにも「ドン!!」ロッドがいい感じで曲がっている。この瞬間がたまらないですね〜。無事ランディングに成功したバスはブリブリの50cm。ウエイトは2500gオーバー。これぞ琵琶湖の春バスです。
続けて奥さんにもヒット。無事ネットに収まったのは自身初めての40cmオーバーとなる40.5cm。この1尾で勢い付いた奥さん、さらに自己記録更新の42cmも含めバックシートからコンスタントにヒットさせていました。次回は秋ですね。またのお越しをお待ちしております。1日お疲れ様でした。(データ)
琵琶湖はあいかわらず厳しい状況が続いています。最大の原因はなかなか上昇してくれない水温だとは思うのですが、ここにきて気になってきたのがウィードの生育の悪さ。本来ならこの時期に見掛けるウィードの新芽をあまり見掛けないのです。あくまでも私見ですが、これは低水温プラス悪天候が多いことによる日照時間の少なさが原因かと。
ゲストがお2人の場合、平等にバイトチャンスがあるようにウィードエリアをメインにガイドエリアを組むのが私のスタイル。今は、主に昨シーズンに生え、年を越し、残っている堅いカナダモ系が多いエリアで釣りをしていますが、ウィードが生育し新たなポイントが増えてくれないことには、週末ごとにボートの数が増えていく一方なので、どうしても限られたポイントを皆で狙わないといけないために、これまた厳しい状況に拍車をかけてしまいます。
春らしい陽気が続いてくれれば状況もかわるかと思うのですが……。早いもので4月ももう下旬。なかなか訪れてくれない4月らしい爆釣を願う今日この頃です。では、また。
■使用タックル
テキサスリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス676
リール 右巻きベイトリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC12lb
ルアー 7gテキサスリグ
バイブレーションプラグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス676
リール 右巻きベイトリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC12lb
ルアー シマノ・アンジュレイターVR70LC
ジグヘッドリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール スピニングリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド25 1.8g #2
ルアー 各種4inワーム
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.
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関根健太(せきね・けんた)
琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するのその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。
関根健太オフィシャルホームページ
お知らせ
06/04/17
4月17日発売の週刊ルアーニュースに神戸港のキビレゲーム掲載。
06/04/15
和歌山中紀での地球丸ソルトウォーター取材はヒラスズキ75cmオーバーキャッチ。5月21日発売号掲載予定。
06/04/11
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、6月末までの予約受け付け中。
トラックバック
06/04/21
Bassingかわら版Editorial
4月19日は店長つり日記、杉戸繁伸の琵琶湖ガイド情報、ケンタのブログのようなものの更新がたまたま重なったので、アクセスを細かく観察すると同時に、トップページでの掲載の仕方によってアクセスにどんな影響があるのか実験してみた。(全部読む)
06/04/21
琵琶湖ガイド情報
先週末ももちろんテストやガイドで湖に出てきましたが、ただいつもとは少し違うテンションで釣りをする時間があったので、自分的にはいつも以上に楽しく、かつ超ハードな週末でした。とは言っても週末はいつもハードですけどね。(全部読む)
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