7月1日(火)
朝から、まじめに仕事モード。
そんな真剣モードに水を差す電話が入った。
13時過ぎ、「53cm釣っちゃいました」
ムラちゃんの声が耳のなかで弾ける。
どこで、何で、という質問も耳に入ってないようだ。
とにかく興奮しているのがわかる。
レイバンさんに経過説明を受けて納得。
レイバンさんがスライドスイマー115で30cm後半を2本連続で釣り上げた。
自己満足している横で、ムラちゃんが何やらロッドを思い切り曲げている。
レイバンさんのロッド、F5のディアブロだ。
それに、5inセンコーノーシンカーをセット。
それで釣ってしまったのだ。
自己満足している時間が短過ぎ・・・。
ムラちゃん大はしゃぎ・・・。
光景が目に浮かぶ・・・。
そんなことで、私のハンティングスピリットに火が付いてしまったのだ。
16時過ぎに2人と合流。
3人ともベイトで勝負。
ここからが、2人のオンステージだった。
浸かって間もなく、レイバンさんがトップで50cmをゲット。
ムラちゃんも負けじとセンコーでゲット。
続いてレイバンさん、小さいなあと言いながらもうれしそうにトップで釣っている。
次々に上げている。
ムラちゃんも続けて40cm半ばをゲット。
私はポップXを投げ続けるがノーバイト、ノーフィッシュ。
ギルにも無視されている。
こんなときのために、保険で持ってきたデス6をノーシンカーでセット。
ウイードの隙間に放り込んでみた。
着底後、しばしの時間が流れた。
ラインにアタリが出た。
思いっきり合わせを入れる。
まるで石にかまれたときのような感じ、重いだけで動かない。
少しテンションを緩める。
っと、動き出したぞ。
確信を得たら、後は強引に巻くだけ。
20ポンドナイロンラインなので、思いっ切りやり取りできる。
ウイードの塊も何のその、やがて現れた奴は真っ黒けのでっかいバスだった。
引きの割にはサイズがイマイチの45cmほどだった。
でも、この1本には大きな価値があった。
2人が、先行逃げ切りで終わる公算が大きかったのだ。
そんなときの1本なので、重要な意味がある。
18時30分を過ぎた頃か、今まで見向きもしなかったポップXにサイズのいい奴がアタックしだした。
レイバンさんがその先陣を切って釣り上げる。
遅れまいと、ポップXに切りかえてキャスト。
一発で食ってきた。
今までと同じことを同じ場所でやっているのに・・・。
時間を見ると、19時を過ぎている。
これからというときなのに、ここでストップフィッシング。
3人とも大満足でニコニコ顔。
足取りも軽く帰路に着いたのでした。
でもレイバンさんもムラちゃんもよお釣るよなあ・・・!!! |