Vol.37 北へ、南へ、秋の琵琶湖を縦横無尽

October 22, 2006

 エリア的には北湖、南湖、両エリアでの釣りが成立するのがこの時期。私のガイドでもゲストにキャッチしてもらうべく、北へ、南へ、白馬の王子様号を駆って走り回っています。

 10月22日(日)は愛知よりお越しの水谷さんをゲストに迎えてのガイド。まずは肩慣らしということで北湖へ。湖西の各河口沖水深5〜6mラインをダウンショットで探ると数は釣れるもののMax30cm。約2時間ほどで見切り、南湖に戻って一発狙い開始。ミドルレンジの水深3mライン、フサモが柱状に生えたエリアをまずはマキマキで流し始めると、まずは船頭に一発出るもののミスフィッシュ。バスの気配を感じ、粘っていると水谷さんが40アップをキャッチ!

 午後からはシャローでの一発狙い。ノーシンカーでウィードが水面近くまで生えたエリアを流していくと、水谷さんが42cmと45cmをキャッチ。数は出ませんでしたが、水面炸裂の釣りに満足そうな水谷さんでした。1日お疲れ様でした。(データ)

October 23, 2006

 10月23日(月)はドムさんをゲストに迎えてのガイド。朝からひさびさのローライトとなったこの日、朝イチから一発狙いということで南湖シャローでのノーシンカー一発勝負。開始早々からドバーンと何発か飛び出すもののなかなかフックアップに至らない。かなりのヘビータックルを使い、早合わせせずにしっかり送り込んでもダメ。

 この釣りはこのなかなか乗らないバイトをいかにフックアップさせるかがキモ。しかし重MSのドムさん、やってくれます。まずは35cm。そしてこの日一番派手に飛び出したバイトをフックアップに成功! ドムさんのヒートサーベルじゃなくサーミス677がぶち曲がり!ブリブリの52cmをキャッチです。その後も、ノーシンカーとバズベイトのみでシャローをメインにした釣りで押し通し、ポツポツとヒットが続きました。ドムさん、1日お疲れ様でした。(データ)

October 24, 2006

 10月24日(火)は京都よりお越しの田中さんをゲストに迎えてのガイド。ひさびさの琵琶湖での釣りとなった田中さん。穏やかな天候ということもあり、まずは北湖でのんびり楽しみましょうということで東岸ロックエリアのライトリグ場へ。ダウンショットで探ると案の定連発モード。しかもこの日はアベレージサイズもよく、40アップを頭に30cm台後半が多く混じり、なかなか楽しい状況。

 しかし、程なく北の空がどんよりと黒い雲に覆われ始め、風も強くなってくる。北湖の荒れたときの怖さは身を持って知っているだけに、早々に南湖に撤収。この時期は北湖での釣りを楽しむ方も多いと思いますが、くれぐれも天候の急変には要注意を。南湖に戻ってからはノーシンカーで一発狙い。なかなか出てくれませんでしたがひたすら粘りに粘り、田中さんがブリブリの47cmをキャッチ。船頭も45cmをキャッチしました。田中さん、1日お疲れ様でした。(データ)

October 25, 2006

 10月25日(水)はアストナージさんをゲストに迎えて、都合により午前中のみのガイド。限られた時間ですが、ご希望は一発狙い。南からの強風、荒れ気味ということもあり一気にボートを南下させ風裏エリアに入ることに。冷え込みと前夜の強風の影響か広範囲に濁りが入ったことを考慮し、スピナーベイトのスローロールからスタート。開始早々、船頭のスピナーベイトに連続でバイトを感じるもののフックアップに至らず。しかし、パターン的に確信するには十分な反応。

 アストナージさんにひたすらキャストを続けてくださいと伝え、黙々とキャストを続けているとアストナージさんに待望のヒット! とりあえず39cm。いかにも厳しそうな天候の中での1本目にとりあえず一安心。その後もひたすらスローロール。またまたアストナージさんにヒット! 先ほどよりは明らかにグッドサイズ。47cmを無事キャッチです。アストナージさん、スローロールの釣りはいかがでしたか? お疲れ様でした。

 同日午後は地球丸ソルトウオーターのショアタチウオ入門取材のため兵庫県武庫川一文字へ。琵琶湖同様、北風が強かったものの、一文字の沖向きが南面となるために問題なし。日没前に一文字で渡ってびっくり。平日にも関わらず、タチウオ釣り師で大賑わい。恐るべしタチウオ人気。なんとか釣り場を確保し、取材開始。ルアーはやはりワインド。まだ日が高いこともありフルキャスト後、ボトムまで沈めてからスロージャーク。中層付近まで上げてきたところでガツン! たまりません。このもようは11月21日発売号に掲載予定です。(データ)

 日中は穏やかな日が続いている琵琶湖ですが、ここにきて朝、夕の冷え込みがにわかに厳しくなってきました。水温もジワジワ低下傾向。過去の経験では、この水温低下が落ち着いたときに晩秋のラッシュパターンに出会えることが多いのですが、はたして今シーズンの琵琶湖は・・・。では、また。

■使用タックル
ノーシンカーリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス677
リール シマノ・ニューメタニウムXT(右ハンドル)
ライン サンヨーナイロン・FX-R20lb
フック がまかつ・ワーム316 #6/0、シリコンストッパー使用
ルアー スタッガーオリジナル6イin、ワンナップシャッド6in
マキマキ&スピナーベイト
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス676
リール シマノ・ニューメタニウムXT(右ハンドル)
ライン サンヨーナイロン・GT-R FC12lb
フック がまかつ・ワーム321 #3/0
シンカー ZAPPU・バレットシンカー7g
ルアー ZBC・ビッグデッドリンガー、ガイド森田オリジナルスピナーベイト5/8oz
ダウンショットリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール ダイワ・セルテート2500
ライン サンヨーナイロン・GT-R FC5lb
フック がまかつ・ワーム318 #2
シンカー ZAPPU・ダウンショットシンカー1/8oz
ルアー ZBC・4inミートヘッド
ワインドタチウオ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール シマノ・ツインパワー2500S
ライン サンヨーナイロン・ソルトマックスタイプジグ0.8号
ショックリーダー サンヨーナイロン・ソルトマックスショックリーダータイプF20lb
ワイヤーリーダー がまかつ・タチウオワイヤーリーダー#48
ルアー オンスタックルデザイン・ZZヘッド1/2oz+マナティ90mm
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


関根健太オフィシャルホームページ


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お知らせ
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嵐山FAでレインボー、ブラウン炸裂! サンTVフィッシングライフで12月中旬放送予定&サンケイスポーツにも掲載予定。
06/11/12
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、12月前半までの予約受け付け中
06/11/01
CSスカイAチャンネル・クロスフィッシング2取材、琵琶湖でグッドサイズキャッチ。11月13日、14日放送予定。
06/10/26
兵庫県武庫川一文字のショアタチウオ、ワインドで連発成功!! 地球丸ソルトウオーター11月21日発売号にカラー4Pで掲載。

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06/10/27
琵琶湖ガイド情報
先週末は土日とも琵琶湖に出ていました。10月21日(土)は、超ひさびさにシマノの撮影。翌22日(日)、ゲストに山本さんと北川さんを迎えてのガイド。(全部読む)

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