Vol.14 黄金週間前哨戦

April 26, 2006 

 GW前にようやく春らしい天気が続いた琵琶湖。増水の影響でこのところ続いていた瀬田川洗堰の大放水も落ち着き、水温もいい感じで上昇。新月の大潮を迎え期待度120%です。

 4月26日(水)は愛知よりお越しの山本さんと石黒さんをゲストに迎えてのガイド。朝イチは曇天、凪。これはもう巻くしかない!

 東岸フラットウィードに入り、まずはバイブレーションからスタート。3人で必死に巻くが反応なし。西岸に移動、水深2.5〜3mラインに入り、今度は3人でクランクをキャスト。キモとなるクランクをウィードに当たったときに止めを入れる重要性を説明しながら流し始めると開始早々、山本さんにヒット! グッドコンディションの40アップ。さらに立て続けにもう一発ヒットさせるがこれは無念のバラシ。

 次のポイントで船頭が50.5cmと40アップをまずはクランクでキャッチ。山本さんもクランクで46cmをキャッチ。石黒さんも無事、初のクランクバスをキャッチ。すっかりクランクモードの体になってしまった3人。ほんの少しジグヘッドもキャストしましたが、終了間際までほとんどの時間、クランクを巻き続けました。山本さん、石黒さん、1日お疲れ様でした。(データ)

April 27, 2006 

 4月27日(木)は兵庫よりお越しの山本さんと梅崎さんをゲストに迎えてのガイド。この日も朝イチは曇天、凪。もちろん巻きにいきます! 3人でひたすらバイブレショーンをキャスト! まずは船頭が39cm。続けて梅崎さんのサーミス555にガツン! とりあえずの37cm。その後はまったく反応がなく、西岸に移動。

 大潮、新月を明日に控えたこの日、スポーニングエリアに近いミオ筋と堅いウイードが絡んだコンタクトポイントでバスが入ってくることを信じてひたすらジグヘッドリグでネチネチ攻めると、またまた梅崎さんが40アップをキャッチ! さらに48cmも追加! 連発にしばらくごきげんモードになった梅崎さん。その後、船頭が56cm、3800gをキャッチ。続いて山本さんも40アップをキャッチ!

 ラストは東岸フラットウィードでバイブレーションパターン。適度な風が吹き、なんともよさそうな雰囲気の中、3人でひたすらキャストを続けると突然、山本さんのサーミス666-Hが満月に。ついに狙っていたやつがきました! 強烈な引きを見せたのはブリブリの53cm。おめでとうございます! 山本さん、梅崎さん、1日お疲れ様でした。(データ)

April 28, 2006 

 4月28日(金)は中村さんと川口さんをゲストに迎えてのガイド。少し天気がよ過ぎるのが気になるものの、まずはフラットウィードでのバイブレーションパターンからスタート。ポロポロとヒットはしてくるもののサイズがイマイチ。狙う水深を深くしクランクを試してみるがやはりサイズが伸びない。

 昼食後、前日、調子のよかったコンタクトポイントに入り、ジグヘッドをキャスト。まずは船頭が48cmをキャッチ。次は中村さんの番と思ったのも束の間、ここで仕事の都合で午後からしか釣りが出来ない川口さんから連絡が入り、迎えに行くためにいったんマリーナに戻る。

 大急ぎで戻り、同ポイントで釣りを再開するといきなり川口さんが35cmをキャッチ。中村さんも負けてはいない。ドラグをガンガン鳴らし、強烈な引きを見せたのはプリスポーンの47cm。続けて川口さんのロッドもいい感じで曲がっている! これまたブリブリの46cmをキャッチ。お2人ともとりあえず納得サイズを1本ずつキャッチです。

 その後、小型がポロポロとヒットが続き、迎えた夕まずめ、東岸フラットウィードでさらなる一発を求めてバイブレーションパターンを試してみましたが残念ながら不発で終了しました。中村さん、川口さん、1日お疲れ様でした。(データ)

 黄金週間前哨戦も無事週終了。いよいよ1年で最も琵琶湖が賑わうシーズンの一つである黄金週間に突入です。次回は黄金週間前半戦を報告します。では、また。

■使用タックル
クランクベイト
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス676
リール 右巻きベイトリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC12lb
ルアー ティムコ・ファットペッパー
バイブレーションプラグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス666-H
リール 右巻きベイトリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC12lb
ルアー SPRO・アルクシャッド
ジグヘッドリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール スピニングリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド25 1.8g #2
ルアー 各種4inワーム
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するのその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


関根健太オフィシャルホームページ

お知らせ
06/04/15
和歌山中紀での地球丸ソルトウォーター取材はヒラスズキ75cmオーバーキャッチ。5月21日発売号掲載予定。
06/04/11
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、6月末までの予約受け付け中

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06/04/28
琵琶湖ガイド情報
4月22日(土)、まずはゲストの希望する巻き物パターンからチェックしていきます。天気的には悪くないのですが、いかんせん水温が10〜11度と低いままで、差してくる魚をタイミングよく捕まえないことにはそうそう簡単には釣れません。そこで時合いの合間を見てライトリグを試してみると、35cmまでのサイズならそれなりに反応はあるものの、それ以上のサイズを混ぜようとすると、それなりに時間を要する感じでした。(全部読む)

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