Vol.22 トップ、火を吹きかけなんだけど・・・

June 08, 2006 

 6月8日(木)待ちに待った梅雨入り! なかなか火を吹かないトップパターンもこれでガボガボのはず!と思ったものの「本当に梅雨入りしたの?」と思うくらい晴天続き。当然トップパターンは難しく・・・天気というものはなかなかアングラーの思うようにはいかないようです。

 6月8日(木)はサンTVフィッシングライフのベイチヌロケのため清水和行さんとともに神戸港沖へ。お昼過ぎからボートを出したものの、この頃から南からの強風が吹き始め、繊細なフォーリングでの釣りがメインとなるベイチヌではかなり辛いコンディション。

 それでも清水師匠は早々にグッドサイズのチヌをキャッチ。私も必死の思いでストラクチャーへのピッチングを繰り返しなんとかキャッチすることができました。このもようは7月上旬放送予定です。それにしてもスピニングタックルで軽量のジグヘッドをコントロールよくピッチングでキャストするのはなかなか難しいです。いつもだだっ広い所でブン投げる釣りばかりしていますからね。何はともあれ要練習です。(データ)

June 10, 2006

 6月10日(土)は愛知よりお越しの阪野さんご兄弟をゲストに迎えてのガイド。朝イチは薄っすらとした曇り空。トップで出ることを信じて南湖東岸のトップエリアへ。3人で仲よくスーパースプークの小さい方をカコーン、カコーン。まずは弟の良和さんにヒット! 幸先のよい40アップに思わずデヘヘ笑いです。

 勢い付いた良和さん、さらにもう1本追加。一方、むぎわら帽子で決めたお兄さんの英夫さんも1発目は乗らなかったものの2発目はフッキングに成功、無事キャッチ。しかしその後は太陽が顔を出し始め沈黙状態。

 日中は沖のウィードエリアでのライトリグパターンで粘るもののサイズが出ず。迎えた夕まずめ、トップパターンで勝負を掛けることに。日も傾き、ベタ凪ぎの夕まずめはなんともよさそうな雰囲気。3人であらゆるトップをキャスト。どばーん!と出るものの乗らず。やっと乗ったと思ってもウィードに潜られバラシ。10発以上は出たと思うのですが残念。お2人とも1日お疲れ様でした。(データ)

June 11, 2006

 6月11日(日)は兵庫よりお越しの山本さんと梅崎さんをゲストに迎えてのガイド。朝から晴天でしたが、こんなことでくじけるものかとトップからスタート。ペンシルベイト初挑戦の梅崎さんにスーパースプークの小さい方でペンシルベイトのアクション方法をレクチャー。手首を使ってアクションさせてときおりポーズ。うんうんなかなかいい感じです。

 ベイトタックルもブンブンキャストできる梅崎さん。「いつかきっと出ますよ。根気よく投げ続けて、ひたすらアクションさせてください」と伝えると、いきなりどばーん! ワンテンポずらしたフッキングもばっちり決まり、40cmを少し切るもののあっという間に初ペンシルバスをキャッチ。さらに立て続けにもう1本スーパースプークでキャッチ。恐れ入りました。

 日が昇ってからのライトリグパターンはサイズが伸びず、30cmクラスがポロポロ。40アップは船頭がキャッチした1本のみ。夕まずめ、こうなったらトップで勝負。まずは山本さんが1本キャッチ。続けて梅崎さんにもヒット! なかなかの引きに梅崎さんもリールのハンドルがなかなか巻けない。バスも渾身の力で抵抗し、ウィードかわり身の術で見事な逃げっぷり。なかなかよさそうなサイズだったような・・・。

 再び山本さんにヒット! ウィードにグングン突込みなかなかよさそうなサイズ。なかなか寄ってこないもののラグゼサーミス666-Rのパワーで一気に寄せるとあれ?ウィードの塊が・・・。しかもウィードの中に背中にスーパースプークを引っ掛かけた25cmのバスのオマケ付き。一瞬期待したのですが(笑)。山本さん、梅崎さん、1日お疲れ様でした。(データ)

June 12, 2006

 6月12日(月)は愛知よりお越しの井上さんをゲストに迎えてのガイド。本日も朝から快晴。でもやっぱりトップからスタート。ルアーはいつものスーパースプークの小さい方。カコーン、カコーンとテンポよく探っていく。まずは船頭が1本キャッチ。その後も辛抱強く粘ると、ときおりドバンと出てくれるもののサイズは30cmクラス。やはり晴れた日のトップは厳しいです。

 日が昇ってからは沖のウィードエリアでジグヘッドパターン。水温がジワジワと上昇し多くのバスが沖へ沖へを意識していることを感じ、ボデイウオーターに近い硬いウィードが点在するエリアにボートポジションをキープ。船頭が49cmをキャッチ。その後も40cmクラスまではポロポロと拾うことができました。

 夕まずめは再びトップパターンを試すものの、ちょうど風が吹き出してきたために断念。スピナーベイトにチェンジするものの残念ながら大型は不発で終了となりました。井上さん、1日お疲れ様でした。(データ)

 次回はセキネガイド今シーズン初のロクマルキャッチのもようを報告いたします。では、また。

使用タックル
ベイチヌ
ロッド がまかつ・ラグゼソルテージ・ザンロS70MH-EXF
リール シマノ・ツインパワー2500
ライン サンヨーナイロン・アプロードソルトマックスタイプジグ1号
ショックリーダー サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC8lb(1ヒロ、FGノットで接続)
ジグヘッド がまかつラウンド211 2.6g #2
ルアー フィネス・チヌ専用ワーム・ポージー
トップウオーター
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス364
リール シマノ・ニューメタニウムXT右ハンドル
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-Rウルトラ20lb
ルアー ヘドン・スーパースプークJr、ティファ・マイケルビッグほか
スピナーベイト
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス676
リール シマノ・ニューメタニウムXT右ハンドル
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC12lb
ルアー がまかつ・スピナーベイト3/8ozシングルウイロー
ジグヘッドリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール ダイワ・セルテート2500
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド25 1.8g #2
ルアー 4inワーム(プロト)
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


関根健太オフィシャルホームページ


ケンタのガイドベース
アークロイヤルBC

お知らせ
06/06/09
サンTVフィッシングライフ、清水和行さんと神戸港のベイチヌ。7月上旬放送予定。
06/06/02
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、7月末までの予約受け付け中
06/06/02
近日発売の週刊ルアーニュースの連載「健太がゆく」に北海道遠征レポート掲載。
06/05/17
6月か7月発売の地球丸ソルトウオーターに登場予定。神戸港でグッドサイズのベイチヌキャッチ! 指導は清水和行さん。

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06/06/09
琵琶湖ガイド情報
5月4日(日)は福井からお越しの山本さん、上田さんのガイドで湖に出てきました。かなり渋いことを重々説明し、希望通り朝から終日、サイズ狙いに徹するコースです。予想通り結構渋く、なかなかバイトが出ません。そんな中、ひたすらハネラバ&パワーホッグ5in、ブラッシュホッグを投げ続けます。(全部読む)
06/06/07
琵琶湖ガイド情報
5月28日(日)は関東から6名グループのガイドで、リブレガイドスタッフ3艇で琵琶湖をご案内させていただきました。私の船に乗られたのは、市ノ瀬さんと西崎さん。今回はとりあえずデカイのを取りたいとのご希望。(全部読む)

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06/05/04-07 Vol.16
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06/04/29-05/03 Vol.15
黄金週間前半戦
06/04/26-28 Vol.14
黄金週間前哨戦
06/04/21-25 Vol.13
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06/04/15-19 Vol.12
サクラ満開!!
06/04/12-14 Vol.11
4月の大潮、満月!

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