Vol.42 ショアサゴシ&杉戸プロとジギング対決
December 20, 2006
エリアフィッシングも楽しいのですが、やっぱりソルトも楽しまなければということで、冬の旬なターゲットを楽しむべく日本海へ連続釣行に行ってきました。
12月20日(水)はショアからサゴシを狙って福井県音海大波止へ。アオリイカのエギングポイントとして有名な音海の大波止ですが、晩秋から冬にかけては湾内に入ったベイトを追って大型魚の回遊が回って来ることがあります。ルアーで狙える代表的なターゲットは50〜60cmクラスのサゴシがメインですが、私自身過去にハマチ、シイラなども仕留めたことがあり、毎年晩秋から冬にかけて何回かは訪れるショアポイントです。
しかし、そんな実績ポイントでも肝心の魚が回って来ないことにはどうにもならず、当日は朝イチからひたすらワインドをキャストするもサゴシの回遊は午前中一切なし。別動体でお隣り京都府舞鶴周辺のポイントに入った友人はサゴシらしきバイトが1回あったのみ。友人と電話で相談しながら、このまま音海大波止で粘るか舞鶴周辺に移動するか迷ったのですが、友人の「サゴシは間違いなくいる」との言葉に移動を決意。移動後、ポイントの様子を見に行くと、どうやらサゴシらしい魚が小魚を追ってボイル! あわててワインドをキャスト。はたして・・・この模様は近日中の週刊ルアーニュースに掲載予定です。(データ)
December 22, 2006
12月22日(金)は杉戸繁伸プロとひさびさのジギングを楽しむべく京都府丹後半島の付け根、養老港から出船するジギング船ハピネスIIへ。シーズン中はお互い何かと忙しく、杉戸さんとも一緒に釣りに行けるのは年に数回程度。今回のジギングもひさびさに2人での釣行。滋賀から近い小浜でのジギングの方が体力的には楽なのですが、せっかくの釣行なので一発大型を狙おうということで丹後半島への釣行が決定。ただし冬の気配が濃厚となったこの時期、出船できるかはイチかバチか。天気予報とにらめっこし、前日にようやくハピネスIIへ予約の電話を入れました。
実は私が初めてジギングを経験したのがこのハピネスII。今からもう10年近くも前のことです。初めて乗ったときは出船してからわずか15分ほどで船酔い。船長からも「自分ほど酔う人はめずらしい」と言われるほどのかなりひどい船酔い。当然、初めてのジギングでうまくジグがしゃくれずはずもなく、あっという間に腕が痛みだす始末。そんな船酔いと痛みに耐えながらやっとの思いでキャッチすることができたヒラマサ。決して大きくはありませんでしたが私がソルトの釣りにはまるには十分の獲物でした。今でも本当に記憶に残る1尾です。
あれから10年。少しは腕が上がったと自分では思っていたのですが、最初に入ったメジロを狙った一発ポイントは水深100mライン。ひさびさのジギング、しかもいきなりの100mラインにどうもシャクリがイマイチ。あまりジギングの腕は上がっていないかな(笑) 同様にちょっと苦戦中の杉戸さんとも思わず苦笑い。結局、午前中の一発狙いは私も杉戸さんもまったくのスカ。ただし、船中では2本のメジロが上がっており、なんとも悔しい限りです。
午後からは少し水深の浅いハマチポイント。開始早々、私の1投目にハマチがヒット! この後は船内でポツポツとハマチがヒットしますが、活性は決して高くないようで単発でのヒットがほとんど。しかしそんな状況でも数年前には毎週のようにジギングに通っていた杉戸さん。ハマチをコンスタントにヒットさせ10本以上キャッチ。私はどうもイマイチ勢いに乗れず、ハマチはわずか4本。ラストに入ったサワラポイントにて船内でただ1人サワラをキャッチしたのが唯一の見せ場でした。
ジギングはやっぱり青物での釣果勝負。今回の杉戸さんとの勝負は完敗となり、なんとも悔しい限りです。杉戸さんとはお正月1月2日に恒例の小浜へのジギングツアーを予定していますので、こちらで再度勝負といきたいと思っています。(データ)
さて今年も残すところあとわずか。次回のレポートが今シーズンラスト釣行になるかと思います。では、また。
■使用タックル
ワインドショアサゴシ
ロッド がまかつ・ラグゼソルテージチータ86M
リール シマノ・ツインパワー2500S
ライン サンヨーナイロン・ソルトマックスタイプジグ1号
リーダー サンヨーナイロン・ソルトマックスショックリーダータイプF20lb
ジグヘッド オンスタックルデザイン・ZZヘッド1/2oz
ワーム オンスタックルデザイン・マナティ90mmレッドヘッドほか
ジギング
ロッド がまかつ・ラグゼオーシャンジグシャフト676&6866
リール シマノ・ツインパワー6000HG
ライン サンヨーナイロン・ソルトマックスタイプジグ2.5号
リーダー サンヨーナイロン・ソルトマックスショックリーダータイプF40lb
ルアー スミス・マサムネ95g、115g、135gほか
アシストフック がまかつ・陸ジグアシスト#1
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.
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関根健太(せきね・けんた)
琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。
関根健太オフィシャルホームページ
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アークロイヤルBC
お知らせ
06/12/20
京都舞鶴周辺のショアサゴシ。近日発売の週刊ルアーニュースに掲載。
06/12/17
嵐山フィッシングエリアで週末インストラクター実施中。2月末まで土日は可能な限り嵐山FAにいる予定。ケンタがいるかどうかの確認は嵐山FAのホームページで。
06/12/17
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、12月末までの予約受け付け中。12月29日からは冬季休業。それでも行きたいという方はご相談を……。
06/12/15
和歌山日ノ御碕沖でモンゴウイカのボートエギング。KBS京都ほかフィッシングナウで2月放送予定。
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06/12/27
琵琶湖ガイド情報
12月22日(金)、今年最後の休暇を使ってまたまたソルトに行ってきました。しかも今回は健ちゃんと一緒で、お得意の青物ジギングです。(全部読む)
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